東日本大震災

2011年3月アーカイブ

輸送業務回復など県対策本部に要望 公明党県本部

 公明党県本部は23日、福島市の自治会館で県災害対策本部に緊急要望した。  要望は、屋内退避区域の住民に生活物資が届くように輸送業務の早急な回復、高齢者や要介護者らへの医療・介護の確保、避難所の機能強化などを求めた。党県本部福島第一原発災害対策本部...[記事全文

農産物の出荷停止区域限定を 自民県連、国要望へ

 自民党県連は原発事故の影響による農産物の出荷停止の対象を県内全域としないことなどを国に求める。23日に開いた役員会で決めた。  要望では、影響を受けていない地域での新たな農産物の作付けも困難になることから、出荷停止の対象区域を限定するよう求める。...[記事全文

東北、磐越道などきょうから 一般車両も通行可

 東日本大震災で、緊急車両や大型車などに利用が制限されていた高速道路は24日午前6時から本県を含む東北自動車道と磐越自動車道の全線、あぶくま高原道路(矢吹−小野インターチェンジ)で13日ぶりに一般車両の通行が可能になる。  JRによると、各線で復旧...[記事全文

店再開元気お届け 店主奮闘 須賀川

いち早くラーメン店を再開した「勝樹」の溝井店主(中央)とスタッフ=須賀川市
 須賀川市牛袋町のラーメン店「シェイシェイらー麺 勝樹」の溝井勝店主(36)は、13日から店を再開した。しょう油ラーメンと塩ラーメンを1日約100杯限定で提供し、隣接する避難所の被災者から喜ばれている。  震災時は食器類が割れるなど大きな被害を受け...[記事全文

県内産品の出荷停止指示受け 若松市長、区域特定要求 「いたずらに不安あおる」

 政府の原子力災害対策本部が県内のホウレンソウとカキナ、牛の原乳の出荷停止を指示したことを受け、会津若松市の菅家一郎市長は22日、同本部と県災害対策本部に対し、県内全域を一律に扱わず、調査により出荷停止区域を特定するよう申し入れた。  申し入れでは...[記事全文

震災で卒業式中止の会津大 有志呼び掛け式典

有志の呼び掛けに83人が集まった卒業式。前列右端は吉岡さん
 会津若松市の会津大で22日、学生主催の卒業式が行われた。この日予定されていた本来の卒業式は地震の影響で中止が決まっていたが、有志の呼び掛けに83人の卒業生が集まった。  卒業式を望む学生が大学に相談し、開催が決まった。卒業生260人全員にメールを...[記事全文

復興へ道のり険しく 被災地ルポ いわき市 進まぬ水道復旧 物資不足も深刻化

震災発生から10日以上過ぎたが、いわき市平の給水所には人の列が絶えない=22日午後5時30分ごろ
 いわき市平の平一町目公園に設けられた給水所。22日も水を求める市民が長い列をつくった。ポリタンクやペットボトルなどに水を入れる市民の口数は少なく、一様に疲れた表情を浮かべていた。  11日の震災から10日以上たつが、市内の6割に当たる約5万7千戸...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

中通り、会津は反発 統一地方選 延期働き掛ける

 総務省発表の統一地方選の延期対象から浜通り以外の市町村が外れたことを受け、中通り、会津地方で選挙実施を予定する市町村関係者は反発を強めている。「地方の実態を無視した判断で、国の認識を疑う」。白河市の鈴木和夫市長は不満をあらわにした上で「延期を県選...[記事全文

2万戸の住宅供給 避難者用、きょうから着工 県災害対策本部

 県災害対策本部は22日、7月末までに約2万戸の住宅供給を進める方針を示した。国見町など五市町で23日から順次、応急仮設住宅を着工する。  22日までに着工が決まった仮設住宅は国見町、桑折町、須賀川市、相馬市、新地町の計297戸。着工後一カ月で入居...[記事全文

「震災復旧費」を専決処分 県の22年度補正予算 236億6100万円を増額

 佐藤雄平知事は22日、震災復旧用に総額236億6100万円を増額する平成22年度一般会計補正予算を専決処分した。専決による県予算の歳出増は史上初。このほか、仮設住宅設置費用などとして総額857億円の債務負担行為を設定。震災対策の県予算の第一弾は総...[記事全文

4首長現況、見通し語る 加藤憲郎新地町長 原発事故早く収束を

まちづくりを見直して再興を誓う加藤町長
 −震災から12日目。町の様子はどのようになってきたか。  「ガソリンや灯油などが入るようになり少しずつ落ち着いてきた。電気は9割、水道は4割まで復旧。食料が足りない家庭にはご飯などを配り始めた」  −被災者の避難所生活が長引いている。  「震災直...[記事全文

4首長現況、見通し語る 馬場有浪江町長 正確な情報開示望む

町民と一緒に復興を目指す馬場町長
 −町民の避難状況は。  「受け入れを依頼した二本松市に約2700人。さらに福島市や川俣町、会津地方、県外を含め計5千人の避難者を把握している。今後も安否を連絡してほしい」  −不足している物はあるか。  「ガソリンが足りないため自由に行動できない...[記事全文

朝日ラバー生産を再開 泉崎、白河

 泉崎村などに工場があるジャスダック上場の朝日ラバー(本社・さいたま市)は22日までに泉崎村の福島、第二福島、白河市の白河の各工場の生産を再開した。  同社では11日発生の地震で福島工場の建物の一部に被害を受けた。建物の被害がなかった白河、第二福島...[記事全文

スポーツで被災者を支援 ゼビオ 次代担う子ども対象に 一流選手招き教室や大会

 スポーツ用品大手のゼビオ(本社・郡山市)の諸橋友良社長は22日、スポーツを通じた本県の被災者支援に取り組む考えを明らかにした。  主に次代を担う子どもたちを対象に、一流選手を招いたスポーツ教室や大会などで子どもたちに生きる勇気や元気を与える。今後...[記事全文

県、ガソリン供給急ぐ 900キロリットルいわき市内に配送

 県は22日、いわき市の民間事業者が保管していたガソリン約900キロリットルを市内の給油所を中心に配送した。23日は震災後初めて中通りと会津地方のバス会社に軽油を送る。車両燃料は徐々に供給態勢が整い始めた。  県は22日、灯油約330キロリットルを...[記事全文

春の福島競馬中止決定 ■中山は来月17日まで中止 皐月賞は24日に東京で

 日本中央競馬会(JRA)は22日、4月9日から24日まで開催する予定だった春の福島競馬の開催中止を正式に発表した。東日本大震災の影響でスタンドの損壊が甚大で安全な競馬開催は困難と判断した。  11日の地震では5階スタンドの天井が一部落下し、スタン...[記事全文

県内企業、動きだす 金融機関や製造工場など

22日に一部テナントが営業を再開した福島市のパセナカ。まだ閑散としている
 震災から12日目を迎えた三連休明けの22日、県内では各企業・事業所が少しずつだが動きだした。浜通り最南端に位置しながら風評などで物流や企業の活動が鈍かったいわき市では、金融機関が軒並み業務を再開した。  東邦銀行は22日、震災後に全て休止していた...[記事全文

浜通りの県立高校合格者番号 磐城 磐城桜が丘 平工 平商

 県教委は22日に発表した浜通り地方の県立高校入試の合格者番号を報道機関に提供した。例年は提供していないが、今回は東日本大震災で各地に避難した受験生が避難所などで合否を確認できるよう福島民報社などに紙面への掲載を依頼した。全員合格の学校を除く各校の...[記事全文

福医大、外来を一部再開 予約患者のみ

外来診療が一部再開した福島医大付属病院の玄関で次々訪れる患者を案内する職員=22日午前10時30分ごろ
 福島市の福島医大付属病院は22日、一部診療科の外来診療を予約患者限定で再開した。再開したのは循環器内科、血液内科、消化器内科、リウマチ・膠原(こうげん)病内科、腎臓・高血圧内科、糖尿病・内分泌代謝内科、神経内科、呼吸器内科、小児科、心身医療科、放...[記事全文

避難者に意向調査 長期的サポートに反映へ 若松市

 被災者の避難生活が長期化する中、会津若松市は支援も長期戦になるとみて、避難者の意向調査を行う。今後の生活の希望を尋ね、避難所での支援、その後のバックアップに反映させる。  意向調査は任意で、避難所にいる家族単位で行う。避難所生活で足りないもの、介...[記事全文

県土地連など2団体書面議決 震災影響で

 県土地改良事業団体連合会(県土地連)、県農業会議の二団体は東日本大震災の影響で今月に予定していた総会が開けず、書面議決を実施する。  県土地連は総会を25日に予定していた。役員改選、平成23年度事業計画案などを書面議決する。今月末の任期満了に伴う...[記事全文

水産物検査し安全性確認へ 県、漁業再開後

 福島第一原発付近の海水から放射性物質が検出された問題で、県は本県沖の漁業の再開後、水産物を検査して安全性を確認する。  ただ、検出された放射性物質の半減期は、セシウム137が30年、コバルト58が14年など、長期間にわたり海水に残るという。県水産...[記事全文

いわきの107歳 磐城ナカ子さん死去

 いわき市で最高齢の107歳の磐城ナカ子(いわき・なかこ)さんは20日午後1時30分、老衰のためいわき市小川町下小川字宮田55の自宅で死去した。告別式は未定。喪主は長男守男(もりお)氏。  入院していたいわき市内の病院が東日本大震災の津波で被災した...[記事全文

4首長現況、見通し語る

 東日本大震災の発生を受け、浪江町の馬場有町長、広野町の山田基星町長、新地町の加藤憲郎町長、白河市の鈴木和夫市長は22日、現在の状況や復旧に向けた今後の見通しなどについて語った。...[記事全文

避難区域の5県立高 2期受験生、全員合格 浜通り3期選抜行わず

 県教委は22日、原発事故の避難指示区域にある双葉、浪江、双葉翔陽、小高商、小高工の五高校の〓期選抜を受験した計354人を全員合格にすると発表した。震災により、採点などの入試事務作業が終わっておらず、合否判断ができないため、異例の判断を取った。また...[記事全文

県議選と6議員選延期 追加指定へ総務省と調整

 統一地方選を延期する特例法に基づき、総務省は22日、東日本大震災の影響で選挙の適正な執行が困難と認められる選挙を一次指定した。本県では4月1日告示、同10日投票の予定だった県議選をはじめ、浜通りの六市町村議選の延期が決まった。残る22市町村で予定...[記事全文

大熊町長や町民に東電副社長が謝罪 田村

東京電力福島第一原発事故を受け、大熊町などからの避難住民に謝罪する皷紀男副社長(奥右)=22日午後、田村市総合体育館
 東電福島第一原発の事故を受け、同社の皷(つづみ)紀男副社長は22日、大熊町災害対策本部が置かれた田村市総合体育館を訪れ、渡辺利綱大熊町長に謝罪した。皷副社長は「地域の皆さまにご迷惑をおかけしたことに対して、深くおわびします」と頭を下げた。渡辺町長...[記事全文

廃炉前提に事故収束を 県市長会と県市議会議長会 東電に緊急要請

松本副知事(右)に緊急要請書を手渡す瀬戸市長(左)、大越議長
 県市長会と県市議会議長会は22日、県と東京電力に東日本大震災に関する緊急要請を行い、福島第一原発の廃炉を前提として事故の収束に全力を挙げるよう求めた。  要請は、地元に放射能漏れに関する情報提供を十分に行い安全確保を図ることなども盛り込んだ。県に...[記事全文

罹災証明や入学手続きなど混乱 役場機能移した双葉郡8町村

 東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて役場機能を移した双葉郡八町村は住民の安否確認や避難所での対応に追われているのに加え、罹災(りさい)証明や小中学校の学校への入学手続きなどで混乱も見られる。県は役場機能のある避難所などに職員を派遣して実態を...[記事全文

原発事故 「落ち着いて行動を」 知事、県民にメッセージ

 佐藤雄平知事は22日、原発事故に冷静に対応するよう求める県民向けのメッセージを発表した。  「大気中から通常より高い値の放射能が検出されているが、人体への影響は限りなくゼロに近いとの評価がある。県内産の原乳、ホウレンソウ、カキナは国の指示に基づき...[記事全文

立谷市長、復興への対応策示す 相馬市区長会

復興に向けて市の対応が示された区長会
 相馬市区長会は22日、市コミュニティセンターで開き、立谷秀清市長が民間アパートの入居あっせんなど復興に向けた対応策を示した。  市が借り上げる民間アパートや雇用促進住宅への入居が23日から始まると説明し、「落ち着いた相馬市を取り戻そう」と呼び掛け...[記事全文

東北道、磐越道 大型車も通行

 東日本大震災の影響で通行止めとなっていた東北自動車道の一関−宇都宮インターチェンジ(IC)、磐越自動車道のいわきジャンクション(JCT)−津川IC(新潟県)などは22日、緊急車両に加えて大型車も通行できるようになった。  郡山市の東北道郡山ICで...[記事全文

風評被害補償が必要 参院予算委で森氏ただす ■岩城、佐藤氏も

 自民党の森雅子参院議員(本県選出)は22日の参院予算委員会で質問に立ち、原発事故で屋内退避している世帯への政府の対処、避難地域に置き去りにされている遺体の搬出、放射能被害を受けた農産物の補償問題などを取り上げた。その中で、ハウス栽培のキュウリも返...[記事全文

「建サク」が救援物資提供 猪苗代の避難所通じ

輸送した物資を避難所へ搬入する井上さん(右から3人目)ら
 インターネットを使い全国規模で建設工事の受発注ができるサイト「建サク」(本部・東京都)の三重県の事務局スタッフは22日、猪苗代町の避難所を通じ本県の被災者に救援物資を提供した。  同サイトは全国47都道府県ごとに事務局がある。震災状況を知った事務...[記事全文

震度4クラスきのうも余震 県内

 22日も東日本大震災の余震などとみられる地震が続いた。  福島地方気象台の速報値によると、同日午後6時19分ごろ発生した本県沖が震源の地震で、郡山、白河、須賀川、二本松、田村、いわき、本宮、南相馬の各市で震度4を記録した。福島市は震度3だった。...[記事全文

復興へ道のり険しく 被災地ルポ 惨状手つかず 県道沿いがれき山積み 新地町

がれきが山積みされた新地町の砂子田川で自衛隊の捜索が続く=22日午前11時ごろ
 海岸から約1キロにある役場まで津波が押し寄せた新地町。震災から12日目の22日、町役場の展望ロビーから海側を眺めると、JR新地駅近くで転覆した電車が震災直後のまま横たわっていた。復興の道のりの険しさを象徴している。  役場から海に向かう県道沿いは...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

女性警察官が相談相手に 福島の避難所

避難者の悩みを聞く女性警察官=22日、福島市・あづま総合体育館
 女性警察官による避難者の相談活動が22日、福島市のあづま総合体育館で始まった。県警災害警備本部は県内の主な避難所を回り、被災者の不安解消に努める。  本部と福島署から女性警察官十人が参加。二人一組で避難者に声を掛けた。家族で避難してきた浪江町の三...[記事全文

被災地への支援に感謝 渡部元衆院副議長

 民主党最高顧問の渡部恒三元衆院副議長(本県4区)は22日の党代議士会で、全国から被災地に寄せられる数々の支援に感謝した。  被災地の国会議員を代表してあいさつし、「被災地の住民は、日本に生まれて良かったと思うほど(支援に)感謝している」と述べた。...[記事全文

知事、東電社長の謝罪拒否 「県民の怒り、不安は極限」

 佐藤雄平知事は22日、東京電力の清水正孝社長の福島第一原発事故謝罪申し入れに対し、面会を断ったことを明らかにした。  佐藤知事は「県民の不安、怒り、憤りは極限であり、おわびを受ける状況でない」と説明している。  佐藤知事には21日夜、東電側から社...[記事全文

入院患者ら避難が完了 原発20〜30キロ圏内

 県は22日、福島第一原発から20〜30キロ圏内の社会福祉施設の入所者、病院の入院患者の避難が完了したと発表した。  県によると、社会福祉施設は20施設。入所者883人に対し、県災害対策本部が関わり搬送したのは297人。病院は七施設で、入院患者は8...[記事全文

学校避難所に臨床心理士巡回 県教委

 避難所の臨床心理士らによる巡回を検討していた県教委は22日、各地区の学校避難所への派遣を始めた。当面は14人体制で子どもたちのメンタルケアに当たる。同日の県災害対策本部で明らかになった。初日は二人一組で県中、県南、会津の三地区を回り、震災や避難所...[記事全文

ヨウ素濃度が減少 第一原発敷地内

 東京電力は22日、福島第一原発敷地内の空気中に含まれる放射性物質の種類(核種)を分析し、数値を公表した。21日に検出したヨウ素131は、放射線業務従事者の呼吸する空気中の濃度限度の1・52倍で、19日に検出した5・94倍から減少した。  放射性セ...[記事全文

4首長現況、見通し語る 山田基星広野町長 財政支援を国に要望

財政支援の必要性を訴えた山田町長
 −震災発生からこれまでの状況は。  「当初は、津波被災者向けに公民館や老人福祉センターなど町内に避難所を開設した。しかし、福島第一、第二両原発それぞれの退避指示エリアがあり、同じ町内で避難指示と屋内退避エリアが混在したことで対応が難しくなった。小...[記事全文

4首長現況、見通し語る 鈴木和夫白河市長 力合わせ復興果たす

道路工事などを速やかに進めると語る鈴木市長
 −市の現状は。  「葉ノ木平地区の土砂崩れでは13人が行方不明となったが、12人を収容、残る一人の捜索を進めている。亡くなった方のご冥福をお祈りする。市内の断水は97%まで復旧した。市内では市民と浜通りの県民合わせて約410人が避難。市のシンボル...[記事全文

医師ら懸命の対応 長期化で風邪まん延懸念 県内避難所

福島市の福島商高体育館の避難所で被災者を診察する市医師会の有我会長(左)=22日午後3時40分ごろ
 被災者の避難所生活が長期化する中、県内外の医師らが懸命に対応している。放射性物質を恐れて十分に換気をしない避難所もあり、風邪などがまん延する心配も。インフルエンザが一部で発症しており、関係者は注意を呼び掛けている。  福島市のあづま総合体育館では...[記事全文

掃除、ごみ出し自主的に活動 避難者「自治会」結成 若松

作業当番を決めて自立した避難所生活に努める外山さん=会津若松市の会津学鳳中・高体育館
 南相馬市や相馬市、いわき市などから44世帯、184人(22日現在)が避難している会津若松市の会津学鳳中・高体育館では避難者全員で"自治会"をつくり、当番を決めて避難所内の掃除やごみ出し、食事の配膳などを自主的に行っている。「自分たちでできることは...[記事全文

知事、東電へ不信増幅 謝罪拒否 「感覚理解できぬ」 危機続き募るいら立ち

東京電力の清水社長の訪問を断ったことを明らかにする佐藤知事=22日午前10時40分ごろ
 「知事、東電社長が一刻も早く知事に謝罪したいと申し入れてきました」  21日午後8時半、内堀雅雄副知事から「おわび訪問」の要請を伝え聞いた佐藤雄平知事は声を荒らげた。  「一刻も早くやることは、原発の火を消すことだ。勘違いするな、そう伝えるんだ」...[記事全文

補償、明言避ける 皷副社長会見 廃炉、有力な選択肢

福島市入りし、県災害対策本部で会見する皷副社長(右)と松井福島事務所長=22日午後5時50分ごろ
 東京電力福島第一原発事故を受け福島市常駐となった同社の皷(つづみ)紀男副社長(原子力・立地本部副本部長)は22日、同市で記者会見した。避難者をはじめ出荷自粛を強いられている農家などへの補償について、「金額や範囲は申し上げられない」と明言を避けた。...[記事全文

「しばし辛抱」と激励 知事 震災後初の避難所訪問 あづま運動公園体育館

あづま総合運動公園体育館に避難した住民の声に耳を傾ける佐藤知事(右)=21日午後1時50分ごろ
 佐藤雄平知事は21日午後、避難所に指定されている福島市のあづま総合運動公園体育館を訪れた。  佐藤知事が避難所を訪れたのは大震災発生後初めて。同体育館内には浜通りを中心に約1300人が避難している。  佐藤知事は避難者と握手を交わしながら館内を巡...[記事全文

滋賀と京都が被災者受け入れ

避難者の受付対応に追われる滋賀県健康福祉政策課の職員
 関西の二府五県でつくる関西広域連合は被災地や被災者の支援に取り組んでいる。このうち滋賀県と京都府は本県の支援を担当。被災者の受け入れなど対応に追われている。  滋賀県は健康福祉政策課に窓口を設けた。公民館など約1500人分の受け入れ体制を整え、既...[記事全文

5首長現況、見通し語る 渡辺利綱大熊町長 教育環境整備が急務

町再建に向け、結束を呼び掛ける渡辺町長
 −田村市総合体育館に対策本部を構えているが、町民の様子は。  「全町民約1万1500人は田村市、三春、小野両町などの避難所19カ所にお世話になっている。この他、自主避難者もいる。先が見えないことへの不安の声を多く聞く。一時帰宅を望む町民も多いが、...[記事全文

5首長現況、見通し語る

 東日本大震災を受け、福島市の瀬戸孝則市長、田村市の冨塚宥〓市長、楢葉町の草野孝町長、大熊町の渡辺利綱町長、葛尾村の松本允秀村長は21日、現在の状況や今後の見通しなどについて語った。 〓(66bb)は日ヘンに景...[記事全文

5首長現況、見通し語る 松本允秀葛尾村長 村民の生活安定重要

一日も早い帰村を目指す松本村長
 −村の状況は。  「村民の多くが会津坂下町やその周辺に移動した。臨時役場の基幹システムも稼働している」  −村独自に避難勧告をしたようだが。  「報道や地元消防署などの情報で危機を感じた。村外退避のマニュアルを作成し、2号機の状態が危険になった1...[記事全文

公有地中心に選定 県災害対策本部 仮設住宅の建設地

 県災害対策本部は21日までに、仮設住宅の建設地として中通りの公有地を中心に選定作業に入った。避難者に一刻も早く住居を提供するため、ある程度まとまった土地で、国有地や県有地、市町村有地などを中心に建設地を探している。  同本部によると、地震による津...[記事全文

県災害対策本部 24時間態勢で対応の職員 疲労、日増しに濃く

 震災発生から10日が過ぎたが、県は連日、約130人を災害対策本部に投入し、24時間態勢で情報収集や避難者支援に当たっている。睡眠時間を削りながら指揮を執る職員もおり、疲労の色が日増しに濃くなっている。  県災害対策本部は総括、情報収集、通信、広報...[記事全文

県、灯油6500キロリットル確保 きょうにも避難所に

 福島県は21日までに、避難所や一般向けの灯油約6500キロリットルを確保した。22日にも全ての避難所に届けられる見通し。  県は県内の燃料を取り扱う企業から灯油を確保。21日は企業を通じて中通り、会津地方の給油所に計330キロリットルを届けた。給...[記事全文

東日本大震災 事業再開に向け連日相談十数件 郡山商議所緊急窓口

 郡山商工会議所が郡山市中町の駅前大通会館に20日設置した緊急相談窓口は連日、事業再開に向けた十数件の相談が寄せられている。月末の手形決済日を控え、「不渡り」の不安を抱える事業所もある。  相談は午前9時から午後4時まで。問い合わせは駅前大通会館 ...[記事全文

南相馬の高齢者ら栃木県へ搬送準備 県災害対策本部

 県災害対策本部は21日、原発災害の屋内退避区域である南相馬市で、在宅介護を受けている高齢者と家族合わせて25人を栃木県に搬送する作業を進めた。同日の同本部会議で明らかにした。  緊急時に備えて移送が必要な要介護者と家族をバスなどで移送した。今後は...[記事全文

東日本大震災 お腹の子「夫の生まれ変わり」 家族避難させ津波で死亡 妊娠6カ月土屋友紀さん

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第一原発事故で第七次申し入れ 共産県対策本部

 共産党県東北関東大震災対策本部は21日、福島第一原発事故に関する第七次の緊急申し入れをした。  屋内退避地区などに取り残されている住民に対する対策を県の責任で図るとともに、スクリーニング体制を強化し検査データを公表するよう求めている。...[記事全文

原発事故対応で政府提言決める 民主県連

 民主党県連は21日、福島市で災害対策本部会議を開き、原発事故の対応、危機管理体制、風評被害対策などについて政府に提言することを決めた。  本県選出国会議員、県議らが出席。本部長の増子輝彦参院議員(本県選出)が「風評被害が大きくなっている。力を合わ...[記事全文

佐藤雄平知事に聞く 原発終息復興の条件 県内で統一選無理

震災復旧に全力で臨む考えを強調する佐藤知事
 県災害対策本部で陣頭指揮を執る佐藤雄平知事は21日夜、福島民報社のインタビューに応じた。佐藤知事は時折、涙を浮かべながら「世界の総力を挙げ原発災害を一刻も早く終息させることが県土復興の条件」と強調した。さらに、4月の統一地方選について県内全域で実...[記事全文

5首長現況、見通し語る 草野孝楢葉町長 国や東電、避難支援を

町民生活確保に向けた対策を示す草野町長
 −町民の避難状況は。  「町のほぼ全域が避難区域になり、いわき市と会津美里町の避難所を中心にお世話になっている」  −避難の長期化に、町民からは不安の声も聞こえる。  「財布を持たず、着の身着のままで避難している町民も多く、下着や小児用品の不足に...[記事全文

菅野典雄村長に聞く 不安計り知れぬ 生活用水は問題ない

放射能への不安を語る菅野典雄村長
 −村の簡易水道から基準値の三倍を超えるヨウ素が検出された。  「村の環境放射能測定値が高いため、県に早期の検査を求めていた。目に見えない敵(放射能)への恐怖や不安、疲労は計り知れない大きさがある」  −どのように対応するか。  「入浴や洗濯など生...[記事全文

県放射線健康リスク管理アドバイザー 長崎大大学院医歯薬学総合研究科長 山下俊一氏に聞く

■「健康上心配ない」  東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故の影響が広がっている。飯舘村の水道水から安全基準の3倍を超える放射性ヨウ素が確認されたほか、環境放射線量の数値が高くなっている。県放射線健康リスク管理アドバイザーで長崎大大学院医歯薬学総合...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東日本大震災 避難区域6高校と養護学校 当面の移転先決定 公共施設などで授業も

 県教委は21日、原発災害の避難指示区域にある浜通り地区の県立高校と特別支援学校計七校が当面拠点とする県立学校を決めた。校長ら学校関係者が常駐し、生徒の避難状況の把握などに努める。七校は福島第一原子力発電所から半径20キロ以内にあり、避難指示解除の...[記事全文

きのうも余震

 21日も東日本大震災の余震などとみられる地震が続いた。福島地方気象台の速報値によると、同日午後9時までに県内で震度1以上を六回観測した。  午前4時54分ごろに発生した本県沖が震源の地震では、二本松市と楢葉町で震度4を記録した。...[記事全文

浜通りの首長インタビュー

 東日本大震災の発生から10日目を迎えた20日、いわき市の渡辺敬夫市長、相馬市の立谷秀清市長、南相馬市の桜井勝延市長、双葉町の井戸川克隆町長は、それぞれ現在の心境や思いを語った。...[記事全文

きのうの県内余震は7回

 20日も東日本大震災の余震などとみられる地震が続いた。  福島地方気象台の速報値によると、同日午後10時までに県内で震度1以上を七回観測した。午前10時30分ごろに発生した本県沖が震源の地震では、二本松市、いわき市、楢葉町で震度4を記録した。...[記事全文

福島は減少傾向 きのうの放射能

 県が県内八地点で行っている放射能測定調査の20日の数値は【表】の通り。福島市で午前一時に、1時間当たり10・10マイクロシーベルトが検出され、平常値の0・04マイクロシーベルトを上回ったが、その後は減少傾向を示した。  この他、福島第一原発から2...[記事全文

ヨウ素剤投与国の指示遅れる 20キロ圏内避難者に

 国の原子力災害現地対策本部は福島第一原発の半径20キロ圏内から避難する人にヨウ素剤を投与するよう、県を通して地元市町村に指示文書を出していたことが20日明らかになった。  しかし、指示を出した16日の時点で避難は完了しており、同本部は「オフサイト...[記事全文

古川道郎川俣町長に聞く 風評被害拡大を防げ

風評被害対策について語る古川道郎町長
 −町内で採取された原乳と水道水からヨウ素が検出された。  「水道水は現在、基準値を下回っており、牛乳も出荷されていない。データも大事だが、国は情報が一人歩きしないよう健康への影響などをしっかりと示し、風評被害が広がらないようにしなくてはならない」...[記事全文

東日本大震災 県外避難2万人超 新潟など7県、名簿作成へ 県外避難所

新潟県長岡市の和太鼓団体の演奏に聞き入る本県の避難者=20日午後6時ごろ、長岡市の宮内コミュニティーセンター(新潟日報社提供)
 東日本大震災の県内被災者の県外への避難が加速し、避難者は20日、2万人を超えた。県災害対策本部や受け入れ先の自治体によると、主な避難先は山形、新潟、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の七県で、新潟県が最も多い。県は今後、県外避難者の名簿を作成し、県内に...[記事全文

玄葉光一郎氏インタビュー 原発事故 政府の指示に従って

安定した物資供給などに努めることを約束する玄葉氏
 政府の災害対策本部で奔走する玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政調会長、衆院本県3区)は20日、福島民報社のインタビューに応じ現在の政府の対応などを語った。  −政府の態勢はどうなっているか。  「菅直人首相らが中心となった原発事故問題のチームと松...[記事全文

放射線リスク 過度の反応戒め いわき管理アドバイザーが講演

講演会で市民の質問に答える(左から)高村、山下の両氏
 福島第一原発で相次ぐ事故による風評被害の広がりが懸念される中、いわき市平の平体育館で20日、放射線リスクを正しく理解するための講演会が開かれた。講師は前日に「県放射線健康リスク管理アドバイザー」に委嘱されたばかりの山下俊一長崎大大学院医歯薬学総合...[記事全文

福医大医学部1人 推薦、前後期計48人 16年以降最多

 福島医大は20日、一般入試後期日程の合格者を発表し、医学部は定員23人に対して23人が合格した。県内高校出身者は一人で、昨年から六人減った。  医学部の県内高校出身合格者数の推移は【表】の通り。推薦、一般入試前期日程と合わせた県内の合格者数は、1...[記事全文

生産農家ら怒り 「県の判断行き過ぎ」 原乳出荷自粛要請

川俣町の酪農家から原乳のサンプルを受ける県の担当者(右)=20日午前11時35分ごろ
 県が県内の全酪農農家に原乳の出荷自粛を要請した20日。生産農家や団体などの関係者から怒りと戸惑いの声が上がった。ただ、現時点では暫定基準値以上の放射性物質が検出されたのは一部市町村にとどまっており、「県の判断は行き過ぎ」との批判も出ている。  県...[記事全文

福大後期 県勢97人合格 前後期計349人 再編後最多に 福島高が13人

 福島大は20日、一般入試後期日程の合格者を発表した。人間発達文化、行政政策、経済経営、共生システム理工の四学類合わせた合格者は定員180人に対し286人。このうち県内高校出身者は97人で、昨春比20人増だった。前期日程と合わせた県内合格者は全学再...[記事全文

浜通りの首長インタビュー 立谷秀清相馬市長 混乱と誤解物流滞る

復興に向けた施策を示す立谷秀清市長
 −震災から10日がたった。市内の様子は。  「震災後の混乱と一部の誤解によって物流が滞っており食料や燃料が不足している。ただ餓死者が出ないだけの態勢は整っている」  −復興への見通しは。  「短期的な考えと、中・長期的な見方で日々前進している。早...[記事全文

ガソリン供給に全力 県、国との協議まとまる

 東日本大震災発生以降課題となっているガソリンの供給について県は20日、国との協議がまとまり、県外から持ち込む態勢が整ったことを明らかにした。佐藤雄平知事は同日の記者会見で「4、5日の間にガソリンや軽油の心配はなくなるのではないかと思う」と述べた。...[記事全文

東日本大震災被災地ルポ

 激しい地震と巨大津波は、海とともに歩んできた浜通りの暮らしを一変させた。東京電力福島第一原子力発電所の危機的状況が追い打ちを掛ける。奪われた多くの命、破壊されたマチ、不足する生活物資、避難を余儀なくされる住民…。被災から10日、悲惨な状況の中で人...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

災害ボランティア始動 桑折町民45人登録、瓦撤去 県内に広がる奉仕の輪

道に落ちた瓦などを撤去する高校生と大学生
 桑折町社会福祉協議会と町は北町の「ふれあい館」に災害ボランティアセンターをつくり、20日から本格的に稼働した。  町民45人が登録。最初の仕事は一人暮らしの高齢者宅から落ちた瓦の撤去。岡崎文礼君(福島高2年)林王鏡花君(同1年)幕田裕和さん(東北...[記事全文

キャラメルやキュウリ 風評被害を懸念

 酪農業者以外にも風評被害を含めた影響や懸念が広がっている。県産材料を使った生キャラメルの製造・販売をしている向山製作所(本社・大玉村)は機内食として出荷予定だった生キャラメルの出荷を当面見合わせることになった。  放射性物質の検出が公表された後、...[記事全文

東日本大震災 退避圏から患者搬送 福医大 あすから一部外来再開 医療正常化へ一丸

南相馬市内の医療機関から福島医大付属病院に搬送された患者の容体を確認するDMATの医師や救急関係者ら=20日午後4時20分ごろ
 県災害対策本部は20日、福島第一原子力発電所から20〜30キロ圏内の屋内退避区域にある病院などからの搬送を本格化させ、22日にも避難が終了する見通しとなった。県内の医療体制も正常化へやっと動き出した。県内医療機関の中核福島医大付属病院は水道が復旧...[記事全文

被災地ルポ 南相馬市 車や通行人の姿なし 残っても生活できない

人の姿が消えた南相馬市原町区の野馬追通り=20日午後3時ごろ
 東京電力福島第一原発の危機的状況を受け、独自に市民を避難させることを決めた南相馬市。20日は市民ら合わせて約500人が避難所の原町一小、石神一小、鹿島中など七つの小中学校から地元の昭和観光バスなど13台で新潟、群馬両県に向かった。  原町一小でバ...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

知事 総力挙げ県民の安全守る

唇をかみしめながら県民の安全確保への決意を語る佐藤知事
 佐藤雄平知事は東日本大震災発生から10日目の20日、県民の安全確保などに向けた決意を語った。ガソリン、灯油の配送が軌道に乗り始めたことや、避難者の不安解消に取り組む考えを示し「県災害対策本部は総力を挙げ、県民の安全を守る」と力を込めた。  東京電...[記事全文

被災地ルポ 相馬市 松川浦がれき山積み 観光地の面影見られず

がれきや車が重なり合う相馬市の松川浦観光案内所前=20日午後0時20分ごろ
 潮干狩りで知られる相馬市の松川浦は例年なら3月から4月にかけて浦開きする。しかし、巨大な津波に襲われ10日が過ぎた潮干狩り場周辺は、打ち上げられた漁船、流されてきた木材、横転した車などが山積みになったままだ。  駐車場は潮の匂いがする砂に覆われ、...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

浜通りの首長インタビュー 渡辺敬夫いわき市長 水と食料の確保急務

物流の確保などを訴える渡辺敬夫市長
 −地震発生から10日が経過した。市の現状は。  「市民生活が限界にきている。とにかく食料が入ってこない」  −ライフラインはどうなっているのか。  「電気はほぼ、復旧した。ただ、水道については面積が広いため、まだ30%程度。風評によって通常、行わ...[記事全文

浜通りの首長インタビュー 桜井勝延南相馬市長 国と東電情報提供を

国、県の対応に不満を語る桜井勝延市長
 −屋内退避で避難を決断した理由は。  「家が津波で流された人が多く、少しでも不安を取り除き、安全を確保したかった。一挙に移動はできないために備えた」  −県外への避難が多い。  「テレビで窮状を訴えてすぐ、新潟県知事から全面的に受け入れるという温...[記事全文

埼玉・杉戸の4施設で生活 富岡、川内の被災者

埼玉県に避難した被災者=読者提供
 富岡町の友好都市埼玉県杉戸町に避難した同町と川内村の被災者約250人は杉戸町などの四施設で生活している。久々の入浴などで避難生活の疲れを癒やした。杉戸町での受け入れは19日までで定員に達して休止となる予定。...[記事全文

県、現体制2カ月継続

 県は19日までに、今春の人事異動を先送りし、現体制を4月から二カ月程度、継続する方針を固めた。  4月1日の発令を予定していたが、震災復旧と被災者支援に業務が集中しており、例年通りの異動を行うことは不可能と判断した。一部で定年延長の措置が取られる...[記事全文

「避難民対応で手いっぱい」 県内市町村 統一選延期を希望 被災地復興優先を

 県が回答した16市町村だけでなく、統一地方選で選挙を行う県内28市町村の大部分は選挙の延期を望んでいる。総務省は震災で壊滅的な被害を受けた市町村などを延期の対象としたが、避難住民の受け入れなどを想定していないことに対し、各市町村からは不満の声が上...[記事全文

貨物船から46人救助 相馬港

 海上保安庁は15日から16日にかけ、相馬市の相馬港内で日本船籍の貨物船二隻から計46人を救助した。全員、命に別条は無いという。一方、相馬沖などで男女四人の遺体を発見し、県警に引き渡した。19日までに公表した。  同庁によると、15日に相馬港で座礁...[記事全文

小児向け薬品抗生物質不足 郡山の避難所診療所

 富岡町と川内村などの被災者が生活する郡山市のビッグパレットふくしまの診療所で、小児向け薬品や抗生物質などが不足し、要介護者も不十分な態勢での生活を余儀なくされている。井坂晶双葉郡医師会長は態勢の充実を国や県に訴えている。  同所では、高血圧症や糖...[記事全文

飯舘村民は栃木・鹿沼に きょうも希望者が避難

バスに乗り込む村民ら=19日午後0時50分ごろ、飯舘村役場前
 飯舘村は19日、栃木県鹿沼市の避難所に被災した村民ら313人を避難させた。  村役場に陸上自衛隊のバス三台と村のバス四台の計七台を用意。菅野典雄村長が「避難生活を乗り切り、また村をもり立ててください」と話し、午後一時に鹿沼市総合体育館に送り出した...[記事全文

東日本大震災 「疎開」の子に学びの場 小中校受け入れ 避難先自治体教科書給付を検討

福島市の福島高の避難所でボランティアと塗り絵を楽しむ子どもたち=19日午後0時30分ごろ
 東日本大震災の県内被災者の避難所生活が長引くことが予想される中、避難先の小・中学校が被災した小・中学生を受け入れる動きが広がってきた。文部科学省が各市町村教委に対し、入学や転学希望があった場合、可能な限り速やかに受け入れるよう求めたのに対し、多く...[記事全文

放射線管理アドバイザーを委嘱 県、正しい知識提供

 県災害対策本部は19日、放射線の健康被害に関する世界的権威二人を県放射線健康リスク管理アドバイザーに委嘱した。放射線と健康に関する正しい知識を県民に提供する。  委嘱したのは世界保健機構(WHO)緊急被ばく医療協力研究センター長の山下俊一氏=長崎...[記事全文

消防車両、いわき集結 消防庁富岡ゆかりの隊員も 放水作業

19日未明に福島第一原発構内に入り放水作業を行った東京消防庁第三消防方面本部の消防救助機動部隊員の労をねぎらう新井消防総監(左)=19日午後0時10分ごろ
 東京電力福島第一原発への放水作業に当たる東京消防庁の消防車両の集合場所になっているいわき市の四倉海水浴場の駐車場には、19日も隊員らが続々と集まった。原発に向け出動する隊員に対して残る隊員が敬礼し、励ます姿も見られた。  19日未明に東京消防庁の...[記事全文

廃炉前提の対応を要請 経産相に原郡山市長

 福島第一原発の事故に伴い多数の避難者を受け入れている郡山市の原正夫市長は19日、東京電力幹部が福島第一原発の廃炉を「検討している」と発言したことを受けて、「国と東電は廃炉を前提として対応し、米国の支援を受け入れて一刻も早く沈静化すべき」と海江田万...[記事全文

小名浜石油 出荷を一部再開

出荷のため小名浜石油を出るタンクローリー車=19日午前10時40分ごろ
 被災地でガソリンなどが不足している中、操業を一時停止していたいわき市の小名浜石油は19日、国の指示を受け石油製品の出荷を一部再開した。  敷地内に石油製品を貯蔵する同社は「原発事故で社員の安全を確保できない」として業務を停止していた。19日はタン...[記事全文