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早期の賠償を要求 紛争審1次指針受け県内関係者

 原子力損害賠償紛争審査会が28日、東京電力福島第一原発事故の賠償範囲に関する1次指針を策定したことを受け、地元市町村長らからは賠償金の早期支払いを求める声が上がった。
 双葉地方町村会長の遠藤雄幸川内村長は「論点が整理されたとは思うが、示された補償内容をすぐに実行できるかどうかが重要。速やかな補償が必要だ」との考えを示した。古川道郎川俣町長も「きめ細やかでスピーディーな賠償を求める」と強調した。
 馬場有浪江町長は「賠償の一部の仮払いに向け、早急に対応してほしい」と主張。避難生活に伴う精神的な苦痛が賠償対象となったことに「どの範囲まで補償するのか」と疑問を口にした。
 風評被害の賠償については、南相馬市は「福島第一原発からの距離で決めるのではなく、市内全域を賠償対象にしてほしい」と要望した。
 渡辺利綱大熊町長は「内容をよく精査したい」と話した。
■風評被害の次回検討残念 JA福島五連会長
 JA福島五連の庄條徳一会長は第一次指針について「農作物の風評被害が次回の検討となったことは極めて残念。避難区域に係る全ての農業損害の賠償とともに、早く指針を示してほしい。東京電力は今回の指針も踏まえ、農業被害について早急に仮払いを実施すべきだ」と指摘した。

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