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9割「地元に戻りたい」 新潟県内の本県避難者

 東日本大震災発生から二週間となった25日、新潟日報社は新潟県内の避難所で暮らす被災者百人を対象にアンケートを実施した。回答を得た百人は全員、福島県の避難者で、今後どこで暮らすことを望むかとの問いに、9割が「早く地元に戻りたい」と回答。一方、避難生活の中で心配なことには7割以上が「原発の影響」と答え、原発周辺で暮らしてきた被災者の複雑な心境をうかがわせた。
 回答者は、原発事故で市内の一部が避難指示などの区域に含まれる南相馬市の出身者が最も多く、71人を占めた。今後希望する居住地については、89人が「なるべく早く地元に戻りたい」と回答。「まだ分からない」は六人、仮設住宅など「当分新潟県内で」は二人にとどまった。新潟県内に定住を望む人はいなかった。
 地元に戻る希望でも「家は無事だが、原発の安全が確認されないと帰るのは難しい」(南相馬市・69歳男性)など、早期帰宅のめどが立たないと訴える人が多数いた。
 心配なことを複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「原発の周辺環境への影響」で7割以上の人が挙げた。「自宅の状態・新たな住居の確保」が6割以上。「仕事」についても約半数が気掛かりだとした。

カテゴリー:福島第一原発事故

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