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青少年向けに航空教育 エアレース年間王者室屋選手

今季獲得したトロフィーを前に戦いを振り返る室屋選手

 飛行機の世界最高峰レース「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ2017」で年間総合優勝を果たした福島市在住のパイロット・室屋義秀選手(44)は、活動拠点とする福島市の農道空港「ふくしまスカイパーク」で青少年対象の航空関連教育プログラムを始める。20日、スカイパークで記者会見を開き明らかにした。
 「航空文化に興味を持ってほしい。航空業界に携わる人材を育てたい」と考えを示した。
 来年夏までにスカイパークの機体展示場隣に建設する新展示場を活用して、小学3年から中学2年までを対象に年間20講座程度を開講する。機体に触ったり、エアショーを見たりして飛行機が飛ぶ仕組みなどを学べる内容とする意向だ。
 これまでに受けた支援を次世代に恩返ししたいとの思いから構想を練っていたという。2025年までの10カ年で福島から航空関連産業に就く人材を育てる。「航空関連産業を職業の選択肢として子どもたちに提示したい」と意欲を語った。

■「県内でレースを」 室屋選手

 記者会見で室屋選手は「総合優勝は通過点。さらに操縦技術を追求したい」と来季の意欲を示した。その上で「いつか県内でエアレースを開催したい」と夢を語った。
 20日朝に県内に戻ると、新聞報道などで県内の熱気を知ったという。今季獲得したトロフィー6本を前に今季を振り返った。第3戦・千葉大会の優勝以降は、万全の体調ではなかったと明かした。最終の第8戦の米国・インディアナポリス大会でコースレコードを出したフライトは「集中力が研ぎ澄まされて『ゾーン』に入った。圧巻だった」と自ら分析した。
 「理想のフライトを追い求めれば当然連覇が見えてくる」と来季に向けて自信をのぞかせた。

カテゴリー:なるほど

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