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全女流棋士が激突 新生「第4回会津中央病院・女流立葵杯」 予選組み合わせ決まる

 会津若松市東山温泉を舞台に今年から内容・名称を一新して繰り広げられる女流囲碁のタイトル戦「第4回会津中央病院・女流立葵(たちあおい)杯」の予選の組み合わせが決まった。今年から決勝が「3番勝負」、来年からは「挑戦手合い」に移行するのに伴い、予選は今回から全女流棋士の参加が義務付けられる。昨年より3人多い76人が「会津入り」を懸けて1月16日からトーナメント戦に臨む。

■16日から76人出場

 予選は東京都の日本棋院本院などで行う。会津での本戦に出場するのは8人。昨年の覇者・謝依旻(しぇい・いみん)四冠(27)と、郡山市ゆかりの藤沢里菜女流本因坊(18)は本戦シードとなり、予選では76人が残り6人の出場枠を競う。
 昨年、本戦入りした青木喜久代八段(48)、加藤朋子六段(47)、金子真季初段(21)、鈴木歩七段(33)、王景怡(おう・けいい)二段(30)、稲葉かりん初段(17)は予選の中でシードされ、それぞれブロック準決勝から登場する。
 予選でまず目に付くのは、昨年準優勝の青木八段が入ったブロックだ。昨年の扇興杯で準優勝した向井千瑛五段(29)、一昨年の会津中央病院杯に出場した桑原陽子六段(42)らと同じグループとなった。
 初戦の組み合わせで注目を集めそうなのは、昨年は予選決勝で惜しくも本戦入りを逃し、NHK杯テレビ囲碁トーナメントの司会でおなじみの星合志保初段(19)と、第1回会津中央病院杯に参戦した小山栄美六段(47)の対局。郡山市で指導碁を行っているほか、福島市で昨年打たれた本因坊戦第五局で聞き手を務めた甲田明子三段(40)は、新春のテレビ番組に出演した吉原由香里六段(43)と顔を合わせる。
 昨年「高校生棋士」として話題を呼んだ稲葉初段がいる「関西ブロック」では、今期女流棋聖戦の挑戦者となった牛(にゅう)栄子初段(17)ら若手の動向がポイントとなる。

■3番勝負、挑戦手合いに

 会津中央病院杯はこれまで「2日制・1番勝負」の決勝が特色だったが、今年からより難易度の高い「1日制・3番勝負」になる。さらに来年からは「挑戦手合い制・3番勝負」となり、これによって会津中央病院杯は女流本因坊戦(5番勝負)に次ぐ「序列二位」の女流タイトル戦となる。
 今年の本戦は5月20日に東山温泉の「今昔亭」で開幕する。20日は1回戦4局、同21日に準決勝2局を行い、決勝戦進出者が決まる。同19日に東山温泉の「原瀧」で前夜祭があり、本戦の組み合わせを抽選で決める。
 3番勝負となる決勝は第1局が6月16日、第2局が同18日に今昔亭で打たれる。1勝1敗で並んだ場合、決定局の第3局は6月下旬に日本棋院本院で行う予定。決勝の持ち時間は各3時間、優勝賞金700万円。
 平成30年の第5回から「挑戦手合い・3番勝負」となる。今年の優勝者は来年、予選と本戦を免除され、タイトル保持者として挑戦者との3番勝負に臨む。挑戦者を決定するまでの予選、本戦の方式や対局会場などは今後、検討する。

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