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富岡の未来 希望輝く 復興へ中学生が提言

宮本町長(手前右)らに総合学習の成果を踏まえて町づくりの提言をする生徒

 三春町の富岡町立小中学校三春校で学ぶ中学3年生7人は19日、富岡町役場を訪れ、宮本皓一町長らに町づくりに関する提言を行った。生徒は町民へのアンケートや聞き取り調査などを基にまとめた自分の考えを堂々と発表した。
 3年生は1年生の時から「総合的な学習の時間」で富岡町の文化や歴史、町のさらなる復興に向けた取り組みなどについて学んできた。3年間の学習成果を発表するとともに、宮本町長ら町職員に中学生ならではの意見を聞いてもらおうと初めて企画した。
 宇佐見紀香さんは「町民の意見を聞きながら、町民が学べる場を充実してほしい」と要望し、原田萌さんは「ヤマト運輸とバス会社、自治体が行っている乗客と荷物が同じ車両を利用する『客貨混載』を富岡町でも導入しては」と提言した。
 遠藤駿さんは「商店街の空き店舗にカフェを整備してほしい。今話題の『インスタ映え』するような店になれば町のPRにもなる」と提案。川上和希さんと遠藤陸さんは富岡の桜まつりと全国の桜まつりを比較した上で「開催日数を増やし、若い人が参加しやすい内容の新たなイベントをすべき」などと発表した。
 遠藤雅也さんと半谷妃菜さんは、自分たちで製作した麓山の火祭りの紹介映像を上映し、「火祭りで使われるたいまつの制作を体験するワークショップを開いてほしい。若者や子どもに麓山の火祭りが身近なものになる」などと求めた。
 宮本町長は生徒の提言や要望に対し感想や町の取り組みを添えてコメントし、「提言を聞いてうれしかった。皆さんが大人になる頃には震災前の富岡町に近づけるよう、努力したい」と語った。

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