小名浜にタンカー入港 あすも 相馬には支援物資

いわき市の小名浜港大剣埠頭(ふとう)に29日、ガソリンを積んだ石油タンカーが入港した。震災後、県内に石油タンカーが入港するのは初めて。
入港したのは「第三近祥丸」で、ガソリン約2千キロリットルを積載し到着した。午前中に荷揚げ作業が行われた。
ガソリンは、いわき市を中心に、県内の給油所に運ばれた。31日には重油、ガソリン、灯油合わせて約4千キロリットルを積載したタンカーが入港する予定。
相馬市の相馬港には29日、広域防災フロートに積まれた国土交通省北海道開発局などからの支援物資が到着した。
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県は29日、いわき市の民間事業者と連携し、県北、県中、県南の各地域の給油所にハイオクガソリン計228キロリットルを輸送した。重油56キロリットルを県北、会津の両地域に届けた。
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