東日本大震災

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県内避難所巡回始める ヨルダン医療チーム エコノミー症候群を検査

避難者の足のエコー検査をするヨルダンの医療チーム=25日午後1時50分ごろ、福島市・パルセいいざか

 ヨルダンの医療チームが25日から福島県内で医療支援活動を始めた。約3週間、福島医大のチームと共に避難所を巡回して「エコノミークラス症候群」の検査などに当たる。外国の医療チームの支援活動は県内で初めて。
 同大のこれまでの巡回診療で、多くの避難者からエコノミークラス症候群につながる静脈血栓が確認された。長期的な対応に向け、外務省の仲介でヨルダンから血管外科の医師2人、超音波検査技師2人が来県。厚生労働省は特例で避難所などでの検査や診断などを認めた。
 初日は福島市のパルセいいざかに設けた避難所を訪問。ポータブル検査機器を持ち込み、足の静脈に血栓がないかをエコー検査をした。避難した人に日ごろの運動を勧めるなどアドバイスした。
 同大高度医療緊急支援チームの高瀬信弥エコノミークラス症候群医療チームリーダーは「避難生活が長引けば悪化も懸念される。応援は心強い」と話す。5月9日からはタイのチームも県内に派遣される。外務省には約30カ国から医療チーム派遣の申し出があるという。

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