東日本大震災

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現金、貴金属、運転免許証... 県警の拾得物数千件 捜索現場 所有者確認、個別に連絡

被災現場で拾得した数多くのアルバムや写真などが並べられている南相馬市の栄町柔剣道場=22日午後1時50分ごろ

 県警や消防、自衛隊による行方不明者捜索に伴い、毎日多くの拾得物が発見場所を管轄する警察署に届けられている。ある警察署管内では数千万円の現金が入ったバッグが届けられた。これまでに県警に寄せられた現金は億単位に上り、開封していない金庫も数多い。県警は手掛かりを探し、所有者が判明した場合、市町村を通して連絡し、速やかに返還している。

 県警が預かっているのは現金のほか、貴金属、金庫、運転免許証、カード類など数千件。ほとんどが捜索現場で各部隊が見つけた。拾得されるのは毎日数百件に上り、整理が追い付かない。ほとんどの拾得物に土砂が付いており、紙幣も一枚ずつ洗って乾かしている。問い合わせもあるが、所有者の手掛かりがなかったり、整理ができていなかったりして説明できないケースも多いという。

 県警は「所有者が分かった場合、確実に本人に返還するため個別に連絡している。心配されるだろうが連絡を待ってほしい」と呼び掛けている。

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