東日本大震災

2011年3月アーカイブ

被災地ルポ 亡き友思い涙こらえる いわき薄磯菅波守夫さん 海岸で遺品探す

亡くなった親友の遺品を探す菅波さん。奥には塩屋埼灯台が見える
 東日本大震災による津波で大きな被害を受けたいわき市平の薄磯地区。かつて住宅が立ち並んでいた海岸沿いの面影はなく、至る所にがれきが散乱していた。  その一角で涙をこらえながら遺品を拾い集める同市平薄磯字小塚、無職菅波守夫さん(78)の姿があった。菅...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

30キロ圏内不明者捜索 県建設業協相馬支部など 警察、消防と協力

重機を投入しての行方不明者捜索活動=南相馬市原町区上渋佐、30日午後1時30分ごろ
 県建設業協会相馬支部(草野清貴支部長)と公共工事関係業者は、原発から半径20キロの避難区域の北側から新地町までの大津波が襲った海岸沿いで行方不明者の捜索と道路の確保、水没した地区の水抜きなどを行っている。  22日から作業に入った。草野建設、庄司...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

両陛下お見舞い 「励みに」「元気いただいた」 本県の避難者感動

避難所の東京武道館で被災者を励まされる天皇、皇后両陛下=30日午後、東京都足立区(代表撮影)
 30日に東京都足立区の東京武道館で天皇、皇后両陛下のお見舞いを受けた本県の避難者は「励みになった」「元気をいただいた」と話し、避難所生活の疲れが癒やされたようだった。  いわき市の無職岡崎三男さん(80)は皇后さまと握手し、涙を抑えることができな...[記事全文

災害廃棄物処理、対策協で検討 環境省審議官 南相馬市長に

桜井市長に災害廃棄物処理について話す清水審議官(中央)と小林所長(右)
 環境省の清水康弘大臣官房審議官は30日、南相馬市役所を訪れ東日本大震災によって生じた災害廃棄物の処理について県や国、各自治体などで構成する対策協議会で対策を検討していくことを桜井勝延市長に伝えた。  小林香東北地方環境事務所長が同行した。  清水...[記事全文

被災者の笑顔に涙 スピードスケート穂積(福島出身)若松で激励

メッセージ入りの国旗を手にする(右から)及川選手、穂積選手、門馬さん
 スピードスケート日本代表の穂積雅子選手(24)=福島市出身=は30日、会津若松市のあいづ総合体育館を訪れ、被災者を励ました。被災者の元気な姿に涙ぐみ、「みんなの温かい笑顔を確認できてよかった」と声を詰まらせた。  代表チームのメディカルスタッフを...[記事全文

県指定先に避難へ 二本松、福島などの旅館 浪江町

 原発から20キロ圏内の浪江町は、避難指示で避難している町民の二次避難先として、県が指定する二本松、福島両市や猪苗代町の旅館などに受け入れてもらうことを決めた。県によると、三市町の温泉旅館やペンション・民宿などで約4300人の受け入れが可能という。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県民の放射線電話相談続々

 「本当に避難の必要はないのか」「子どもを外で遊ばせて大丈夫なのか」「洗濯物を外に干せるのか」  東京電力福島第一原発構内でプルトニウム検出が発表されて以降、県が設置した「放射線相談窓口」の電話が鳴りやまない。29日午前8時からの24時間で相談件数...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

運転再開認めない 5、6号機と第二原発 知事

 佐藤雄平知事は30日、記者会見し、震災による損傷が少なかった東京電力の福島第一原発5、6号機と福島第二原発1〜4号機について、国がエネルギー政策の徹底した検証を進めない限り運転再開を容認しない考えを示唆した。  東電の勝俣恒久会長が福島第一原発1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山シティーマラソン中止

 第18回郡山シティーマラソン大会の実行委員会は30日、郡山市で会合を開き、東日本大震災の影響が大きいことから、4月29日に予定していた大会の中止を決定した。  スタート・ゴールの開成山陸上競技場が支援物資の保管拠点となっている上、コース沿いの建物...[記事全文

若松など5市に軽油100キロリットル配送 県と民間事業者

 県は30日、いわき市の民間事業者と連携し、会津若松、郡山、いわき、白河、相馬の五市に軽油約100キロリットルを配送し、緊急物資の運搬車両などに給油した。相馬市に送られた軽油は行方不明者の捜索に当たる重機や水中ポンプの燃料として活用される。  重油...[記事全文

いわき水道22日までに復旧

 県災害対策本部は30日、いわき市の水道水が津波被災地を除いて4月22日までに復旧する見込みであることを発表した。市内では現在約4万3千戸が断水している。  同本部は、いわき市の6599戸で供給停止となっているガスの復旧が4月上旬となることも明らか...[記事全文

海岸線襲う大津波撮影 原町の酒井さん

大津波が襲った南相馬市鹿島区の真野川河口付近=11日
 南相馬市原町区の会社役員、酒井忠さん(62)は震災直後の11日午後、同市鹿島区の真野川河口付近の海岸線を襲う津波を撮影した。  一瞬にして家屋をのみこんだ津波を目の当たりにし、「地鳴りのような音がした。高さは十メートル以上あった」と当時の様子を語...[記事全文

東電、電源復旧写真を公表

電線の引き込み作業をする東電社員ら=18日(東京電力提供)
 東京電力は30日、福島第一原発の電源復旧作業の様子を写した写真四枚を公表した。  このうちの一枚は、東電社員と協力企業員が防護服を着て、福島第一原発3、4号機の電源工事のため、電線の引き込み作業をしている場面を写している。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

喜多方の地下水いわきへ 大震災被災者支援する会 飯豊山の伏流水4300リットル 2酒造会社

水をトラックに積み込むスタッフ
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被災地ルポ 家族はどこへ 望み捨てず捜索 原町 上野敬幸さん(38) 「人手足りぬ」

被災した住宅跡に供えられた花束。右奥は上野さんの自宅=29日午前11時40分ごろ
 東日本大震災による津波で行方不明となった住民の捜索は終わりが見えない。東京電力福島第一原子力発電所の事故がさらに困難にしている。南相馬市では、被災者でもある多くの消防団員が懸命の活動を続ける。いわき市岩間町では老夫婦の平穏な日々が引き裂かれた。波...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

小名浜にタンカー入港 あすも 相馬には支援物資

ガソリンを積み、小名浜港に入港したタンカー「第3近祥丸」=29日午前8時30分、共同通信社ヘリから
 いわき市の小名浜港大剣埠頭(ふとう)に29日、ガソリンを積んだ石油タンカーが入港した。震災後、県内に石油タンカーが入港するのは初めて。  入港したのは「第三近祥丸」で、ガソリン約2千キロリットルを積載し到着した。午前中に荷揚げ作業が行われた。  ...[記事全文

30キロ圏外も屋内退避線量・国のヨウ素拡散試算 線引きに苦悩する県 「広げれば混乱する」

 「福島第一原発事故の避難・屋内退避区域は今のままでいいのか…」  県の関係者からため息がもれる。屋内退避の30キロ圏外にあるいわき、飯舘、川俣などの各市町村で、原子力安全委員会と県が屋内退避の指標とした被ばく線量に達する−との試算を政府が公表した...[記事全文

県、当初予算見直し 義務的経費除き 6月補正も視野

 県は29日までに、平成23年度一般会計当初予算の内容を大幅に見直す方針を固めた。義務的経費や緊急性の高い事業を除いた予算を復旧関連に充当する方針で、6月定例県議会に補正予算案を提出することも視野に入れている。  震災や原発事故により県民約9万人が...[記事全文

9割「地元に戻りたい」 新潟県内の本県避難者

 東日本大震災発生から二週間となった25日、新潟日報社は新潟県内の避難所で暮らす被災者百人を対象にアンケートを実施した。回答を得た百人は全員、福島県の避難者で、今後どこで暮らすことを望むかとの問いに、9割が「早く地元に戻りたい」と回答。一方、避難生...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県派遣職員を増員 役場移転後の支援強化 双葉郡町村

双葉8町村の支援強化を決めた双葉地方町村長・議会議長合同会議=29日午後1時30分ごろ
 県は、東電福島第一原発の事故を受けて役場機能を移した双葉郡8町村への支援を強化する。各町村の仮役場に派遣している県職員を31日までに最低一人ずつ増員する。双葉地方町村長・議会議長合同会議で県が明らかにした。  役場機能を避難所に移転させたのは広野...[記事全文

謝罪し早急な支援約束 南相馬市長に皷副社長

南相馬市役所で桜井市長に謝罪する皷副社長(右)=29日午前11時15分ごろ
 東京電力の皷(つづみ)紀男副社長は29日、南相馬市役所に桜井勝延市長を訪問し、早急な人的・金銭的支援を約束した。市は30日にも東電に避難者への支援内容や必要な経費負担などのリストを送付する方針。  皷副社長は冒頭、福島第一原発の事故について「大変...[記事全文

パトロール隊投入 第一原発10〜30キロ県警、治安維持で

 県警は29日、避難指示や屋内退避指示が続く福島第一原発から半径10〜30キロ圏内にパトロール隊を投入し、被災地の治安維持活動を強化した。  現時点で被害は少ないが、避難した住民の一部から、自宅が空き巣の被害に遭わないかなど、不安の声が出ているため...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

双葉で常磐線の高架橋が崩落 震災翌日写真撮影 原発で作業の男性

地震の影響で崩落した常磐線の高架橋=12日、双葉町内(読者提供)
 双葉町から福島市内に避難している建設業の男性(43)が震災翌日の12日に撮影した町内の写真を福島民報社に提供した。男性は福島第一原発で電気設備工事関連の業務を担当しており、「いつでも行く準備はできている」と話す。  男性は震災当日、同原発4号機の...[記事全文

第一原発事故の早期収束要望 民主本県国会議員

 本県選出の民主党国会議員らでつくる電源立地所在地域県国会議員団は29日、菅直人首相に東京電力福島第一原子力発電所事故の早期収束と安全対策に万全を期すよう申し入れた。  風評被害に対する全面的補償、土壌や水、大気の検査機関の県内設置、原発立地八町村...[記事全文

平岡保安院次長南相馬市で説明 事故の現状

 経済産業省原子力安全・保安院の平岡英治次長は29日、南相馬市役所を訪れ、桜井勝延市長に福島第一原発の事故の現状を説明した。  平岡次長は震災後の原発事故の経過を説明し、「現在は小康状態が続いているが、まだまだ予断を許さない。もっと事態が悪化する可...[記事全文

原発機能早期回復など要望 双葉地方町村会

 双葉地方町村会は29日の双葉地方町村長・議会議長合同会議で原発機能の早期回復など六項目を県に要望した。要望したのは(1)原発機能が安定するように国と東京電力に強く求めること(2)避難者の住宅確保(3)避難先での雇用確保(4)避難している小中学生、...[記事全文

郡山市と国見町教委連絡先変更

 県教委は29日、震災に伴う児童生徒の教育機会の確保に関する市町村教委連絡先のうち、郡山市教委の電話とファクス番号を訂正、国見町教委の電話番号を変更した。  訂正、変更後は次の通り。  ▽郡山市教委=(電話)024(934)9683・9690、ファ...[記事全文

原子力災害補償特別立法を 佐藤知事 国に求める考え

 佐藤雄平知事は29日に郡山市の県農業総合センターで開かれた双葉地方町村長・議会議長合同会議で、原子力災害の補償に関する特別立法を行うように国に強く求める考えを示した。  佐藤知事は会議終了後の記者会見で「(原発災害については)全て国が対応するとい...[記事全文

被災の県立8校仮設校舎設置へ

 県教委は校舎の地震被害が大きかった県立学校28校のうち、早期の対応が必要と判断した八校について、近く仮設校舎の設置工事に着手する。29日発表した。  八校は次の通り。  福島高、保原高、安積黎明高、郡山東高、湯本高、磐城農高、須賀川養護学校、相馬...[記事全文

仮設住宅入居までアパート家賃助成 相馬市

 相馬市は被災者が仮設住宅の完成まで住む賃貸アパートなどの家賃について2万9千円を上限に助成する。29日までに決めた。  仮設住宅の入居が条件で助成以上の家賃は自己負担となる。...[記事全文

県内被災者に聞く(29日まで、福島民報社調べ)

質問項目(1)3週間近くを経過して一番変わったことは (2)今一番心配、不安なことは (3)1時的に自宅に帰れるとしたら  ◆南相馬市主婦北内裕佳里さん34(福島市・福島商高) (1)長引く避難生活にストレスがたまってきている。 (2)子どもの通学...[記事全文

相馬地方3首長現況、見通し語る

 福島民報社は28日、東日本大震災への対応で現地に残り、被災者救援や地域の復興に取り組む桜井勝延南相馬市長と立谷秀清相馬市長、菅野典雄飯舘村長にインタビューし、各市村の現状や課題、国などへの要望を聞いた。(聞き手 取締役編集局長・浜津 三千雄) ■桜...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

家、公共施設の倒壊多数 仮設住宅設置など急務 須賀川鏡石、矢吹

1階部分が完全につぶれた橋本組(左)。市街地では建物の解体作業が進む=須賀川市、28日午前11時ごろ
 中通りで最大の震度6強に見舞われた須賀川市と鏡石町、6弱の矢吹町。須賀川市は市内各所、両町は旧奥州街道沿いを中心に家屋や公共施設が多数破壊された。東北自動車道で見ても、同エリア内の修復箇所が多く、衝撃のすさまじさを物語っている。 ■被災地ルポ  ...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

津波にのまれ九死に一生 鹿島の漁業小野田さん震災日振り返る

漁の再開を願う小野田健也さん(右)と父親の義二さん
 「生きた心地がしなかった」。津波に襲われながらも九死に一生を得た南相馬市鹿島区の漁業小野田健也さん(29)は避難生活を送る福島市の福島商高で11日の様子を振り返った。  震災直後、消防団員の小野田さんは同僚団員の門馬孝文さん(36)と、沿岸住民に...[記事全文

国の初動態勢、後手に 県原子力発電所所在町協議会長 遠藤勝也富岡町長に聞く

原発事故の一刻も早い終息を求める遠藤町長
 県原子力発電所所在町協議会長の遠藤勝也富岡町長は28日、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故や町民への思いなどついて語った。  −原発事故の対応をどう思うか。  「原発の安全確保は国に全責任があり、諸外国では国が集中管理しているこ...[記事全文

小児の甲状腺被ばく問題なし いわきで調査

 国の原子力災害現地対策本部は28日、福島第一原発の事故で屋内退避圏外の30キロより外側のいわき市で小児(0〜15歳)137人を対象に甲状腺被ばく調査を実施し、全員が問題なかったと発表した。  同本部は、いわき市の一部が緊急時迅速放射線影響予測ネッ...[記事全文

水道水指標値飯舘のみ超過

 水道水からの放射性ヨウ素が検出されている問題で、28日までの県内の検査で、乳児に対する摂取制限指標値の水一キロ当たり100ベクレルを超えたのは飯舘村の田尻浄水場で採取した水159ベクレルのみとなった。田村市は26日に二度目の摂取制限を開始したが、...[記事全文

罹災者の住宅2300戸確保 きょうから申し込み受付 いわき市

 いわき市は東日本大震災で罹災(りさい)した住民らが入居する住宅を2300戸確保し、29日から4月8日まで申し込みを受け付ける。高齢者や障害者らを優先にした上で早ければ4月中旬にも入居できる。28日、渡辺敬夫市長が発表した。  内訳は雇用促進住宅(...[記事全文

避難指示圏内の一時帰宅 県に情報伝えられず 幹部ら反発

 東京電力の福島第一原発事故で、枝野幸男官房長官が検討を表明した避難指示圏内の一時帰宅について、28日現在で県に情報が伝えられていないことが分かった。県幹部は「一時帰宅が実現すれば住民を誘導するのは県、市町村であり、何の連絡もないのはおかしい」と反...[記事全文

「本県復興、次元違う」 小熊氏質問に玄葉戦略相 参院予算委

 玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長、衆院本県3区)は28日の参院予算委員会で、本県の復興について東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響などを考慮し、岩手、宮城両県の被災地とは異なる対応が必要になるとの考えを示した。  みんなの党の小熊慎司...[記事全文

飯舘で土壌など放射能測定へ 70サンプル採取

 県、原子力安全・保安院は28日、飯舘村の依頼を受けて村内20行政区の田畑、住宅、公園などの大気、土壌の放射能濃度を測定するため70サンプルを採取した。  農作業を控え、各地域の数値を把握する目的で、結果が出るのは3日ほどかかる見込み。村は専門家に...[記事全文

1週間の遅れ可能 ジャガイモ植え付け適期 県の農業技術情報

 福島第一原発の事故に伴い農作業の延期を求めている県は、ジャガイモ栽培については植え付け適期から一週間程度遅らせることが可能で、県の情報を参考に営農計画を立てるよう求めている。28日の農業技術情報第四報に盛り込んだ。  農業技術情報では、ジャガイモ...[記事全文

21点全てが基準値以下 ハウスキノコ

 県が27日に発表した、福島第一原発から半径30キロ圏外で行ったハウス栽培キノコの放射能測定結果は【表2】の通り。  14市町村の五品目21点の全てが食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)を下回った。県は結果を踏まえて市...[記事全文

長沼の不明者捜索打ち切り

 藤沼湖の決壊で六人がなくなり二人が行方不明となっている須賀川市長沼地区で継続されてきた行方不明者の捜索は27日、家族の了解を得て打ち切られた。橋本克也市長が28日、明らかにした。  震災当日の11日から27日までの計17間、自衛隊員1192人をは...[記事全文

「帰りたい」74% 若松で避難者アンケート

 会津若松市は市内の避難所にいる被災者に対し、世帯ごとにアンケートを行った。原発事故の影響は予断を許さない状況だが、74%が地元に帰ることを望んでいる。  アンケートは24、25の両日に行い、避難してきた225世帯のうち、180世帯から回答があった...[記事全文

いわきにガソリン 小名浜港一部供用きょうタンカー到着 震災後初

 県は28日、ガソリンなど燃料を運ぶ船舶について入出港の自粛措置を取っていたいわき市の小名浜港の供用を一部開始した。29日はガソリンを給油するタンカーが震災後初めて入港する。30日にも別のタンカーが到着する見通しで、2日間で約4千キロリットルのガソ...[記事全文

南相馬に救援物資運ぶ 元東電執行役員半谷栄寿さん(小高出身) 「少しでも力に...」

救援物資を届ける半谷さん(左から2人目)=南相馬市原町区・栄泉堂
 南相馬市小高区出身で元東京電力執行役員の半谷栄寿さん(57)=東京都港区=は27日、南相馬市に救援物資を運んだ。  半谷さんは都内で古紙回収する環境NPOオフィス町内会の代表を務めており、「風評被害を吹き飛ばす」との思いでトラックには「南相馬がん...[記事全文

東京の庄司タケさん84 復興願いお礼の手紙 津波から逃れ新地町役場に避難

 震災で新地町のJR新地駅付近で脱線・転覆した常磐線普通列車に乗り、津波から逃れるため町役場に避難した東京・三鷹市の庄司タケさん(84)から新地町役場にお礼の手紙が28日までに届いた。感謝の言葉がつづられた内容が復興に尽力する町職員の力となっている...[記事全文

双葉で震度4 石巻は5弱

 28日も東日本大震災の余震とみられる地震が続いた。同日午前7時24分ごろ発生した宮城県沖が震源の地震では宮城県石巻市で震度5弱、双葉町などで震度4を記録した。福島、郡山、白河、いわき、相馬、南相馬の各市は震度3。  気象庁は宮城県沿岸に津波注意報...[記事全文

地盤の一部液状化 国見町役場復旧当分見込めず

地震発生当日の国見町役場1階=11日午後5時ごろ
 東日本大震災で国見町役場の庁舎は、一階から三階までそれぞれ天井板やパネルなどが落下した。地盤も一部液状化し、業務ができない状態となっている。  職員らは、使えるパソコンや書類など持ち出し、近くの観月台文化センターに機能の一部を移転した。当分、復旧...[記事全文

富岡襲う大津波大塚さん撮影

大津波にのみ込まれた富岡町の仏浜地区と襲われる瞬間の同町曲田地区=11日午後3時30分ごろ(大塚博巳さん撮影)
 富岡町の無職大塚博巳さん(70)は東日本大震災による大津波での同町の被害の様子を撮影した。  大塚さんは海鳴りが聞こえたため、JR常磐線富岡駅近くの自宅から高台に避難した。大津波は沿岸部の仏浜地区の家屋をのみ込むと、周囲の土地よりも高い常磐線の線...[記事全文

20キロ圏一時立ち入り柔軟対応 避難者、歓迎の声 懸念の首長も

今後の対応策などについて話し合う遠藤富岡町長(奥)ら=26日午後3時20分ごろ、郡山市・ビッグパレットふくしま
 政府が27日、原発事故の影響で避難指示が出ている半径20キロ圏内への一時立ち入りに柔軟に対応する考えを示したの対して、県内の避難者から歓迎する声が相次いだ。ただ、対象となる市町村の首長らからは「混乱が生じる」などの懸念も示された。  富岡町から東...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

医師ら懸命の対応 津波で水、ガス、電話止まる いわきの舞子浜病院

津波で1階が大きな被害を受けたシーサイドパインビレッジ老人保健施設。左奥が舞子浜病院=27日午後2時30分ごろ
 東日本大震災による大津波で電気以外のライフラインが断たれた、いわき市平藤間の舞子浜病院(本田教一院長、精神神経科)で、入院患者60人への懸命の看護が続いている。1階はほぼ壊滅し飲料水は給水車に頼る。ガスと一般回線電話は復旧の見込みがつかない。厳し...[記事全文

県南7市町村稲作困難 羽鳥湖からの送水管損壊 被害農家2000戸超 現地ルポ

作付けに備え、水田の土手を焼く農家=鏡石町、27日午前11時ごろ
 天栄村の羽鳥湖の水を水田に流すパイプラインが震災で11カ所損壊し白河、須賀川、矢吹、鏡石、泉崎、中島、天栄の7市町村計約3200ヘクタールの作付けが困難な状況になっている。被害を受けている農家は千戸を超える。  鏡石町では、ため池の堤防に亀裂が生...[記事全文

いわきで震度4 余震続く

 27日も東日本大震災の余震とみられる地震が続いた。福島地方気象台の速報値によると、午前5時36分ごろに起きた本県浜通りが震源の地震で、いわき市で震度4を記録した。...[記事全文

南相馬、市民戻り始める

 福島第一原発から半径30キロの屋内退避区域に含まれる南相馬市で、避難した市民がまちに戻り始めたことで商店街の店舗やコンビニエンスストアなどの一部が営業を再開し、市街地を走る車の台数も増えてきた。  原町青年会議所(JC)理事長の田中章広さん(37...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農家、危機感消えず 県のハウス7品「安全確認」 なお風評を懸念 原発事故終息が不可欠

アスパラガスを栽培する本宮市岩根のハウスで風評被害の現状に憤る五十嵐さん=27日午後4時5分ごろ
 「県の安全宣言で野菜は本当に売れるのか」−。県が放射能測定で暫定基準値を下回ったハウス栽培野菜7品目の安全性を確認した27日、県内の生産農家からは安堵(あんど)の声も上がったものの、風評被害への懸念は強い。土壌の放射能汚染調査の結果が出るまで県が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自主避難希望の住民移送を手配 県「20~30キロ圏」対象

 県は東京電力福島第一原発の半径20~30キロ圏内から自主避難を希望する住民に対し、移送の手配などの支援を強化する。圏内に残る場合には生活物資の供給を行う。  国が自主避難の方針を打ち出したことへの対応。  市町村と連携し、半径20~30キロ圏内の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

やっとコンビニ再開 20~30キロ圏内 震災後、原町で初

20~30キロ圏内の南相馬市原町区で初めて営業を再開したセブン―イレブン原町西町店=26日午後4時ごろ
 20~30キロ圏内の南相馬市原町区にあるセブン―イレブン原町西町店が26日、営業を再開した。大震災後に営業するコンビニエンスストアは同区内では初めて。  「開店を待っているお客のために」と、オーナーの高倉豊光さん(48)が桜井勝延市長に直訴。桜井...[記事全文

畑、家畜...どうする 田村 「死ねと言っているのと同じ」 一番重要な時期の農家

ハウスでコマツナの手入れをする農家=田村市常葉町堀田、26日午後2時30分ごろ
 「国は農家に死ねと言っているのと同じ」。福島第一原発から半径20〜30キロ圏内の屋内退避地域の住民に、政府が自主避難を呼び掛けたことで、田村市常葉町など市内の対象区域住民の不満と怒りの声が上がっている。  対象地区は市内でも有数の葉タバコなどの耕...[記事全文

国へ農畜産物被害支援要請 JA伊達みらい緊急会議で意見や要望

農作物支援対策などを要望した緊急会議
 東日本大震災と原発事故に伴うJA伊達みらいの緊急会議は26日、伊達市の同JA本店で開かれた。農家や自治体が、国に対し農畜産物被害への支援を要請した。  同JAの生産部、営農生活委員会の代表者らと民主党県連災害対策本部長の増子輝彦参院議員、同副本部...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1万2000人受け入れ可 大沢知事来県 佐藤知事に表明 群馬県

県災害対策本部を訪れ佐藤知事を激励する大沢知事(右)=26日午前10時55分
 約3千人の県民が避難している群馬県は本県からの避難者の受け入れ態勢を強化する。26日、群馬県の大沢正明知事が福島市の県災害対策本部の佐藤雄平知事を訪問し、さらに多くの県民を受け入れることを約束した。延べ1万2千人の受け入れを計画している。  大沢...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浜通り初の仮設住宅 相馬、新地で着工

仮設住宅の建設が始まった相馬東グラウンド=26日午後3時40分ごろ
 県は26日、相馬市と新地町で浜通りで初めてとなる被災者向けの仮設住宅の建設を開始した。  相馬市は市内北飯渕の相馬東グラウンドに60戸を建設する。初日は業者が土地を区割りし、大型重機などでくいを打つ作業などに当たった。新地町は町内小川の町総合運動...[記事全文

県内4市町に支援物資贈る ホクレン農協連など

ホクレンから届いたタマネギを運び込むJA職員=26日午前11時30分ごろ
 ホクレン農業協同組合連合会とカルビーは26日までにいわき、相馬、南相馬の各市と新地町に合わせてタマネギ約160トンなどを支援物資として贈った。  支援物資はタマネギのほかジャガイモ約33トン、スナック菓子約10万個など。首都圏に輸送していた貨物列...[記事全文

原発周辺地域にガソリン 県など いわきにも配送

 県は26日、いわき市や民間事業者と連携していわき市の給油所にガソリン250キロリットルを供給した。さらに国と協力し、原発周辺の市町村の給油所にガソリン76キロリットルを配送した。  灯油はいわき市内から236キロリットルが県内各地の避難所などに送...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

牛乳の出荷再開 県内メーカー、岩手産で

会津中央乳業に届いた岩手県産牛乳のタンクローリー=26日午前6時30分ごろ
 原発事故による県産原乳の出荷自粛を受け、県内の牛乳メーカー各社は岩手県産原乳を仕入れ、製造・出荷の再開に動き出した。平常時に比べ出荷量は10〜20%程度にとどまるメーカーもあるが、各社は「家庭に少しでも安全な牛乳を届けたい」と張り切っている。  ...[記事全文

避難先で町民支援 美里に対策本部移転の楢葉町 残る住民に移動促す

会津美里町本郷庁舎で町民からの問い合わせに応じる楢葉町職員=26日午後4時30分ごろ
 会津美里町本郷庁舎に災害対策本部を移した楢葉町は、会津美里町の避難所態勢が整い次第、いわき市の避難所に残っている町民に対し、会津美里町内に避難するよう促す。  災害対策本部を設けていた、いわき市の避難所には約200人がおり、町は町民への情報発信の...[記事全文

「滝桜」観光対応を中止 三春町、観桜料徴収など取りやめ

地震後、遊歩道整備がストップしている三春滝桜周辺=26日午後5時30分ごろ
 東日本大震災を受け三春町は26日までに、今春の国指定天然記念物「三春滝桜」の観光への対応を中止することを決めた。周辺に関所は設けず、観桜はできるが、観桜料の徴収などは取りやめる。  町観光協会によると、地震による「三春滝桜」への直接的な被害はなか...[記事全文

被災地行きの一般車目立つ 高速通行可、初の週末

多くの利用者でにぎわった福島市の東北自動車道吾妻PA下り線=26日午前10時45分ごろ
 東北、磐越自動車道で一般車両が通行できるようになり初めての週末となった26日、県内では復興支援の物資を輸送するトラックなどの他、被災地で待つ家族や友人の元へ向かう車が多く見受けられた。  東日本高速道路によると、東北道郡山−郡山南インターチェンジ...[記事全文

広島の高校が15人受け入れ 授業料など免除

 広島県東広島市の武田高は26日までに、東日本大震災の被災者で中学校を今春卒業した浜通りの男女計15人を同校で受け入れる方針を決めた。  同校は就学支援のため授業料と寮費、食費を全額免除する。中学校長の推薦が必要。  同校は東広島ロータリークラブ、...[記事全文

福島の399号国道迂回路拡幅へ 市など申し合わせ

 県県北建設事務所や福島市などは25日、東日本大震災の影響で寸断されている同市飯坂町湯野の399号国道付近の迂回(うかい)路を視察し、幅員が狭いことなどから4月中旬を目標に拡幅補修することなどを申し合わせた。  同国道は地震の影響で落石防止用のトン...[記事全文

デジタル放送視聴できず 4市町村の一部

 26日午後4時半ごろから相馬、南相馬、新地、飯舘の四市町村の一部でテレビのデジタル放送が視聴できなくなった。  NHK福島放送局、福島テレビによると、対象世帯は4万6050世帯。飯舘中継放送所のアンテナ設備が地震の影響で故障し、電波が停止した。一...[記事全文

水稲「浸種」冷蔵保存を 県農業技術情報

 県は26日、東電福島第一原発の事故に伴う農業技術情報の第二報を出した。水稲の移植を遅らせるため、種もみを水につける「浸種」を始めていた場合、冷蔵庫で五度前後に保つよう呼び掛けている。これにより二週間程度、保存が可能になるという。  また、屋外の作...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発30キロ圏内 社会福祉施設の移動先、連絡先発表

 県災害対策本部は26日までに福島第一原発の30キロ圏内にある社会福祉施設の移動先や連絡先を発表した。  施設名と連絡先は次の通り。かっこ内は元の所在市町村。  ◇屋内退避区域高齢者施設▽都路まどか荘(田村)0247(82)6644▽長寿荘(南相馬...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

20~30キロ圏自主避難 「政府対応あいまい」 動揺広がると批判 圏内の首長

 屋内退避圏内の住民に事実上、避難を促した政府の対応に圏内の自治体の首長らから批判の声が上がった。  川内村の遠藤雄幸村長は「地元の判断に任せるようで、大変あいまいな指示」と不信感をあらわにする。同村は16日、村長判断で郡山市内に村民の多くが避難し...[記事全文

20~30キロ圏自主避難 「政府対応あいまい」 脱出か残るか 住民の不安と戸惑い増幅

ビッグパレットふくしまの富岡町・川内村合同対策本部で住民らの電話に応対する職員ら=郡山市、25日午後5時ごろ
 「避難すべきか」「残るべきか」。政府が東京電力福島第一原子力発電所の半径20~30キロ圏内に事実上、避難を促した25日、エリア内の住民は戸惑いの声を上げた。「あいまいな指示だ」「住民の不安をあおる」。自治体関係者も政府の対応に、いら立ちを見せる。...[記事全文

東電社長の謝罪申し入れ 佐藤議長も断る 県議会対策本部会議で明らかに

 佐藤雄平知事が面会を拒否した東京電力の清水正孝社長の福島第一原発事故謝罪申し入れで、佐藤憲保県議会議長も面会を断っていたことが分かった。25日の県議会災害対策本部会議で佐藤議長が明らかにした。  佐藤議長には知事と同様に21日に東電側から社長訪問...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡出身 広畑義久埼玉県副知事 県民の支援全力尽くす

避難者の支援を約束する広畑副知事
 富岡町出身の広畑義久埼玉県副知事は25日、福島民報社のインタビューに応え、被災した古里への思いや双葉町をはじめ埼玉県に避難している多くの県民への支援に全力を尽くす考えを示した。(浪江支局長・浅見 公紀)  −多くの県民が避難所で温かい支援を受け、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

きょうにも取り壊し開始 国文化財の福島教会

地震で被害を受け、解体が決まった福島教会
 福島市宮下町にある国登録有形文化財の日本キリスト教団福島教会が東日本大震災の被害を受け、取り壊されることが25日までに決まった。早ければ26日にも作業を始める。  明治42年建築の教会は地震で煙突が崩れ壁面に亀裂が入った。余震のたびに落下物が増え...[記事全文

相馬港に支援物資

相馬港に到着した食料などの支援物資=25日午前8時20分ごろ
 相馬市の相馬港に25日、国土交通省九州地方整備局の支援物資が到着した。相馬港に海路で物資が搬入されたのは震災後初。  整備局職員や運送業者が食料やティッシュペーパーなどの日用品を段ボールで約300箱分降ろした。  同整備局関門航路事務所の森木亮所...[記事全文

大震災から2週間 避難所に生まれた絆 被災者がまとめ役 グループつくり共同生活

避難者の話に耳を傾ける松本さん(中央)=25日午後2時30分ごろ
 東日本大震災の発生から二週間がたち、長期化している避難所生活にさまざまな変化が生じている。被災者が自らまとめ役として活躍したり、子ども用の遊び部屋を設けたりと、苦難の中にも小さなコミュニティーが生まれた避難所は少なくない。ただ、不自由な生活である...[記事全文

県立高3期一次 出願締め切り平均0.40倍

 今春の県立高校入試の3期選抜の一次出願が25日に締め切られ、県教委は各校の志願状況を発表した。震災の影響により中通り地区と会津地区の高校でのみ実施することになり、全日制は募集定員674人に対し、267人が出願した。平均倍率は0・40倍となった。 ...[記事全文

文化センターなど県6施設 再開めど立たず

 東日本大震災発生から二週間が経過したが、文化センター、図書館、美術館、博物館、文化財センター、アクアマリンふくしまの県立六文化施設の再開の見通しは25日現在立っていない。被害が大きいだけでなく、避難者支援などの県有施設の安全点検が優先され、復旧作...[記事全文

復興の障害は原発事故 知事、大震災2週間で会見

復旧に向けた決意を語る佐藤知事
 震災発生から二週間を迎えた25日、佐藤雄平知事は記者会見し、復興の障害は東京電力の福島第一原発事故だと指摘し、一刻も早い終息を訴えた。  県土復興の課題について聞かれた佐藤知事は「原発事故だ。(終息に向けた協力を)防衛大臣にも都知事にも要請したが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県警人事1日発令 浜通りの署長らは延長

 県警本部は、東日本大震災の発生で延期していた警察職員の一部の異動を4月1日付で発令することを25日に発表した。災害対応が急務のため退職に伴う一部のポストにとどめ、内示されている浜通りの署長らの異動は引き続き延長する。警部以上の異動件数は85件。退...[記事全文

県、退職人事を内示

 県は25日、31日付けの副課長以上の退職人事五件を内示した。  増田裕一郎企画調整課長が国土交通省に復帰する。増田氏は平成19年4月に本県に着任し、地域振興課長、立地グループ主幹などを歴任した。 【退職】(31日)  ▽監査委員事務局次長・斎藤武...[記事全文

大震災から2週間 水は…原発は…家畜は… 尽きぬ心配事

 避難者の心配事はまだまだ多い。いわき市常磐藤原町に避難している同市久之浜町の会社員高橋均さん(46)は「断水を早く解消してほしい」と切実に語った。  原発問題の解決や補償を望む声は一層、大きくなっている。本宮市にいる南相馬市の会社員斎藤成二さん(...[記事全文

南相馬 自由な活動保障して いわき 風評被害防止進めて 自主避難要請で政府に意見

 政府の震災現地連絡対策室は25日、枝野幸男官房長官の福島第一原発から半径20〜30キロ圏内の自主避難要請に先立ち、南相馬、いわき両市から意見を聞いた。  20〜30キロ圏内の住民約5万人のうち3万〜4万人程度がすでに市外に避難したと推測される南相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

安定停止見通し不透明 東電関係者「数カ月以上」 第一原発1〜3号機

 東京電力の福島第一原発事故で、冷却機能を消失した1〜3号機は安定停止に至る明確な時期の見通しが立っていないことが25日分かった。安定停止後、燃料棒を安全管理下に置くまでには膨大な工程が控えており、県内外にいる避難者の帰還には相当の時間を要しそうだ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小児は問題なし 川俣で甲状腺被ばく調査

 国の原子力災害現地対策本部は、福島第一原発の事故で屋内退避の対象になっている半径20〜30キロ圏より外側の二カ所で小児に対する甲状腺被ばく調査を行った。川俣町内で計66人を調べ、全て問題ないと判断した。  緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシス...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電が数値公表 第一原発と海水放射性物質検出

 東京電力福島第一原発の敷地内や同原発付近の海水から放射性物質が検出された問題で、東電は25日、放射性物質の種類(核種)を分析し、数値を公表した。  24日の測定で、放射線業務従事者の呼吸する空気中の濃度限度の11・4倍となる放射性テルルと1・49...[記事全文

出荷自粛外の本県農産物 東京で引き受け 石原都知事

県災害対策本部を訪れ、佐藤知事の出迎えを受ける石原都知事=24日午後1時18分ごろ
 福島第一原発事故で本県の野菜が摂取制限や出荷停止の指示を受けた問題で、東京都は出荷自粛の対象外となっている農産物については県とJAと調整の上、東京都の市場で引き受けることにした。25日、福島市の県災害対策本部を訪れた東京都の石原慎太郎知事が佐藤雄...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

開通2日目大きな混雑なし 東北、磐越道

 東北、磐越両自動車道の全線規制解除から2日目の25日、県内の高速道は大きな混雑などはなかった。  東日本高速道路によると、東北道郡山南−郡山インターチェンジ(IC)間の同日午後2〜3時の通過台数は大震災前の142%に当たる1700台で、磐越道の二...[記事全文

農業技術情報を掲載 ホームページとモバイル県庁

 東京電力の原発事故により本県農業に出荷停止などの影響が広がっていることを受け、県は25日から、ホームページとモバイル県庁に農業技術情報の掲載を始めた。  放射性物質による営農や土壌への影響が懸念されることから、予定している農作業を延期するよう呼び...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

海岸の排水本格化 行方不明者捜索難航で 南相馬相馬

 県災害対策本部は25日、海水がたまり行方不明者の捜索が難航している南相馬、相馬両市の海岸付近の排水作業を本格化させた。  農林水産省、国土交通省、民間から借りたポンプ20台で南相馬市の北海老地区350ヘクタールと相馬市の磯部地区220ヘクタールの...[記事全文

避難車は高速無料 原発事故で1週間程度 本県から

 東日本高速道路は25日、福島第一原発の事故を受け本県から緊急避難する車両の高速道路の通行料金を当面、一週間程度無料にすると発表した。  避難指示、屋内退避両区域からの避難車両が対象で、東北自動車道の本宮、二本松、福島西、福島飯坂、国見、常磐自動車...[記事全文

国に原発収拾求める意見書 福島市議会採択

 福島市議会は25日、最終本会議を開き、福島第一原発事故の早急な事態収拾を国に求める議員提出の意見書を採択した。  意見書は農業を主要産業とする本市では風評による影響は計り知れないと指摘。(1)原子炉を廃炉とすることを前提に速やかに放射性物質の拡散...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島地・家裁28日に裁判再開 いわきなど除き

 福島地・家裁は28日から相馬、福島富岡、いわきを除く管内の各裁判所で裁判を再開する。  関係者の被災状況や交通事情を考慮し、支障ないと判断した事件について実施する。福島地・家裁は東日本大震災を受けて25日までの管内全裁判所の裁判を取りやめていた。...[記事全文

原発事故避難所「赤プリ」を提供 東京都が県民に

 東京都は25日までに、3月末で営業を終了する東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)を、福島第一原発の事故で避難している県民に避難所として提供することを決めた。  提供するのは取り壊し予定の新館(地上40階、約700室)...[記事全文

市内の給水復旧計画を一部修正 いわき市水道局

 いわき市水道局は25日、震災の影響で断水が続いている市内の給水復旧計画の一部を修正した。  小名浜地区の復旧見通しを加えた。泉、鹿島など4月初旬から中旬に給水再開予定の地区が多く、江名、中ノ作は4月22日までかかる可能性もある。久之浜地区は市民の...[記事全文