ホッとニュース

  • Check

赤ちゃん見守り推進 本県などの知事同盟 プロジェクトに賛同

横断幕を手にし、賛同を表明する畠副知事(前列右から2人目)

 本県など14県の若手知事で構成する「日本創生のための将来世代応援知事同盟」は公共の場で泣いている赤ちゃんを温かく見守り、子育てしやすい社会環境にしていく「WE(ウイ)ラブ赤ちゃんプロジェクト」を推進する。31日に仙台市のホテルでサミットを開き、賛同セレモニーを繰り広げた。

 プロジェクトは電車やバス、カフェで、赤ちゃんが泣いてもいいよという気持ちを示すステッカーをスマートフォンなど見える場所に貼り、子育て中の親を応援する。2016(平成28)年にエッセイストの紫原明子さんの発案で始まった。母親向け情報サイト「ウーマンエキサイト」がステッカーを作成し、特設サイトを開設している。
 セレモニーで福島県の畠利行副知事らが横断幕や旗を手にして賛同を表明した。県は11月19日の「いい育児の日」に合わせたステッカー配布などを検討する。

■共同声明を発表
 サミットでは、いい育児の日を通じて家庭や子育てを支える地域の大切さを訴えることなどを盛り込んだ共同声明「みやぎ声明」を発表した。共同声明は【下記】の通り。
 サミットには畠副知事、開催地の村井嘉浩宮城県知事ら各県の知事、副知事らが出席。しごとの創生、働き方改革をテーマにした自由討論を繰り広げた。
 知事同盟は地方の課題に関する情報共有や国への政策提言などを目的に2015年に発足した。次回は滋賀県で開催される。

■自由討論で県の施策紹介 畠副知事
 自由討論に臨んだ畠利行副知事は本県が取り組んでいる施策として(1)県産農林水産物をインターネットで販売するオンラインストアの開設(2)福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の推進(3)再生可能エネルギーの導入-などを挙げた。「住民の帰還に加え、県外から若者を呼び込むための魅力ある仕事づくりが重要」と語った。

■日本精測(会津若松)を選出 将来世代応援企業賞
 知事同盟は31日、子育て支援や女性・若者の応援に積極的な企業をたたえる将来世代応援企業に13社を選んだと発表した。県内からは将来世代応援企業賞に日本精測(会津若松市)が選ばれた。
 サミットの席上、最優秀賞に輝いたエムケー精工(長野県)、優秀賞に選ばれたプラザ企画(岩手県)、日立ソリューションズ東日本(宮城県)を表彰した。

■日本一の県産日本酒もPR
 サミット会場には各県のPRブースが並んだ。本県ブースは全国新酒鑑評会で6年連続日本一となった県産日本酒を紹介するパンフレットや観光ガイドなどが並び、多くの来場者が見入っていた。


■共同声明「みやぎ声明」
一、子どもたちの成長を社会全体で応援するための機運を醸成し、子育ての負担軽減に取り組む。
一、11月19日の「いい育児の日」などを通じて、家庭や子育てを支える地域の大切さをアピールする。
一、若い世代が、希望を持って結婚、妊娠、出産、子育てができるよう切れ目のない支援に取り組む。
一、世代を超えて貧困が連鎖することのないよう、総合的できめ細かな子どもの貧困対策に取り組む。
一、すべての子どもが温かい家庭環境の中で養育されるよう、家庭への養育支援から代替養育までの社会的養育の充実に取り組む。
一、女性が個性や能力を十分に発揮し、輝くことができる社会づくりに企業や地域と一体になって取り組む。
一、「イクボス」として、自ら率先して働き方改革を実践し、働きやすい社会の実現に取り組む。
一、一人ひとりが仕事と家庭を両立できるよう、それぞれのライフステージに対応した「多様な働き方」を推進する。
一、将来世代が「学びたい」「働きたい」「暮らしたい」と感じられる魅力ある地域を創り出す。
一、産学官民が一体となって、地域産業の担い手となる人づくりを推進し、新事業の創出など地域のイノベーションを促進する。
一、地方への移住定住を積極的に支援し、大都市から地方への「新しい人の流れ」を生み出す。

ホッとニュースの最新記事

>> 一覧