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双葉郡をバナナ産地に 五輪で提供、復興アピール JA福島さくら

JA福島さくらが導入を目指す寒さに強いバナナ

 JA福島さくら(本店・郡山市)は、管内の双葉郡でバナナの生産に乗りだす。9日、郡山市内で生産者を対象とした説明会を開き、取り組みへの参加を促した。郡内を産地化・ブランド化し、東京電力福島第一原発事故からの農業再興を進め、2020年の東京五輪・パラリンピックでの提供を通じて世界に復興をアピールしたい考えだ。
 導入を目指すのは寒さに強いバナナで、岡山市の農業生産法人が開発した。凍結解凍覚醒法という技術を活用して、寒冷地への順応性を高めた種から生まれた。早い生育が特徴で、収穫まで通常は1年かかるが、6~9カ月ほどで収穫期を迎える。皮ごと食べられるのも魅力の一つ。
 郡内での営農再開を目指す生産者や、転作による収益拡大に取り組む生産者を募った上で、早ければ今年中に試験栽培を開始したい考え。耕作放棄地の解消にもつなげる。
 JA福島さくらによると、国内で流通しているバナナのほとんどは輸入品で、国内で競合する産地が少ないことなどを理由にバナナ栽培を選択。さらに主要な産地であるフィリピンなどで「新パナマ病」と呼ばれる病気により生産量が大きく落ち込んでおり、市場で高値による取引が期待できるという。

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