東日本大震災

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東京の庄司タケさん84 復興願いお礼の手紙 津波から逃れ新地町役場に避難

 震災で新地町のJR新地駅付近で脱線・転覆した常磐線普通列車に乗り、津波から逃れるため町役場に避難した東京・三鷹市の庄司タケさん(84)から新地町役場にお礼の手紙が28日までに届いた。感謝の言葉がつづられた内容が復興に尽力する町職員の力となっている。
 庄司さんは書類を取るために出身地の宮城県亘理町を訪れ、東京に帰る車中で震災に遭った。列車を降り、新地町役場に到着した直後に津波が役場近くまで押し寄せたという。「津波が来るといわれ、無我夢中で役場まで走った。怖くて後ろを振り返る勇気はなかった」と当時の様子を語った。
 地震から3日後の14日朝に長男と長女が迎えに来るまで町役場で食事や連絡手段などで面倒を見てもらったという。手紙で「大変、親切にお世話いただき、本当にありがとうございました。役場の皆さんは、お体を大切にお過ごしください」と気持ちを伝えた。
 庄司さんは「新地の皆さんに何かの形でお礼をしたい。早く元通りの町になってほしい」と復興を強く願っている。

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