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県初、国際審判に 県野球連盟県北支部の高橋進也さん 東京五輪野球「ジャッジしたい」

国際審判員のライセンスを手に「東京五輪でジャッジしたい」と夢を描く高橋さん

 県野球連盟県北支部の高橋進也さん(38)=福島市=は県内で初めて全日本野球協会(BFJ)認定の国際審判員となった。日本国内の枠は30人程度という狭き門で、五輪を含む国際大会でジャッジできる最高峰のライセンスだ。2020(平成32)年の東京五輪では県内で野球競技の一部が実施される見通しとなっている。高橋さんは「古里で開かれる五輪に臨みたい」と夢を描いている。
 高橋さんは27年に大阪府などで開かれたU-18ワールドカップ(W杯)や28年にいわき市で開催されたU-15W杯で審判を務めた。県内の審判員が国際大会に臨んだのは初めてだった。
 2016年11月に県野球連盟や県野球協会からの推薦とBFJの承認を経て認定試験に挑んだ。野球規則に関する筆記、球審・塁審としての動きを見る実技などで8割以上得点しなければならない難関だったが、見事に合格した。東北地方では高橋さんを含めて3人しかいない。
 絶え間ない努力が栄誉を手繰り寄せた。平日は会社勤めの傍ら、時間をつくって野球規則を読み込む。動きの切れを追い求めて「アウト」「セーフ」「ストライク」など明確なコールを磨いている。土、日曜日は小学生から社会人までの試合に駆け付けており、休日はほとんどない。
 「審判は100%正しいのが当たり前」が信条。毎試合後、自ら課題を見つけて必ず反省を繰り返す。国際審判員になっても野球に対する真摯(しんし)な姿勢は変わらない。
 県野球連盟などは東京五輪の野球競技の一部試合が県内で実施される場合、審判団に高橋さんが加われるように要望していく方針。高橋さんも技能に加え、語学力を高めたい考えだ。
 「世界で活躍して県民の皆さんに明るい話題を届けたい。審判に興味を持ってくれる人が一人でも増えてほしい」。さらなる高みを目指して自己研さんに励む日々が続く。

カテゴリー:なるほど

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