ホッとニュース

  • Check

県内居住し情報発信 ハワイの日系三世、寺田さん夫妻

福島への思いを語るスティーブさん(左)とジャッキーさん

 米国ハワイ州の日系三世、スティーブ寺田さん(69)、ジャッキー寺田さん(68)夫妻は来年から数年間の予定で県内に住み、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興支援活動を展開する。2人は準備のため来県し23日、福島民報社の取材に「県内の生活でつかんだ真実を世界に発信していきたい」と抱負を語った。

 スティーブさんの祖父母は熊本、ジャッキーさんの祖父母は福岡と沖縄出身で、それぞれハワイに移住した。2人ともハワイ大卒。スティーブさんは銀行勤務、不動産会社経営を経て米軍に所属し、ワシントン、神奈川県座間、シアトル、ドイツに勤務した。ジャッキーさんは公認会計士として働いてきた。
 スティーブさんは、ハワイのロータリークラブ(RC)会長などを経験してきた。2011(平成23)年6月、ホノルルサンライズRCのメンバーと一緒に本県の復興支援に参加した。当時は米軍に所属し「いつか個人で福島の役に立ちたい」との思いを持った。
 2人とも退職し、大好きな日本や福島のために何かできないかと考えた。スティーブさんは「震災から7年が過ぎ、物理的な復興は進んでいると聞いている。個人で福島のためにできることをしたい」と語る。
 17日から23日までの日程で来県し、国際交流協会や高校などを訪問し、県民と交流を深めている。
 ジャッキーさんは「福島の人々の温かさ、親切さに感動した」と感無量の様子。スティーブさんは「福島に住み、一人の人間として真実の情報を多くの人に伝えていきたい」と目を輝かせた。
   ◇   ◇
 スティーブ寺田さんとジャッキー寺田さん夫妻は23日、来県あいさつで福島民報社を訪れた。
 2人の滞在に協力した福島南RCの横山りつ子会長、鈴木光一幹事、宍戸清和奉仕プロジェクト管理委員会委員長、通訳を担当した福島グローバルRCの鈴木美恵子さんが一緒に訪れた。

ホッとニュースの最新記事

>> 一覧