東日本大震災

2011年5月アーカイブ

4億5000万円で最終調整 JAと関係団体東電へ一次請求

 福島第一原発事故に伴う東京電力への損害賠償請求に向け、JA福島五連と農畜産業関係団体で構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」が取りまとめる一次請求の総額は4億5千万円程度になる見通しであることが16日、分かった。構成団...[記事全文

仮払い遅れ対象5500社 中小企業の原発賠償

 東京電力福島第一原発事故による商工業者への賠償金仮払いは当面、警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域内の中小企業が対象となる。16日、福島市で開かれた県商工会連合会など商工関係3団体と東電による協議会の初会合で確認した。対象企業は約5500社...[記事全文

フクシマからの報告2(7)黙殺された抗議文 海への影響見通せず

相馬原釜漁港で手作業でがれきを撤去する漁協関係者=16日、相馬市
 相馬市の相馬原釜漁港で16日、相馬双葉漁協の関係者による本格的ながれきの撤去が始まった。大破した事務所や岸壁、柱だけになった市場...。東日本大震災から2カ月余りが経過した今も大津波の傷痕が残る。  漁協は今月下旬をめどに市場機能の暫定復旧を目指す...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

フクシマからの報告2(6)不安残る暫定基準 土壌改良も道筋見えず

「またコメを作れるだろうか…」。飯舘村の山田さんは放射性物質が検出された土壌の再生を願う
 計画的避難区域に設定された飯舘村と川俣町山木屋で15日から住民の避難が始まった。両地域の農家も間もなく自宅を離れなければならない。農作物を育む大地には東京電力福島第一原発事故によって放射性物質が飛散した。水田からは国の暫定基準値を超える放射性セシウ...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

飯舘、川俣の計画避難が始まる 乳幼児、妊婦いる家庭が優先

避難を前に菅野村長(右)の励ましを受ける飯舘村民=15日午後1時25分ごろ、村役場前
 福島第一原発事故で全域や一部が計画的避難区域に指定された県内5市町村の住民避難は15日、飯舘村と川俣町をトップに始まった。唯一全域が指定された飯舘村は6月中旬ごろ、山木屋地区が指定された川俣町は今月中の完了を目指す。ただ、両町村ともに避難先となる仮...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ステッカーに願い込め 「富岡に戻ることを忘れるな」

富岡町が配布しているサクラのステッカー
 郡山市のビッグパレットふくしまに仮役場を置く富岡町に町のシンボルの夜の森公園のサクラをイメージしたステッカーが届いた。首都圏で活動する町出身のデザイナー関根茂樹さんが5千枚を贈った。町職員や町民らは所持品に貼るなどして、古里に帰る日までの励みにして...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

道路、河川の164カ所に11億円 震災復旧の公共土木1次査定

 東日本大震災で被災した県内の公共土木施設の国の1次査定が15日までに終了し、第一弾の復旧工事は中通りと会津地方の道路、河川合わせて164カ所で実施する。総事業費は約11億円で、6月上旬にも順次発注し、9月中旬以降、完了する見通し。県は他の地域につい...[記事全文

27の運動施設は基準内 県の線量調査

 県は15日、児童・生徒の使用頻度の高い公共スポーツ施設約90施設を対象に11日から4日間実施した環境モニタリング調査のうち、13日に行った27施設の結果を公表した。国の暫定基準値(毎時3・8マイクロシーベルト)を上回る施設はなかった。今回の最大値は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

佐藤知事が20キロ圏内を初めて視察 犠牲者慰霊、捜索激励も

津波被害に遭った現場で、犠牲者の冥福を祈る佐藤知事(手前)ら=15日午後、浪江町請戸(代表撮影)
 佐藤雄平知事は15日、浪江町請戸地区などで行方不明者の捜索を続ける自衛隊、警察関係者を激励した。佐藤知事が東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内で捜索状況を視察したのは初めて。  佐藤知事は相馬市の遺体安置所で焼香して犠牲者を慰霊した後、浪江町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ローマ法王特使いわき視察 被災地の悲しみ届けたい

久之浜町を視察するサラ枢機卿(右)とカステッロ大司教(左)
 ローマ法王ベネディクト16世特使のロベール・サラ枢機卿ら一行は14日、東日本大震災の被災地視察のため、いわき市を訪れた。高位聖職者の法王特使が被災地を視察するのは異例で、いわき市に来るのは初めてだという。  訪れたのはサラ枢機卿とバチカン日本大使の...[記事全文

フクシマからの報告2(5)後手後手線量対策 独自に動きだす市町村

校庭の表土を削り取る重機。作業員は取り残しがないよう念入りに作業していた=14日、二本松市
 二本松市の塩沢小に14日、重機が入り、校庭表面の土を削り始めた。作業を見守った市教委の担当者はほっとした表情を見せた。「これで少しは安心してもらえるだろう」  二本松、本宮、大玉の3市村が表土の除去を決めたのは9日。国は屋外活動制限の基準を毎時3....[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

風評、精神的損害も対象に 原発で県、緊急要望 

 原子力損害賠償紛争審査会が示した賠償一次指針で風評被害、精神的損害が対象外とされたことを踏まえ、県は14日、政府に両被害を賠償対象とするよう緊急要望した。県の相談窓口に寄せられた風評被害や精神的損害の事例を示し、迅速で確実な対応を強く求めた。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達市、独自に避難支援 飯舘に隣接、50世帯150人

 伊達市は同市霊山町の一部地区で、東京電力福島第一原発事故による積算放射線量が年間20ミリシーベルト以上となる予測が出されていた問題で、地区内からの一時避難などを望む住民に、独自の支援を行う方針を示した。14日に、地区内で開いた原発事故に関する説明会...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「必ず福島を守ってください」 矢祭の東舘小児童 原発作業員に激励メッセージ

原発作業員に感謝と激励の手紙を書く児童
 福島県矢祭町の東舘小2、3、4年生合わせて65人は12日、体育館などに寝泊まりしながら東京電力福島第一原発事故の収束作業に当たる東電社員や関連会社員のために感謝と激励のメッセージを書いた。  「わたし達は原発で働く人達の味方です。日本全国の人がみな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「遅過ぎ」「残りいつ」生産者憤り 東電仮払い月内開始

伸びきったホウレンソウを見つめる安田さん=13日、伊達市保原町
 東京電力が農林漁業者への賠償金仮払いを発表した13日、県内の関係者からは仮払いの時期や対象などに怒りや不満の声が上がった。「対応が遅過ぎる」「風評被害の方がむしろ深刻」...。いまだ福島第一原発事故の収束は見通せず、生産者たちの不安は消えない。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

年金保険料全額免除に

 福島第一原発事故に伴い避難指示、屋内退避指示を受けた市町村に3月11日の時点で住所があった人は、国民年金保険料が全額免除される。日本年金機構が13日、発表した。  免除の申請手続きを7月末までに行うよう呼び掛けている。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、月内にも復旧・復興本部

大震災からの復興に向けて開かれた検討委員会の初会合
 県の東日本大震災からの復興指針となる復興ビジョンは(1)経済雇用対策(2)新エネルギー産業構築(3)地域社会の絆の再構築-が柱になる。7月末に決定する。佐藤雄平知事が13日、発表した。県は復興ビジョンの具現化、インフラや産業の復旧、復興に向け今月中...[記事全文

県が5月補正に2257億円

 佐藤雄平知事は13日、県庁で記者会見し、17日開会の5月臨時県議会に提出する一般会計補正予算案は2257億8100万円に上ることを明らかにした。東日本大震災の復旧・復興に向け、県の補正予算としては過去最大となる見通し。被災した公共土木施設などを復旧...[記事全文

農林漁業者に月内に仮払い 東電、損害の半額を

 東京電力は13日、福島第一原発事故で損害を受けた農林漁業者への賠償金仮払いを今月末までに開始すると発表した。関係者への迅速な生活支援を目指した政府の要請を受けての対応で、農林水産物の出荷制限・自粛措置や、家畜処分などで受けた4月末までの被害額の2分...[記事全文

フクシマからの報告2(4)揺れる「安全基準」 不安の連鎖断ち切れず

県教育庁には放射線量に関する問い合わせが相次いでいる。職員は国が示した基準を丁寧に説明しているが…
 「国の基準で安全といえるのか」。福島市の福島一小に置かれている県教育庁学校生活健康課には毎日のように学校の放射線量を心配する電話が入る。  東京電力福島第一原発の爆発事故によって拡散した放射性物質により、県内の大半の学校で放射線が観測された。依然...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

フクシマからの報告2(3)届かぬ政府の支援 住民、自治体あす見えず

フラガールに拍手を送る双葉町民。県外での長い避難生活の苦しさが癒やされるひとときとなった=12日、埼玉県加須市
 埼玉県加須市にある旧騎西高の避難所に12日、いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールが訪れた。ここで暮らす双葉町民は、およそ1200人。東京電力福島第一原発事故から2カ月が経過した。原発の収束は6カ月~9カ月後とされている。華やかな踊りに一時...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

県、応急工事を開始 津波被害の堤防19カ所

 福島県は12日までに、東日本大震災の津波で被害を受けた海岸と河川の堤防合わせて19カ所の応急工事を開始したと発表した。  実施箇所は海岸15カ所と河川4カ所で【表】の通り。完了予定は今月下旬から7月下旬を予定している。海岸は、いわき市小名浜の潮位の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内タケノコ7点 基準値超す

 福島県は12日、タケノコと牧草、肉類の放射性物質の検査結果を発表した。タケノコは13点を調べ、七点が食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を上回った。県は国の出荷制限対象となっている伊達市を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フクシマからの報告2(2)「現場無視」の線引き 責任、自治体に押し付け 

 会津美里町の中心部にある旧高田幼児保育園で、楢葉町民40人ほどが避難生活を送っている。11日、町長の草野孝は東京電力福島第一原発事故で古里を追われた人たちと向き合った。疲れの色を濃くする町民に10日から始まった一時帰宅の手順を説明した。  町の大半...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

「おだがいさま交番」開所 ビッグパレットの避難所派出所

開所した臨時交番に取り付ける看板
 東日本大震災による避難所で全国で初めて設置される郡山署の臨時派出所は12日、郡山市のビッグパレットふくしまで開所した。警察官が常駐して被災者らの悩み相談や啓発活動を展開する。  開所式には、遠藤勝也富岡町長や渡辺日出夫館長、同署の菅野紀之地域交通官...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬農高サテライト校が開校 214人、相馬高で新たなスタート

二本松校長のあいさつを聞く相馬農高生=相馬市の相馬高
 南相馬市原町区の相馬農高のサテライト開校式は12日、協力校である相馬市の相馬高で行われ、1~3年生214人が新たなスタートを切った。  震災犠牲者に黙とうをささげた後、二本松義公校長が「津波で若い命を亡くした仲間らの分も精いっぱい生きてほしい。校訓...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災乗り越え学び誓う 郡山女子大など入学式

誓詞を述べる青山さん(中央)と渋谷さん
 郡山女子大大学院、郡山女子大、同大短期大学部、同大短期大学部専攻科の入学式は12日、郡山市の同大建学記念講堂で行われ、386人が新たなスタートを切った。  震災の避難所となり、4月10日に予定していた式を延期した。  内訳は大学院3人、大学95人、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

葛尾、川内村民が一時帰宅

2時間程度の滞在時間の中、家族の写真や夏服など思い思いの品を持ち出した葛尾村民
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域にある葛尾村と川内村の一時帰宅は12日、行われた。葛尾村は初めてで17世帯27人、10日に続いて2回目の川内村は28世帯43人が参加した。複数自治体が同時に行うのは初めて。  両村とも中継基地に川内...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

両陛下ご来県

避難者の健康などを気遣いながら励まされる天皇陛下左隣は佐藤知事=11日午後1時25分ごろ、福島市あづま総合体育館(代表撮影)
 天皇、皇后両陛下が福島県の避難所や被災地を視察された。いまだ生活の先行きが見えない被災者の大きな励ましとなったに違いない。  本県ご訪問は12年前に相馬市で開かれた全国豊かな海づくり大会以来だ。大会当日はテントが飛びそうなほどの強風が吹きつけた。そ...[記事全文

震災から2カ月で黙とう

震災の発生時刻に合わせ、犠牲者の冥福と行方不明者の早期発見を祈り静かに手を合わせる住民=11日、いわき市岩間町
 東日本大震災から2カ月を迎えた11日、震災が起きた午後2時46分に合わせ、福島県内各地で黙とうがささげられた。  いわき市岩間町では、津波で地区内の約90戸の大半が全壊し、10人が死亡、今なお3人の行方が分からない。「2カ月目なので、もしかすると...[記事全文

田村市の一時帰宅は22日を軸に調整

 政府の原子力災害現地対策本部長の池田元久経済産業副大臣(衆院神奈川6区)は11日、福島市で記者会見し、田村市民の警戒区域内への一時帰宅は今月22日を軸に調整していることを明らかにした。  池田氏は「田村市から日曜日に実施してほしいと要望を受けてい...[記事全文

小高商高がサテライト校で始業式

サテライト校の福島商高で行われた小高商高の始業式
 小高商高のサテライト校の始業式は11日、福島市の福島商高と相馬市の相馬東高でそれぞれ行われ、合わせて150人が臨んだ。  このうち福島商高では、57人が制服や私服で出席した。小高商高の斎藤貢一校長が新入生に合格通知書を授与し、「いち早く救いの言葉...[記事全文

湯本高生感謝の初登校 いわき明星大で授業開始。震災被害で

いわき明星大で授業を開始した湯本高の生徒
 東日本大震災の影響で校舎が使用できない状態になっている、福島県いわき市の湯本高は11日、市内のいわき明星大のキャンパスを借りて授業を開始した。  震災の影響で転入した22人を含む約930人が感謝の気持ちを胸に"初登校"した。  体育館で行った全...[記事全文

福大が相談窓口設置 地元企業や自治体支援で

 福島大は11日までに東日本大震災で被災した地元企業や自治体を支援する相談窓口を設置した。入戸野修学長らが11日、同大で記者会見し発表した。  同大が取り組む支援プロジェクトの一環。同大共生システム理工学研究科研究プロジェクト型実践教育推進センター...[記事全文

双葉、楢葉両町議会首相に要望、抗議  「全額補償を」「早期収束を」

双葉町の清川泰弘町議会議長(左)から要望書を受け取る菅首相=11日午前、首相官邸
 福島県双葉町議会と楢葉町議会は11日、菅直人首相に原発事故に対する要望書や抗議文を提出した。  双葉町議会は清川泰弘議長が官邸を訪れ、原子力災害に対する全額補償や被災者の雇用対策、農漁業支援、高速道路の無料化などを要望した。菅首相は「住民が一日も...[記事全文

避難全世帯に家賃補助 県、対象要件緩和を検討

 民間の賃貸住宅に入居している避難者への家賃補助で、福島県は住宅の全壊などによる避難世帯全てを対象にする検討に入った。11日に県庁で開かれた自民党県議会議員会政調会で示した。  家賃補助の対象は、住宅の全壊や原発事故の影響などで避難し、民間賃貸住宅...[記事全文

社告 東日本大震災、原発事故に伴い 富岡支局は郡山本社に 浪江支局は本社に移転

 福島民報社は十一日から富岡支局を郡山本社内、浪江支局を本社内に移転します。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴う一時的な措置です。両支局は当面、各本社を拠点に、避難・移転している管内の町村の取材に当たります。両支局の住所、電話番号などは次の通...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フクシマからの報告2(1)伏せられた線量予測 募る住民の不信、怒り

事故後1年間の推定積算放射線量(政府、東電の事故対策統合本部資料による)
 東京電力福島第一原子力発電所の事故発生から11日で2カ月となった。この間、1年間の積算放射線量の予測が示されるなどして、放射性物質が県内に拡散していることが徐々に明らかになった。原発事故の収束は長期化の様相を呈し、放射線量が高い地域の住民は、かつて...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

警戒区域 初の一時帰宅 川内の54世帯92人

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域にある川内村の住民54世帯92人が10日、一時帰宅した。同区域の9市町村で初めて。約2時間の滞在時間で、貴重品、衣類などを持ち出した。  参加者は防護服などを着用。バス5台で出発し、班ごとに自宅に戻...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

わが家2時間だけ 「次はいつ」 「思い出」持ち帰る

【写真】室内で運び出す荷物を選ぶ坂本さん家族=10日午後0時40分ごろ(代表撮影)
 東京電力福島第一原発の事故から2カ月がたった10日、川内村の村民は一時帰宅に臨んだ。やっとかなった2時間だけのつかの間の帰宅。防護服を着たままという不便さの中で、位牌(いはい)や預金通帳、住所録、血圧計などそれぞれの大切な品物を持ち帰った。古里へ戻...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

きょう表土処分方法提示 官房副長官が副知事に伝える

 福山哲郎官房副長官は10日、内堀雅雄副知事と首相官邸で会談し、東京電力福島第一原発事故で県内の小中学校などの校庭から除去された放射性物質を含む表土について、11日に処分方法を提示すると伝えた。表土と下層の土を入れ替える「上下置換工法」が有力案の一つ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が運動施設で線量調査 あすから99カ所、15日判明

 県は10日、野球場やプールなど児童・生徒の使用頻度の高い屋外・屋内の公共スポーツ施設で環境放射線モニタリング調査を実施すると発表した。学校や公園では調査してきたが、スポーツ施設は初めて。初夏に入り、スポーツ行事が多くなることを踏まえて県が独自に判断...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川俣町が避難場所提示 山木屋地区民に日程説明

 川俣町は10日、政府の計画的避難区域に指定された同町山木屋地区で住民説明会を開き、住民の一次避難先と今後の避難日程を示した。自ら避難場所を決めた住民を除く165世帯386人(約31%)に対して、意向調査を元に町が斡旋する避難場所を提示した。避難は1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 踏みだす一歩(20) 命の旗よ風を切れ

依頼主の思いをかみしめ、製作に当たる西内さん
 騎馬武者の背中で旗指物が風を切る。家紋がはためく。歓声が上がる。「(祭りになると)血が騒ぐんだよ」。南相馬市原町区、にしうち染工場の3代目西内清祐さん(48)は相双地方を舞台にした伝統の相馬野馬追に思いをはせる。     ◇   ◇  原町区内...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

今を生きる 踏みだす一歩(19) 園児の笑顔 心の糧

園児と接する喜びをかみしめ、食事の世話をする東ケ崎さん
 「こぼしちゃったね」。優しいまなざしに園児は自然と笑顔になる。「もう1口食べようね」。口元をそっと拭き、スプーンを近づけると、小さな口があーんと開いた。  浪江町の保育士東ケ崎由紀さん(30)が会津若松市の会津中央病院付属保育園に勤め始めて3週間に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

古里思いながら新学期 相双8高校、サテライトでスタート

サテライト校が開校した相馬高で歓迎を受ける原町高の新入生
 東京電力福島第一原発事故の影響で、福島県相双地方の県立高校8校が県内各地の高校に設けたサテライト校が9日、スタートした。初日は5校で開校式や始業式などが行われた。  このうち、原町高(南相馬市)の相双地区のサテライト校になる相馬高(相馬市)には最多...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

7市町村に1014戸用意 飯舘村が避難計画まとめる

 東京電力福島第一原発事故で計画的避難区域となった福島県飯舘村は9日、全村民約6500人の避難計画を県に提出した。同日、村議会災害対策特別委員会の了承を得た。住民の意向調査を踏まえ、村があっせんする避難先として県北地方を中心とする7市町村に、1次、2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全89校・園で表土除去 二本松、本宮、大玉の3市村

 文部科学省が示した学校の屋外活動の放射線量基準値では子どもへのリスクが大きいとして、福島県安達地方市町村会の二本松、本宮、大玉3市村は9日、それぞれ全ての小中学校、幼稚園・保育所の校庭・園庭の表土を除去することを決めた。準備が整い次第開始し、月内の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

がれきの線量調査開始 浜、中通りの仮置き場

災害廃棄物の放射線量を調査する職員=郡山市・河内埋立処分場
 福島第一原発事故により放射性物質で汚染された可能性のある災害廃棄物について、経済産業省原子力安全・保安院と環境省は9日、警戒区域と計画的避難区域を除く福島県浜通りと中通りの仮置き場で放射性物質濃度と空間線量の調査を始めた。データを基に災害廃棄物の処...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

看護師、保健師1000人派遣 東大大学院教授ら県内に

 福島市出身の大橋靖雄東京大大学院医学系研究科教授(福島高卒)が代表を務める被災住民支援プロジェクト「きぼうときずな」は今後1年間で被災者支援のために看護師と保健師延べ約1000人を県内に派遣する。大橋教授は9日、福島市で記者会見し、プロジェクトの概...[記事全文

中通り活発、浜通りは低調 県震災対策特別資金融資の実績

 福島県が東日本大震災を受け新設した中小企業向けの「震災対策特別資金」の利用実績は、制度開始の3月25日から4月28日までに430件、70億7760万円に上った。県が9日、発表した。中通りで利用が多く、企業の動きが活発化してきたとみられる。一方、浜通...[記事全文

「地域復興に力を」 福島大で新入生を迎える会

学生歌を歌う新入生
 福島大は9日、東日本大震災で約1カ月延期していた入学式を「新入生を迎える会」として福島市の同大で開いた。  大学院も合わせ新入生1202人のほぼ全員が式に出席した。冒頭、震災の犠牲者に黙とうをささげた。入戸野修学長は「果敢な行動力が危機を乗り越え...[記事全文

ブランド米の輸出再開 JA東西しらかわ、香港へ

トラックに積み込まれる「みりょく満点米」
 福島県のJA東西しらかわは9日、風評被害で中断していたブランド米「みりょく満点米」の香港への輸出を再開した。同JAによると、福島第一原発の事故後、輸出が再開されたコメは全国初とみられるという。風評被害解消と生産者の意欲回復へ期待が高まっている。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

タケノコ、コゴミ出荷制限 県内8市町村産

 政府は9日、放射性物質検査で食品衛生法の暫定基準値を超えた福島県伊達、相馬、いわき、三春、天栄、平田の6市町村のタケノコ、福島市と桑折町のクサソテツ(コゴミ)について、県に出荷制限を指示した。  県は指示を受け、市町村や関係団体、生産者に通知した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災地の写真、復元し公開 相馬の旧相馬女高で

相馬市の旧相馬女高で復元された写真の中から思い出の一枚を探す市民=8日午前10時5分ごろ
 東日本大震災で、津波被害に遭った相馬市の被災地から見つかった写真や位牌(いはい)などがボランティアの手で復元され、持ち主に返却するための一般公開が8日、市内中村の旧相馬女高で始まった。  写真などは自衛隊、警察、消防団などによる行方不明者捜索の際に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

6号国道が復旧 警戒区域除く全区間

 東日本大震災の影響で片側交互通行になっていた広野町上北迫の6号国道は8日までに応急復旧作業が終わり、片側一車線の対面通行が可能になった。同国道は警戒区域を除く全ての区間で上下線の通行が可能になった。磐城国道事務所が発表した。  広野町上北迫の6号国...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

首相、買い物で本県応援 東京の観光交流館を訪問

 菅直人首相は本県を応援しようと8日、東京・八重洲の県八重洲観光交流館を訪れ、県産品の買い物をした。  富田潤也館長から県産の加工食品や工芸品の紹介を受けた。川俣シャモのささ身、とうふみそ、ニシンの山椒(さんしょう)漬、イカニンジン、洋菓子、米などを...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

桑折のコゴミ出荷自粛要請

 県は8日、キノコと山菜の放射性物質の検査結果を発表した。原木シイタケ(露地)4点、福島市と桑折町で採取したクサソテツ(コゴミ、露地)2点が食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を上回った。県...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘の全村避難、柔軟に対応 岡田幹事長が来県し村長と会談

 民主党の岡田克也幹事長は8日、福島第一原発事故に伴い、計画的避難区域に指定された飯舘村を訪れ、菅野典雄村長らと会談した。村民の避難について、「基本は村外に出てもらうことだが、例外的な問題もしっかりと対応していく」と述べ、柔軟に検討したいとの考えを示...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

園庭の線量9割減 文科省が表土と下層入れ替えを検証

園庭に穴を掘り、線量を減らす上下置換工法の実地検証をする調査員=8日午後3時30分ごろ、福島大付属幼稚園
 文部科学省は8日、通常より高い放射線量が検出された校庭・園庭の線量を低減させる「上下置換工法」の実地検証を福島市の福島大付属中と隣接する同大付属幼稚園で行った。表層と下層の土を入れ替えることで線量が9割減少することを確認した。各地の校庭・園庭は地中...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 踏みだす一歩(18) 社員と共に絆編む

相馬市成田の工場で社員に気さくに声を掛ける笠原さん(右)
 相馬市に本社を置く女性衣料メーカー「福装21」は、夏物の生産がピークを迎えている。相馬市にある2つの工場と南相馬市の工場内にミシンの音が響く。女子社員ら約260人が仕上げた商品は大手メーカーに納入後、国内の百貨店などに並ぶ。  「みんなの力があっ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

校庭の線量減本当? 戸惑う父母、先生 「仮置きした土どうする」 表土と下層入れ替え

郡山市の薫小の校庭に置かれたままの除去表土
 「本当に効果はあるのか」。文部科学省が校庭や園庭の放射線量の低減に向け、表土と下層を入れ替える手法を打ち出した7日、福島県内の関係自治体や保護者の間に疑問が広がった。すでに表土を除去し、校庭に仮置きしている学校は、対処法が示されず困惑する。関係者は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県桑折町の仮設住宅 浪江町から26世帯入居

桑折町の仮設住宅に入居が決まり、生活用品などを馬場町長から受ける浪江町民
 桑折町の仮設住宅に7日、浪江町からの避難者26世帯、76人が入居した。浪江町民の入居は初めて。  馬場有浪江町長が「新しい町をつくるため頑張っていきましょう」とあいさつし、小柴宏幸桑折町副町長が歓迎の言葉を述べた。二人は入居者代表に米や生活用品など...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県産品求めにぎわう 県と東急グループ 都内でフェア

風評被害を吹き飛ばそうと本県の魅力を発信した応援フェア=東京の二子玉川ライズ・ショッピングセンター
 福島県と東急グループによる「がんばろう ふくしま! 応援フェア」は7、8の両日、東京都世田谷区の二子玉川ライズ・ショッピングセンターで催されている。  風評被害を吹き飛ばし、都民に本県の魅力を発信しようと企画した。県内の11団体が出展し、米や野菜の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

果樹初検査で正常 野菜も全て基準値内

 県は7日、野菜と果樹の放射性物質の検査結果を発表した。野菜は30市町村の16品目43点、果樹は福島、伊達両市の施設栽培オウトウ計2点を調べ、全て食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を下回っ...[記事全文

福島県八重洲観光交流館売り上げ増 4月の売り上げ前年同期の10倍に

多くの買い物客で連日にぎわう県八重洲観光交流館=7日午後3時30分ごろ
 原発事故の風評被害に苦しむ福島県を応援する輪が首都圏でも広がっている。  東京・八重洲の県八重洲観光交流館の4月の売上高は約4千万円と、前年同期と比べて約10倍に増えた。県が7日に明らかにした。同館には同日も多くの買い物客が詰め掛け、行列ができた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

葛尾、12日一時帰宅 川内は10、12日

 東京電力福島第一原発事故から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は、川内村が10、12日の両日、葛尾村が12日に実施することが決まった。政府の原子力災害現地対策本部長を務める池田元久経済産業副大臣(衆院神奈川6区)が7日に記者会見し、発表した。今...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線量高い校庭、表土入れ替え 文科省、8日福島で実地検証

 文部科学省は7日、通常より高い放射線量が検出されている県内の学校の校庭などで、表土を下層の土と入れ替えて線量を低減させる「上下置換工法」の実地検証を行うと発表した。有効性が確認でき次第、同工法の導入を県内自治体に提言する。  郡山市などが校庭・園庭...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 踏みだす一歩(17) もてなし心の限り

充実したサービスを誓い接客する二瓶さん
 「お帰りなさい」。二本松市岳温泉の旅館「お宿花かんざし」のおかみ二瓶明子さん(32)の明るい声が館内に響く。「ただいま」。浪江町の男子中学生が弾む声であいさつを返す。  大津波や福島第一原発の事故で古里を離れた町民30人余りを受け入れている。毎日、...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県、爆発翌日公表せず 国の拡散予測図

 県は非常時の初期段階で放射性物質の広がりや濃度を予測する国のシステム(SPEEDI)のデータを東京電力福島第1原発1号機が水素爆発を起こした翌日の3月13日に確認したが、公表していなかった。6日の自民党県議会議員会政調会で県が明らかにした。  議員...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

風評に負けないリンゴを 福島で立夏摘花作業盛り

風評被害に負けないリンゴを作ろうと摘花作業に取り組む福地さん一家
 6日は24節気の一つ「立夏」。暦の上では夏の始まりとされる。福島市の果樹地帯では、リンゴの摘花作業が最盛期を迎えている。  同市北矢野目の果樹農家福地功一さん(73)方では、家族総出で、主力品種の「ふじ」の花を摘んでいる。原発事故の影響で農産物への...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

基準値超すセシウム検出 勿来沖のコウナゴ

 県は5日、魚の放射性物質の検査結果を発表した。いわき市勿来沖で採取したコウナゴから食品衛生法の暫定基準値を超える放射性セシウムを検出した。  勿来沖のコウナゴは1キロ当たり2900ベクレルだった。県内では漁が行われていないため、市場には出回っていな...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

6市町村で基準値上回る タケノコの放射性物質

 県は6日、タケノコの放射性物質の検査結果を発表した。22市町村の27点を調べ、6市町村の8点が食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を上回った。  県は前回の検査で暫定基準値を超えたいわき市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

716頭、区域外に移動 計画的避難区域内の牛

 県は計画的避難区域内の牛9330頭のうち1日現在で、716頭を区域外に移した。残る8614頭は、生産者の意向を踏まえ、競りなどの「生体出荷」、別の場所に移す「一時待避」、食肉用の「と畜出荷」の各手法で対応する。県が6日、発表した。  牛の一時待避先...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

補償金支払い時期明示を 県酪農青年研究連が決起集会

宣言文を読み上げ結束を固める会員
 県酪農青年研究連盟の決起集会は6日、会員約70人が出席して郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれた。  東京電力に対して補償金の支払い時期を明示するよう求め、県には放射線量測定箇所を増やすよう要望したが、いずれも具体的な回答はなかった。  また、警戒区...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

補償に意見、要望相次ぐ 安全・保安院相馬で漁業者へ説明会

漁業者に対して謝罪する東電関係者
 福島第一原発事故を受けた経済産業省原子力安全・保安院の漁業者向け説明会は5日、相馬市コミュニティセンターで開かれ、国や東京電力に対し補償などへの意見や要望が相次いだ。  4月22日のいわき地区に続く開催で、東電関係者が初めて出席した。漁業者は相馬双...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川内、10日にも一時帰宅 政府と村調整、続いて葛尾、田村

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への住民の一時帰宅は、10日にも対象世帯の少ない川内村をトップに始まる。政府の原子力災害現地対策本部と村が6日、最終調整に入り、近く決定する見通しだ。同様に対象世帯が少ない葛尾村、田村市と続き、残る...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 踏みだす一歩(16) 元気再び願いフラ

復興への願いを胸にフラダンスを指導する舟木さん(右)
 いわき市内郷御厩町の御厩小の避難所に坂本九さんの「見上げてごらん 夜の星を」の曲が流れる。フラダンスの教室生12人が優雅に舞う。人さし指と中指で星をかたどり視線を向けると、避難者から歓声が上がった。  「あの時のあふれるような力を再び地域に呼び起こ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

県の融資が急増 中小企業向け震災資金

 県が東日本大震災を受け新設した中小企業向けの「県震災対策特別資金」の融資実績は制度開始の3月25日から約1カ月で224件、約34億円に上っている。4月15日まで約3週間は97件、約13億円だったが、4月16日からの1週間は127件、約21億円と急増...[記事全文

来週にも警戒区域で一時帰宅 政府が調整

 政府は4日までに、東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」への一時帰宅を、早ければ来週中にも開始する方向で調整を始めた。5日、郡山市で関係9市町村に対する説明会を開き、方針を示すとみられる。  住民の一時帰宅の順番は、各市町村から希望...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発の放射線量の詳細データ公表へ 東電社長が会見

二本松市あだたら体育館の避難所を訪れ、浪江町民に謝罪する清水東電社長(手前中央)ら
 東京電力の清水正孝社長は4日、二本松市で会見し、福島第一、福島第二原発周辺の放射線量を調査し、詳細なデータを公表する考えを示した。  避難している住民から帰宅時期の目安となるよう原発周辺の住宅地などを調査する要望があったことへの対応で「現在出してい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

企業の一時立ち入り容認 池田経産副大臣インタビュー

インタビューに答える池田本部長
 政府の原子力災害現地対策本部長を務める池田元久経済産業副大臣(衆院、神奈川6区)は4日、福島民報社のインタビューに応じ東京電力の福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」への企業の一時立ち入りについて、産業育成・保護の観点から広く認める考えを示...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ホウレンソウなど出荷制限を解除

 政府の原子力災害対策本部は4日、摂取と出荷が制限されている県産野菜のうち、ホウレンソウなどの非結球性葉菜類は白河など県南地方といわきの10市町村、キャベツなどの結球性葉菜類は郡山など県中地方といわきの13市町村、ブロッコリーなどのアブラナ科花蕾類は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

磐城高吹奏楽部・合唱部が復興へコンサート

復興の願いを込めて演奏を披露する磐城高の生徒ら
 いわき市の磐城高吹奏楽部・合唱部は4日、市内の平三小体育館で「がんばれいわき・がんばれ福島・がんばれ日本 元気回復コンサート」を開いた。震災の影響で十分な練習時間を確保できない中、見事な演奏で市民らに勇気を与えた。5日も午後1時半から同体育館で開催...[記事全文

被災地から元気届けたい 南相馬のMJCアンサンブル

50日ぶりに再会し、練習に打ち込むMJCメンバー
 震災と原発事故で多くの団員が避難している南相馬市のMJC(南相馬ジュニアコーラス)アンサンブル(金子洋一代表)のメンバーは4日、それぞれの避難先から南相馬市に集まり、震災後初の合同練習に臨んだ。「被災地から元気のメッセージを届けたい」と8月6、7日...[記事全文

相馬の高校、サテライト手探り開校 相双8高校来週から

教室と仕切られた職員室で準備を進める小高商高の吉井教頭(右)=福島商高
 東京電力福島第一原発事故の影響で県内各地のサテライト校に移る相双地方の県立8高校は、違う学科の生徒が同じ教室で勉強するなど、不自由な環境下での授業を強いられる。教える側も教員が足りずに高校間で融通し合うなど苦労が尽きない。連休明けの9日から順次、始...[記事全文

今を生きる 踏みだす一歩(15) 強い心で捜索続行

捜索活動を終え、スクリーニングを受ける岡本さん(右)
 <ピッ、ピッ、ピッ>。胸ポケットに差し込んだ線量計から電子音が鳴る。放射線の積算線量が上昇したことを告げる。  「まだ大丈夫だ」。富岡消防署警防第一係の岡本博之さん(38)は福島第一原発から10キロ圏内の捜索を続行する。被災の現場の最前線にとどまり...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

会津の安全性世界にアピール 菅家市長ユーチューブで

鶴ケ城を背にして、放射線量を測定する菅家市長
 風評被害の払しょくを目指し、福島県会津若松市の菅家一郎市長は2日、市内の大気中の放射線量を測定した映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した。日本語版に加え、英語版も公開し、会津の安全性を国内外にアピールしている。  動画は菅家市長が出演してい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

晴れて新入生歓迎会 福島学院大

誓いの言葉を述べる渡辺さん(右)
 東日本大震災の影響で入学式を中止した福島県福島市の福島学院大の入学歓迎会は3日、市音楽堂で開かれ、510人の新入生を迎えた。  阿部正学長が「知識と技術だけでなく真心を持って夢を実現してほしい」とあいさつした。代表で福祉学部4年の佐々木昌克さんが「...[記事全文

タケノコも検査実施 放射性物質で県

 福島県は旬を迎えたタケノコの放射性物質検査に集中的に取り組む。いわき市で採れたタケノコから食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を超える放射性物質が検出されたためで、今週中にできるだけ多くの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原乳から放射性物質検出されず

 福島県は3日、原乳の放射性物質の検査結果を発表した。放射性ヨウ素、放射性セシウムは全てのサンプルで検出されなかった。  出荷制限が解除されている福島、いわき、南会津、会津坂下の4市町の乳業工場4カ所、本宮市の貯乳施設一カ所から採取した原乳を調べた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 踏みだす一歩(14) 患者に寄り添って

原町区にとどまり、待合室で患者に声を掛ける志賀さん(左)
 南相馬市原町区で志賀医院を営む志賀嘉津郎さん(62)は避難先の東京から地元に戻って1カ月になる。大きな余震に備え、動きやすい服装で診療に当たる。  「体調はどうですか」。待合室でお年寄りに話し掛けると、明るい声が返ってきた。「おかげさまでいいです...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

10キロ圏で捜索開始 自衛隊、8遺体を収容

福島第一原発から10キロ圏内で捜索する自衛隊員=3日、浪江町請戸地区(自衛隊提供)
 自衛隊は3日、福島第一原発から10キロ圏内の行方不明者の捜索を開始した。福島県警と合同で活動し浪江、富岡の両町で不明者の発見に努めた。県警によると、10キロ圏内の浪江町で6人、10~20キロ圏の富岡町で1人、楢葉町で1人の遺体が見つかり収容した。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、賠償請求の範囲拡大 国と東電に要求へ

 福島第一原発事故で、福島県は国や東電に賠償を求める範囲を風評以外の被害まで広げる。市町村や法人、協会などの団体が事故対応でかかった人件費、従業員の避難で企業が受けた営業損失などの被害実態を調査し、国や東電に賠償を求める。9日に開く原子力損害に関する...[記事全文

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想定超え対応できず 保安院長が会見

佐藤雄平知事と会談後、記者会見に応じる寺坂院長=3日午前11時20分ごろ、県自治会館
 原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は3日、福島県福島市で行った記者会見で、現在の東京電力福島第一原発の状況について「緊急的な状態の中での安定状態」と表現した。その上で、東電が公表した事故収束への工程表の達成に全力を挙げる考えを示した。会見要旨は次の通...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

保安院長、対策不備認め謝罪 知事「裏切られた」

 経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は3日、福島県を訪れ、東京電力の福島第一原発事故について佐藤雄平知事に初めて謝罪した。これに対し、佐藤知事は「見事に裏切られた」と述べ、保安院のトップが、これまで来県しなかったことと併せ、国に強い不信感を示...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘牛全260頭 出荷措置 子牛は買い取り依頼

全頭処分の方針が決まった飯舘村振興公社の飯舘牛
 原発事故の影響で全村が計画的避難区域になっている福島県飯舘村の村振興公社(理事長・門馬伸市副村長)は3日までに、村内の畜産技術センターで肥育している飯舘牛など約260頭全てを処分する方針を固めた。ストレスをためると肉質に影響するためで、村内の肥育農...[記事全文

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一時帰宅へ予行演習 警戒区域、持ち出しや通信確認

大熊町役場敷地内で車のスクリーニングをする関係市町村の職員=3日午後0時20分ごろ(原子力災害現地対策本部提供)
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の「警戒区域」への一時帰宅に向けた予行演習が3日、福島県川内村や大熊町で行われた。政府の原子力災害現地対策本部は想定を超える問題点はなかったとの認識を示したが、参加者からは「放射線防護服などの装備が大変で、作...[記事全文

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新人フラガール初練習 「いわきの復興のために貢献したい」

初レッスンに臨んだ新人フラガール
 大震災の影響で休業している、福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズの新人フラガールとなる常磐音楽舞踊学院第47期生のダンスレッスンは2日、市内常磐湯本町の常磐興産「青葉寮」で始まった。  地元いわき市出身の5人と秋田県由利本荘市出身1人の計6人が...[記事全文

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校庭除去土と下水汚泥処理に指針を 県が国に求める 「速やかに対応」と首相

 福島県は2日、放射線量測定値の高かった学校の校庭で除去した土と、下水道処理施設の汚泥の処理について、国に指針を示すよう求めた。菅直人首相は「県や関係省庁と連携し、速やかに対応する」と答えた。  内堀雅雄副知事が首相官邸で菅首相と非公開で会談した。内...[記事全文

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