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Jヴィレッジ再開記念 ふたば未来学園高生ら 田んぼアート制作へ

市川さん(手前左)と田んぼアートの打ち合わせをするふたば未来学園高の生徒(右)

 7月28日のJヴィレッジ(楢葉・広野町)一部再開を記念し、広野町のふたば未来学園高の生徒らがJヴィレッジ近くの水田(楢葉町)約24アールに色とりどりの稲を使った田んぼアートを作り、浜通り復興をアピールする。地域振興に取り組む「福島田んぼアートプロジェクト」代表の市川英樹さん(46)=いわき市四倉町=が発案し、呼び掛けに応じた生徒有志が参加する。7月にも見頃となる見通しで、新たな観光名所としてPRし誘客につなげる。

 水田はJヴィレッジから北東約500メートルに位置する。田んぼアートでは、緑色の「緑大黒」、赤色の「べにあそび」など7色8種類の稲を使用し、キャラクターや「明日へ ならは」の文字を表現する。早ければ7月初旬にも見頃を迎え、Jヴィレッジ再開で活気づく町を盛り上げる。
 ふたば未来学園高からは、渡部亜佳季さん(3年)、根本結花さん(同)、三橋美紀さん(同)、渡辺汐里さん(2年)の4人がプロジェクトに参加している。3月末から他のプロジェクトメンバーとともに、同校の放課後学習支援施設「みらいラボ」で田んぼアートを活用した魅力発信について考えてきた。
 4人は町の明るい未来を連想させ、分かりやすい作品にしようと、田んぼに表す文言を「明日へ ならは」に決めた。楢葉町出身の渡部さんは「色鮮やかな田んぼで復興をアピールしたい」と張り切る。同じく楢葉町出身の三橋さんも「親しみを込めて町名を平仮名にした。県内外からJヴィレッジに訪れる多くの人に見てもらいたい」と笑みを見せる。高校生は今後、田植えなどの作業に取り組む。
 市川さんは東日本大震災後の2014(平成26)年、東京電力福島第一原発の作業員として愛知県豊田市からいわき市に移り住んだ。縁もゆかりもない自分を気に掛け、温かく迎え入れてくれた福島に恩返しがしたいと田んぼアートを企画した。「カラフルな田んぼで注目を集め、福島と農業の魅力を発信したい」と意気込む。
 プロジェクトは昨年、いわき市四倉町のワンダーファーム近隣の水田約18アールに「IWAKI」の文字を浮かび上がらせた。今後は田んぼアートで収穫したコメを使い、菓子など米粉製品の開発も検討している。6日にいわき市四倉、19日に楢葉町で田植え体験イベントを催す予定で、現在、参加者を募っている。
 田んぼアートに関する問い合わせは市川さん 電話090(6570)4698へ。

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