東日本大震災

2011年6月アーカイブ

いわきのホッキガイなど 暫定基準値超える 放射性物質検査

 福島県は29日、魚介類の放射性物質の検査結果を発表した。いわき市のホッキガイとキタムラサキウニ、福島市と伊達市の阿武隈川のアユ、田村市の阿武隈川のヤマメが食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)を超えた。  県内の海域では...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

第一原発のカバー支えるパネルを製造 白河のエムテック

 東京電力福島第一原発の原子炉建屋を覆うカバーの設置工事で、カバーを支える鋼鉄製の壁パネルを福島県白河市の鋼構造物製作会社エムテックが29日までに製造した。  カバーは放射性物質の飛散を防ぐとされ、従業員は事故の収束を願い、作業に当たってきた。  壁...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本県産のモモを贈り物に 地産地消ふくしまネット

 福島県内のJA、漁協、森林組合、生協でつくる「地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会(地産地消ふくしまネット)」は29日までに、県内企業に県産のモモのギフトを利用してもらう取り組み「福島応援隊」を始めた。7月5日まで応援隊に協賛する企業を募っている...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

車で線量測定を開始 県内の道路で広範囲に短時間で

 福島県は、乗用車に放射線測定器(サーベイメーター)を積んで走行し、道路の空間線量を測定する環境モニタリング調査を29日、いわき市川前地区でスタートさせた。短時間で広範囲の線量を測定することができる。測定結果は今週中にも県のホームページで公開する。今...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬市東玉野、いわき市川前で5000ベクレルを超す 県の農用地土壌調査結果

 福島県は29日、農用地土壌の放射性物質の検査結果を発表した。県内49市町村の畑地など121カ所が対象。このうち3カ所で放射性セシウムが乾土1キロ当たり5000ベクレルを上回った。  乾土1キロ当たりの放射性セシウムは、伊達市霊山町下小国の畑地で61...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき市、避難先あっせん 「ホットスポット」の川前町

避難先についての質問が相次いだ説明会=いわき市川前町の志田名集会所
 いわき市は、一部で比較的高い放射線量が測定されている同市川前町下桶売の荻、志田名の両地区について、避難を希望する住民に対して避難先をあっせんすることを決めた。28日、市内の志田名集会所で避難に対する意向調査の結果を説明し、住民に方針を示した。  説...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島市産のモモはつおとめなど 基準値大きく下回る

 県は二十八日、野菜と果実の合わせて十五品目三十七点の放射性物質検査結果を発表した。福島市産の露地物のモモ「はつおとめ」をはじめ、三十七点全てが食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素二〇〇〇ベクレル、放射性セシウム五〇〇ベクレル)を大きく下...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性物質汚染がれき 自治体枠超え焼却 県が検討 仮置き場確保課題

 県は東京電力福島第一原発事故で放射性物質による汚染の可能性があるがれきを自治体の枠を超えて広域的に処理するための検討に入った。地震や津波で発生したがれき約三百三十万トンを各市町村や一部事務組合が単独で処理するのは困難と判断。がれきが発生した市町村以...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村 最後の競り 来月中に畜産農家避難完了

 福島第一原発事故に伴い全域が計画的避難区域になった飯舘村の肉牛を対象にした最後の臨時競りは28日、本宮市の県家畜市場で開かれた。村によると、村内に残る畜産農家は7月中に全て避難する。  JAそうま飯舘総合支店によると、震災前は同村で約230戸が肉牛...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

観光地の線量基準値下回る 猪苗代湖や裏磐梯

 猪苗代湖と裏磐梯周辺の市町村や県、地元団体で構成する「猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会」は二十八日、猪苗代湖岸と裏磐梯の観光地二十一カ所の放射線調査結果を公表した。最大は五色沼探勝路の竜沼と弁天沼付近で地上一センチで毎時〇・四三マイクロ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 祖母の姿花に重ね

笑顔で窓口業務に励む堀川さん
 「いらっしゃいませ」。南相馬市原町区の大東銀行原町支店に明るい声が響く。「これ、お願いね」。来店者も自然と笑顔になる。  南相馬市小高区の堀川千恵子さん(23)が窓口の仕事に復帰して3カ月近くが過ぎた。「おばあちゃん、これからも頑張るからね」。心に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

佐藤知事「脱原発」に転換 県議会で表明、県総合計画も見直しへ

本会議で「脱原発」を表明する佐藤知事
 佐藤雄平知事は27日、6月定例県議会本会議で「県として原子力に依存しない社会を目指すべきとの思いを強く持つに至った」と述べ、「脱原発」を表明した。7月下旬に策定する県の復興ビジョンに脱原発の理念を盛り込む方針を示すとともに、原発との「共生」を前提と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

天栄が東京にアンテナショップ 特産物を販売

来場者でにぎわう天栄の特産品販売コーナー
 福島県天栄村が風評被害を一掃しようと東京・神田に設けたアンテナショップが27日、開店した。兼子司村長らが上京してオープニングセレモニーが行われ、特産物などが人気を呼んだ。  村内の羽鳥湖高原で英語研修施設、ブリティッシュヒルズを運営する神田外語グル...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

アクアタイムズがいわき訪問 中学校でヒット曲歌う

歌で生徒を励ました「Aqua Timez」のボーカル太志さんとギターの大介さん(右)
 人気ロックバンド「Aqua Timez(アクアタイムズ)」は27日、福島県いわき市の中央台北中をサプライズ訪問し、生徒を歌で激励した。  メンバー5人のうち2人は本県出身で、被災地の子どもたちを元気づけたいという思いから実現した。ボーカルの太志さん...[記事全文

業務影響は4366事業所 震災で福島労働局が調査

 東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い警戒、計画的避難、緊急時避難準備の各区域内で業務に影響を受けた事業所と従業員は、4,366事業所、5万4566人に上ることが、福島労働局のまとめで分かった。同局が27日、福島市の福島グリーンパレスで開いた福島地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

71校はプール授業可能 政府など放射線調査

 政府の原子力災害現地対策本部と福島県災害対策本部は27日、水泳の授業を予定している会津、県南地方の小中・高校計71校の屋外プールで採取した水の放射線モニタリング調査結果(速報)を発表した。全てで放射性物質は検出されず、県は水泳をしても問題はないとし...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

スカイラインなど「安心」 県道路公社が放射線量公表

 福島県道路公社は27日、観光有料道路の磐梯吾妻スカイラインと磐梯山ゴールドライン、磐梯吾妻レークラインの放射線測定値を公表した。最大は磐梯山ゴールドラインの源橋料金所(地上一メートル)と、磐梯吾妻レークラインの中津川渓谷レストハウス(地上10センチ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

基準値上回る 南相馬のウメ1点

 福島県は26日、野菜と果実の9品目34点の放射性物質検査結果を発表した。出荷制限中の南相馬市のウメ1点が食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を上回った。  21~23日の間に採取した野菜7...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内高速道が渋滞 被災者無料化後初の週末

料金所職員に証明書を出して通過する車両=26日午後1時ごろ、福島市・福島西インターチェンジ
 被災者の車両と中型以上の自動車を対象とした高速道路の無料化制度がスタートし初めての週末となった25、26の両日、福島県内各地で料金所が混雑した。  東北自動車道福島西料金所によると、福島西インターチェンジは26日午後8時ごろに出口料金所から約1キロ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

最多440世帯752人一時帰宅 警戒区域3町

雨の中での一時帰宅を終え、中継基地に戻る大熊町民=田村市古道体育館
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は26日、福島県大熊、双葉、浪江各町で行われた。3町合わせてこれまでで最多の440世帯752人が参加し、自宅から貴重品などを持ち帰った。 ■大熊町  大熊町は下野上地区の144世帯233...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自民県連「原子力政策推進せず」 原発事故受け方針転換

活動方針を決めた定期大会
 自民党福島県連は26日、郡山市のホテルハマツで第59回定期大会を開き、東京電力福島第一原発事故を受け「原子力政策を推進しない」とする方針を承認。従来からの方針を転換した。東日本大震災からの復旧・復興、原発事故対策の強化を掲げた活動方針を決め、県議選...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性物質の除去法示せ 飯舘村長、官房副長官に要望 

村役場飯野出張所で福山副長官と会談する菅野村長(右)
 福山哲郎官房副長官は26日、福島市飯野支所内の飯舘村役場飯野出張所を訪れ、菅野典雄村長と会談した。  菅野村長は福島第一原発事故による土壌汚染に関し、「住民が村に戻る希望を持てるよう実証実験を通して短期間で広範囲にわたる放射性物質の除去方法などを示...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発に依存しない社会を 福島でハンカチパレード

横断幕を手にパレードした参加者
 原発に依存しない新たな社会の構築を訴える「1万人ハンカチパレード」は26日、福島市のJR福島駅前周辺で行われた。  原発反対派市民グループ「6・26福島アクションを成功させ隊」の呼び掛けに賛同する県内外の市民らが参加した。県庁前で開かれた集会でグル...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

葛尾村民、三春の仮設に入居 初日162戸に鍵

生活用品などがそろった仮設住宅に喜ぶ松本さん夫妻
 原発事故に伴い警戒区域や計画的避難区域となった福島県葛尾村は26日、三春町に完成した仮設住宅への入居を開始した。初日は村民169人に162戸の鍵が渡された。  三春町内の貝山、狐田、旧中郷小の各仮設住宅団地で説明会を開き、職員らが電気、ガス、水道の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川俣で仮設住宅入居開始 計画的避難、山木屋の150世帯

古里に早く戻れるようにと願いを込めて太鼓を打ち鳴らすメンバー
 東京電力福島第一原発事故に伴い、計画的避難区域に指定された福島県川俣町山木屋地区の住民の仮設住宅への入居が26日から始まった。初日は、160戸の仮設住宅が建設された町内東福沢の農村広場で入所式が行われた。  入居するのは同地区の約150世帯、約36...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が学校除染事業開始 雨どい付近で高線量

福島一小屋上で高圧洗浄機などを使い、洗浄する作業員=26日午前10時50分ごろ
 学校の放射線量を減らすための福島県のモデル事業が26日、福島市で始まった。初日は福島一小で校舎、校庭、通学路のモニタリングや除染作業を行った。一階の雨どい付近の高さ一センチで毎時40マイクロシーベルト超が計測され、県は各学校に対し、同じような場所へ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性汚泥満杯 県内上下水処理施設 高濃度、どう処分

空きプール内に仮置きされた汚泥入りの袋。プールは今月上旬に約1000トンの汚泥で満杯になった=国見町・県北浄化センター
 上下水処理施設の汚泥から放射性物質が検出された問題で、県内の施設で処理できない汚泥がたまり続け、対応に苦慮している。県の県北浄化センター(国見町)では、汚泥を仮置きする仮設テントの設置場所の確保さえ困る状況で、夏場を迎え、腐敗による悪臭も懸念されて...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難勧奨90軒指定へ 伊達市の上小国など

 東京電力福島第一原発事故により放射線量が局地的に高い「ホットスポット」の住民避難で、政府と福島県伊達市は26日までに市内4地区の住居約90軒を特定避難勧奨地点に指定する方向で最終調整に入った。指定の基準となる年間20ミリシーベルトを上回ると推計され...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災者、魂の演奏 ふくしま太鼓フェス

息を合わせ力強い演奏を披露する矢吹町親と子の会(矢吹町)&標葉せんだん太鼓保存会(双葉町)の特別合同チーム
 2011ふくしま太鼓フェスティバルは26日、第20回東北太鼓フェスティバルを兼ねて郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれた。県内外から22団体・個人が出演。東日本大震災の津波や東京電力福島第一原発事故を乗り越え、標葉せんだん太鼓保存会(双葉町)と矢吹町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

モモなど果実4品目 全て基準値下回る

 県は25日、果実の放射性物質の検査結果を発表した。都道府県別の生産量が全国2位のモモなど6市町村の4品目13点を調べ、全て食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を下回った。  果実の検査結果...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発賠償特別法 明記せず 復興構想会議が提言 事故、国の責任で収束

 政府の東日本大震災復興構想会議(議長・五百旗頭真=いおきべ・まこと=防衛大学校長)は25日、「復興への提言」を決定し、菅直人首相に答申した。県が求めてきた、東京電力福島第一原発事故の損害賠償と地域再生に関する特別法制定は明確な形で打ち出されず、原発...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

要望おおよそ認められた 佐藤知事 復興構想会議提言

 佐藤雄平知事は会議終了後、提言について「福島県の要望や意見がおおよそ認められた。原子力災害が独立した項目として入り、福島を自然エネルギーや放射線医療の拠点にするという意気込みも盛り込まれた」と評価した。  県は、原子力災害による損害賠償と地域再生の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

義援金 市町村が支給額設定 県配分委 震災遺児に独自支給

 福島県の義援金配分委員会は25日、国・県の義援金計593億円の二次配分の手法を決めた。市町村ごとの死者数や原発事故の避難世帯数などに応じて配分し、自治体が対象者や支給額を独自に設定できるようにした。両親を失った震災孤児や父親か母親を亡くした震災遺児...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発賠償相談者殺到 8会場に3300人 県弁護士会初説明会 「どこに、どう請求」

大勢の避難者が集まった県弁護士会の説明会=25日午前11時10分ごろ、あづま総合体育館
 福島県弁護士会は25日、原発事故の損害賠償請求に関する初の説明会を県内8カ所で開いた。手続きでの証拠の必要性などを知ってもらう目的だったが、想定を超える計3300人が8つの会場に殺到した。「どこに、どう、何を請求すればいいのか」。長引く避難所生活の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「ホットスポット」点在 福島市一斉線量測定 3マイクロシーベルト以上15地点 住民、除染求める

全市一斉測定で放射線量が高いとされた市営住宅1号棟と2号棟間の公園=福島市
 福島県福島市は24日、全市1118地点の一斉放射線量測定結果を発表した。渡利地区の市営住宅1号棟・2号棟間公園で毎時3.83マイクロシーベルトだったのをはじめ飯野地区などの計15カ所で、政府が避難の目安とする年間積算線量20ミリシーベルトに達する恐...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山市が高速道路用被災証明書発行へ 福島市も申告のみで

 福島県郡山市は27日から、高速道路の東北地方無料化開始に伴い、高速道路用の被災証明書を希望者全員に発行する。  1日200~300人だった罹災(りさい)証明書の申請者が、無料化が始まって以降、800~900人に増加したことから、発行を決めた。  被...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

警戒区域縮小検討へ 政府、工程表「1」達成条件 お盆明け帰宅目指す

 東京電力福島第一原発事故で政府は24日までに、原子炉の安定的な冷却を目標にした事故収束工程表の「ステップ1」を7月中旬までに達成した場合、住民避難が続く「警戒区域」の縮小を検討する方針を固めた。放射線量が避難基準を下回るエリアがあるためで、早ければ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

来月にも測定法まとめ 放射性物質がれき焼却灰

災害廃棄物の処理について説明を受ける出席者
 放射性物質汚染の可能性があるがれきの処理について、環境省は23日、焼却灰の放射線濃度を測定するモニタリング方法を、早ければ来月にもまとめたい意向を示した。福島市の福島グリーンパレスで開かれた災害廃棄物処理説明会の終了後、担当者が報道陣に述べた。 ...[記事全文

梅雨 仮設住宅に不具合 側溝あふれ、雨漏り

常時排水がたまったままの側溝=新地町福田の応急仮設住宅
 梅雨入りとともに県内の応急仮設住宅の不具合が表面化し、各地で「側溝から水があふれそう」「雨漏りがする」など改善を求める声が上がっている。まとまった雨が降った23日、新地町では仮設住宅の生活排水が流れ込む側溝の水があふれそうになり、福島市などの仮設住...[記事全文

南相馬に放射線測定車 内部被ばく測定器完備

ホールボディーカウンターで内部被ばく量を検査する男性(市提供)
 南相馬市は鳥取県から貸与される内部被ばく量測定器「ホールボディーカウンター」を備えた移動式放射線測定車を原町区の市立総合病院に配備する。桜井勝延市長が23日、市役所で記者会見して発表した。配備時期は未定。今後、放射線医療の専門家などの助言を得て、具...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子ども28万人に線量計 県、無料配布へ追加補正

 県は23日に開会した6月定例県議会に一般会計補正予算案を追加提出する。県が進める「ふくしまの子どもを守る緊急プロジェクト」関連事業費の追加補正で、約300億円になる見通し。全市町村から希望があれば、県内全ての子ども約28万人を対象に無料で積算線量計...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

先行地2800人 来月から 原発事故健康調査

 東京電力福島第一原発事故を受けて県が実施する県民健康管理調査のうち、浪江町、飯舘村、川俣町山木屋地区の住民を対象に行う先行調査で、県は対象地域の住民約2万8千人の1割に当たる約2800人の内部被ばく調査を7月から実施する。内部被ばく調査の検査方法を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県議会も「脱原発」 復興ビジョン報告書に反映へ

 県議会の自民、民主両党は23日、それぞれ議員会を開き、今後は原子力発電を推進しない立場を明確にすることを申し合わせた。公明、共産、社民も同様の立場で、復興ビジョンの策定に向け来月、県に提出される県議会の報告書に「脱原発」の考えが盛り込まれる見通しに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

猛暑が被災者を直撃 熱中症や体調不良

一時帰宅を終え南相馬市馬事公苑で休憩する浪江町民。冷却材で顔などを冷やす人もいた
 県内各地で今年一番の気温を記録した22日、震災と原発事故による避難者らが不安視していた暑さ問題が現実となった。警戒区域へ防護服を着て一時帰宅した浪江町民が熱中症の症状を訴えた。30度を超えた体育館の仮設教室で授業を受ける高校生らは熱気にあえいだ。各...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

菅野村長「2年後には村民戻したい」

開所式後、会見する菅野村長
 菅野典雄村長は開所式後に記者会見し、2年後には一部でも村民を村に戻したいとする避難期間の目標を発表した。  菅野村長は「長引く避難生活で先が見えないと村民の生活が廃れてしまう。2年ぐらいがぎりぎりだろう」と理由を語った。2年後には当初から求めてい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村が飯野出張所を開設

福島市役所飯野支所に開設した出張所開所式で除幕する飯舘村の菅野村長(左から4人目)ら関係者
 東京電力福島第一原発事故の影響で計画的避難区域に設定され、全村避難を進めている飯舘村は22日、福島市飯野町の市役所飯野支所に「飯舘村役場飯野出張所」を開設した。  開所式は出張所前で行われ、菅野典雄村長が「村役場の出張所を置かせていただいた福島市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ホットスポットを説明 南相馬市の6地区

放射線が与える健康への影響などを聞く住民
 南相馬市で22日、市内で放射線量が比較的高いとされる6地区の住民への説明会が始まった。住民の要望を受けて市が主催した。対象となったのは原町区大谷、馬場、高倉、大原、鹿島区上栃窪、橲原の6地区で、26日まで各地区の会場で開かれる。  初回の原町区大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興支援センター開所 県建築士事務所協など

看板を掲げる田畑会長(右)と山田副会長
 県建築士事務所協会と日本建築士事務所協会連合会の建築復興支援センターは21日、開所した。県協会の田畑光三会長と連合会の山田美光副会長が、福島市の県建設センター内の県協会事務局入り口に看板を設置した。  センター内に相談支援、普及啓発、復興支援、広...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が来月にも処分法の指針 住宅地側溝の汚泥や落ち葉

 東京電力福島第一原発事故で放射性物質が拡散した地域の環境回復に向け、県は7月中にも、住宅地の側溝の汚泥や落ち葉などの清掃、処分法の指針を作成する。有識者に除染法や一時保管の手法の意見を求め、放射線量が比較的高い場所からモデル地区を選んで効果を実証す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山で井戸水調査できず

 郡山市で井戸水や湧き水を水道水として利用している市民から放射性物質に対する不安の声が上がっている。21日現在、市には水中の放射線濃度を計測する機器がなく、モニタリング調査ができない状況だ。市は6月定例議会に測定機購入に向けた予算案を提出したが、測定...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子ども全員に積算線量計 近畿大が川俣に

配布された積算線量計(ガラスバッジ)を首から下げる川俣町の児童生徒
 川俣町が近畿大(大阪府)の協力を得て町内の中学生以下の子どもたち全員に配布を決めた積算線量計「ガラスバッジ」の贈呈式が21日、町中央公民館で行われた。席上、町は近畿大に復興支援アドバイザーを委嘱した。  贈呈式で古川道郎町長は「個人の積算線量を把握...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災自治体に復興交付金 玄葉戦略相明らかに

 政府は21日までに、本県など東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地を対象にした「復興交付金(仮称)」を創設する方針を固めた。7月中旬にまとめる第2次補正予算案に総額1千億円以上を計上する方向で調整している。玄葉光一郎国家戦略担当相(民主党政...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自主避難始まる希望者引っ越し 霊山・石田地区

避難先となる市営住宅に引っ越し、荷物の整理をする斎藤さん家族
 福島県伊達市霊山町石田の宝司沢(坂ノ上・八木平)地区から自主的に一時避難する家族の市営住宅への引っ越しが20日、始まった。同地区は計画的避難区域外だが、放射線の年間積算量推定値が20ミリシーベルトを超えるとされている。  避難を希望した13世帯のう...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

表土除き田植え 飯舘で実証実験

表土を剥ぎ取った水田で田植えの実証実験を行う高野さん
 福島県飯舘村にある放射線量が高い農地を除染する実証実験の田植えが20日、同村飯樋字八和木の高野靖夫さん(47)方の水田で行われた。  農林水産省、県、村が連携した取り組みで、土の放射性セシウムの濃度は当初、稲作が認められる1キロ当たり5000ベクレ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

安全も品質も二重丸 サクランボ首都圏向けに箱詰め

首都圏向けに販売するサクランボをパックに詰める農家
 産学連携で安全と品質を確認した農産物の販売に取り組む福島大地域ブランド戦略研究所は20日、サクランボの首都圏販売に向け、福島市内の農家で箱詰め作業を始めた。  市内の果樹農家4軒とつくるフルーツマイスタークラブ活動の一環。原発事故による放射性物質を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難勧奨地点も賠償検討 紛争審、来月の中間指針に反映 

 東京電力福島第一原発事故で放射線量が局地的に高く、年間積算放射線量が20ミリシーベルトを超えると推定される特定避難勧奨地点の避難者の賠償について、政府は文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会で検討し、7月の中間指針に盛り込む方針であることが19日まで...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

首相「2次補正に計上」 県内子どもの放射線対策 

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の子どもの放射線対策で、菅直人首相は19日、国の第二次補正予算で財政支援する考えを示した。  佐藤雄平知事が同日、官邸を訪れ、通学路の除染や積算線量計の配布など4項目を緊急要望した。菅首相は、子どもの健康を守ること...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

罹災・被災証明の申請急増 「復興業務に支障」の声

罹災証明の申請手続きを待つ市民ら=19日午後4時ごろ、郡山市のミューカルがくと館
 東日本大震災や原発事故の被災者に市町村が発行する罹災(りさい)証明書や被災証明書の申請が県内で急増している。被災地支援のため20日から、被災者の高速道路利用の無料化がスタートすることが背景にあるとみられている。19日だけで、郡山市で約850件、福島...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自主避難20日から本格化 霊山・石田地区

家電などが運び込まれた住宅で引っ越し準備をする大槻さん家族
 計画的避難区域外で年間の放射線の積算量が20ミリシーベルトを超える予想がされた福島県伊達市霊山町石田の宝司沢(坂ノ上・八木平)地区で自主的な一時避難を希望する家族の移動は20日から本格化する。  同地区では44世帯、約150人が暮らしているが、この...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

3市町で一時帰宅 南相馬、富岡、楢葉449人が警戒区域内へ

係員に荷物を託し、バスを降りる楢葉町町民=広野町中央体育館
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は19日、南相馬、楢葉、富岡の3市町で行われた。3市町で合わせて258世帯の449人がわが家に帰った。 ■南相馬市■  南相馬市は小高区の81世帯145人が参加し、中継基地の市馬事公苑か...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全ての原発止めて 福島で1500人デモ

原発停止を訴え、福島市の県庁前をデモ行進する参加者=19日午後3時25分ごろ
 東京電力福島第一原発事故を受けた「すべての原発をとめよう! 6・19怒りのフクシマ大行動」は19日、福島市で繰り広げられ、参加者はデモ行進などで原発反対を訴えた。  実行委員会の主催。県内外の労働組合などから約1,500人が参加した。市内の街なか広...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわきの豊間で合同葬儀

犠牲者の冥福を祈った豊間区合同葬=いわき市
 震災で家屋の8割以上に壊滅的な被害の出た福島県いわき市平豊間地区の合同葬儀は19日、豊間小で営まれ、犠牲者らの冥福を祈った。豊間区によると、地区内では18日現在、75人が亡くなり、10人が行方不明となっている。  豊間区(鈴木徳夫区長)の主催。1,...[記事全文

新地で合同慰霊祭

次々に献花する遺族ら=新地町
 東日本大震災で亡くなった福島県新地町民94人をしのぶ町主催の合同慰霊祭は19日、町総合体育館でしめやかに行われた。遺族、町民ら約1,200人が参列した。  白い菊の花で飾られた祭壇に94の遺影が並んだ。黙とうの後、加藤憲郎町長が「町民が力を合わせ、...[記事全文

福島でサクランボ園開園 末松副大臣がエール

サクランボを味わう末松副大臣(右から3人目)ら
 福島市の49の観光果樹園経営者らでつくる福島市観光農園協会のサクランボ果樹園開園式は19日、市内飯坂町のあづま果樹園で行われた。東京電力福島第一原発の事故による風評被害に立ち向かい、果樹王国福島の主力の一つ、サクランボの収穫シーズンの幕開けをPRす...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬市復興顧問会議が初会合 課題探り意見交換

復興に向けた課題などを探った顧問会議の初会合=相馬市役所
 福島県相馬市の復興を支援する市復興会議顧問会議の初会合は19日、市役所で開かれ、地域の復興に向けた課題などを探り、意見を交わした。  顧問会議は各界の第一線で活躍している有識者7人で構成している。座長は元三重県知事の北川正恭早大大学院教授。復興計画...[記事全文

今を生きる 命の重さ一針ごと

助け出されたことへの感謝を込め帽子を縫う角田さん
 一針一針に感謝を込め、入浴用のタオルで帽子を作る。「お風呂上がりに最適」。避難生活を送る女性に笑顔が広がる。  「今度は何を作ろうかな」。南相馬市小高区の角田キクさん(75)は福島市のあづま総合体育館二階の和室で思いを巡らせ、あの日救われた命の重さ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

線量低減へ市町村支援

 福島県は放射性物質から子どもを守るため、学校、通学路、公園などの放射線量低減に向けた市町村の財政支援などに乗り出す。佐藤雄平知事が18日、東日本大震災発生から100日が経過したのに合わせて県庁で記者会見し、「可能な限り低減できるよう、あらゆる手段を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県民健康調査、今月下旬から

県民健康調査、今月下旬から  県民健康管理調査検討委員会(座長・山下俊一長崎大医歯薬学総合研究科長)は18日、東京電力福島第一原発事故を受けて福島県が実施する全県民対象の健康管理調査の概要を決めた。先行調査は警戒区域や計画的避難区域の浪江町、飯舘村、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

震災100日目、各地で合同葬

 東日本大震災発生から100日目の18日、県内の被災地などで合同葬や合同供養が営まれた。いわき市平薄磯地区では、薄磯区主催の合同葬が豊間小体育館で行われ、肉親を失った家族や地区住民ら約2500人が遺影や位牌(いはい)に手を合わせ、冥福を祈った ...[記事全文

今を生きる 復興の誓い 涙に込め

合同葬を終え、地区の役員と今後について語り合う志賀さん(左)
 東日本大震災から百日目の18日、県内の被災地などで合同葬や合同供養が営まれた。あの日、地域を襲った悲しい記憶が今も鮮明に残る。津波に襲われるなどして失った家族、友人...。在りし日の面影に参列者が静かに手を合わせた。「一日も早く復興させることが生き...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

飯舘村役場の引っ越し始まる 福島市に移転

パソコンなどを運び出す引っ越し業者=飯舘村役場
 計画的避難を進める福島県飯舘村は17日、役場機能を福島市飯野支所の「村飯野出張所」に移転する引っ越し作業を開始した。  健康福祉、住民両課が先行して移転、20日から同出張所で業務を開始する。20、21の両日はその他の課が移動し、22日午前10時か...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

校庭の芝生をやむなく除去 桑折の伊達崎小

校庭の芝生の除去作業が本格的に始まった伊達崎小=桑折町
 芝生化した校庭の放射線量低減策として福島県桑折町の伊達崎小で16日から、芝生をはがす作業が本格化した。昨年から県の「うつくしまグリーンプロジェクト事業」を活用し、住民を挙げて整備してきたが、同校は「児童の安全児童の健康や安全を第一に考えた。また芝生...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

5割が村外で継続を希望 飯舘村の事業所

 福島県飯舘村議会の災害特別委員会は17日、村役場で開かれ、村内事業所の移転、村民の避難、農業補償の状況などを聞いた。  長谷川長喜村商工会長、村産業振興課が事業所の移転状況を報告した。農業法人を含む210事業所のうち、9事業所は村内での操業が認め...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

工程表は順調に進行 東京電力福島支援室

 東京電力福島地域支援室は17日、福島市の県自治会館で記者会見し、福島第一原発事故の収束に向けた工程表は順調に進行していると発表した。  松井敏彦室長と、本店の川俣晋原子力品質・安全部長が出席し、2カ月が経過した「ステップ1」の進捗(しんちょく)状...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

9月に6日連続「風とロック」 県内網羅ツアー開催

 東日本大震災に立ち向かう県民を音楽で元気づけるロックイベント「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」は9月14日から6日連続で県内各地で開催される。16日、主催者の郡山市出身でクリエーティブディレクターの箭内道彦さんが郡山市のゼビオ本社で記者会...[記事全文

生活保護 150世帯打ち切り 南相馬市、東電賠償金や義援金理由に

 東日本大震災の義援金や東京電力福島第一原発事故による仮払賠償金を受け取った南相馬市民の約150世帯が市によって生活保護を打ち切られていたことが16日までに分かった。いわき市でも2世帯が打ち切られ、川俣町では2世帯が支給を停止されていることも判明した...[記事全文

プールで放射線調査 学校や市町村

 東京電力福島第一原発事故による放射線量の増加を受け、県は16日、県内の学校内と市町村営のプールの放射線モニタリング調査を定期的に実施することを決めた。  県内にある学校の屋外プールは688カ所あり、このうち調査対象は、学校の屋外プールで授業をする方...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フクシマからの報告3(5)賠償基準 整わず 風評被害「線引き困難」

県の賠償請求相談窓口。連日、県民からの問い合わせが相次いでいる=15日午前
 「原発事故が起きて取引が激減した。損害賠償の手続をしたい」「製品価格の暴落は賠償の対象になるのか」。県が設けた東京電力福島第一原発事故の賠償請求相談窓口には連日、県民からの問い合わせが相次ぐ。  原子力損害賠償紛争審査会は、製造業などの風評被害に関...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

田村の避難所で集団食中毒 69人が下痢

 東日本大震災の避難所となっている福島県田村市船引町の旧春山小で、炊き出しを食べた住民ら69人が下痢などの食中毒症状を訴えていたことが15日までに分かった。  県によると、このうち9人の便と炊き出しの鶏肉料理からウェルシュ菌が検出された。震災以降、...[記事全文

県美が復興支援展開催へ 9月開催、5館が出展

 美術の力で東日本大震災の復興を後押ししようと、福島市の県立美術館は今年秋、県内の公私立美術館と連携した企画展を開く。各館の逸品を県立美術館に集め、展示する。  「がんばろう福島 生きる力・美の力 福島県内美術館所蔵作品展」(仮称)と題した企画で、...[記事全文

「脱原発」打ち出す 県有識者復興検討委が基本理念まとめる

 東日本大震災からの復興指針を福島県に提言する有識者会議「県復興ビジョン検討委員会」は15日、「脱原発」の姿勢を鮮明にした基本理念の修正案をまとめた。原子力に依存せず、再生可能エネルギーや省エネ、リサイクルを強力に推進する社会づくりを目指すとしている...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 原発事故の現場から(24) 必ず町を取り戻す

ブログを更新しながら古里復興への決意を新たにする前司さん
 楢葉、広野両町にまたがるJヴィレッジに、資材を降ろす大型クレーン車のエンジン音が響く。「(資材の)一つ一つが古里の復興につながるはず」。浪江町のクレーンリース会社取締役営業担当の前司昭博さん(29)は、福島第一原発事故の収束作業の前線基地で重機を操...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

フクシマからの報告3(4)閉ざされた国際線 経済、産業に影落とす

国際線の路線運休が続く福島空港。3月下旬からゲートは閉ざされたままになっている
 「アジア全体が原発事故を恐れている」。福島空港発着の国際線を運航する中国東方航空、アシアナ航空の担当者は口をそろえる。東京電力福島第一原発の事故から10日もしないうちに中国・上海路線、韓国・ソウル路線とも運休となった。  福島空港周辺の放射線量は...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

県民に勇気豪華布陣 映画「天地明察」配役決定

 2010年に本屋大賞を受けた福島県福島市の作家冲方丁(うぶかた・とう)さんの同名小説を原作として映画化が決定していた「天地明察(てんちめいさつ)」の出演者が14日までに決まった。主人公の囲碁棋士安井算哲(後の渋川春海)はV6の岡田准一さんが演じる。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

エンジン生産600万基 日産いわき工場で記念式典

累計600万基目の記念エンジンを児童と一緒に除幕する志賀COO(左)ら
 日産自動車いわき工場の震災復興とエンジン生産累計600万基達成の記念式典が14日、福島県いわき市泉町の工場で行われ、志賀俊之最高執行責任者(COO)ら出席者が、工場の一層の飛躍を誓った。  従業員ら約400人が出席。志賀最高執行責任者が「皆さんのお...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産農産物の安全PR 「応援団」に全国の55社

佐藤知事から委嘱状を受ける応援団代表者(中央)
 東京電力福島第一原発事故による農産物の風評被害払拭(ふっしょく)を目指す「がんばろう ふくしま!園芸総決起大会」は14日、福島県福島市のウェディングエルティで開かれた。生産者と市場関係者が一堂に会し、販売促進に全力を挙げる決意を新たにした。  JA...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本宮市は線量計貸出開始

線量計を借りる市民(左)=本宮市役所
 東京電力福島第一原発事故に伴い、独自の「放射線汚染マップ」を作成する本宮市は13日、市民への線量計の貸し出しを始めた。  25台準備したうち、初日は市役所を訪れた町内会やPTAの代表らに九台を貸し出した。16日からは個人対象の予約を始め、20日か...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

相馬は独自ホットスポット調査

 放射線量が局地的に高い「ホットスポット」への関心が高まっているのを受け、相馬市は18日、実態把握のため独自に市内各地の空間放射線量の調査を行う。立谷秀清市長が13日の市災害対策本部で示した。  市内全域約197・7平方キロメートルを1キロ四方ごと...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県がホットスポット実態調査 福島、相馬、南相馬、いわき想定

 局地的に放射線量が高い「ホットスポット」の実態把握を検討していた県は伊達市以外でも調査に乗り出す。13日に開かれた県議会の東日本大震災復旧復興対策特別委員会で示した。早ければ今月中に調査を開始する考えだ。  文部科学省の調査で年間積算線量の予測値が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島市が中学生に積算線量計 34000人分購入

 福島市は市内の中学生以下の子ども3万4千人分のバッジ型積算線量計を購入し、配布する。2学期が始まる9月1日から3カ月間の線量データを測定し、研究機関に分析を依頼する方針だ。  対象は市内の全ての市立・私立幼稚園と小中学校に通う2万8600人と、保...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線から子ども守れ 県北で対策本格化

会場いっぱいに詰め掛けた市民。放射線や国の対応に関する質問が相次いだ=伊達市霊山中央公民館
 国の年間積算放射線量予測値で高めの数値が示された県北地方で、放射線対策が本格化している。伊達市霊山町で13日、国と市の初の合同線量調査が行われた。桑折町で校庭の芝生の除去が始まり、伊達市梁川では、高圧洗浄機を使って校舎を洗い流す作業がスタート。福島...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村で農地の表土除染開始

飯舘村で始まった表土のはぎ取りによる除染実験=13日午後1時
 計画的避難区域に指定され、全村避難が進む飯舘村で13日、農地の表土を剥ぎ取る除染技術の実証実験が始まった。  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の中央農業総合研究センター=茨城県つくば市=と村、県、農林水産省が連携した取り組み...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県産作物、埼玉でPR 全農県本部などがフェア

県産農産物を販売したブース
 全農県本部とJA福島中央会、JAふたば、県は12日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで「がんばろう ふくしまフェア」を催し、県産農産物を販売した。  埼玉県のイベントに合わせ、会場内にブースを設けた。担当職員ら9人がキュウリや生シイタケ、サラダ菜...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電に批判続出 福島で説明会 明確な回答示さず

東電の対応に批判が集中した説明会
 東京電力福島第一原発事故の収束見通しや賠償金についての説明会は12日、福島市の福島グリーンパレスで開かれた。出席者からは東電の対応を批判する声が上がった。  「言いたいことがたくさんある」。賠償金などの説明が終わり、東電の担当者が出席者に質問を簡...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

24時間線量調査へ 県内小中高、公共施設

 東京電力福島第一原発事故を受け、文部科学省は子どもら県民の健康管理を徹底するため、学校施設など600カ所に24時間態勢で放射線量を測定するテレメーターシステムを設ける。データは測定と同時にホームページ上で公表する。13日に開かれた県議会東日本大震災...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フクシマからの報告3(3)差別にあえぐ観光地 原発事故で大きな打撃

裏磐梯観光協会が入る北塩原村の事務所。放射線に関する観光客の問い合わせが連日、寄せられる
 「偏見、差別じゃないか」。郡山市・磐梯熱海温泉のホテル華の湯常務総支配人の菅野豊臣(37)は受話器を置くなり、声を荒らげた。県外の旅行業者からの予約問い合わせだった。「原発事故の被災者を受け入れているか」。双葉郡から約80人が避難していることを告げ...[記事全文

カテゴリー:連載・原発崩壊

今を生きる 原発事故の現場から(23) おれはまだ働ける

原発の様子を伝える新聞に目を通し、現場復帰を願う藤田さん
 「自分にも何かできることがあるはずだ」。大熊町の藤田昭俉さん(63)は避難先の北塩原村のホテルで募る思いを口にした。  震災の日まで福島第一原発で28年間、配管の温度を保つ仕事に携わった。原発事故の現場に臨む同僚をただ遠くで見守っていることに耐えら...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

子どもの内部被ばく検査 0~5歳先行 全国の測定機器活用

 政府は、東京電力福島第一原発事故による県内の子どもの内部被ばく量を把握するため、国内にある100台以上の測定機器「ホールボディカウンター」を全面的に活用する。さらに、米国から5台を購入し、県内に優先的に配置する方針。放射線量の高い地域の0~5歳から...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、警戒区域の土壌調査 来月から田畑で放射性物質測定

 県は7月から東京電力福島第一原発事故の影響で警戒区域となっている市町村の農地の土壌調査を始める。11日の県災害対策本部で明らかにした。警戒区域内の農地で土壌調査をするのは初めて。水田、畑地の土壌中の放射性物質を測定し、原発事故収束後に作付けができる...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

瓦職人 限界 1日30件...自ら命絶つ人も

 県内の瓦職人が悲鳴を上げている。東日本大震災で多くの民家の瓦屋根が壊れ、修理の依頼が一気に押し寄せた。「腕が悪いから壊れた」という一方的な非難、過重な労働、雨漏りを心配する顧客からの矢の催促。職人から「もう限界」との声が出る。県瓦工事組合連合会には...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故