東日本大震災

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避難先で町民支援 美里に対策本部移転の楢葉町 残る住民に移動促す

会津美里町本郷庁舎で町民からの問い合わせに応じる楢葉町職員=26日午後4時30分ごろ

 会津美里町本郷庁舎に災害対策本部を移した楢葉町は、会津美里町の避難所態勢が整い次第、いわき市の避難所に残っている町民に対し、会津美里町内に避難するよう促す。
 災害対策本部を設けていた、いわき市の避難所には約200人がおり、町は町民への情報発信の一元化や所在確認などのため会津美里町への避難を呼び掛けている。会津美里町は現在、ほぼ満員となっている避難所を楢葉町の被災者の受け入れのため、拡大することも視野に入れている。
 一方、いわき市に残る楢葉町民からは、「地元に近い方がいい」「いわき市の職場に通うためにとどまりたい」など、いわき市での避難生活を希望する町民も少なくない。
 会津美里町の五カ所の避難所は26日までに、楢葉町民約1100人が避難している。楢葉町職員は同日までに約70人が会津美里町に入っており、災害対策本部の運営や避難所の対応に努めている。本部には自主避難している町民から「地元に戻れるのか」「自主避難生活の救済措置はあるのか」などの問い合わせが相次いでいる。
   ◇  ◇  現在、田村市総合体育館に役場機能を移している大熊町は会津若松市に対して、役場機能の移転と住民の受け入れを要請している。双葉町はさいたま市のさいたまスーパーアリーナ、富岡町と川内村は郡山市のビッグパレットふくしま、広野町は小野町町民体育館、浪江町は二本松市役所東和支所、葛尾村は会津坂下町川西公民館にそれぞれ、役場機能や災害対策本部を移している。

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