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相馬市復興顧問会議が初会合 課題探り意見交換

復興に向けた課題などを探った顧問会議の初会合=相馬市役所

 福島県相馬市の復興を支援する市復興会議顧問会議の初会合は19日、市役所で開かれ、地域の復興に向けた課題などを探り、意見を交わした。
 顧問会議は各界の第一線で活躍している有識者7人で構成している。座長は元三重県知事の北川正恭早大大学院教授。復興計画づくりを進める市復興会議の施策立案などについてアドバイスする。
 立谷秀清市長が復興計画づくりの基本方針を説明し、長屋方式の災害公営住宅建設や農業生産法人化による地域農業再生、被災児の心のケアなど市の対策を紹介した。
 委員らは「『被災地一律』の復興はあり得ない。地域の実情に添った施策を考えたい」「相馬方式を日本の復興のモデルにしたい」などと意欲を示した。
 復興への課題として「やる気がある青年、壮年層がどれだけいるかがポイント」「産業再興は競争に勝ち抜くことを見据えるべき」「災害弱者らのデータベース構築が大切」などの意見も出た。会合に先立ち市内の被災地を視察した。
 顧問会議は2カ月に一度程度、市内または東京都で開く。
 委員は次の通り。
 北川正恭(早大大学院教授、元三重県知事)大沢貫寿(東京農大学長)大石久和(国土技術研究センター理事長、元国土交通省技監)牧野治郎(日本損害保険協会副会長)上昌広(東大医科学研究所特任教授)新浪剛史(ローソン社長)長有紀枝(立教大大学院教授、難民を助ける会理事長)

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