東日本大震災

2011年4月アーカイブ

春届けたい 花で生きる力を 福島・花見山阿部さん 来訪者待つ

震災後も変わらず咲く花々をめでる阿部さん=福島市の花見山公園
 例年30万人以上の観光客が訪れる福島市の花の名所、花見山公園は今年もウメ、サンシュユ、レンギョウなどが競うように咲き誇る。「どんな時でも花の美しさは変わらない」。園主の阿部一郎さん(91)は3日、いつも通り園内を見回った。  4月を迎え、例年なら...[記事全文

福島の避難所で災害対応を助言 県弁護士会

 県弁護士会は3日、災害対応の無料法律相談会を福島市のあづま総合体育館とパルセいいざかの避難所で開き、被災者の悩みに助言した。  あづま総合体育館では佐藤初美、紺野明弘両弁護士が「収入の見通しが立たず、住宅ローンの支払いができない」、「倒壊した自宅...[記事全文

避難所に壁新聞 県災害対策本部が発行

福島市の福島テルサに情報提供紙を張り出す職員=3日午後2時ごろ
 県災害対策本部は3日、「避難所の皆様へ」と題した情報提供紙を発行した。今後は週二回程度、被災した県民が生活する県内外の避難所に張り出す予定。  同紙はA3判の壁新聞で、生活支援に関する内容を盛り込んだ。仮設住宅の情報や小中学生の転入学の相談、各種...[記事全文

広野町 2次避難先など説明

山田町長(右)から2次避難の説明を受ける広野町民=3日午後1時45分ごろ、石川町総合体育館
 広野町は2、3の両日、町民が集団で避難している県内五カ所の避難所で、ホテルや旅館への二次避難に向けた住民説明会を開いた。町は復旧作業が進まず町内で生活することが難しいことを示した。  広野町民の二次避難先となるのは、いわき市湯本地区、石川地区、東...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自力移動困難159人原発20〜30キロ圏

 福島第一原発の20〜30キロ圏内で、移動にストレッチャーが必要な「自力困難者」が159人いることが分かった。3日の県災害対策本部会議で明らかになった。  圏内の「自力困難者」は南相馬市が最も多く111人。田村市が21人、いわき市が10人、飯舘村が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

春届けたい 客の笑顔に力もらう フォーラム福島の阿部さん

「気持ちにゆとりが出た人から映画のある生活を取り戻してほしい」と願う阿部さん=フォーラム福島
 福島市の映画館「フォーラム福島」支配人の阿部泰宏さん(48)は3日、笑顔で帰る客を見送りながら、映画を楽しむ当たり前の日常がいかに貴重かを感じていた。震災から約3週間ぶりに上映を再開すると、館内は映画を楽しみにしていた多くの市民で埋まった。  自...[記事全文

不安抱え全町移転 大熊町民、若松へ 「役場」あす移転

菅家一郎会津若松市長らの出迎えでバスから降りる大熊町民(左)=3日午後2時25分ごろ、会津若松市
 大熊町は5日に役場機能を田村市総合体育館から会津若松市役所追手町第二庁舎(旧会津学鳳高)に移す。今月中旬には市内の旧河東三小を町小中学校会津若松分校として開設する。  大熊町民の第一陣は3日に会津若松市、喜多方市、北塩原村の旅館などに到着した。こ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「買い物、飲食地元で」 菅家市長が消費呼び掛け 若松

「これまで通り地元で飲食を」と呼び掛ける菅家市長
 震災による会合の自粛ムード、風評被害の広がりなどで地域経済が落ち込んでいる現状を踏まえ、会津若松市の菅家一郎市長は30日、会見で「会津の元気を取り戻すため、これまで通り地元で買い物や飲食をしてほしい」と呼び掛けた。  菅家市長は「被災者の心情に配...[記事全文

給食新学期間に合わず 午前授業、弁当… 対応苦慮 調理施設被災の県内小中校

 東日本大震災で県内の複数の小中学校の調理施設が被災し、学校給食が新学期の授業開始に間に合わない状況となっており、各校とも対応に苦慮している。  郡山市では二カ所の中学校給食センターと、小学校の自校式給食施設の多くが被災し、使用できない状況だ。ボイ...[記事全文

開成山野球場、来月10日予定 楽天―日本ハム中止 11日から払い戻し

 5月10日、郡山市の開成山野球場で開催予定のプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス対北海道日本ハムファイターズ」戦は東日本大震災の影響で球場が使用不可能のため、中止します。  前売りチケットの払戻期間は4月11日〜5月31日(午前10時〜午後5時...[記事全文

被災者支援の医師ら対象に電話相談窓口 福医大、きょう開設

 福島医大は4日、避難所などで被災者を支援している地域医師会、医療施設の医師らを対象にした電話相談窓口を設置する。3日、発表した。  脳疾患、心臓病、呼吸器疾患、消化器疾患、糖尿病、腎臓疾患などに関し、同大に常駐する専門スタッフが対応する。避難所の...[記事全文

地滑りで家屋損壊 いわき・西郷団地 40世帯が避難

家屋倒壊などの被害が出た西郷団地の岩崎川沿い=3日午後5時ごろ、いわき市常磐西郷町
 いわき市常磐西郷町忠多の西郷団地で東日本大震災による地滑りが起き、複数の家屋などが損壊し、団地内の40世帯は市の勧告を受け大半が市内外で避難生活を続けている。断水も解消されておらず、市水道局は今後、地滑り対策の推移を見極めながら復旧作業を進める。...[記事全文

運動時間短縮申し合わせ 南会津町議選

 任期満了に伴う南会津町議選(定数18)で立候補予定者は29日、町役場で会議を開いた。震災による世情や節電などを考慮し、告示後の選挙運動を通常より短縮して午前9時から午後6時までとすることを申し合わせた。  町選管委によると、公選法では告示後の選挙...[記事全文

市体育館に相談窓口 庁舎解体方針で開設準備 須賀川市

総合相談窓口の開設準備に入った須賀川市体育館。卓球台が机代わり=1日
 市庁舎を解体する方針を決めた須賀川市は行政機能の建て直しに懸命だ。1日は総合相談窓口の開設準備などに追われた。  相談窓口はこれまで避難所に使っていた市体育館に設ける。倒半壊した家屋の復旧や支援、融資制度の相談など幅広く応じる方針で、机の代わりを...[記事全文

春届けたい 「心の癒やし」無料公開 須賀川牡丹園柳沼さん 補修工事急ピッチ

開園を待ちながらボタンのつぼみを見詰める柳沼さん=須賀川市の須賀川牡丹園
 須賀川市の国指定名勝、須賀川牡丹園は今年、無料公開される。牡丹園を管理・運営する保勝会理事長の柳沼勝馬さん(76)は「みんな精神的に苦しんでいる。こんな時だからこそ、心の癒やしにしてほしい」と、膨らみ始めたボタンのつぼみに希望を託す。  震災で園...[記事全文

大震災、全庁一丸で対応 菅家市長が職員に訓示 若松

菅家市長(右)から訓示を受ける職員
 会津若松市の菅家一郎市長は定期人事異動を発令した1日、市役所で異動職員や昇任職員に向けて訓示した。震災対応など「全庁一丸となって取り組まなくてはならない」と呼び掛けた。  市内には大勢の被災者が避難し、大熊町が役場機能も含めて移転する。菅家市長は...[記事全文

医療の道へ全力 若松の竹田綜合病院新入職員辞令交付式

医療人としての決意を述べる太田さん(中央)
 会津若松市の竹田綜合病院の新入職員辞令交付式は1日、同病院で行われ、92人が医療人としての一歩を踏み出した。  新入職員は医師、看護師、作業療法士など。一人一人の名前が呼ばれた後、竹田秀理事長が各職種の代表者に辞令を手渡した。  竹田理事長は東日...[記事全文

「バックアップ続ける」 火箱陸幕長、知事と会談

県災害対策本部を視察する火箱陸上幕僚長=3日午後1時30分ごろ
 火箱芳文陸上幕僚長は3日、福島市の県災害対策本部で佐藤雄平知事と会談した。  会談後、火箱陸上幕僚長は原発事故への対応について「1日でも早く終息するように引き続きバックアップ態勢を取る」と述べた。「佐藤知事からは自衛隊がしっかり対応してくれている...[記事全文

原発30キロ圏外のハウス栽培野菜 基準下回る

 県が東京電力福島第一原発から半径30キロ圏外で行ったハウス栽培野菜の放射能測定で、県は2日、43市町村の全18品目49点について食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)をいずれも下回ったと発...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コープ、食材届ける 屋内退避圏 南相馬に野菜や卵

大にぎわいのコープふくしまの南相馬出張出店
 コープふくしまは2日、原発事故で屋内退避圏となり買い物が困難になっている南相馬市に出張出店した。会場の道の駅「南相馬」は開店の1時間半前から行列ができた。  四トン車二台、1・5トン車七台で野菜、卵、肉類や生活用品を搬入した。豆腐、納豆は県産大豆...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

あす在宅診療開始 南相馬の屋内退避区域で 長崎大と福医大

 長崎大と福島医大の医師、看護師らは4日から南相馬市の屋内退避区域(福島第一原発から半径20〜30キロ)で在宅療養者の診療を開始する。  医師、看護師、自衛隊員、南相馬市職員らで三チームを編成し、実施する。屋内退避区域の在宅療養者への診療は初めて。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広島大、長崎大と協定 連携協定

協定書に調印する(左から)浅原、菊地、片峰の各学長=2日午後2時10分ごろ
 福島医大は2日、広島、長崎両大と、放射線関連の教育、研究、診療分野での連携協定を調印した。  被ばく医療に関する豊富な知識と経験を持つ両大学のノウハウを生かし、中長期的に県民の健康を守ることが目的。福島医大にはすでに両大学から医師や看護師が派遣さ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

影響研究へ新組織 福医大、全国の機関と連携 放射性物質

 原発事故の放射性物質による健康被害の懸念を受け、福島医大は全国の研究機関と連携し放射性物質の影響を包括的に研究する新たな組織を創設する。2日に福島医大で開かれた「放射線影響研究機関協議会」の席上、菊地臣一理事長兼学長が明らかにした。  県民の安全...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災地ルポ 須賀川 中核農家の被害深刻 田に亀裂、家は全壊

激しい亀裂が入った須賀川市大久保地区の田んぼ。左側の農道も大破している=31日正午
 「この田んぼに水が張れるのか。田も家も全部放棄してしまいたいぐらいだ」。須賀川市大久保地区の男性(55)は声を振り絞った。1日も破損した農道に軽トラックを走らせ、亀裂の入った田んぼを見回っている。  男性は五ヘクタール以上を耕作する中核農家。田ん...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

放射性物質の飛散防止期待 樹脂散布の写真公開

福島第一原発4号機西側で放射性物質の飛散防止樹脂を散布する東電社員ら=1日午後(東電提供)
 東京電力は2日、放射性物質の飛散を防ぐために福島第一原発4号機西側で試験的に行った合成樹脂の散布写真を公開した。  散布は1日午後3時から1時間、東電社員ら三人一組の二班が実施。約500平方メートルに2千リットルまいた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災被害5553億円 国直轄除く さらに拡大へ 県内土木、農水施設

地震と津波で傾いた相馬港の港湾施設=2日午前、新地町
 県は2日、東日本大震災で被害を受けた土木、農林水産両部に関連する県内公共施設の被害額(一次集計)を公表した。総額は5553億円(土木部関連3130億円、農林水産部関連2423億円)に上り、漁港関係が壊滅的打撃を受けていることも分かった。県が震災の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山−安積永盛東北線運行再開

 東日本大震災で運転を見合わせていたJR東北線の郡山−安積永盛駅間は2日、臨時ダイヤで運行を再開した。臨時列車は当面1日13往復。...[記事全文

上海線の運休7月末まで延長 福島空港

 中国東方航空は2日、当初は今月28日までとしていた福島空港の上海線の運休期間を7月31日まで延長すると発表した。同社は「東日本大震災により安全運航が困難のため」としている。運航再開は8月4日の予定。問い合わせは東京支店 電話03(3506)116...[記事全文

いわきで震度4 県内余震続く

 2日も東日本大震災の余震とみられる地震が続き、午後11時38分ごろには、いわき市で震度4の地震があった。...[記事全文

復興私たちが担う 役場移転浜通り5町村 新採用職員に辞令 「何でもやる」「みんなで戻る」

馬場浪江町長から辞令を受ける小沢さん。新採用の(後方左から)渡辺、松本、長谷川さん=1日午前7時ごろ、二本松市東和支所
 新年度を迎えた1日、震災と原発事故で県内外に役場機能を移転している浜通り五町村の新採用職員に辞令が手渡された。「町のために何でもやる」「いつかみんなで戻りたい」...。自ら被災しながら古里の復興に貢献したいという職員たち。それぞれの思いを胸に、新...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

入居者を募集

町営住宅への応募を呼び掛ける斉藤さん(左)と中田さん
 東日本大震災の被災者を受け入れている北海道上士幌町は町営住宅の入居者を募集している。  上士幌町は帯広市の北約35キロにあり、人口約5200人。希望者は、町内のぬかびら温泉郷の宿泊施設に滞在した後、町営住宅に入居する。期間は平成24年3月まで。入...[記事全文

「二次避難」始まる ホテル・旅館に県、宿泊費を負担 県内

荷物を手に郡山市の磐梯熱海温泉の旅館に入る家族連れ=1日午後3時40分ごろ
 県内のホテル・旅館に、東日本大震災で家を失ったり、避難指示などの対象となっている被災者を受け入れる県の「二次避難」が1日から始まった。郡山市のビッグパレットふくしまに避難している富岡町と川内村の住民が市内の旅館やホテルに移動した。  移動したのは...[記事全文

風評吹き飛ばせ 県産野菜の安全訴え 県内キャンペーン始まる

無料試食コーナーで本県産のイチゴを食べる子どもたち=1日午前11時20分ごろ、福島市のパワーデポ食品館
 県は東京電力福島第一原発の事故の影響で広がっている県産野菜の風評被害をなくそうと1日、県内スーパーなどにコーナーを設けて安全、安心をアピールする「がんばろう ふくしま!地産地消運動」をスタートさせた。  同日、郡山市と福島市でスタートイベントを繰...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

米軍真水供給船接岸写真を公開

海上自衛隊の艦船にえい航され、福島第一原発の岸壁に接岸する米軍のはしけ船=3月31日(原子力安全・保安院提供)
 経済産業省原子力安全・保安院は1日、海上自衛隊の艦船にえい航され、福島第一原発の専用港に接岸する米軍のはしけ船の写真を公開した。原子炉の冷却に使用する真水を積んだはしけ船は3月31日午後3時40分ごろ接岸した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県警、懸命の捜索 「みとれるのは俺たちだけ」 浜通りに警官大量投入

集中力を絶やさず緊張して遺体を検視する捜査員
 県警は震災以降、一線署や県警本部から最大限の警察官を浜通りに投入し、行方不明者の捜索や遺体の検視、立ち入り規制などに当たっている。他県警の応援を受けているが、緊張と疲労は極限に近い。放射能という見えない不安も24時間付きまとうが、使命感で未曽有の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1号機注水量減らす 圧力容器の温度下がる 第一原発

 東京電力は、福島第一原発1号機の原子炉圧力容器の給水ノズル付近の温度が下がったとして1日午後4時すぎから、注水量を毎分130リットルから毎分117リットルに減らした。一時、400度近くに上昇した給水ノズル付近の温度は注水の結果、250度まで下がっ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内死者1089人に

 東日本大震災は1日で発生から三週間が経過し、同日午後8時半現在、県内の被害は死者が1089人、行方不明者が4666人となった。住宅の被害は2万953棟。  県警や県によると、水道はいわき市などの3万3415戸で断水し、電気は浜通りを中心に6358...[記事全文

震度3の余震 きのうの県内

 1日も東日本大震災の余震とみられる地震が相次いだ。福島地方気象台の速報値によると、午後8時現在で県内の最大震度は3だった。...[記事全文

古里守る 被災地ルポ 母の死に耐え職務 南相馬市職員の村田博さん

臨時事務所で小高区民の安否を確認する村田さん(右)=31日午前11時30分ごろ
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難指示が出されている南相馬市小高区。同市小高区役所は3月12日から原町区の本庁舎内に臨時事務所を設け業務を継続している。  「われわれが逃げ出したら、古里はどうなる」。31日午前8時すぎ、小高区地域振興課長の...[記事全文

カテゴリー:被災地ルポ

「必死で診察する」 相馬の医師柏村勝利さん

柏村勝利氏
 相馬市の柏村内科胃腸科院長の柏村勝利さん(67)=相馬郡医師会長=は大震災発生直後から患者と向き合う。地震で医院に被害が出た。大量のカルテが散乱。断水に加え、薬剤確保も難しくなった。  被災でけがをした患者が殺到した。「混乱したが患者のために必死...[記事全文

家畜の餌不足深刻 飼料工場 津波などで出荷不可 県内

餌不足が深刻な畜産農家=30日午後2時ごろ
 大震災と津波で家畜の餌が入荷せず、県内の畜産農家は深刻な餌不足にあえいでいる。  飼料工場は、原料を海外から輸入するため、沿岸部に位置していることが多い。沿岸部の各工場が大きな被害を受け出荷できなくなっている。県北地方のある農家は、倉庫が被害を免...[記事全文

命つなぐ 浜通りの医療関係者奮闘

屋内退避圏内にとどまり、診療に当たる高橋さん(右)=31日午後6時ごろ
 東日本大震災で大きな被害を受けた浜通りの地域医療を守るため、地元の医療関係者が奮闘している。原発事故の風評被害により薬剤などの医療物資が不足する中、医師を支えるのは、未曽有の災害で心身共に傷付いた患者を救うという熱い心だ。 ■「ここで患者救う」 ...[記事全文

新年度苦難の始動 県内自治体異動など延期

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の混乱が続く中、平成23年度がスタートする。県、被害の大きかった浜通り、中通りの市町村は、災害対応のため1日付の人事異動や新採用職員の辞令交付を延期するなど対応に苦慮している。 ■双葉郡5町村移転先で辞令交付...[記事全文

いわきなど3市 続々と診療再開

 南相馬市で現在、診療をしているのは、相馬郡医師会が鹿島厚生病院を借りて開設した臨時診療所と民間の六医院。屋内退避指示で市外に避難した市民が戻り始める中、比較的規模の大きい病院は4日以降、相次ぎ診療を再開する。  相馬市の医療機関は通常の診療態勢が...[記事全文

机や椅子など搬入 大熊町役場の若松出張所

町役場機能移転のため、机などの準備を急ぐ業者=31日、会津若松市役所追手町第2庁舎
 会津若松市への全町移転を決めた大熊町は31日、役場機能などを田村市から移す作業を本格的に始めた。「大熊町役場会津若松出張所」となる会津若松市役所追手町第二庁舎(旧会津学鳳高)に備品などを搬入した。  大熊町の鈴木久友総務課長らが先発で会津若松市に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島空港平常状態に 駐車場にも空き

平常な状態に戻った福島空港=30日午前11時30分ごろ
 震災直後に利用者が殺到した福島空港は落ち着きを取り戻し、現在は平常な状態となっている。  30日現在、定期便は伊丹4往復、札幌2往復の計12便で臨時便は伊丹、羽田、中部各1往復の計6便。県福島空港事務所によると、一時福島を離れた人が福島に戻る際に...[記事全文

「福島地域支援室」を設置 被害補償窓口に 東電

 東京電力福島事務所は31日、同事務所を拡充し、避難者の生活支援に当たる「福島地域支援室」を設けた。将来的には、原子力損害賠償法に基づく被害申請受け付けの窓口にすることを想定している。  地域支援室は、現在の福島事務所の人員12人を38人態勢にして...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

土壌調査始まる 県、6日に結果発表

水田の土を掘り出す調査員=国見町藤田、31日午前10時40分ごろ
 福島第一原発事故の放射性物質による県内農用地の汚染実態を把握するため、県は31日から土壌分析調査を始めた。6日に農作業の着手の可否を含め、結果を発表する。  福島第一原発から半径20キロ圏内の四町を除く市町村から一地点以上を選び、70地点を調べる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県などに詳細な放射線調査要請 福島の市民団体

 福島市の市民団体「原発震災復興・福島会議」は31日、福島市と川俣町の一部の小学校で高い数値の放射線量を測定したとして、県と県教委に詳細な調査と対策、始業式を遅らせるよう申し入れた。  同会議は29、30の両日、福島市と川俣町の七小学校の校庭で、携...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原町火発、復旧に遅れ 東北電震災の被害明らかに

 東北電力の海輪誠社長は31日、仙台市の本店で記者会見し、東日本大震災による同社の被害状況などについて明らかにした。南相馬市の原町火力発電所など太平洋側の火力発電所は全て甚大な被害を受け、復旧の見通しは立っていないとした。原町火力については東京電力...[記事全文

9月の催し中止 郡山市体協と本社

 郡山市体協と福島民報社が9月24、25の両日に開催予定だった女子マラソン銀メダリスト有森裕子さんの基調講演、有森さんと早稲田大競走部長距離コーチの相楽豊さん(郡山市出身)を招いたランニングクリニックは中止となる。市体協の吉田岳夫会長が31日、明ら...[記事全文

きょうから復興キャンペーン 県産農産物を11店舗で販売 がんばろうふくしま!

 県は東日本大震災からの復興に向け「がんばろう ふくしま!」をキャッチフレーズとした取り組みを展開する。第一弾として1日から3日まで県産農産物のプロモーションを県内11店舗で行う。風評被害を払拭(ふっしょく)し、地産地消を推進する。  各店舗で県が...[記事全文

がれき処分に苦慮 4市町国、県に支援求める

 東日本大震災の被災地のがれき撤去に当たる市町が、がれきを処分するまでの仮置き場の確保や撤去費用の助成範囲が分からず、対応に苦慮していることが分かった。  31日に相馬市コミュニティセンターで開かれた県災害廃棄物処理対策協議会の初会合でいわき、相馬...[記事全文

「二次避難」きょうから 被災者、旅館・ホテルに移動 県内

 県は、地震や津波で家屋を失ったり、原発事故の避難指示・屋内退避などで避難所で暮らす被災者を県内の旅館・ホテルで一時的に受け入れる「二次避難」を1日から始める。第一陣として郡山市のビッグパレットふくしまに避難している富岡町、川内村の約600人が同市...[記事全文

「収束強く望む」 第一原発廃炉方針で瀬戸県市長会長

 東京電力の勝俣恒久会長が30日に福島第一原発1〜4号機を廃炉にする方針を示したことを受け、県市長会長の瀬戸孝則福島市長は31日、「県市長会はこれまで福島第一原発の廃炉を強く要請してきた。東京電力には引き続き一刻も早い事態の収束を強く望む」とするコ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

線路復旧作業を公開 常磐線いわき―内郷駅間 JR東

急ピッチで復旧工事が進むJR常磐線=31日午前10時ごろ、いわき市内郷地区
 JR東日本水戸支社は31日、運転見合わせが続いているJR常磐線のいわき−内郷駅間(いわき市)の線路復旧作業を報道陣に公開した。  同区間は地震の影響でレールがゆがんで沈下するなどしている。同日は約600メートル区間を約120人態勢で作業を進めた。...[記事全文

浪江で78歳女性救出 20キロ圏の自宅から

 県警は31日、避難指示が出ている浪江町から女性(78)を救出したと発表した。女性は二本松市でスクリーニングを受けたが、健康に問題はないという。  県警によると、女性は福島第一原発から20キロ圏内にある自宅にいたところを助けられた。付近をパトロール...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

鹿島区中心に不明者捜索 県外駐屯地の自衛隊員ら 貴重品も回収 南相馬

がれきの中からアルバムを回収する自衛隊員=31日午後4時ごろ
 災害支援のため南相馬市を訪れている県外駐屯地の自衛隊員らは31日、同市鹿島区などを中心に行方不明者を捜索した。  自衛隊は警察、消防関係者とともに捜索活動を続けている。このうち陸上自衛隊の松本(長野県)、新町(群馬県)の両駐屯地の合同小隊約30人...[記事全文

保原―梁川駅間今月上旬に再開 阿武隈急行

 震災の影響を受けて全面運休している阿武隈急行(本社・伊達市)は31日、運行の再開予定を発表した。  4月上旬までに、保原−梁川駅間で、中旬には瀬上−保原駅間と宮城県の角田−槻木駅間で運転再開する予定。  被害の大きかった福島−瀬上駅間、梁川−角田...[記事全文

県、復旧予算へ事業見直し 「サポート事業」見送りも

 震災の復旧関連予算を確保するため、県は部局ごとに個別事業の本格的な見直しに入った。市町村や民間団体による地域起こしを支援する「地域づくりサポート事業」は予算執行が見送りとなる可能性が出ている。  各部局の主な事業の見直し状況は【表】の通り。4億4...[記事全文

福島、大東両銀行社長に聞く

県内経済への影響などについて語る紺野社長
 福島銀行の紺野邦武社長と大東銀行の鈴木孝雄社長は31日、福島民報社のインタビューに応じた。東日本大震災が本県経済に与える影響や、復興支援への決意などを語った。 ■福島銀行紺野邦武氏 国に大胆な政策求める  −震災による被害と現在の状況は。  「津...[記事全文