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いわき市独自に子どもの基準 被ばく限度、毎時0.3マイクロシーベルト 

 福島県いわき市は中学生以下の子どもの被ばく限度の基準値を毎時0・3マイクロシーベルトに設定した。年間の積算線量は1・58ミリシーベルトを基準とする。25日、渡辺敬夫市長が発表した。市などによると、独自に基準値を設定するのは県内初とみられる。
 子どもの被ばくに不安を感じる市民の声を受けた対応で、基準を超える校庭、園庭は表土を除去するなどの対策を講じる。対策事業費を含む約121億6200万円の一般会計補正予算案など8議案を28日に開く7月臨時議会に提出する。
 設定に当たっては、国の原子力安全委員会が示した事故収束後の被ばく基準「年間1~20ミリシーベルト」のうち最小値の「年間1ミリシーベルト」を基準とした。1日のうち屋外で8時間生活すると仮定し、自然由来の被ばく線量も考慮して算出した。
 自治体独自の基準値としては、埼玉県川口市が年間1・64ミリシーベルト、千葉県野田市が年間1ミリシーベルトと定めている。
 市は8月上旬にも、学校などに高圧洗浄機を配備することを決めている。洗浄機で除染後もなお毎時0・3マイクロシーベルトを超えた場合、表土除去などさらなる除染対策を実施する。

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