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代表選手ら来訪要請へ 東京五輪・パラ「ホストタウン」の本宮市

ローズドームのつるバラの様子を確認する満山会長(右)

 2020年東京五輪・パラリンピックで「復興ありがとう ホストタウン」に選ばれている本宮市の高松義行市長は7月に実施する英国訪問事業で、英国オリンピック委員会(BOA)に対し、英国の代表選手や大会関係者の来訪を要請する。英国庭園を中心としたまちの魅力をアピールし、市民レベルの国際交流を活発にさせたい考えだ。
 21日に開かれた市議会全員協議会で高松市長が明らかにした。高松市長は7月25日にロンドンでBOAのビル・スゥイーニー最高経営責任者(CEO)と面会し、代表選手らの派遣を直接要請する。構想では、競技を終えた選手らに英国庭園などを訪れてもらい、市民と交流する機会を設ける。
 英国訪問には内閣官房東京五輪・パラリンピック推進本部事務局の職員が同行し、ホストタウン事業の成功に向けてサポートする。

 高松市長を団長とする英国訪問団は7月23日から5日間の日程でロンドンを訪れる。市内の中学生12人がロンドン・ケンジントン&チェルシー王立区役所や福島庭園、在英日本大使館、ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)などを訪れるほか、現地の子どもたちと交流し、国際的な視野を身に付ける。市が交流夕食会を催し、本宮の魅力を発信する。もとみや青年会議所のメンバーも同行する。市は福島庭園のある王立区と昨年7月に姉妹庭園協定を締結している。

■在英県人会満山会長 英国庭園を視察

 在英県人会ロンドンしゃくなげ会の満山喜郎会長(白河市大信出身)は21日、本宮市の英国庭園を訪れ、バラなどが咲き誇る園内の様子を視察した。
 満山会長はロンドンの福島庭園と英国庭園の開園に尽力しており、英国庭園訪問は昨年11月の開園式以来となった。市職員の案内で散策し、春の草花やローズドームのつるバラなどを確認した満山会長は「開園から約半年で英国的な雰囲気を感じる庭園になっていて驚いた。5年、10年と経過すればバラも根付き、素晴らしい庭園になるはず」と笑顔を見せた。
 満山会長は東京電力福島第一原発事故による風評を払拭(ふっしょく)するには実際に県内を訪れてもらうことが重要とし、「(東京五輪・パラリンピック開催の)2020年には英国の子どもたちなど多くの人に庭園に足を運んでほしい」と期待を寄せた。
 英国庭園整備は英国ロンドンの福島庭園開園がきっかけとなった。福島庭園は福島民報社が企画した復興大使のロンドン五輪派遣事業を契機に開園した。

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