東日本大震災

2011年7月アーカイブ

放射線との戦い(8) 安心派か慎重派か 専門家の言説に揺れる

専門家として放射線の影響について語る山下教授
     異例ともいえる意見の発信だった。  6月23日、長崎大の片峰茂学長は「福島県における放射線健康リスク管理活動について」と題するメッセージを発表した。  本県の放射線健康リスク管理アドバイザーを務める長崎大の山下俊一教授を一部の民間団...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

柳津での埋め立て見送り 仮置き汚泥で県が方針

 県が設置する県北浄化センター(国見町)で仮置きされている大量の汚泥について、県は柳津町の最終処分場への埋め立て見送りを決めた。13日、柳津町から汚泥の受け入れ拒否の申し入れがあり、判断した。今後は他の処分場での処分を模索するが、見通しは立っていない...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

農地セシウム詳細調査へ 県、ホットスポットなど対象に

 県は局所的に放射性物質の濃度が高い農地のホットスポット対策として、今月中にも土壌の放射性セシウムの詳細調査に入る。県が独自に開発した技術を導入し、放射線測定器(サーベイメーター)で土壌の汚染状況を迅速に推定する。農林水産省と県が8月に完成させる農地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

穀類を初検査 基準値下回る 郡山、二本松、伊達

 福島県は13日、穀類の放射性物質の検査結果を発表した。穀類の検査は初めて。  検査結果は【表】の通り。郡山、二本松、伊達3市の4カ所の平成23年産の六条大麦、小麦を調べた結果、全て食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

3点、初めて基準値超え 放射性物質 福島県が魚介類など検査

 福島県は13日、魚介類と海藻など77点の放射性物質検査結果を発表した。これまで食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム500ベクレル)を下回っていた、いわき市沖のコモンカスベに加え、ババガレイ一点とヒラメ一...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(7) 原爆の経験生かす 広島、長崎と違う難しさも

原医研の調査内容などを説明する神谷所長。「広島」が「福島」に向ける思いを語る
     「広島」が「福島」に向ける目はほかとは少し違う。  広島市のタクシー運転手小田恭生さん(60)は、毎日必ず東京電力福島第一原発事故の新聞記事に目を通すという。「人ごとに思えなくてね。自分らには原爆という不幸な歴史があったから。広島県民は...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

イメージダウンに衝撃 農家「検査実施積極的に」 原町肉牛からセシウム

 南相馬市原町区の肉用牛から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出され、原因が特定された11日、地元の畜産農家からは「原因が判明し、ほっとした」との声が上がった。一方で、地元牛のイメージが傷ついたことに関係者は頭を抱えていた。  原町区の畜産業小...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(6) 「健康」どう守る 長期の県民調査に課題も

猪苗代町の避難所で県の担当者から調査の問診票の説明を受ける飯舘村民=6月30日
     県民健康管理調査の詳細をまだ多くの県民は知らない。  県は新聞広告などで調査の概要を説明し、被ばく量の推計に必要な「いつ」「どこに」「どのくらい居たか」などの行動記録を記憶が薄れないうちに書き起こしておくよう求めている。  先行調査の対...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

「放射線に負けない」宣言へ 伊達市対策本部、今後の方針

 放射線対策に取り組む福島県伊達市は11日、市災害対策本部会議で「放射線に負けない宣言」など、今後の活動方針を示した。健康管理、除染を2つの柱に、それぞれプロジェクトチームで活動を進める。  健康管理対策では、積算線量計の配布を急ぐ。乳幼児から中学生...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県が肉用牛全頭検査 計画的避難、緊急時準備区域

 福島県南相馬市原町区の畜産農家が出荷した牛肉から食品衛生法の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題を受け、県は11日、早ければ今月中にも計画的避難、緊急時避難準備の両区域から出荷する全頭の放射性物質検査を開始することを決めた。区域外の肉用...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

10アール単位で賠償単価 警戒区域農家などに統一基準

 JAグループ東京電力原発事故農畜産物損害賠償対策福島県協議会は9日、東電福島第一原発事故で避難した警戒、計画的避難、緊急時避難準備各区域の農家の損害賠償請求に向けた統一基準(期待所得)を明らかにした。コメ、野菜、果樹の賠償単価を10アール単位で品目...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 孫と嫁 生きた証しを 一生かけ記念樹育てる

3人の遺影を前に生前の思い出をかみしめる大友さん
 津波などで300人以上が命を落としたいわき市で9日、合同追悼式が行われた。今なお悲しみが癒やされることのない参列者。その中に、6歳と2歳の孫、臨月だった長男の嫁の3人を津波で失った大友房子さん(66)=いわき市平薄磯字北街=の姿があった。あの日から...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

原町産牛肉にセシウム 11頭で基準値超、東京で検出

 福島県は9日、緊急時避難準備区域内の南相馬市原町区の畜産農家が東京都に出荷した牛肉11頭から、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたと発表した。県は8日に同市全域で食肉用として飼育している牛の出荷、移...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

■大震災ドキュメント■ (6月10日以降)

 ■2日  ・県復興ビジョン検討委員会が提言最終案。原子力災害克服、子ども・若者の育成など7項目で60余の施策例  ・細野豪志原発事故担当相は緊急時避難準備区域解除について「(原発の)水素爆発の危険性がゼロになること」を前提に挙げ、原子炉の安定的な冷...[記事全文

12日からホットスポット調査 南相馬といわきで約800カ所

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は12日から南相馬市の原町、鹿島両区といわき市川前町と川内村の宅地合わせて約800カ所の環境放射線モニタリングの詳細調査を実施する。周辺地域に比べて線量が高い「ホットスポット」の実態を把握し、国の特定避難...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

基準値超過なし ナタネ、野菜、果実

 福島県は8日、穀類のナタネと野菜、果実の計30点の放射性物質検査結果を発表した。食品衛生法の暫定基準値を上回った作物はなかった。穀物の調査結果の公表は初めて。  ナタネとダイコンの暫定基準値は、一キロ当たりの放射性セシウム(134と137の合算)が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「脱原発」知事に提言 県復興ビジョン検討委と県議会

 県の復興ビジョン策定に向け、県復興ビジョン検討委員会と県議会の東日本大震災復旧復興対策特別委員会は8日、佐藤雄平知事に提言した。いずれも基本理念に「脱原発」を盛り込むよう求めている。佐藤知事は記者団に対し、「私自身、相通じるものがある。そういう中で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

揺れる住民「どうすれば」 霊山・月舘、避難か 残留か 対応に苦慮

届いた意向調査票を確認する職員=伊達市霊山総合支所
 放射線量が局地的に高いホットスポットの「特定避難勧奨地点」に指定された伊達市の霊山町、月舘町の113世帯への避難意向調査が8日、回答期限を迎えた。家族間でさまざまな思いが入り交じり、回答を期限までに出せない世帯もあった。避難を希望する世帯が大半を占...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今月の操業再開見送り 県内6漁協 国の安全宣言求める

7月中の操業見送りを決めた県下漁業協同組合長会
 東京電力福島第一原発事故で自主的に休漁している県漁連所属の6漁協は8日、目標としていた今月中の刺し網漁の操業再開を見送った。福島市で開いた県下漁業協同組合長会で決めた。各組合長からは風評被害の懸念があるとして、国が「安全宣言」をするよう求める声が相...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

45市町村に送金 県、2次義援金500億5636万円

 県は8日、東日本大震災義援金の2次配分で、6月25日までに確定した被害分として45市町村に計500億5636万円を送金したと発表した。  県は市町村から報告を受けた震災による死者、行方不明者、住宅全壊、東京電力福島第一原発事故に伴う避難世帯を「1」...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬に特定避難勧奨地点 来週にも新たに指定 政務官方針

 東京電力福島第一原発事故で、政府の原子力災害現地対策本部は南相馬市の一部を来週中にも、局地的に放射線量が高い「ホットスポット」の住民に自主的な避難を促す特定避難勧奨地点に指定する方針を固めた。本部長を務める田嶋要経済産業政務官(衆院千葉1区)が8日...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

牧草の放射性物質許容値上回る 県内7地点

 福島県は8日、県内21地点の牧草の放射性物質検査結果を発表した。検査結果は【左表】の通り。  伊達市では三地点で調査され、このうち一地点で、一キロ当たりから放射性セシウム(134と137の合算)が1930ベクレル検出されるなど、七地点で暫定許容値(...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(5) 内部被ばくあるか 鈍い行政の対応に不満も

放医研で行われたホールボディーカウンターによる検査の様子。写真は職員=6月27日
    内部被ばくは外部被ばくより危険とみる研究者がいる。  外部被ばくは放射線量の高い場所を避ければ減らせるが、内部被ばくは呼吸や食物として体内に入った放射性物質が直接臓器などに影響を与えるため危険度が大きいのだという。  チェルノブイリ原発事...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

短冊を照らす復興の灯 福島で日本JC福島がキャンドルナイト

短冊を照らす復興のともしび
 日本青年会議所東北地区福島ブロック協議会主催の東日本大震災復興祈念キャンドルナイトは7日、福島市荒井の四季の里で催され、ハート形に並べたろうそくのともしびに願いを込めた。  七夕に合わせ、県内各地の避難者や小学生らから集めた約2000枚の短冊をササ...[記事全文

警戒区域の3市町で一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は7日、福島県南相馬市小高区、楢葉、富岡両町で行われた。南相馬市は166世帯290人、楢葉町は123世帯206人、富岡町は233世帯403人が参加した。南相馬市は同市馬事公苑、楢葉町は広...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわき市内2カ所で焼却 処分可能濃度の放射性がれき

 福島県いわき市は、国が処分可能とした放射性セシウム濃度の震災がれきを市内2カ所の清掃センターで焼却する方針を7日、市内泉町の南部清掃センターで開いた環境対策委員会で示した。開始時期は未定で、市は住民の理解を得た上で計画を進めたいとしている。  焼却...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

元南極観測船が小名浜港に入港

いわき市の小名浜港に入港した「SHIRASE5002」
 元南極観測船SHIRASE(しらせ)5002が7日、福島県いわき市の小名浜港に入港し、待ちわびたいわき市の観光関係者らがオープニングセレモニーを催し歓迎した。  SHIRASEは気象情報会社ウェザーニューズ(草開千仁社長)が保有しており、復旧・復興...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「原発収束後に帰郷」が84.9% 川内村が住民アンケート

 福島県川内村が実施した住民アンケートの結果、84・9%が原発事故収束後の帰郷を望んだ。一方、30代の45・8%、40代の30・5%が「戻らない」と回答し、中学生以下の家族がいる村民の65・6%が子どもを「放射能被害のない場所で就学させたい」と答えた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

53人が脱原発を評価 県内59市町村長にアンケート

 佐藤雄平知事が「脱原発」の姿勢を打ち出したことを受け、福島民報社は7日までに福島県内全市町村長にアンケートを行い、知事の方針に対する評価や今後の原子力政策の在り方などについて考えを聞いた。原発事故の被害が甚大であることなどを理由に、全体の約9割に当...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 原町・相馬農、連合チームで出場 高校サッカー県大会

連合チームを組んで県大会に出場する原町高、相馬農高の選手=相馬高グラウンド
 晴れ舞台でサッカーができる-。6日の全国高校サッカー選手権県大会1次大会組み合わせ会議で、原町高と相馬農高は連合チームとしての出場が了承された。東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で新入部員が集まらないなど部員が確保できず、諦めていた県大会...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

「脱原発」8日知事に提言 県議会

 福島県議会の東日本大震災復旧復興対策特別委員会は6日、佐藤雄平知事、県復興ビジョン検討委員会に続いて「脱原発」の考え方を打ち出し、復興ビジョンの基本理念に「原子力政策からの脱却」を盛り込むよう県に提言することを決めた。その上で、主要施策に放射線の除...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小麦、大麦県内線量を初調査

 福島県は市町村、JAと連携して7日、麦類(小麦、大麦)と菜種、夏ソバの環境放射線モニタリング調査を開始する。穀類の調査は初めてで、食品衛生法に基づく暫定基準値(1キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)を上回った場合、出荷自粛を要請する。  警戒区...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

工事進捗率5割に到達 115号国道阿武隈東道路、建設現場を公開

掘削工事が進む115号国道・阿武隈東道路の松ケ房トンネル=6日、宮城県丸森町
 国土交通省磐城国道事務所は6日、福島県相馬市などで整備を進める自動車専用道路の115号国道・阿武隈東道路(延長10.7キロ)の建設現場を報道陣などに公開した。東日本大震災以降、物流強化につながる「地域復興を支える道路」、高度医療圏の拡大など「命をつ...[記事全文

子どもストレス調査開始 福島大

 福島大は6日までに福島県内の園児や児童が抱えるストレスの実態を把握する意向調査に乗り出した。  同大共生システム理工学類の筒井雄二教授を代表に、子どもの心のストレスアセスメントチームを結成。子どもたちのストレスの現状を科学的に分析するため、幼稚園児...[記事全文

線量調査始まる 森林施設、国有林

リフト乗り場周辺の放射線量を測定する職員=二本松市・あだたら高原スキー場
 キャンプ場や森林公園など森林資源活用施設と国有林野内の環境放射線モニタリング調査は6日、福島県内各地で始まった。  森林資源活用施設は県と政府の原子力災害現地対策本部が行っている。初日は伊達市梁川町のやながわ希望の森公園などが対象となった。調査員4...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「までいの会」発足 飯舘村民応援の有志組織

飯舘村支援への思いを語る谷川代表(中央)
 東京電力福島第一原発事故の影響で計画的避難区域に指定された福島県飯舘村を応援しようと県内外の有志でつくる「いいたてまでいの会」が6日、設立された。谷川洋代表(認定NPO法人アジア教育友好協会理事長)が福島市のコラッセふくしまで記者会見し、趣旨を説明...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

漁場のがれき、漂流物撤去 いわき市漁協

漁船から漂流物を運ぶ組合員ら=久之浜漁港
 9月1日の漁再開を目指す福島県いわき市漁協は6日、漁場周辺のがれきや漂流物の撤去を始めた。港湾の陸地部分のがれき撤去をほぼ終えたため、8月末をめどに漁港から沖合までの海面や海中で作業を進める予定。  撤去作業は市漁協の7支所ごとに行われている。この...[記事全文

放射線との戦い(4) 被ばく量知りたい 積算線量計の配布広がる

川俣町の児童生徒に配布されたガラスバッジは首に下げられるようになっている
    そもそも自分はどのくらい被ばくしているのか。  県民の多くが抱く疑問だ。被ばくには体に付着したり地表に落下したりした放射性物質が発する放射線を体外から浴びる外部被ばくと、呼吸や汚染された食品を通して体内に取り込まれた放射性物質による内部被ば...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

モモなど基準値下回る 県内野菜と果実放射性物質

 福島県は5日、県内22市町村の野菜と果実の合わせて20品目45点の放射性物質検査結果を発表した。34点で放射性物質は検出されず、検出された伊達市産のモモなど11点は全て食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性セシウム...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(3) 責任感じながら 古里で住民と除染に挑む

原子力に携わってきた責任を感じながら伊達市で除染を支援する田中さん(右端)
     除染の助言者はかつて原子力研究、行政の中枢にいた。  伊達市が3日に始めた「除染プロジェクト」でアドバイザーに就いたのは、元内閣府原子力委員長代理・田中俊一さん(66)だ。  初日は市内保原町の富成小で住民と共に校舎の洗浄などに取り組んだ。...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

仮設住宅に初の自治会 川俣の山木屋住民、絆強める行事計画

仮設住宅内の自治会設立総会であいさつする広野会長(右)
 福島県川俣町東福沢の仮設住宅で生活する計画的避難区域の山木屋地区住民を対象とした農村広場仮設住宅山木屋自治会の設立総会が5日、同仮設住宅内の集会所で開かれた。町によると、県内で仮設住宅内に自治会が設置されるのは初めてという。  年間行事として芋煮会...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電賠償2回目仮払い 今月中の開始目指す

 東京電力は5日、福島第一原発事故の避難住民らに対する2回目の損害賠償仮払金について、1人当たり30万円を基準に支払うと発表した。1回目の仮払金申請をした約5万3千世帯に11日から申請書類を郵送する予定で、今月中の支払い開始を目指す。5日、東電福島補...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電に7550万円の仮払い請求 県内水面漁協連が求める

仮払いを求めて会見した羽染会長(前列中央)ら関係者
 福島県内水面漁協連合会に所属する13漁協は5日までに東京電力に対し、福島第一原発事故に伴う損害として計約7,550万円の仮払金支払いを求める通知を出した。20日までに回答を求めており、納得いく回答がない場合は訴訟を検討する、としている。  仮払金は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

5627万円の仮払いを求める 東電に県森林組合連

東電に仮払いを請求する国井会長(手前中央)ら=東京・内幸町の東電本店
 福島県森林組合連合会は5日、東京電力に福島第一原発事故による損害として4月末までの損害賠償、5,627万円の賠償の仮払いを請求した。  請求額は県内20組合のうち、ふくしま中央、双葉地方、相馬地方、飯舘村の4組合の3、4月の損害を試算した。各組合は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線との戦い(2) 除染 自分たちで とどまるため悩み、動く

パセオ通りで街路樹の根元の土を取り除く商店主ら=6月22日
     3月の売り上げは前年の半分だった。  震災から100日以上たっても客足は戻らない。福島市のパセオ通りを歩く人はまばらだ。陶器店を営む岡崎俊資さん(67)は放射線を気にして出歩く人が減ったのではないかと感じている。  創業60年余り。細やかな...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

放射線との戦い(1) 後悔したくない わが子と「県外脱出」探る母

広瀬さんの講演会の後、避難・疎開の相談コーナーには情報を求める母親らが並んだ
 3・11以前の福島はもうない。地震、津波、さらに原発事故という例のない震災は、県民にこれまでとは異なる価値観や考え方を強いている。放射線の恐怖、漂流する住民と自治体、手探りの補償交渉...。県民は国や東京電力という巨大組織、世の中の風評などと向き合...[記事全文

カテゴリー:連載・原発大難

伊達市で除染プロジェクト開始

コンクリート付近の放射線量を調べる田中さん(左)ら
 放射線の低減策に取り組んでいる福島県伊達市で3日、除染アドバイザーによる除染プロジェクトが始まった。初日は市内保原町の富成小でコンクリートやプールの水の除染試験などが行われた。市は試験結果などを基に、除染計画やマニュアルをつくり、市民や企業などの協...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ペットボタルで被災者追悼 伊達市梁川で1600本余

淡い光に被災者追悼や復興への祈りを込める市民ら
 東日本大震災の被災者を追悼する催し「ペットボタル」は三日、伊達市梁川町の山舟生くぼたあじさい公園で催された。ペットボトルの中にろうそくを入れホタルに見たてたイベント。多くの市民らがともされた光に復興への願いも込め、見つめていた。  山舟生地区明る...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬で慰霊祭

慰霊祭で祭壇に向かって父親の遺影を掲げる征久ちゃん。後ろはかよ子さん
 東日本大震災で県内最多の五百八十九人が犠牲になった南相馬市で三日、慰霊祭が行われ、約千人の参列者が鎮魂の祈りをささげた。震災発生から間もなく四カ月。遺族らは慰霊祭を区切りに必死に前を向こうとするが、いまだ悲しみは癒えない。市内は原発事故で警戒、計画...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原子炉冷却へ見通し明かす 細野担当相が来県

オフサイトセンターを視察する細野原発事故担当相(中央)ら(原子力災害現地対策本部提供)
 細野豪志原発事故担当相は三日、就任後初めて東京電力福島第一原発を訪れ、所内に新設した医療施設や、高濃度汚染水を浄化して原子炉の冷却に再利用する循環注水冷却システムなどを視察した。  いわき市で記者団の取材に応じた細野氏は、稼働にこぎ着けた原子炉の冷...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚泥処分「国に責任」 福島の処理場視察早急に方針 細野原発相

福島市の堀河町終末処理場を視察する細野原発事故担当相(左)
 細野氏は一キログラム当たり一〇万ベクレルを超える放射性セシウムが検出された福島市の堀河町終末処理場の汚泥処分について「国に責任がある」として、国が担う考えを示した。  佐藤知事との会談後、堀河町終末処理場で、瀬戸孝則市長らから放射性物質を含んだ汚...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

広野の民家で家電盗む 避難準備区域 容疑者5人逮捕

 東日本大震災と福島第一原発事故の被災地を狙った窃盗事件を捜査していた、いわき中央署と双葉署は県警捜査三課、県警機動捜査隊の応援を受け2日までに、緊急時避難準備区域に指定されている福島県広野町の民家から家電製品などを盗んだ窃盗などの疑いで、いわき市平...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

光信じ歩んで クルム伊達公子選手 柳津の国体テニス選考大会で激励

大会出場選手と握手し激励する伊達選手(右)
 テニスのトッププレーヤーで、ウィンブルドン選手権に出場したクルム伊達公子選手=エステティックTBC=は帰国直後の2日、本県の国体テニス競技少年選手選考大会が開かれている柳津町営テニスコートを訪れた。  伊達選手は全国選抜大会に出場する予定だった日大...[記事全文

放射線調査で統一基準 国、県の調整会議あす設置

 政府の原子力災害対策本部は4日に関係省庁と県との放射線量調査に関する調整会議を設け、測定手法や情報公開について統一基準を設ける協議を始める。2日、県庁で佐藤雄平知事と会談した細野豪志原発事故担当相が記者会見で明らかにした。これまで実施機関によって、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

提言最終案に施策例60余 県復興ビジョン検討委

 東日本大震災からの復興指針を県に提言する有識者会議「県復興ビジョン検討委員会」(座長・鈴木浩福島大名誉教授)は2日県庁で開かれ、提言の最終案をまとめた。原子力災害の克服、未来を担う子ども・若者の育成など7項目で60余の施策例を盛り込んだ。  施策例...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

全品目基準下回る 新たにニガウリなど検査 野菜と果実

 福島県は1日、野菜と果実の計19品目42点の放射性物質検査結果を発表した。野菜は、今回新たにニガウリ、トウモロコシ、ハクサイ、果物ではネクタリンを検査対象としたが、42点全てが食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性ヨウ素2000ベクレル、放射性...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

基準クリア 5市町のキノコ

 県は1日、キノコの放射性物質の検査結果を発表した。本宮市の原木シイタケ(施設)などから放射性セシウムが検出されたが、食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり放射性セシウム500ベクレル)を下回った。  検査結果は【表】の通り。キノコは6月30日と7月1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「放射線と環境」Q&A内容更新 福島県HP

 福島県はホームページに公開している放射線と環境に関するQ&Aの内容を1日までに更新した。放射線に関する基本的な事項や日常生活での注意点など関心の高い情報を盛り込んだ。  「放射線と健康に関する基礎知識」「福島原発事故の健康リスク」「生活に関すること...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難生活苦に自殺か 川俣・山木屋の50代女性 

 7月1日午前8時ごろ、東京電力福島第一原発事故の計画的避難区域に設定されている福島県川俣町山木屋の空き地で、50代の女性が倒れているのを通報を受けた消防署員が発見した。女性は全身に焼けた痕があり、すでに死亡していた。福島署は自殺の可能性があるとみ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難勧奨対象 113世帯413人 伊達市の4地区 最大で3.9マイクロシーベルト

勧奨地点指定の通知が届き電話で娘と話す伊達市月舘町の髙橋さん夫妻
 特定避難勧奨地点に指定された伊達市4地区の113世帯の人数は413人に上ることが1日、分かった。また指定となった地点の放射線量は最大で毎時3・9マイクロシーベルトで、最小で同1・4マイクロシーベルトだった。同日、伊達市役所で開かれた市災害対策本部で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「調整率」に期待と注文 不動産関係者 風評被害など懸念

 平成23年分の県内路線価が発表された1日、東日本大震災の影響を反映させ、被災者の税負担を軽減するため適用する「調整率」に期待と不安が交錯した。どの程度、相続税、贈与税算定の基準になる路線価が引き下げられるかは不透明。親を亡くし土地の相続税がのしかか...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

113世帯に避難勧奨 霊山・月舘4地点、20ミリシーベルト超す

 東京電力福島第一原発事故で、政府の原子力災害現地対策本部は30日、伊達市4地区の住居104地点(計106戸、113世帯)を局地的に放射線量が高い「ホットスポット」に当たるとして、住民避難を促す特定避難勧奨地点に指定した。年間の積算線量が20ミリシー...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

東電新旧社長が謝罪 いわきなど6市町村長に

【写真】渡辺市長(左)から申し入れ書を受け、頭を下げる西沢社長(中央)、清水前社長(右)
 東京電力の西沢俊夫社長と清水正孝前社長は30日、いわき市と、福島第一原発事故で役場機能を移転している広野、大熊、葛尾、富岡、川内の6市町村を訪問し首長らに謝罪した。  いわき市では、渡辺敬夫市長と事故後初めて会談した。西沢社長が「多大なご迷惑をお掛...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県の避難所、来月末で閉鎖

 県は東日本大震災、福島第一原発事故に伴い県有施設などで開設している1次避難所、旅館やホテルの2次避難所を原則として8月末で閉鎖する方針を30日までに固めた。被災者の応急仮設住宅への入居を促す。今月中旬に関係市町村に説明し、理解を求める。  県は応急...[記事全文

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スーパー、郵便局営業休止 残る飯舘村民の生活厳しく

【写真】営業休止のため、商品を撤去する従業員=飯舘村・Aコープ飯舘店
 原発事故の影響で計画的避難を進める飯舘村で30日、スーパーやガソリンスタンド、郵便局、路線バスが営業を休止した。避難先が決まらない村民がまだ約100人いるが、暮らしを支えるインフラが次々にストップし、生活は厳しくなった。  スーパーはAコープ飯舘店...[記事全文

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道路31カ所、宅地78カ所 南相馬ホットスポット

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は30日、南相馬市で放射線量が高かった地区の環境放射線モニタリング結果を発表した。年間積算線量の予測で20ミリシーベルトを超える目安となる毎時3・0マイクロシーベルト以上の地点は、道路で31地点、宅地など...[記事全文

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