東日本大震災

2011年5月アーカイブ

今を生きる 「絆」糧に畑づくり 夢見る避難先交流

畑の土の状態を確かめ、絆をかみしめる渡辺さん
【渡辺敏正さん43(楢葉町)】  「野菜がうまく育ったら、避難しているみんなに配ろうか」。楢葉町の渡辺敏正さん(43)は会津美里町の山裾にある畑で思いを巡らせた。土をいじる仕事は初めてだが、手ですくった感触は軟らかく、心地よかった。     ◇ ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県教委「プール授業、可能」

 東京電力福島第一原発事故を受け、福島県内の教育現場で今夏のプール使用について判断が迫られている中、県教委は30日、条件付きで使用可能とする見解をまとめ、県立校と市町村教委に通知した。ただ、授業参加は保護者や子どもの意向を尊重することを求めており、最...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

風評克服 復興を 全会津推進大会

会津地方の経済復興を願って気勢を上げる出席者
 福島第一原子力発電所の事故による風評被害などで大きな打撃を受けている会津地方の経済復興を目指す全会津経済復興推進大会は30日、喜多方市の喜多方プラザで開かれた。国、県に対し原発事故の早期収束などを緊急要望した。  会津方部商工観光団体協議会の主催。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県6月補正500億円

 福島県が6月定例県議会に提出する平成23年度一般会計補正予算案は各部局の要求ベースで500億円規模になる。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を受けて災害復旧、原子力災害対応、風評被害対策の3つを柱にする。県が30日の政調会で明らかにした。  災...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浜・中通り大雨被害

相馬市松川浦付近の住宅街の道路では雨水が側溝からあふれ出した=30日午前8時40分ごろ
 30日の福島県内は台風から変わった低気圧の影響で大雨や強風に見舞われ、浜通りや中通りを中心に被害が出た。  震災による地盤沈下が確認されている相馬市新田地区では、浸水の恐れがあるとして午前9時25分、24世帯、76人に避難勧告が出された。夜には解除...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 高校球児思い1つ 仲間の分も頑張る 勝利誓い地元に元気

相双連合の初練習でトスバッティングに励む遠藤剛司主将=小野高屋内練習場
【双葉翔陽 富岡 相馬農「相双連合」初練習】  「仲間の分まで頑張りたい」。双葉翔陽、富岡、相馬農の三高校の野球部で結成した「相双連合」の初練習が29日、小野町の小野高で行われ、夏の全国高校野球選手権福島大会に向け、一歩を踏み出した。東日本大震災と福...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

原発事故、でも有機米は守る 南相馬市原町で田植えの準備

準備が整った水田を見回る安川さん
 福島県南相馬市原町区大木戸の有機栽培米農家安川昭雄さん(84)は有機米づくりを目指し、放射能を除去する効果があるといわれる肥料を使った田植えの準備を進めている。  安川さんは満蒙開拓青少年義勇隊として満州に渡って農業を学び、戦後、原町飛行場跡地の大...[記事全文

7月発電へ復旧急ぐ いわきの常磐共火とクリーンコールパワー

クリーンコールパワー研究所の実証機(後方)の早期復旧を誓う吉葉さん(左)と狩野さん
 夏場の電力不足が懸念される中、震災の被害で操業停止中の福島県いわき市の常磐共同火力勿来発電所とクリーンコールパワー研究所は7月の発電再開を目指して復旧作業を進めている。運転が再開されれば、当面、合わせて145万キロワット(東北電力分60万キロワット...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「不安払拭」盛り込む 県復興ビジョン基本理念案

 東日本大震災からの福島県の復興指針作りに取り組む福島県復興ビジョン検討委員会(座長・鈴木浩福大名誉教授)は29日、復興ビジョンの骨格となる「原子力災害による影響・不安の払拭(ふっしょく)」など5項目の基本理念と「応急的復旧・生活再建支援」、「市町村...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一時帰宅の新日程が決まる

 台風2号で延期となった大熊、富岡、楢葉各町の一時帰宅の新たな実施日が28日に固まった。大熊町は6月4、5の両日、富岡町は6月6、9の両日に行う。楢葉町は6月6、9の両日に実施する方向で調整している。各町は29日から行う予定だった。  また、南相馬市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民票を移動の人も対象に 県の県民健康管理調査

 福島第一原発事故を受けた県の県民健康管理調査は、県内居住者や県外避難者だけでなく、県外に住民票を移した人も対象にする。28日の県災害対策本部会議で示した。  健康調査は県民を含め約202万人の全県民を対象に実施する。住民基本台帳が機能していない自治...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難先にFMを開局 郡山市のビッグパレットふくしま

太田さん(中央右)を初回のゲストに迎えて開局した「おだがいさまFM」
 浜通りの住民ら約1,000人が避難している郡山市のビッグパレットふくしまに27日、施設内限定のミニFM「おだがいさまFM」が開局した。放送は平日の午後7時から午後9時までで、自治体の情報や避難所内の話題などを発信する。  毎週、避難者向けの情報紙を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

線量表示システムを設置 東京の会社が飯舘村役場前に

飯舘村役場前に設置された放射線測定公開システム
 アルファ通信(東京都)は28日、飯舘村役場前に大きな文字で放射線量を表示する「安心生活」システムを設置した。  同社は騒音・振動の測定公開システムなどを製作している。安心生活システムは、原発事故後に開発に取り掛かり、約1カ月半で完成させた。  測定...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

窓の開閉の影響なし 県教委が校舎内線量で通知

 県教委は28日、文部科学省が行った学校の放射線量調査で、窓の開閉によって校舎内の線量に大きな変化がなかったことを各市町村教委と県立学校に通知した。  文科省の調査では、窓を閉めた状態と窓を開けてから1時間以上たった場合の線量を比較。八校を測ったとこ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達のウメ上回る 放射性物質基準値 果物で初

 県は二十八日、野菜と果物の放射性物質の検査結果を発表した。野菜は二十八市町村の十七品目四十点、果物は四市町の二品目六点を調べた。伊達市で採取したウメで放射性セシウム一キロ当たり五八〇ベクレルを検出し、食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農地除染実験に着手 飯舘村で県や農水省がヒマワリの種まき

農地の除染実験で畑にヒマワリの種をまく飯舘村の菅野村長(前列左)と鹿野農水相(前列左から2人目)=飯舘村
 農林水産省、県は28日、計画的避難区域の飯舘村で土壌の放射性物質を取り除く実証実験を始めた。土1キロ当たり約3300ベクレルの放射性セシウムが検出された二枚橋地区の畑で、鹿野道彦農水相、菅野典雄村長らが放射性物質を吸着するとされるヒマワリなどを畑に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

年間線量0.31ミリシーベルト 学校など県内55施設平均値を推計 文科省

 文部科学省は28日までに簡易型線量測定器を配布した県内の学校、幼稚園、保育所計55施設の放射線量測定結果を発表した。測定した14日間の55施設の平均値は毎時0・19マイクロシーベルト、年間累積線量は0・31ミリシーベルトと推計され、年間の推計値では...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる きっと家に戻れる 昔の職場復旧信じ

持ち出しリストを確認しながら一時帰宅の日を待つ渡部さん
【渡部幸悦さん70(大熊町)】  「1日も早く家に向かいたかった」。大熊町の渡部幸悦さん(70)は、会津若松市東山温泉の避難先で29日の一時帰宅が延期されたことを聞き、遠くを見つめた。  家は福島第一原発から9キロほどの場所にある。必要な物を持ち...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 居酒屋いつ再開... 湖眺め切ない日々

避難先のホテルで震災前の暮らしを思い返す清水さん夫妻
【清水敏英さん63 富子さん71(双葉町)】  双葉町の清水敏英さん(63)富子さん(71)夫妻は27日、避難先の猪苗代町のホテルで書類や免許証を見つめた。前日の一時帰宅で富子さんが長男と2人で持ち帰ったのは、わずかな衣類を含めてこれだけだった。  ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

全県民202万人が対象 原発事故健康調査 避難者含め線量推計

 東京電力福島第一原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査は、県外への避難者を含め約202万人の全県民を対象に実施する。27日、福島市で開いた調査検討委員会の初会合で決めた。放射線量の高い原発周辺の市町村などを先行地域に6月下旬から始める。問診したり...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興協議の場設置を 衆院特別委来県 知事が要望

現状や要望を聴き取る委員会メンバー(左側)
 衆院東日本大震災復興特別委員会の黄川田徹委員長ら10人は27日、福島市の福島県自治会館を訪れ、佐藤雄平知事らから東京電力福島第一原発事故に伴う現状、要望を聴き取った。佐藤知事は復興に向けた協議の場の設置、特別法の制定による国の全面的な支援を強く求め...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

特別法制定求める 県中小企業団体中央会の新沢会長、官房長官

 福島県中小企業団体中央会の新沢昌英会長は27日、官邸で枝野幸男官房長官に面会し、県内の産業活性化に向けた特別法の制定などを求めた。  新沢会長は「原発事故の風評被害や営業損害は思わぬところにもある」と賠償対象を広げ、仮払いを早期に実施するよう要請し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

白河地方の農産物安全PR 28日まで東京でイベント

コシヒカリの販売に協力する飯島直子さん(左)=東京の日比谷公園
 福島県白河地方の農産物の安全性などをアピールする販売促進イベントは27、28の両日、東京の日比谷公園で催されている。  白河地方原発風評被害一掃キャンペーン推進協議会の主催。推進協を構成する9市町村と地元のJA2団体がブースを設け、野菜や加工品など...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

海水浴場開設見送り いわき市、安全確保懸念

 水浴シーズンを間近に控え、福島県いわき市は27日、県内で初めて今年度の海水浴場の開設を見送ると発表した。  開設が見送られるのは市が運営する海水浴場9カ所。判断理由として、(1)震災でがれきが海岸や沿岸部地域に散乱(2)余震と余震による津波の発生の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

毎時1マイクロシーベルト超に国補助 表土除去で文科省 公立ほぼ全額

重機を使い削った表土を埋める穴を掘る作業員=福島市・渡利小
 福島県内の校庭・園庭の表土除去に対する補助で、文部科学省は27日、毎時1マイクロシーベルト以上の放射線量が測定された施設で除去を実施する場合、公立はほぼ全額を国が負担すると発表した。私立は半額としたが引き上げを検討する。これを受け県と県教委は6月か...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 必ずまた船を出す 浜風に、仲間に誓う

変わり果てた請戸の町並みを眺めながら歩く浮渡さん=26日午前11時40分ごろ
【漁師 浮渡宣夫さん42 (浪江町)】  「残った自分たちが精いっぱい生きる。それがせめてもの供養だよ」。浪江町請戸の漁師浮渡宣夫さん(42)は26日、請戸漁港の近くに設けられた焼香台に花を手向けた。浜風が運ぶ潮の香りが懐かしかった。かつての仲間か...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県内水源202地点調査 県と国、放射性物質を把握へ

 福島県と国は26日、東京電力福島第一原発事故による放射性物質の拡散状況を継続的に把握するため、県内の河川、湖沼・ダムなど公共用水域の放射線調査を始めた。これまで水道水を調べてきたが、川魚から基準値を超える放射性物質が検出されたほか、農業用水として使...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

霊を慰め思い出探す 双葉、浪江町民が一時帰宅

焼香台で手を合わせる浪江町の住民=26日午前11時30分ごろ、浪江町請戸地区
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内への一時帰宅で、福島県双葉町には26日、同原発の立地町として初めて住民が立ち入った。浪江町では請戸地区などで大津波の犠牲者を慰霊した。  双葉町は田村市古道体育館を中継基地に、新山、前田、長塚各地区の住民が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

年間1ミリシーベルト以下が目標 学校活動制限で文科省

 文部科学省は26日、「年間20ミリシーベルト」としている小中学校などの屋外活動制限の放射線量の暫定基準を当面、維持しながらも、「年間1ミリシーベルト以下」を最終目標として新たに掲げる方針を固め、福島県教委に伝えた。近く公表する見込みだ。  年間1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘牛中心に臨時競り 成牛も出荷

飯舘牛などが出荷された臨時競り
 東京電力福島第一原発の事故に伴い、計画的避難区域に指定された福島県飯舘村の肉牛を中心とした和牛競りが26日、本宮市の県家畜市場で開かれた。同村住民が今月下旬をめどに避難を求められていることから、全農県本部が臨時で開催した。  全国から約250人の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

家畜は血統などで賠償加算

 東京電力福島第一原発事故に伴う損害賠償で、家畜に関する請求基準を検討していたJAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策福島県協議会は、牛や豚など1頭ごとの資産評価額の算定方式をまとめた。26日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれた畜産農家...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡、南相馬の一時帰宅 沿岸部住民は初めて

滞在を終えた富岡町の住民は貴重品などが入ったビニール袋を大事そうに抱えながらバスから降りた=25日午後2時10分ごろ、川内村村民体育センター
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏の警戒区域内への一時帰宅は25日、初めて沿岸部の福島県富岡町と南相馬市の住民を対象に実施され、合わせて80世帯125人が約2カ月半ぶりに自宅に戻った。  富岡町は25世帯40人が参加し、住民が初めて原発から半径...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県外避難者46都道府県3万5670人に 県、職員派遣拡充し支援強化

 東日本大震災や東電福島第一原発事故を受けた県外への避難者数は災害発生から十週間余が過ぎた23日現在で3万5670人に上っていることが福島県の調べで分かった。  7876人の新潟、3080人の埼玉など、避難先は本県を除く全46都道府県にわたっている。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

合宿生減、国に補償要望へ 県指定自動車教習所協総会

役員改選などを行った総会
 福島県指定自動車教習所協会の総会は25日、福島市の福島グリーンパレスで開かれ、役員改選で丹治一郎会長を再選した。任期は6月1日から2年。  会員ら約80人が出席した。風評被害により県内の自動車教習所の合宿生が減少し、損失を受けたとして、国に補償を要...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発事故に負けねど! 飯舘 村民の集いで決意

飯舘村で熱唱する加藤登紀子さん=飯舘中体育館
 原発事故により全村避難を進めている福島県飯舘村の「負けねど飯舘!!村民の集い」は25日、飯舘中体育館で開かれ、村民代表が古里を離れる思いを語った。加藤登紀子さんの弾き語りコンサートも楽しんだ。  愛する飯舘村を還せ!!プロジェクトの主催。約200人...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 家族の絆心に刻む 本当の帰宅いつ...

一時帰宅を終え思い出の品が入ったビニール袋を手に避難所に戻る大和田さん夫妻
【大和田春男さん73 せつ子さん63(富岡町)】   約2カ月半ぶりの古里は人の気配がなく、JR常磐線夜ノ森駅は色とりどりのツツジに包まれていた。富岡町から三春町に避難している会社員大和田春男さん(73)、せつ子さん(63)夫妻は25日、東日本大震災...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

相馬市の玉野でも表土除去 数値下がる

重機による表土除去作業が進む玉野小校庭
 相馬市は24日、市内の玉野小、玉野中の校庭の表土除去作業を開始した。  放射線量を測定した結果、比較的高い数値で推移している玉野地区の健康対策の一環。市教委によると、重機を使って校庭表面の土を7~8センチほど取り除き、除去した土を飛散防止のためブ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国が費用負担を検討 校庭の表土除去

 笹木竜三文部科学副大臣は24日、福島第一原発事故の被害状況視察のため本県を訪れ、学校校庭の表土除去について「学校の放射線量を下げることは最優先の課題」と述べ、国の費用負担を前向きに検討していることを明らかにした。結論を出す時期については「財務、環...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川俣町の「プール安全」 独自調査で確認

 県北地方の各市町が今夏のプール使用を中止する中、川俣町教委は24日、独自の水質調査でプールの水の安全性が確認されたと発表した。今後保護者に説明し、使用への理解を求める。プールは近く排水し、清掃する。  町教委は4月に東京海洋大に調査を依頼、4月2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

常磐線の特急の上野-いわき駅 31日から通常運転へ

 震災の影響で復旧作業を急いでいたJR常磐線の特急列車は31日から上野-いわき駅の全区間で通常の運転本数に戻る見通しとなった。24日、JR東日本水戸支社が発表した。  同社によると、通常の七割程度で運行していた常磐線高萩(茨城)-いわき駅間について...[記事全文

沿岸で放射性物質を調査 県が開始漁業再開の目安64カ所

 本県の沿岸漁業の漁期を控え、県は24日、東京電力福島第一原発事故による放射性物質の拡散調査を相双、いわき両海域の港湾、海面漁場などで開始した。松川浦、久之浜などの漁場など64カ所を通年で調べ、海水の安全性を確認した上で、漁業再開の目安として活用する...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 「復興」器に込める 伝統本郷焼と融合

器に復興への思いを込める吉田さん
【大堀相馬焼窯元 吉田忠利さん47】  浪江町の大堀相馬焼・竹鳳窯8代目の吉田忠利さん(47)は、遠く離れた会津の地でろくろを回す。会津美里町の会津本郷焼・流紋焼の窯元で丸1日かけ焼き上げた器の肌で、大堀相馬焼の窯元が記す「9頭の馬」が躍動する。 ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

広野町民、2次避難開始 県外からハワイアンズへ

2次避難先のいわき市のホテルハワイアンズ前で荷物を降ろす広野町民=23日午後4時15分ごろ
 福島第一原発事故で緊急時避難準備区域となっている広野町の住民は23日、いわき市のスパリゾートハワイアンズへの二次避難を始めた。  初日に移ったのは埼玉県三郷市に避難していた百数十人を含む約230人で、バスや自家用車で次々と施設のホテルに到着した。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

玉野地区からの避難受け入れ 線量高で相馬市

 相馬市の立谷秀清市長は23日までに、放射線量が市街地より比較的高い数値で推移している市内玉野地区で応急仮設住宅へ避難を希望する住民に対し、個別に相談に応じ、入居を受け入れる方針を示した。  同地区は飯舘村や伊達市・霊山地区に接した山あいにあり、住民...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

来月から車両持ち出し トップ切り、1日に川内 

 警戒区域からの車両の持ち出しのための住民の一時帰宅が6月から各自治体で始まる。調整中だった川内村がトップを切って1日に実施することが決まり、20人が参加する予定だ。  浪江町は2日に実施する。今回帰宅するのは約60人で、帰宅地域は調整中。車は楢葉町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江26、27日に津波犠牲者慰霊 

 26、27両日の浪江町の一時帰宅で、東日本大震災の津波で亡くなった町民の慰霊が行われる。  このうち、26日は沿岸部の住民約60人が参加する。請戸、中浜、棚塩の3地区にそれぞれ焼香台を設け、線香を手向ける。慰霊は町側の強い要望を受け、政府の原子力災...[記事全文

今週、一時帰宅が本格化 あすは南相馬と富岡 

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への住民の一時帰宅が25日から本格化する。対象9市町村のうち、既に実施した川内村、葛尾村、田村市を除く6市町の今月の日程と予定人数、中継基地は【表】の通り。  25日は初めて2カ所の中継基地を使用し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達市、全小中27校の表土除去 PTA連絡協の要望に応える 

 伊達市は市内の全小中学校27校の校庭表土を除去する方針を決めた。23日、伊達地区PTA連絡協議会の要望に対し、仁志田昇司市長が明らかにした。  市は既に市内の2小学校と1幼稚園の表土を除去。全幼稚園、保育所の園庭の表土を除去することを決めていた。子...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災企業の事業再開へ県補助 警戒など3区域も対象

 福島県内の中小企業などの復旧・復興に向けた県独自の支援メニューが23日までに固まった。空き工場・店舗を使った事業再開に最大2500万円、建て替えや修繕に最大3000万円を補助する。大規模製造業の建て替えには最大で10億円を支援する。地震や津波に加え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川俣・山木屋地区96人福島へ 消えぬ不安 涙の避難

避難を前に開かれた壮行会で涙を見せる川俣町山木屋地区の住民=22日午前10時10分ごろ
 東京電力福島第一原発事故に伴う政府の計画的避難区域の指定から1カ月を迎えた22日、指定された福島県川俣町山木屋地区の住民96人が福島市の2つの温泉旅館に一次避難した。15日から避難が始まったが、大規模な集団移動は初めて。  今回は高齢者が中心で、穴...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

最多130人一時帰宅 田村市都路 高校生 母手助け

無事に一時帰宅を済ませ、帰路に就く雄太君(中央)と清子さん(左)
 東京電力福島第一原発事故による警戒区域指定から丸1カ月が経過した22日、福島県田村市都路町の住民が一時帰宅した。母親を助けて荷物を運び出した16歳の高校生は大役を終えて胸をなで下ろした。飼っていた牛との再会を果たした畜産農家もおり、住民はさまざまな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新型防護服で課題改善 黒い袋でプライバシー確保

上下別々のタイプの防護服を着る田村市都路町の住民=22日午前10時ごろ、田村市・古道体育館
 福島県田村市都路町の住民を対象に22日に実施された一時帰宅は、76世帯130人が参加した。これまで2回の一時帰宅で課題とされた防護服の暑さ対策で、これまでの「つなぎ」から上下別々のタイプに変更された。初めての本格的な雨が降り、雨がっぱを着用した。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島の浄水場 不純物にセシウム 浄水過程で除去 水道から検出なし

 福島県福島市飯坂町のすりかみ浄水場で、浄水過程でできる不純物の塊から高濃度の放射性物質が検出されていたことが22日までに分かった。  同浄水場を管理する福島地方水道用水供給企業団は12日に不純物の分析を神奈川県の同位体研究所に依頼した。研究所が示し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災小中高生4900人県内で転入学 県教委 再転校増に態勢強化

 東日本大震災や福島第一原発事故などを受け、福島県内の別の小・中・高校に転入学した児童、生徒は少なくとも約4900人に上ることが22日までの県教委の調査で分かった。今後も仮設住宅の完成に伴い、再度転校する児童、生徒が増えるとみられ、県教委は教員が不足...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

温首相「農産物規制緩和」 知事、県産の安全訴える

本県産のミニトマトを食べる(左から)佐藤雄平知事、菅直人首相、韓国の李明博大統領、中国の温家宝首相=21日午後、福島市のあづま総合体育館
 菅直人首相と中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領は21日、福島第一原発事故の避難所となっている福島市のあづま総合体育館を訪問し、避難住民を激励した。震災後、外国首脳が本県を訪れたのは初めて。佐藤雄平知事は原発事故の風評被害の払拭(ふっしょく)に向け...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全校で基準値下回る 県北・県中の県立校校庭線量

校庭の整地が行われた薫小
 福島県教委は21日、県北・県中地区の県立学校校庭の放射線モニタリング調査の結果を発表した。対象42校49地点の全てで国の暫定基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)を下回った。  最大は福島南高の2.7マイクロシーベルト。前回調査で国の基準値を上回っ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興ビジョン素案まとめる 川内村

 福島県川内村は、東日本大震災や原発事故からの復興指針となる復興ビジョンの素案を21日までにまとめた。  (1)産業振興  (2)住環境の整備  (3)高規格道路の整備  (4)新エネルギー産業の構築が柱。  各課で検討した意見を加え、主要な施策を固...[記事全文

復興目指し一般公演 東京でフラガール

東京で初の一般向け公演を開き、福島復興をアピールしたフラガール
 東日本大震災からの復興を目指し全国キャラバンを行う、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールは21日、東京の新宿高島屋で今回の全国公演初の一般向け公演を繰り広げた。3回の公演に合わせて約1000人の観客が訪れ、「福島復興」を願う輪が大き...[記事全文

応援店1000店超す 「がんばろうふくしま!」

 福島第一原発事故による福島県産農林水産物の風評被害の払拭(ふっしょく)と販売促進を目的に県が募集している「がんばろう ふくしま!」応援店の登録店舗は20日現在、県内外で1019店舗となった。県が21日、発表した。  小売店が518店で最も多く、次い...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発賠償 農家が困惑 JA通さない取引分は?

【写真】道の駅ひらたが生産者に配布した農産物損害等記録表。販売予定単価、損害見込み額などの記入欄がある
 東京電力福島第一原発事故で損害を受けた農家への賠償金仮払いで、JAを通さずに出荷している生産者は賠償請求額の算定などに苦慮している。JAは組合員の被害を取りまとめているが、販売先と直接取引している農家は自分で東電に請求する仕組み。納入先の直売所など...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

商工業者から怒号 南相馬で賠償説明会

【写真】具体策の提示を求める発言が相次いだ説明会
 南相馬市の商工業者を対象にした、東京電力の原発事故による損害補償説明会は20日、同市の原町商工会議所で開かれた。出席者からは東電の対応に不満の声が噴出した。  午前と午後2回の計3回開かれ、商工業者ら約1200人が出席した。東電から福島原子力補償相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

上下分け通気性確保 一時帰宅向け防護服 変更

【写真】暑さ対策などで22日の一時帰宅から導入される上下分かれた新しい防護服
 原子力安全・保安院は20日、一時帰宅する住民の暑さ対策で防護服を従来の「つなぎ」から上下分かれたタイプに変更することを明らかにした。22日の田村市都路町の一時帰宅から着用する。  従来のタイプは暑さへの対応が課題だった。これらに対応するため新タイプ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東和での業務終える 浪江町臨時役場、二本松中心部へ

【写真】佐久間東和支所長にお礼の花を手渡す馬場町長(右)
 東日本大震災で二本松市東和支所に臨時役場を設けていた浪江町は20日、同支所での業務を終えた。同市中心部の県男女共生センターへ主要機能を移し、23日に業務を再開する。  20日夕、浪江町職員が東和支所職員らに感謝の気持ちを伝えた。馬場有町長が「お世話...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難するか残るか 霊山、意向確認アンケート届く

【写真】複雑な表情でアンケートの回答を考える住民
 伊達市が自主避難を支援する市内霊山町の一部地区の対象44世帯に20日、避難の有無を確認するアンケート用紙が届いた。  このうち、93歳の女性をはじめ四世代17人で暮らす家族は、子どもと妊婦を中心に避難させ、それ以外は残る方向で考えている。ただ避難先...[記事全文

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原発問題で特別決議 東北市長会が総会

 東北6県の75市でつくる東北市長会は20日、東日本大震災後初めてとなる総会を仙台市で開き、東京電力福島第一原発事故の早期収束と被害補償や、震災の復興支援を国に求める特別決議を採択した。特別決議は各県の市長会の提案に基づいており、原発事故の決議は、本...[記事全文

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いわきにプレハブ商店街誕生へ

 津波で大きな被害を受けたいわき市久之浜を活性化させようと、久之浜一小の校庭の一部を活用し、夏にもプレハブの"商店街"が誕生する。市は19日、整備費用として1405万円の補正予算案を発表した。  中小企業基盤整備機構の事業を活用する。機構の採択を受け...[記事全文

いわき沿岸部を視察 県復興ビジョン検討委

がれきが残る平薄磯地区を現地調査する県復興ビジョン検討委員会委員=19日午後3時10分ごろ、いわき市
 県復興ビジョン検討委員会(座長・鈴木浩福島大名誉教授)は19日、いわき市の小名浜港から四倉町まで北上し、沿岸部の被災地を視察した。21日は新地町から南相馬市原町区まで南下する。  視察したのは座長代行の山川充夫福島大経済経営学類教授ら5人。一行は視...[記事全文

津波復興で災害危険区域 県と沿岸3市町

 東日本大震災の大津波で被害を受けた浜通りの復興で、県といわき、相馬、新地の3市町は19日までに、津波の危険がある沿岸部を住宅建築が許可されない建築基準法の「災害危険区域」に指定する方向で協議に入った。  国の護岸整備方針などを踏まえ、県は沿岸部から...[記事全文

双葉町の一時帰宅は26、27日 120人の見通し

 福島第一原発事故を受け、埼玉県加須市に役場機能ごと集団避難している双葉町の井戸川克隆町長は19日の記者会見で、避難後初めてとなる一時帰宅を26、27の両日に実施すると明らかにした。対象は第一原発から5キロ付近の3地域で、一世帯2人ずつの計120人。...[記事全文

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南会津地区の牧草 全ての牛に使用可能

 県は19日、牧草の放射性物質の検査結果を発表した。11点を調べ、南会津地区(下郷町、只見町、南会津町)は全ての牛に使用することが可能になった。他の地区では乳用牛と肥育牛について暫定許容値を上回った市町村があり、使用できない。繁殖雌牛の暫定許容値は全...[記事全文

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自らの手で避難所維持、管理 郡山ビッグパレットに自治組織誕生

自治組織の運営に意見を交わす住民たち=ビッグパレットふくしま
 避難生活が長期化する中、県内最大規模の避難所で約1500人が生活している郡山市のビッグパレットふくしまに住民自治組織が誕生し、避難所を自らの手で維持・管理する取り組みが始まった。日々の生活にメリハリをつけて、生活再建への活力を得る。  自治組織は...[記事全文

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福島市が夏休み延長 小中学校の放射線対策で

  福島市は東京電力福島第一原発事故に伴う放射線対策として、全小中学校72校と福島養護学校の夏休みを1週間程度、延長することを決めた。夏の暑さの中で窓を閉め切ったまま授業をするのを、できるだけ避けるための苦肉の策。プールについても全校で今夏の使用を中...[記事全文

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相馬農高飯舘校で始業式 一時移転先の福島で

相馬農高飯舘校の新入生歓迎会で決意を語る林さん(左)
 相馬農高飯舘校の始業式は、福島県内の高校で最も遅い18日、学校の一時移転先の福島市の県教育センターで行われ、74人が新たな学校生活をスタートさせた。  冒頭、震災で亡くなった同校の生徒1人と卒業生1人を悼んで黙とうした。二本松義公校長が「困難な状...[記事全文

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仮設住宅群に介護拠点 県が来月着工、配食サービスや心のケア

 福島県は、仮設住宅に入居した東日本大震災の被災者の健康維持に向け、7月中にも200戸程度の仮設住宅群に介護サービスなどを提供する拠点施設を設ける。周辺に既存の施設が整っていない区域を対象に関係市町村と協議して開設場所を決め、社会福祉法人やNPO法人...[記事全文

首相に支援要請 浪江町と飯舘村の議会

 福島県浪江町と飯舘村の両議会は18日、それぞれ官邸で菅直人首相と面会し、福島第一原発事故の避難者支援や十分な補償を求めた。菅首相は両議会に対し、国の責任で全力で取り組む姿勢を強調した。  浪江町議会は吉田数博議長ら議員15人が訪れ、原発事故関係の...[記事全文

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県内の一部地域、野菜の出荷制限解除を解除

 政府は18日、会津地方と南会津地方の17市町村のブロッコリーなどアブラナ科花蕾類の出荷・摂取制限と県南、会津、南会津3地方の26市町村のカブの出荷制限を解除した。福島県は政府の指示を受け同日、市町村や関係団体に通知した。  今回の解除で県南、会津...[記事全文

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社会福祉・医療の626施設で被害 県、回線遮断想定せず

 福島県内の社会福祉施設・医療関係施設約3000施設のうち、2割に当たる626施設が東日本大震災の被害を受けたことが県の調査で分かった。福祉公安委で示した。被害総額は数十億円を超える可能性があるという。  病院は139施設のうち、8割の110施設が...[記事全文

知事が予算委員会委員と会談し、要望

中井委員長に要望書を手渡す佐藤知事(右)
 衆院予算委員会の委員11人は18日、本県入りし、福島県庁で佐藤雄平知事と会談した。中井洽委員長は会談後に報道各社の質問に答え、被災地の状況を考慮して国の二次補正を進める考えを示した。  中井委員長は二次補正について「(政府は)有識者の最高のプラン...[記事全文

東電に迅速な損害賠償要請 県商工会連合会長ら

清水社長に迅速な損害賠償を要請する田子会長(中央)と石沢会長(右)
 福島県商工会連合会の田子正太郎会長は18日、全国商工会連合会の石沢義文会長とともに、福島第一原発事故で被害を受けた中小企業への迅速な損害賠償を東京電力に要請した。都内の同社本店で清水正孝社長に要請書を手渡した。  要請では「事故の影響は今後の中小...[記事全文

保原高が損壊校舎の破片に絵  原発作業員に絵手紙

自分が書いた絵手紙を持つ保原高美術部員。手前は花を描いたがれき
 東日本震災で校舎が大きく損壊した福島県、保原高の美術部は、崩落した壁などを利用して絵を描く「震災に負けない~がれきに花を咲かせようプロジェクト」を始めた。原発で過酷な作業に従事している人たちに絵手紙のエールを送る準備も進めている。  保原高は北校...[記事全文

被災地復興支える力に 県消防学校で初任教育の入学式

決意を胸に県内各地から入校した初任教育学生
 採用間もない消防職員が消防活動の基本を学ぶ消防職員初任教育の入学式が18日、福島市の県消防学校で行われ、県内12消防本部から計97人が入校した。このうち、沿岸部のいわき、双葉地方、相馬地方の消防本部からは21人が入学し、「一日も早く戦力となり、被災...[記事全文

校庭の線量を再調査

福島市の福島西高校庭で放射線量を測定する職員=18日午前10時10分ごろ
 福島県教委は18、19の両日、4月中旬の環境放射線モニタリング調査で比較的線量が高かった県北・県中地区の県立学校42校の校庭の再調査を行っている。  県北地区の16高校と2特別支援学校、県中地区の19高校と5特別支援学校が対象。県県北、県県中両教...[記事全文

請戸小の楽器や体操着を回収 自衛隊 

被災した請戸小で回収した楽器や体操着を届けた自衛隊員=二本松市・旧針道小
 行方不明者の捜索に当たっている福島市の陸上自衛隊第44普通科連隊は浪江町の請戸小から楽器や体操着などを回収し、18日、同町の回収品を保管している二本松市の旧針道小に届けた。  請戸小は津波で建物の1階が被害に遭ったが、2階は流されず無事だった。自...[記事全文

積算線量計を配布へ 県内の教育・保育施設1500カ所 

 文部科学省は放射線の積算線量計を福島県内全ての保育施設から高校までの教育・保育施設約1500カ所に配布する。安心感を求める保護者や学校の要望に応え、普段の活動で浴びる線量の実態把握に役立てる。屋外活動制限の暫定基準値(毎時3・8マイクロシーベルト)...[記事全文

日産いわき工場全面復旧 ゴーン社長 従業員激励

気勢を上げ、今後の飛躍を誓うゴーン社長(左)と小沢工場長
 東日本大震災で被災した、いわき市の日産自動車いわき工場が十七日、全面復旧しフル生産が可能となった。  カルロス・ゴーン社長が訪れ、従業員に対し「復旧は六月上旬の予定だったが、約二週間も早まった。被災した工場の中で最速で、県民の底力に感激した」と述...[記事全文

避難者 不信募らす 原発事故工程表 具体的内容示されず

原発事故への対応と避難住民への支援策の工程表を伝えるテレビニュースに見入る避難者=17日午後7時10分ごろ、福島市・あづま総合体育館
 政府が17日発表した原発被災者支援の工程表は、不安を抱えながら先が見えない生活を送る県民にとって安心材料にはほど遠い内容だった。避難解除の時期や具体的な支援内容は示されず、実効性を疑問視する声も。東京電力が改定した原発事故収束に向けた工程表には大き...[記事全文

政府、工場操業継続認める 計画的避難区域 累積線量など条件付き

計画的避難区域内での操業が認められた川俣理工
 福島第一原発事故に伴い計画的避難区域に指定された川俣町山木屋地区と飯舘村での工場などの事業継続をめぐり、政府の原子力災害対策本部は17日、条件付きで操業を認める旨を両町村に通知した。区域内での操業継続を求めていた事業者からは安堵(あんど)の声が上が...[記事全文

車両持ち出し予行演習 修理時間や線量確認 作業に限界

予行演習で20キロ圏内からJヴィレッジに持ち出され、訓練で除染される公用車=17日午後2時55分ごろ
 政府の原子力災害現地対策本部は17日、福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域に指定された楢葉町と富岡町で車両を持ち出す予行演習を行った。公用車を使って修理に要する時間や放射線量などを確認した。対策本部は住民の要望を踏まえ今月下旬の持ち出しを目指...[記事全文

「ミスピーチ」初の募集停止 福島 震災...選考準備整わず

 東日本大震災を受け県くだもの消費拡大委員会(事務局・福島市)は17日、今年度の「ミスピーチキャンペーンクルー」は募集しないことを決めた。募集停止は、昭和38年に前身の「ピーチガール」として活動を開始して以来、初めて。  大震災で選考会の準備が整わ...[記事全文

鏡石 水田9割作付け困難 施設復旧見通し立たず

復旧が手付かず状態のため池の崩壊現場
 鏡石町の水田は雑草に覆われている。東日本大震災で損壊したパイプラインの復旧が進まず、町内の水田の約九割に当たる1050ヘクタール余りが作付け不能の状態だ。福島第一原発事故の影響を受け、各地で例年より遅い田植えが始まった中、町内の農家は耕作できない苦...[記事全文

震災乗り越え収穫 ハウスサクランボ福島の樅山さん

真っ赤に色づいたサクランボを収穫する樅山さん(左奥)
 福島市飯坂町平野の果樹農家樅山(もみやま)清志さん(41)方で、ハウスサクランボの収穫が始まった。  樅山さんは父健一さん(71)と一緒に約五アールのハウスで佐藤錦や高砂など約三十本を栽培している。震災時には停電と燃料不足でボイラーが使えず、ハウ...[記事全文

被災地産業動画で紹介 福島民報社とグーグルなどチャンネル開設

県内事業主も登場するユーチューブの「ビジネス支援チャンネル」
 インターネット検索大手のグーグルは福島民報社など東北・関東の主要地方新聞社と連携し、十六日から動画投稿サイトのユーチューブに東日本大震災復興支援「ビジネス支援チャンネル」を開設した。  地震、津波、原発事故による風評被害を受けながらも頑張っている...[記事全文

「豚9割死んだ」 小高の養豚業者、怒りに震える

生き残った豚は十分な食料がなく痩せこけていた=11日、南相馬市小高区
 県養豚協会(中野目正治会長)は20日、福島第一原発事故の影響や補償問題への対応などを協議する初会合を郡山市で開く。警戒区域の南相馬市小高区吉名で養豚業を営んでいた林芳久さん(48)は会合を前に今月11日、市の許可を受けて自宅に戻り、豚の状況を確認し...[記事全文

避難先で青空理容室 楢葉の松本豊子さん「できることを」

避難者の散髪をする松本さん(左)
 「どんな髪形にしましょうか」。会津美里町に避難している楢葉町の理容師松本豊子さん(52)は、避難所となっている旧赤沢幼稚園の園庭に設けられた"青空理容室"で被災者の散髪を続けている。  楢葉町下小塙で「バーバー菫(すみれ)」を営んでいた松本さん。震...[記事全文

底引き網漁、調査開始 いわき市漁協

 いわき市漁協は16日、いわき沖で底引き網によるサンプル調査を始めた。今月末まで毎週月曜日、計3回行い魚介類の安全状況を確認する。  これまでは水深50メートル以内の海面近くにいるコウナゴなど調査しており、水深50メートルから150メートルを漁場にす...[記事全文

対応遅れ批判、先送り不満 賠償金仮払い

 原発事故で被災した中小企業への賠償金仮払い実施に向けた協議会の16日の初会合で、仮払いの道筋が固まった警戒区域内などの事業者からは対応の遅れを批判する声が上がった一方、算定基準に対する要望などが相次いだ。先送りされた形の区域外の企業は、風評被害の実...[記事全文

田村の第一陣、22日に一時帰宅 都路・古道の76世帯

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域にある田村市都路町古道地区への一時帰宅は22日に行われる。16日に決まった。市によると、対象となる121世帯計381人のうち76世帯の計135人が参加する。  市、政府の原子力災害現地対策本部は警戒...[記事全文

阿武急が全線復旧 富野-角田駅間再開で

震災から約2カ月ぶりに全線復旧した阿武隈急行=伊達市梁川町の富野駅付近
 震災の影響で一部不通となっていた阿武隈急行(本社・伊達市)は16日、約2カ月ぶりに全線復旧した。  一時は全線で運転を見合わせていたが、全社態勢で復旧に取り組み、先月6日から運転再開区間を順次延長してきた。16日に富野(伊達市梁川)-角田駅(宮城県...[記事全文

土砂崩れ部分、開通は12月 県道白河羽鳥線の西郷区間

県道白河羽鳥線の開通見通しを説明する県県南建設事務所職員
 東日本大震災による土砂崩れなどで大半が通行止めになっている県道白河羽鳥線(延長26キロ)の復旧工事で、西郷村羽太の土砂崩れ区間の開通は12月下旬となり、今夏の行楽シーズンには間に合わない見通しとなった。開通時は片側一車線の交互通行で、二車線での開通...[記事全文

放射性汚泥、未使用槽に保管 福島市の終末処理場

 汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出された福島市の堀河町終末処理場で汚泥がタンクに満杯になる可能性が出ていた問題で、市は16日までに場内にある未使用の反応槽に汚泥を保管する方針を固めた。  活用する反応槽は10槽で全てコンクリート製。下水浄化の過程...[記事全文