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古里で悲願のVを 過去最多本県出身4人 ホープス

飛躍を誓う本県出身の選手と練習生。左から佐賀、大河原、斎藤、久岐、園部、久能の各選手

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの福島ホープスは悲願のリーグ初制覇に向け地元選手の飛躍に期待が膨らむ。新加入の投手3人を含め、本県出身の登録選手は過去最多の4人で「古里に元気を与えるプレーを」と闘志を燃やす。リーグ参入4季目の戦いは7日開幕する。
 「必ず結果を出す」。新加入の園部翔也選手(23)=いわき市出身=は強い決意を示す。日大東北高時代、最速146キロの直球とスライダーを武器にエースを務めた。卒業前にソフトバンクや日本ハムなど日本野球機構(NPB)の4球団から調査書が届いた。プロへの期待が膨らんだが、指名は逃した。青森大に進学し、指名を目指したが、実現しなかった。「BCリーグは夢を追う場所だが、同時に夢を諦める場所でもある。今年は勝負の年」と背水の陣で挑む。
 新加入の久能雄汰選手(22)=福島市出身=は福島商高卒業後、川崎市で就職した。野球への思いを断ち切れず、同市の軟式チームで野球を再開した。その後、会社を辞め、神奈川県大和市を拠点とする社会人硬式野球クラブチームに入団。アルバイトをしながらプロを目指して練習に打ち込み、ホープス入りのチャンスをつかんだ。「レベルの高いプロの舞台で自分の能力を試す」と意気込む。
 新加入の大河原雅斗選手(22)=郡山市出身=は帝京安積高を卒業して進学した高千穂大1年の秋、野手から投手に転向したのが転機になった。長い手足を生かしたサイドハンドから制球良く投げ込むスタイルで、2年の秋には東京新大学リーグの2部で最優秀防御率、4年の春に最多勝、秋に最多勝と最優秀防御率のタイトルを手にした。「投手に転向して得た自信を胸にチームに貢献する」と語る。
 チーム発足当初から所属し、4季目となる久岐志衣磨(くき・しいま)捕手(21)=二本松市出身、福島工高卒=は「今年こそ正捕手になる」と誓う。昨季までチームの大黒柱だった捕手の笹平拓己選手が抜けた。「自分がしっかりしなくては」。投手陣をけん引する扇の要としてレギュラー定着を狙う。
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 東地区に所属する福島ホープスはリーグ参入初年度の2015年度から3季連続で、地区チャンピオンシップに進んだが、優勝を逃している。

■登録目指し奮起 本県出身の練習生2人
 本県出身の練習生もシーズン中の選手登録を目指し、奮起している。斎藤裕大外野手(23)=福島市出身、保原高、青森大卒=は「思いっ切りの良い打撃でアピールする」、佐賀悠内野手(22)=猪苗代町出身、尚志高卒=は「守備に磨きをかける」と言葉に力を込めた。

■7日富山で開幕戦 ホーム初戦は14日郡山
 ホープスの開幕戦は7日午後1時から富山県高岡市のボールパーク高岡で富山GRNサンダーバーズと戦う。
 ホーム開幕戦は14日午後1時から郡山市のヨーク開成山スタジアム(開成山野球場)で新潟アルビレックス・ベースボール・クラブを迎え撃つ。福島民報社などが協賛し「福島民報社&福島自衛隊協力本部マッチデー」として行う。

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