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感謝の大合唱英国内へ届け 本宮、大玉の小中学生7月に映像収録

合唱を通して感謝の気持ちを英国に届けることを誓う団員、JCメンバーら

 東日本大震災の復興支援への感謝を込め、もとみや青年会議所(JC)は、英国王室のウィリアム王子が激励に訪れた本宮市と、隣接する大玉村の児童・生徒約100人による大合唱を映像とともに収録し、7月にロンドンに響かせる。映像とともに生徒の代表らが渡英。復興の力強い歩みを発信し、国際交流の懸け橋となる。

 ウィリアム王子来訪から5年。感謝の気持ちを届けると同時に、復興の現状を発信して東京電力福島第一原発事故に伴う風評の解消につなげようと、もとみやJCが企画した。平成29年度県地域創生総合支援事業(サポート事業)の採択事業で、同時期に英国訪問団を派遣する市が協力する。
 収録の参加者は両市村の小中学校13校から募り、100人規模の大合唱団を結成する。歌うのは日本青年会議所公式の復興支援ソング「未来へつなぐメッセージ」。自主練習に加え、5、6月には月2回の全体練習をし、7月2日に両市村と安達太良山を一望できる高台で公開収録する。映像は全体で約10分。美しい自然や除染が進んだ様子、人々が笑顔で触れ合う姿などを収める。
 合唱団メンバーのうち両市村の中学校4校の代表者が、もとみやJCメンバーとともに7月18~22日にロンドンを訪問し、映像を届ける。映像はロンドンの複数箇所で紹介する予定で、具体的な場所を今後詰める。
 もとみやJCは22日、現時点で合唱団に応募した児童・生徒約40人と保護者を対象にした事前説明会を市内で開いた。本宮一中3年の市川知愛さん(14)は「本宮は風評被害を受けたが、ウィリアム王子の来訪で元気をもらい、国際交流の機運が活発になった。感謝を込めて大きな声で歌いたい」と目を輝かせた。事業を担当する、もとみやJCの国分久徳さん(34)は「国際交流が地域の財産になればうれしい」と期待している。

■「庭園」姉妹協定、王立区と締結へ 本宮市訪問団も渡英
 もとみやJCと生徒の代表は、本宮市の英国訪問団と同じ日程で渡英する。
 市は10月に開園を予定する「英国庭園」の整備を機に、高松義行市長らが7月にロンドンのケンジントン&チェルシー王立区を訪れる。王立区には、福島民報社が24年7月に実施した「ふくしま復興大使」ロンドン五輪派遣事業を機に「福島庭園」が整備された。市は滞在中、王立区と両庭園の姉妹協定を結ぶ方針だ。

カテゴリー:響く

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