東日本大震災

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小中学教員採用なし 児童・生徒減で異例措置 来年度県教委 高校は30人採用

 県教委は22日、定例会を開き、来年度は小学校と中学校の教員を採用しないことを決めた。東日本大震災で県内の児童・生徒数が県外への転校で減少したため、教員の定数も大幅に減らす。小中教員の採用を行わないのは極めて異例。県教委は「震災後の教育環境を復旧させる上で、教員数を減らすのは大変厳しいが、やむを得ない」としている。
 県教委によると、震災と福島第一原発事故で小学生は少なくとも約3500人が県外に転校しており、教員定数を今年度より約350人減らす。前年は77人を採用。中学生は少なくとも約1100人が県外の学校に移っており、教員定数を約150人減らす。前年は54人採用した。
 高校は約750人が県外に転校しているが来年度は30人程度採用する。前年は101人を採用しており、大幅な削減となる。特別支援学校は全体で約80人が転学しているが、高等部のみ約30人を採用する。前年の採用者数は52人。
 県教委は5月2日に選考試験の概要を公表し、同19日から6月1日まで出願を受け付ける。一次試験は7月23日を予定している。

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