東日本大震災

2011年7月アーカイブ

東電にJA対策県協議会 3次分52億円余請求

 JA福島五連と農畜産業関係団体などで構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は29日、東電に第三次請求分の52億3700万円の支払いを求めた。庄條徳一会長が東京の東電本店を訪れ、東電担当者に請求書を提出した。早急に請求額...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「複合型大規模農場経営研」発足  南相馬沿岸部復興へ 雇用創出、所得向上目指す 

 津波で大きな被害を受けた福島県南相馬市沿岸部の復興、生活再建を目指す複合型大規模農場経営研究会は二十九日、同市の市民文化会館で設立総会を開き活動をスタートさせた。施設園芸や畜産の複合型農業、食品生産、太陽光発電、バイオ燃料製造などの総合エネルギー企...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

太陽光発電相馬に建設 出力20キロワット秋完成、市に寄贈 米の財団

太陽光発電パネルの前で握手を交わすマスク氏(左)と立谷市長[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

モモ「あかつき」全て基準下回る

 福島県は29日、24市町村で採取した野菜と果実合わせて9品目50点の放射性物質の検査結果を発表した。いずれも食品衛生法の暫定基準値を下回った。結果は【表】の通り。  相馬市のセリは4月13日から出荷自粛を要請してきたが、3地点で暫定基準値を下回っ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一時帰宅、来月中旬で一巡 延べ2万4000人終える

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への住民の一時帰宅が8月中旬で、ほぼ終了する見通しとなった。政府の原子力災害現地対策本部が29日、明らかにした。  対策本部によると、これまでに9市町村合わせて延べ約2万4千人が一時帰宅した。残る希...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

50年後も1ミリシーベルト以下 飯舘村民に内部被ばく調査説明

 県民健康管理調査の先行調査として放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)が実施した内部被ばく検査の結果説明会は29日、福島市の飯舘村役場飯野出張所で開かれた。  検査を受けた飯舘村民20人のうち、13人が出席した。放医研の明石真言理事と山田裕司特別上...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「サッカーで元気与える」 なでしこ丸山選手、佐藤知事を訪問

【写真】小中高校生の女子サッカー選手との交流に笑顔を見せる丸山選手(右)[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜、果実などの放射性物質基準値下回る

◆野菜と果実、生茶葉の放射性物質の検査結果 市町村種 類測 定 結 果 ヨウ素131セシウム134セシウム137 会津若松エダマメ--- 郡山トマト(施設)--- 郡山キュウリ-10- 喜多方アスパラガス--- 喜多方スイカ--- 喜多方カボチャ-...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

市営住宅の鍵を引き渡し 伊達市で

仁志田市長から代表で鍵を受ける清野さん(中央)
 東京電力福島第一原発事故に伴い特定避難勧奨地点に指定された福島県伊達市霊山町石田・小国地区と月舘町相葭(あいよし)地区の5世帯に対する市営住宅の鍵の引き渡しは28日、市霊山総合支所で行われた。指定後に市営住宅に移転する世帯への引き渡しは初。  指定...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が肉牛1500頭買い上げへ 適期過ぎた全頭対象

 高濃度の放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に与えられていた問題で、政府から出荷停止指示を受けた福島県は28日、出荷適期を過ぎた全頭の買い上げを決めた。佐藤雄平知事が同日、基金取り崩しで確保した関連費用約10億円を盛り込んだ今年度の一般会計補正予算を専...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飲食店、復興の〝夜明け〟

「夜明け市場」の構想を練りながら白銀小路を歩く鈴木さん
【いわき出身 鈴木賢治さん29】  昭和のレトロな風情が残るいわき市平の「白銀小路」が、「夜明け市場」として新しい飲食店街に生まれ変わろうとしている。5軒、6軒...震災で被災した店舗が復活へ集う。「一日も早く商売を再開したい人の力に」。同市四倉町出...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

鉱石を積んだ外航船が入港 小名浜港

小名浜港で行われた鉱石の荷揚げ作業
福島県いわき市の小名浜港藤原埠頭(ふとう)に27日、鉱石を積んだ外航船が東日本大震災後、初めて入港した。  入港したのは丸紅が運航する貨物船「オリエンタルフェニックス」(キプロス船籍)で、パプアニューギニアから鉱石1万800トンを積載し、到着した。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

霊山、月舘で線量を詳細調査

 政府の原子力災害現地対策本部と県は27日、一部が特定避難勧奨地点に指定された福島県伊達市の霊山町と月舘町の4地区で宅地488地点の2度目となる環境放射線モニタリング詳細調査を始めた。  対象は市内霊山町の上小国、下小国、同石田、市内月舘町相葭(あい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

腐葉土からセシウムで県が調査へ 堆肥生産業者に聞き取り

 栃木県産の腐葉土から高濃度の放射性セシウムが検出され、農林水産省が堆肥や腐葉土の生産自粛を求めたことを受け、福島県は28日から、県内の堆肥生産業者12社の聞き取り調査を始める。  県によると、対象は樹皮を原料として堆肥を製造している9社と、落ち葉を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性の汚泥を地元に埋設 県が方針、市町村内の処分場を想定

 放射性物質を含む下水処理場の汚泥問題で、福島県は施設内に仮置きされた汚泥の処理を受益市町村内の処分場で進める方針を固め、27日までに一部自治体と協議に入った。基本的に地元での処分を目指し、困難な場合は県の各地方振興局管内に範囲を広げて対応する考え。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜、原乳から放射性物質検出されず

 福島県は26日、野菜の放射性物質の検査結果を発表した。14市町村の18品目36点を調べ、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも検出されなかった。  検査対象は次の通り。  ▽いわき=スイカ(施設)、シシトウガラシ、オクラ(施設)、アスパラガス2点、トウモ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

果物の放射性物質の検査結果

市町村種 類測 定 結 果 ヨウ素131セシウム134セシウム137 福島モモ-14- 福島モモ--7.9 福島モモ-1413 福島モモ-3438 郡山イチジク--19 須賀川イチジク-2432 喜多方ビワ-1417 南相馬イチジク-4564 伊達...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染牛対策で国に怒り 農家「餌代にもならない」 

出荷時期を過ぎた牛の健康管理に気を配る中川さん。国が支援策とする1頭5万円の交付に「納得できない」と憤る=喜多方市
 「現場の窮状が全く見えていない」。国が汚染牛肉への緊急対応策を発表した26日、出荷停止を余儀なくされている県内の畜産農家や関係者から怒りの声が噴出した。1頭当たり5万円の交付は救済には程遠く、「これでは餌代にもならない」との不満が渦巻く。全頭買い上...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

救済には不十分 交付対象3万頭、総額15億円 

 県は、県内で1頭5万円の交付対象となるのは肉牛肥育農家314戸の約3万頭で、交付総額は15億円程度になるとみている。ただ、交付額は1頭当たりの2~3カ月分の餌代程度。出荷停止で収入が途絶えた県内農家の救済には不十分とみられ、県は出荷による利益分の支...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山で2頭販売 基準値超稲わら食べた肉牛 

 郡山市保健所は26日、国の基準値を超える放射性物質が検出された稲わらを食べ、県食肉流通センターから出荷された肉牛のうち2頭の流通経路を公表した。  2頭の個体識別番号は「08364-39630」と「08365-12661」で、いずれも郡山市内で販売...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電、10億6700万円仮払い JA県協議会2次請求分

 JA福島五連と農畜産業関係団体などで構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は26日、東京電力から損害賠償第2次請求に対する仮払いとして10億6700万円を受けた。協議会は27日に構成団体に送金する。  協議会によると、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

教職員異動3289件発表 被災児童・生徒ケアに配慮 

 福島県教委は25日、今年度の公立学校の教職員の人事異動を発表した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で例年より4カ月遅い8月1日付の異動とし、被災した児童・生徒への学習面のサポートや心のケアに手厚く当たれるよう教員を配置した。  今年度の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

低線量域、来月解除目指す 避難準備区域で調査地図作成

 政府は25日、東京電力福島第一原発事故に伴い設定された緊急時避難準備区域の解除に向けた作業計画を発表した。月内に区域内5市町村の公共施設、通学路、宅地などの放射線量調査を完了し、結果を8月上旬にも線量マップにまとめる。線量が低い地域は地元市町村と協...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「あかつき」安心PR 県、放射性物質を集中検査へ

スーパーに並ぶ県産桃を手にする女性=福島市・イトーヨーカドー福島店
 福島県を代表する果物・桃の主力品種「あかつき」の出荷が最盛期を迎えるのを前に、県や関係団体は消費者の安全・安心対策を強化する。県は28日、県内各地からサンプルを集め、放射性物質の集中検査を実施する。わせ種の検査で安全性が確認されたが、生産者から消費...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき市独自に子どもの基準 被ばく限度、毎時0.3マイクロシーベルト 

 福島県いわき市は中学生以下の子どもの被ばく限度の基準値を毎時0・3マイクロシーベルトに設定した。年間の積算線量は1・58ミリシーベルトを基準とする。25日、渡辺敬夫市長が発表した。市などによると、独自に基準値を設定するのは県内初とみられる。  子ど...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新たに28頭出荷判明 セシウム稲わら給与の肉用牛

 肉用牛生産農家への福島県の緊急立ち入り調査で、放射性物質を含む稲わらを使用していたことが分かった農家25戸のうち、白河市の1戸が23頭、猪苗代町の1戸が5頭の肉用牛を出荷していたことが新たに分かった。県が25日発表した。  県によると、白河市の農家...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難者、思い出と感謝語り合う JICA二本松でお別れ会 

感謝の言葉をつづった作文を発表する子どもたち
 今月末までに全員が福島県内の仮設住宅などへ移ることが決まった二本松市のJICA二本松訓練所の避難者は24日、お世話になったJICA職員や県職員らへ感謝の気持ちを込め、お別れ会を開いた。ばらばらになってもみんなで前を向いて生きていくことを誓った。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

富岡町の仮庁舎、郡山市大槻に 10月完成、駐車場も 

 富岡町の遠藤勝也町長は25日、郡山市役所で記者会見し、町役場仮庁舎を同市大槻町の市有地に建設すると発表した。10月中に完成させ、同市のビッグパレットふくしまに置く役場機能を移す。いわき市、三春町、大玉村には支所を置く方針。富岡町は東京電力福島第一原...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

上げ野馬神事で神馬奉納 相馬野馬追の最終日

神社に奉納する野馬を引く御小人
 東日本大震災の犠牲者への鎮魂と復興を願って行われた「東日本大震災復興 相馬三社野馬追」の最終日は25日、南相馬市原町区の多珂神社で古式にのっとった「上げ野馬神事」が行われた。  本来、神事が行われる小高区の相馬小高神社は警戒区域内にあるため、会場を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地域で指定、国に要望 霊山町小国の代表

東電本店前で抗議行動する小国地区の住民=東京・内幸町
 地区の一部が特定避難勧奨地点に指定された福島県伊達市の霊山町小国地区の住民代表は25日、海江田万里経済産業相らに対し、住居単位ではなく地域として指定するよう要望した。  上小国区民会の菅野康男会長、下小国区民会の佐藤好孝会長、小国小PTAの高橋裕一...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

18歳以下に甲状腺検査 県民健康調査概要決まる

 福島県民健康管理調査検討委員会は24日、県庁で開かれ、東京電力福島第一原発事故を受け、県が行う詳細調査の概要を決めた。事故発生の際、18歳以下だった子ども36万人に対し、10月から平成26年3月まで2年半をかけて超音波による甲状腺検査を行う。その後...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

渡利で除染実験 来月上旬にも福島市全域計画策定

 福島市全域の除染計画の策定に向けた初の除染実験は24日、市内で高い放射線量が測定されている渡利地区で行われた。地区住民約3400人、市職員約260人が参加し大規模に実施した結果、除染には多くの人員が必要になるとの課題が浮かび上がった。市は単独での実...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜と果実の放射性物質 全て暫定基準値下回る

市町村種類測 定 結 果 ヨウ素131セシウム134セシウム137 福島ニガウリ--15 福島花ニラ--- 福島エダマメ--- 福島ピ-マン--- 福島オクラ--- 福島キュウリ--- 福島キュウリ--- 福島キュウリ--- 福島キュウリ(施設)...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災企業群を一体支援 県、100億円の補助事業導入へ

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で被災した中核企業や関連企業などからなる企業群の復旧を一体的に支援するため、県は23日までに総額100億円規模の大型補助事業を導入する方針を固めた。企業群の大規模改修と早期の事業再開を後押しし、地域経済の再生と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

鎮魂の礼螺厳かに 鹿島の北郷本陣で神事

祭壇を前に榊(さかき)を振り祈りをささげた鎮魂の神事
 23日の相馬三社野馬追で、東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興への祈りを込めた神事が福島県南相馬市鹿島区の鹿島体育館前に設けた北郷本陣で営まれた。  相馬家第33代当主・相馬和胤氏名代の長男、相馬行胤総大将が「野馬追に出場できなかった相馬武士のことを思...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

内部被ばく 3町村122人影響なし 放医研先行調査で検査結果説明会 

内部被ばく検査を受けた浪江町民への結果説明会=二本松市
 県民健康管理調査の先行調査として福島県浪江町など3町村の住民を対象に行った内部被ばく検査で、参加した122人全員の年間の内部被ばく量の推計は、一ミリシーベルト以下で健康に影響を与える線量ではなかった。23日に二本松市の県男女共生センターで開いた検査...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 万感、つないだ伝統 仲間の思い胸に 相馬三社野馬追

杯を手に観客と交流する牛渡北郷騎馬会長
 福島県相馬、南相馬両市で23日に開幕した「相馬三社野馬追」では、出場した騎馬武者たちと市民らの祭りへの熱い思いが一つになった。両市ではそれぞれ宇多郷、北郷の出陣式や騎馬行列などが行われ、仲間や馬を津波で失いながら出場した騎馬会関係者は万感の思いを募...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

指定から外れても不安は消えない 南相馬で説明会

政府の対応の遅さへのいらだちが噴出した説明会
 特定避難勧奨地点に指定された南相馬市原町区と鹿島区の四地区59世帯への指定通知を兼ねた、住民説明会は22日、原町区の石神二小体育館で開かれた。指定から漏れた住民からは「指定から外れても不安は消えない」「(調査を受けた)全世帯に避難支援をしてほしい」...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ゼオライトをグラウンド脇にまく 聖光学院

ゼオライトをグラウンドにまく保護者ら
 伊達市の聖光学院高野球部に22日、放射性物質のセシウムを吸着するといわれる良質のゼオライト10トンが届いた。斎藤智也監督の指導法に感銘を受けた大阪の業者らが贈り、温かい支援に選手らも活躍を誓った。  贈呈を企画したのは大阪で造園工事業を営む明石務...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線量の低減を詳しく説明 県がパンフレットを作る

県が子ども向けに作った放射線量低減のパンフレット
 県は子どもが日常生活で受ける放射線量を減らすための知識などを盛り込んだパンフレットを22日までに作製した。45万8千部を3歳以上から中学生の子どもと保護者に配る。22日の県災害対策本部会議で報告した。  パンフレットは4種類作り未就学児用に6万4...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原発災害のがれき「県内で最終処分」 環境省次官が再度、理解求める

 東京電力福島第一原発事故により放射性物質が付着したがれきの処理で、環境省の南川秀樹事務次官は22日、福島市で会見し、「福島県内で発生したがれきなどは県内で処理する必要がある」と本県への最終処分場建設について再度、県に理解を求める考えであることを示し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

来月末で事実上終了 県内の避難所、10月には完全閉鎖

 県と市町村は22日、福島市で防災担当課長会議を開き、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故に伴い開設している1次避難所、旅館・ホテルの2次避難所計557カ所を8月末で事実上終了することを決めた。学校や職場の事情で移動できない場合に対応し、2カ月間の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

5市町6検体の鶏肉異常なし

 福島県は21日、福島、伊達、会津若松、川俣、三島の5市町の養鶏場から出荷された鶏肉の放射性物質の検査結果を発表した。計6検体を調べ、いずれも放射性物質は検出されなかった。 ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

イチジク(南相馬市) 原木シイタケ(新地)セシウム基準値超え

 県は21日、野菜と果実の放射性物質検査結果を発表した。南相馬市のイチジクから国の暫定基準値を超える放射性セシウムを検出し、県は同日、同市に出荷自粛を要請した。  各品目の測定結果は【上表】の通り。夏場の本県果実の主力品種のモモ(わせ種)は今回の調査...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(30) ここで産み、育てる

長男が触れるおなかの中で新しい命がすくすくと育つ
 一回り大きくなったおなかの中で、新しい命がすくすくと育っている。妊娠15週目。「トントンと、もうすぐたたいてくれるかな」。須賀川市の主婦渡辺美紀さん(30)=仮名=は、そっとおなかに手を当てた。  2歳の長男と2つ違いの子どもを欲しいと願っていた。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

粗飼料、支給制度を検討 稲わら問題で筒井副大臣

筒井農水副大臣(左)に要望書を手渡す佐藤知事
 放射性セシウムを含む稲わらが肉牛の餌として出荷されていた問題で、農林水産省はわらなどの粗飼料を確保し福島県内の畜産農家に支給する新たな制度をつくる方向で調整している。佐藤雄平知事が21日に行った要望に対し、筒井信隆農水副大臣が方針を示した。  佐...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設入居者ケア促進 辻元補佐官、南相馬市長と会談し表明

被災者の心のケアの必要性を語る辻元首相補佐官(左)
 辻元清美首相補佐官は21日、福島県南相馬市役所を訪れ、桜井勝延市長と会談した。災害ボランティア担当の辻元首相補佐官は県内のNPOを支援することで、仮設住宅の入居者へのボランティア活動を促進する考えを示した。  辻元首相補佐官は「福島県の被災者は他...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東北大が福島に分室 原発事故対策、除染や線量調査

機材を搬入する東北大の関係者
 東北大の福島第一原発事故対策本部福島市分室は21日、同市のあぶくまクリーンセンター内に開設された。農産物に含まれている核種を分析するほか、市内の除染などに取り組む。  市の放射能対策アドバイザーで、東北大サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき川前は指定見送り 川内は検討

 政府の原子力災害現地対策本部は福島市で開いた特定避難勧奨地点の指定に関する記者会見で、ホットスポットがあるとされたいわき市川前町について勧奨地点の指定を見送る方針を明らかにした。  今月12日に行った線量調査で毎時3・0マイクロシーベルトを超える...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬59世帯に避難勧奨 追加調査で指定拡大も

 東京電力福島第一原発事故で、政府の原子力災害現地対策本部は21日、福島県南相馬市の4地区の住居57地点(59世帯)を住民に自主的な避難を促す特定避難勧奨地点に指定した。伊達市に次いで2例目で、年間の積算放射線量が避難の目安となる20ミリシーベルトを...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染牛肉、国が買い上げ 検査態勢の強化も検討

 農林水産省は21日、暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された牛肉は国がすべて買い上げ、焼却処分する方針を明らかにした。  農水省の筒井信隆副大臣は同日の記者会見で「消費者に安心感を持ってもらうことが大事だ」と買い上げ方針の狙いを強調。計画的...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

肉牛の「検査計画」月内に申請

 放射性セシウムを含む稲わらが肉牛に餌として与えられていた問題で、福島県は今月中にも肉牛の出荷停止解除に向け検査スケジュールをまとめた「品質管理計画」を政府に申請する。20日、畜産関係団体とワーキングチームを設け、計画づくりに着手した。政府の了承を得...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

年間積算線量 2地点で20ミリシーベルト上回る 文科省発表 計画的避難区域以外で

 東京電力福島第一原発事故による福島県内の放射線量定点調査で、計画的避難区域以外は南相馬市原町区大原字蛇石と伊達市霊山町上小国の各一地点の年間積算線量の推計値が特定避難勧奨地点指定などの目安となる年間20ミリシーベルトを上回った。文部科学省が20日に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島など13地点、許容値超す 二番草の放射性物質検査

 県は20日、中通りと浜通りの9地域27地点を対象にした、牧草を刈り取った後に生えた二番草の放射性物質検査結果を発表した。福島市など13地点で一キロ当たりの放射性セシウムの値が乳用牛と肥育牛に与えることができる暫定許容値300ベクレルを超えた。  中...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

養殖ホンモロコなど7点 暫定基準値上回る 県内魚介類

 福島は20日、魚介類32種類52点の放射性物質の検査結果を発表した。川内村のホンモロコ(養殖)など7点が食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を上回った。  ホンモロコが基準値を超えるのは初...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福大と原子力機構が協定 放射能の研究強化

 福島大と日本原子力研究開発機構は20日、連携協力に関する協定書を締結した。大学構内に研究室を新設し、放射性物質除去の技術開発などを進める。  研究室にはゲルマニウム検出器を導入し、土壌に含まれる放射線量を計測し除染技術などを開発する。空間放射線量の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難勧奨は60地点程度 南相馬の西部、21日にも決定

 東京電力福島第一原発事故で、政府の原子力災害現地対策本部が指定する福島県南相馬市西部の特定避難勧奨地点は約60地点に上る見通しとなった。同本部が21日、発表する方向で調整している。対象には緊急時避難準備区域内も含まれているとみられ、避難区域の指定が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(29) つかの間の「安心」

後藤さんは子どもの体を冷やすため、市販の水を凍らせて学校に持たせた
 「これで少しは気持ちが落ち着く」。福島市の主婦後藤春菜さん(39)=仮名=は、終業式を終えて帰宅した子どもを迎え、ひと息ついた。21日からようやく夏休みが始まる。子どもと一緒に待ち続けた長い日々を思い返した。  「教室はあんなに暑苦しいのに......[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

出荷・流通1300頭超 汚染疑い牛、45都道府県に

 放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていた問題で、新たに岩手、秋田、群馬、新潟、岐阜、静岡6県の農家から汚染疑いのある牛が計699頭出荷されていたことが20日、各県の調査で分かった。共同通信のまとめでは、既に明らかになっている新潟(18日判明分...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(28) 戻れぬ寂しさ胸に

避難先の公園で長男と砂遊びをする深谷さん
 夏の日差しが注ぐ神奈川県の住宅街。5歳の長男は実家近くの公園で砂遊びに夢中になっている。  半袖に半ズボン姿を見ていると、避難して良かったと感じる。ただ、悩みを打ち明け合った母親仲間を思うと、切なくなる。  「今ごろみんな、どうしているかな」。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

原乳から放射性物質検出されず 県内5市町

 福島県は19日、出荷制限解除後の福島、いわき、本宮、会津坂下、南会津の5市町の乳業工場などで採取した原乳のモニタリング調査結果を発表した。いずれの検体からも放射性のヨウ素とセシウムは検出されなかった。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

リヤカーで食材巡回販売 仮設住宅の障害者、高齢者支援

仮設住宅のコミュニティーづくりも期待される支援員=相馬市・刈敷田第一仮設住宅
 東日本大震災に伴い設けられた仮設住宅をリヤカーを引いて回り、食材や生活品を販売しながら身体障害者、高齢者らの「買い物弱者」を支援するユニークな取り組みが19日、福島県相馬市でスタートした。  県の「絆づくり応援事業」を活用した市のアイデア事業。住...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染終え「プール開き」 伊達の富成小 屋外は市内初

今年初の水泳を楽しむ児童=伊達市保原町・富成小
 校舎や校庭などの放射性物質を取り除く除染作業に取り組んでいた福島県伊達市保原町の富成小で19日、今夏のプール開きが行われた。きれいになったプールで児童が今年初めての水泳を楽しんだ。屋外プールでの授業は市内では同校が初めて。  水泳の授業を心待ちに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

3次請求52億円超 JA県協議会29日、東電に

 JA福島五連と農畜産業関係団体などで構成する「JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策県協議会」は19日、福島市のJA福島ビルで総会を開き、福島第一原発事故に伴う東京電力への損害賠償第3次請求額を52億3700万円に決定した。6月の第2次請...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島乳業1億7000万円請求 出荷停止などで売り上げ減

 福島市の福島乳業は19日、東京電力に対し福島第一原発事故に伴う3~5月分の損害額約1億7000万円の請求書を発送した。  出荷停止や風評に伴い売り上げが前年と比べて1割以上減少したことや社員の健康管理維持のために放射線測定器を購入したことなどを理...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

再生エネ集積盛り込む 震災関連 県、国への要望内容発表

 福島県は19日、東日本大震災からの復旧・復興に関する要望と、平成24年度の国の予算編成に向けた提案・要望内容を発表した。復旧・復興関係では、県内に発電可能量計100万キロワット分の大規模太陽光発電施設の立地を目指す再生可能エネルギー施設の集積などを...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬市22日に説明会

 南相馬市は22日午後6時半から石神体育館で初の特定避難勧奨地点についての説明会を開く。  6月27日に文部科学省が市内原町区の大原、大谷、高倉、押釜、馬場、片倉、鹿島区橲原の7カ所111地点で行った詳細モニタリング調査の結果を報告する。モニタリン...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難期限など質問相次ぐ 伊達市で説明会

避難先の住居などについて相談する住民
 東京電力福島第一原発事故に伴い、特定避難勧奨地点に指定された伊達市霊山町と月舘町の一部で避難を希望する世帯への個別相談会が18日、市霊山中央公民館で開かれた。席上、避難期限や避難後の除染などについての質問が相次いだ。  市内霊山町の上小国と下小国...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(27) 自分に向ける矛先

カレンダーを見ながら夏休みを待ちわびる佐久間さん親子
 「子どものために避難しないのは親じゃない」。郡山市の公務員佐久間恵子さん(34)=仮名=は、避難をためらう母親が責められたといううわさを聞き、動揺を隠せなかった。  一度は避難を考えたが、仕事や家族の事情であきらめた。自分も陰ではそんなふうに見ら...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

全頭検査 課題は多く

  全頭検査の実施を求める発言が相次いだ全国肉牛事業協同組合県ブロック会議。出荷停止を目前にして畜産農家の苦悩は深まる
 「思い切った手段を取らなければ本県産牛肉に対する信頼は戻らない。検査した牛肉以外は絶対に流通させないという強い姿勢を示すべきだ」。1300頭の肉用牛を育てる小野町の長谷川栄伸さん(56)は訴えた。  18日、県産牛肉からの放射性セシウム検出などを受...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「廃業しかないか」 危機福島牛 畜産農家、悲痛な叫び 

 県内の肉用牛が19日にも出荷停止となる見通しとなり、県内の生産者に不安が広がっている。畜産農家の多くが収入を断たれることになり、「いつまでも持ちこたえられるか」とため息が漏れる。出荷停止が長引けば、これまで培ってきた「福島牛」のブランド力を失うこと...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

8月にも流通品抽出検査 県、二重化で確認強化 

 放射性セシウムに汚染された福島県産牛肉が市場に流通していた問題を受け、県は新たに県産農水産物と加工品の流通品に対する抽出検査を8月にも開始する方針を固めた。出荷前の農水産物のモニタリング調査と合わせた二重の検査態勢を敷き、食の安全確保と風評被害の拡...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

海水浴場に人影なく 勿来の旅館「生活成り立たない」

 18日は「海の日」。いわき市の海水浴場は例年ならこの時期、色鮮やかなパラソルが浜辺を覆い、大勢の海水浴客でにぎわっているが、今年はどこも人影がなく、潮騒だけがむなしく響き渡っている。  市内の海水浴場の昨年の入り込み数は約80万人。このうち約18万...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

若松で販売の4.3キロ基準越 セシウム検出の浅川産牛肉

 福島県会津若松市で販売された浅川町の肉用牛農家の牛肉のうち、精肉店で販売された4・3キロが食品衛生法が定める放射性セシウムの暫定基準値を上回っていることが分かった。県内で基準値を超えた牛肉の流通が判明したのは初めて。県が17日、発表した。  県によ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(26) この気持ち誰に...

県外への避難を伝える書き込みに富田さんの心は揺れる
 すやすやと眠る1歳6カ月の長女の傍らで、福島市の主婦富田祥子さん(31)=仮名=は携帯電話の画面に目を落とす。育児サイトにお母さんたちの書き込みが連なっている。  「ここで暮らして大丈夫かな?」「家族に相談しても聞いてくれない」。同じ悩みを分かち...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「廃業」脳裏よぎる 畜産農家悲痛な叫び

飼料の稲わらの前で畜産農家の先行きを心配する鈴木さん=17日、大玉村
 県内の肉用牛が19日にも出荷停止となる見通しとなり、県内の生産者に不安が広がっている。畜産農家の多くが収入を断たれることになり、「いつまでも持ちこたえられるか」とため息が漏れる。出荷停止が長引けば、これまで培ってきた「福島牛」のブランド力を失うこと...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

最終処分法示さぬ国 知事、いら立ち募らす

 佐藤雄平福島県知事は、国が放射性物質の付着したがれきや汚泥の最終処分法を示さないことに、いら立ちを募らせている。  16日に県庁で江田五月環境相を出迎えた佐藤知事は終始、ぶぜんとした表情。求められた握手を拒み、「原発事故から四カ月が経過したが、放射...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事が最終処分先確保要望 環境相、明言避ける 放射性物質 災害廃棄物など

 佐藤雄平福島県知事は16日、県庁で江田五月環境相に、放射性物質が付着した災害廃棄物と下水道汚泥の最終処分先確保などを要望した。江田環境相は明言を避けた。  佐藤知事は高濃度の放射性物質が付着した焼却灰、浄水発生土、下水汚泥などの処分方法の明示、最終...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 揺れる母親たち(25) 何も信じられない

佐藤さんは放射線量を減らすため玄関の水洗いを欠かさない
 雨の日以外は玄関に水を流す。室内は掃除機をかけた後、水拭きする。週に2回ほど、家庭用の高圧ホースで外壁を洗う作業も欠かさない。  気が付くと、小学5年の長女、小学2年の長男を迎えに行く時間になる。学年が違うため毎日2回往復しなければならない。い...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

肉牛餌セシウム 郡山、喜多方、相馬に拡大 新たに84頭 稲わら屋外保管

 福島県は16日、新たに郡山、喜多方、相馬の3市の肉用牛農家計5戸が放射性セシウムを含む稲わらを牛に与えていたと発表した。既に84頭が県内をはじめ、宮城、山形など1都4県に出荷されたことも判明、県は関係自治体に流通先などの調査を依頼した。放射性物質が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

まさか会津まで... 農家、広がる動揺

国産牛の陳列棚で品定めをする市民。本県産は並んでいない=福島市・ヨークベニマル野田店
 「まさか会津地方まで汚染されているとは」。放射性セシウムによる飼料用稲わらの汚染が福島県の会津地方に広がっていることが判明した16日、地元農家や関係者は言葉を失った。この日、郡山市や相馬市でも汚染が確認され、農家は国や県に一刻も早い対応を訴える。ス...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

冷温停止前倒しに決意 首相、12市町村長と会談

12市町村長らとの会談であいさつする菅首相(中央)
 菅直人首相は16日、東京電力福島第一原発事故による避難者の早期の帰宅を目指し、冷温停止状態の達成を目標にした事故収束の工程表のステップ2を前倒しで実現させる決意を示した。  福島県郡山市で原発事故により警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一層の線量対策要望 首相に双葉郡など12首長

 菅直人首相、細野豪志原発事故担当相らと16日に会談した双葉郡など12市町村の首長は、放射線の低減など一層の安全対策を求めた。  会談は約1時間半にわたり非公開で行われた。終了後、東京電力福島第一原発1~4号機が立地する福島県大熊町の渡辺利綱町長は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(10) 迫り来る「数字」 ホットスポット次々判明

特定避難勧奨地点の指定をめぐって伊達市霊山町の小国地区で切実な話し合いが行われた=5日、小国小
        ホットスポットをめぐる動きが拡大している。  原発事故後、放射線量の調査が進むにつれ当初、避難が指示された区域以外にも局地的に高い値を示す場所があることが分かってきた。伊達市の一部世帯は特定避難勧奨地点に指定され、南相馬市やいわき市な...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

県が復興ビジョンの素案

 県は15日、「脱原発」を基本理念に据えた今後10年にわたる県の復興の指針となる「復興ビジョン」の素案をまとめた。福島市で開いた県東日本大震災復旧・復興本部会議で示した。基本理念を実現するための主要施策に、原発に依存しない社会を構築するため、家庭、企...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

稲わら260束納入 国、県から注意喚起なく 白河の農家団体

稲わらをとった水田を見詰める代表の男性
 福島県浅川町の畜産農家に放射性物質が付着した稲わらを出荷した白河市の「白河有機農業研究会」代表の農家男性(60)は15日、記者会見した。稲わらは白河市舟田の水田で取り、一束150キロの稲わら約260束を、この農家に納入したことを明らかにした。  ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島県産牛出荷停止 失望、衝撃戸惑う農家 安定経営が一転 浅川の農業法人代表「原発事故なければ」

 福島県浅川町の畜産農家が出荷した肉用牛の肉から放射性セシウムが検出された15日、県内農家に衝撃が広がった。出荷した農家は「原発事故がなければ、こんなことにならなかった」と肩を落とした。一方、放射性物質が付着した稲わらを出荷した白河市の農家団体は「...[記事全文

福島県外へ避難4万5242人 県、内閣府さらに所在調査へ

 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で県外へ避難した県民は少なくとも4万5242人に上ることが15日までの県と内閣府の調査で分かった。これまでは約3万5千人の所在確認にとどまっていたが、内閣府が6月に行った調査で新たに9466人の所在が判明した...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

廃棄物「地域で一時保管を」 政府対策本部除染の「注意点」

 東京電力福島第一原発事故で放出された放射性物質が、福島県内の警戒区域や計画的避難区域外でも土砂や汚泥から検出されている問題で、政府の原子力災害対策本部は15日、放射線量が清掃(除染)で一定程度下がるとして、実施する際の注意点を発表した。  月に一...[記事全文

今を生きる 復興へじゃんがら踊り 久之浜・大久の継承会

練習日程などを話し合う久之浜大久自安我楽継承会の会員
 東日本大震災で多くの犠牲者を出したいわき市久之浜町。久之浜町と大久町でじゃんがら念仏踊りを継承する久之浜大久自安我楽継承会は今年、特別な思いで練習に励んでいる。21歳から45歳までの会員23人は、精いっぱいの踊りで犠牲者らの霊を慰めようと心を1つ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射線との戦い(9) 暫定基準値って何 評価以前の設定に不安

 南相馬市からの肉用牛の出荷は止まったまま。「少しなら心配ない」と言われても消費者の不安は消えない
       食品の暫定基準値はなぜ「暫定」なのか。  福島市鎌田の主婦(43)は心の中に割り切れない疑問を抱えながら日々スーパーで手に取るのは県外産の野菜だ。  大震災で市内全域が断水した。もちろん自宅も。3月15日に復旧した時は水のありがたみ...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

野菜と果実の放射性物質検査 全て暫定基準値下回る 福島県内

 福島県は14日、野菜と果実の放射性物質の検査結果を発表した。野菜は27市町村の16品目51点、果実は7市町の4品目9点を調べ、全て食品衛生法の暫定基準値(放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を下回った。  検査結果は【表】...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

肉牛42頭、4都県に出荷 餌にセシウム、浅川でも 県内生産者に出荷自粛要請

 福島県は14日、浅川町の肉用牛生産農家が高濃度の放射性セシウムを含んだ稲わらを牛に餌として与えていたと発表した。農家は4月8日から今月6日までの間に、横浜市に14頭、千葉県に5頭、東京都に13頭、仙台市に十頭出荷した。  県は厚生労働省を通じて各...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

微量のセシウム検出 内部被ばく調査、影響なし 二本松

 福島県二本松市は14日、「ホールボディーカウンター」で6月下旬に実施した市民20人の内部被ばく調査の結果を公表した。全員から東京電力福島第一原発事故による微量のセシウム134とセシウム137が検出されたが、人体に影響が出ないレベルという。放射性ヨ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

11世帯が避難希望 一部で高線量のいわき市川前荻、志田名 愛する古里...複雑な思い

少しでも放射線量を下げようと家屋にホースで水をまく大越さん。60年過ごしたわが家から避難する日が迫る
 福島県いわき市は、一部で高い放射線量が測定されている市内川前町下桶売の荻、志田名両地区の住民から避難希望を受け付け、14日までに11世帯が申し込んだ。  今月下旬にも市内の教員住宅、雇用促進住宅に引っ越す。避難する住民らは複雑な思いで住み慣れた地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

人の息遣い消えた街 田畑区別なく覆う雑草 富岡一時帰宅ルポ

人の息遣いが消えたゲートボール場
 福島県川内村の警戒区域となっている県道の温度計は35度を示していた。一時帰宅の中継基地から区域内に入って約5キロ。富岡町にある富岡支局に平成19年4月から勤務し、3月11日の東日本大震災で被災した。約3カ月ぶりに立つ川内村は、モリアオガエルの産卵...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江町、来月に出張所 福島市役所に開設で協定

 福島県浪江町は14日、東日本大震災に伴う避難者の支援に関する協定を福島市と締結し、8月1日をめどに福島市役所内に出張所を開設することを確認した。  福島市役所で締結式を行い、馬場有浪江町長と瀬戸孝則福島市長が協定書を交わした。馬場町長は「瀬戸市長...[記事全文

100万キロワット太陽光発電構想 5000億円規模 知事21日国に予算要望

 福島県は復興ビジョンの柱とする「脱原発」と再生可能エネルギーの集積に向け、県内に発電可能量計100万キロワット分の大規模太陽光発電施設の立地を目指す。復興ビジョンを推進する今後10年間での実現を視野に入れ、佐藤雄平知事が21日、国に対し第三次補正...[記事全文

8月中にも解除 線量調査や道路復旧後に 緊急時避難準備区域

 東京電力福島第一原発事故で福島県南相馬市など5市町村に設定されている緊急時避難準備区域について、政府が8月中の解除を検討していることが14日、分かった。事故収束の工程表で原子炉の安定的な冷却を目指す「ステップ1」が完了する17日から区域内の詳細な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県、柳津埋め立て見送り 仮置き汚泥町が受け入れ拒否

 福島県が設置する県北浄化センター(国見町)で仮置きされている大量の汚泥について、県は柳津町の最終処分場への埋め立て見送りを決めた。十三日、柳津町から汚泥の受け入れ拒否の申し入れがあり、判断した。今後は他の処分場での処分を模索するが、見通しは立って...[記事全文