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山木屋の食発信 1日オープン「とんやの郷」

1日の開店に向け、試食用の料理を作る卓哉さん(右)と貴史さん

 川俣町山木屋の商業施設「とんやの郷」がオープンする7月1日、施設内に川俣シャモなどの料理を提供する「吟せん太鼓いちばん亭」が開店する。「山木屋太鼓バーガー」「山木屋白湯ラーメン」など山木屋の地名を前面に出した新メニューが並ぶ。親子丼など定番の料理も多く、山木屋から川俣の食の魅力を広く発信する。

■菅野兄弟が新店舗 郷土色豊かな料理提供

 27日に「いちばん亭」で試食会が開かれ、地域住民ら約30人が新たな味を堪能した。多彩な料理を提供した菅野卓哉さん(42)、貴史さん(40)の兄弟は魅力ある店づくりの誓いを新たにした。
 卓哉さんは「吟哉(ぎんさい)」(川俣町)、貴史さんは「あじせん」(同)の店長として川俣シャモ料理の普及に努めてきた。5月末、卓哉さんが町から「とんやの郷」への出店を打診された。「あじせん」グループ代表の父清さん(66)に相談した上で、山木屋の復興の一助になろうと決断した。
 早速、川俣ならではの食材を使った新メニューの開発に取り組んだ。既存のシャモ料理にひと手間加えたものや、山木屋のカミノ製作所が製造する納豆と地元住民が打った麺を使う「大地の女神うどん」、養蚕で栄えた川俣で昔なじみの桑茶をブレンドしたパン、シェイクなどが完成した。イベントに出向いてPRできるよう多くのメニューに「山木屋」「川俣」を入れた。
 店舗名は2人が経営する「吟哉」「あじせん」と、地域を拠点に活動する「山木屋太鼓」とともに一から始める決意を込めた。町から業務委託を受けて営業し、当面は貴史さんが店長を務める。2人とも自分の店があるため、いずれは地元住民に「いちばん亭」を任せるつもりだ。卓哉さんは「遠方から来てもらえるような店にしたい」と語り、貴史さんは「帰還した人が集える場所になれば」と願っている。
 営業時間は午前11時から午後6時。日曜が定休日だが2日は営業する。問い合わせはあじせん 電話024(565)3929へ。

カテゴリー:なるほど

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