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町への恩返し胸に 7月1日開店「とんやの郷」に運喜出店

陳列された商品をチェックする菅野社長(右)

 県北地方でスーパー「ファンズ」を展開する運喜(川俣町)は7月1日、同町山木屋にオープンする商業施設「とんやの郷」で小売店を開く。菅野好次社長(64)はなじみのある山木屋の人々や東日本大震災後に店舗再建を支援してくれた町への恩返しを胸に刻む。
 28日に商品の陳列が始まった。帰還した高齢者らのため食品を中心に500~600点をそろえる。川俣シャモの加工品や、いずれも町内にあるカミノ製作所の納豆、清川製菓製パン店の「油ぱん」、竹屋菓子店のあめなど地元の名産品も並ぶ。当面は社員1人とパート3人の計4人で接客する。今後は地元雇用も検討する。
 今年3月、町から菅野社長に業務委託の打診があった。出店を決めた理由は過去の「縁」と「恩」だ。運喜の前身「運喜商店」が青果の卸売業をしていた頃、小学生だった菅野社長は父のトラックに乗り山木屋の店舗で野菜や果物の積み降ろしの手伝いをした思い出がある。震災で町内の「ファンズ中丁店」が損壊した際には、町が店舗の解体や新築を財政面で後押ししてくれた。「山木屋の人や町のおかげで今の会社がある」と感謝は尽きない。
 運喜は昨年10月から山木屋で移動販売を始め、帰還した住民を支えてきた。菅野社長は「自分たちが当事者として力を合わせ、山木屋の復興を応援したい」と意欲を燃やしている。
 営業時間は午前11時から午後6時まで。日曜が定休日だが2日は営業する。問い合わせは町原子力災害対策課 電話024(566)2111へ。

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