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衰弱80代男性の命救う 鈴木新聞店(郡山)従業員

購読者の命を救った相楽さん(右)と後藤さん

 郡山市名倉で福島民報を取り扱う鈴木新聞店(鈴木一二社長)の従業員は、同市久留米の自宅で衰弱した状態で倒れていた80代男性の発見につながる連絡をし、男性は一命を取り留めた。
 従業員の相楽留治さん(52)は4日午後4時ごろ、男性の自宅に集金のため訪れた。4日分の新聞がたまり、風呂場の電気も点灯したままになっていることを不審に思い、以前、この地区を担当していた同僚の後藤猛さん(57)に相談した。後藤さんは万が一のことを考え、110番通報した。近くの交番の署員と救急隊員が男性の自宅に駆け付け、倒れていた男性を発見。男性はすぐに市内の病院に搬送された。
 6日午前、新聞店に入院中の男性の親族から命に別条はないという連絡があった。発見が遅ければ危険な状態だったとみられ、感謝されたという。相楽さんは「普段から高齢者の見守り活動を心掛けてきた。とっさの行動が取れて良かった」、後藤さんは「助かって本当に良かった。これからも地域密着で安全・安心な街づくりに貢献したい」と話した。
 福島民報社と福島民報を扱う新聞販売店でつくる福島民報会(鈴木一二会長)は高齢者や地域の見守りをする「思いやり ひと声運動」を展開している。131の販売店で組織する福島民報会は、新聞の戸別配達網を生かして一人暮らし高齢者の安否確認や成り済まし詐欺の被害防止などに力を入れている。昨年、東北地方で初めて日本新聞協会の地域貢献大賞で最高賞に輝いた。

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