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東日本最大級の起重機船 小名浜港にお目見え

いわき市の小名浜港に到着した起重機船「ぶるまん400」

 海上工事に用いる東日本最大級の起重機船「ぶるまん400」が、いわき市の小名浜港にお目見えした。
 船は6日から市内の久之浜、四倉両沖で、漁場回復に向けて東日本大震災の津波で流失したがれきを撤去する県の漁場堆積物除去事業に当たる。県は平成23年度から相馬市沖や松川浦、新地町沖で事業を進めており、いわき市沖での作業は同船によって初めて行われる。
 船はいわき市の青山海事が約15億円をかけ、熊本県の造船所で造った。全長約70メートル、幅25メートルで、一度に400トンの荷をつり上げられる高さ約50メートルのクレーンを設置した。船体には約2千トンの荷を積載でき、がれき撤去のほかに防波堤工事などにも利用される。
 昨年4月、熊本県で進水したが、熊本地震の発生直後だったため、船の命名式は延期された。地震発生から約3カ月後に日本財団などの協力で式を行い、「ぶるまん400」と名付けた。先月27日に完成し、2日に小名浜港に到着した。
 青山海事の青山武美智社長(56)は「熊本とともに震災復旧を目指すという気持ちを持ち、船を活用して重要な仕事をこなしていきたい」と話した。

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