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集え若者「平七小」6月23日に開校 中心市街地に活力

施設前で市民が楽しめるイベントを企画したいと意気込む計良さん(前列中央)ら

 いわき市のJRいわき駅近くのイトーヨーカドー平店に6月23日、若者が集い、新たなつながりを生み出す"小学校"が開校する。「平七小」と名付け、市内で廃校となった小中学校の勉強机や椅子を再利用した。学校の枠組みを超えたイベントなどを催す。中高生・大学生の笑顔があふれる交流の場は中心市街地に一層の活力を生み出す。
 中心市街地に若者が集う場が少なくなっている現状を踏まえ、勉強やイベントを通し交流できる場所を提供する。市民の有志でつくる「たいらまちづくり株式会社」、市内の高校生でつくる「学生団体コネクト」、イトーヨーカドー平店などが企画した。午前10時から午後8時まで誰でも自由に利用できる。
 同店2階の約500平方メートルの空きスペースには黒板や世界地図が掲げられた。「学習&ワークショップゾーン」は教室をイメージした。勉強机や椅子などは2015(平成27)年3月に廃校になった市内の三阪、差塩の各小中学校、永井中で使わなくなった備品を活用した。
 中高生や大学生の放課後や休日の利用を見込むほか、コネクトが文化祭や地域の課題などをテーマにしたワークショップを企画する。コネクト代表で磐城桜が丘高3年の計良まこさん(17)は「勉強ばかりでなく、イベントで新たな出会いが生まれる。みんなが楽しめる憩いの場になってほしい」と語った。
 平七小には、市のイベント情報の発信、市民の作品などを展示する「ギャラリー&情報ゾーン」、「コミュニティー&休憩ゾーン」なども設けられる。
 イトーヨーカドー平店の荒尾哲郎さん(48)は「交流する機会がない世代の交流が生まれ、にぎわいが増せばうれしい」と話した。たいらまちづくり株式会社の猪狩達宏さん(37)は「若者の力は中心市街地のにぎわい再生の追い風になるはず」と期待した。
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 たいらまちづくり株式会社は平七小でイベントやワークショップを開催する個人や団体を募集している。問い合わせは同社 電話0246(21)7777へ。

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