東日本大震災

「福島第一原発事故」アーカイブ

  • Check

首相「2次補正に計上」 県内子どもの放射線対策 

 東京電力福島第一原発事故に伴う県内の子どもの放射線対策で、菅直人首相は19日、国の第二次補正予算で財政支援する考えを示した。
 佐藤雄平知事が同日、官邸を訪れ、通学路の除染や積算線量計の配布など4項目を緊急要望した。菅首相は、子どもの健康を守ることを国の最重要課題と位置付け、支援を約束した。
 県は関連事業費を盛り込んだ補正予算案を6月定例議会に追加提出する方向で検討に入った。
 佐藤知事が菅首相に要望した4項目は【表】の通り。
 佐藤知事は「国の責任で、財源の確保を含め、全面的な支援をしてほしい」と求めた。菅首相は「子どもの安全対策を最優先で行う。できるだけ早い時期に二次補正予算案に盛り込む」と述べ、必要に応じて関連する制度を見直す考えも示した。
 会談後、佐藤知事は国の後ろ盾を得て、早急に事業を進める意思を示した。校庭の表土除去や線量計の配布などを先行して実施している市町村を財政支援する考えだ。
 県は国と連携し、通学路の洗浄や都市公園の表土改善などに新たに取り組む。中通りなど放射線量が高い地域の通学路でモニタリング調査を行い、除染すべき場所の指針をまとめる。校庭が使えないことによる児童・生徒の体力低下やストレスを解消するため、子どもたちが夏休みを利用して県外でキャンプや登山などの自然体験、スポーツ交流イベントに参加できるような事業も企画する。
 現在、国の補助率が50%にとどまっている私立学校の表土除去や、県が50%を補助する高圧洗浄機などの除染機器整備については、市町村や学校法人の負担が軽減されるよう国と調整する方針。

■菅首相に対する要望事項■

(1)校庭の表土改善や校舎の洗浄機器の整備など学校の安全安心を守る
(2)通学路の除染や都市公園の表土改善など暮らしの安全安心を守る
(3)積算線量計の配布やホールボディカウンターの整備など健康を守る
(4)自然体験事業の実施など夏休みの子どもの元気を守る

カテゴリー:福島第一原発事故

「福島第一原発事故」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧