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佐藤さん初の委嘱 大玉の地域おこし協力隊

佐藤教育長から委嘱状を受ける佐藤研吾さん(右)

 大玉村で藍染めを通じて地域活性化に取り組む団体「歓藍社」(かんらんしゃ)に所属する1級建築士、佐藤研吾さん(29)=横浜市出身=は、村の地域おこし協力隊員第1号として6月、村教委生涯学習課で勤務を始めた。「大玉の自然や文化、ものづくりなどの魅力を発信したい」と意欲を示している。
 佐藤さんは東京大工学部建築学科を卒業し、現在は同大大学院博士後期課程に在籍。インドの建築単科大の助教授も務める。東日本大震災、東京電力福島第一原発事故をきっかけに2014(平成26)年から村に足を運ぶようになり、2016年から歓藍社の一員として毎月1回、地元農家と藍の栽培や藍染めに取り組んできた。
 「村を盛り上げたいという人にたくさん出会った。村を深く知り、自分も協力したいと思った」という佐藤さん。地域おこし協力隊員として当面、村の自然や文化、歴史、民俗について学ぶ「おおたま学」の冊子の編集、小中学校での講師活動などを予定している。
 村外への発信にも力を入れる。村民の生活の知恵や伝統文化などを動画にまとめてインターネットで発信したり、ものづくりの現場で協働する機会を提供したりすることも考えている。「自然と人の良さが魅力」と語る大玉の地に根差し、新たな挑戦を始める。
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 4日に村農村環境改善センターで佐藤研吾さんに佐藤吉郎村教育長から委嘱状が交付された。佐藤教育長は「企画力と発想力、発信力に期待したい」と話した。村は8月に産業課にも地域おこし協力隊員1人を配置する予定だ。

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