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霊山、月舘で線量を詳細調査

 政府の原子力災害現地対策本部と県は27日、一部が特定避難勧奨地点に指定された福島県伊達市の霊山町と月舘町の4地区で宅地488地点の2度目となる環境放射線モニタリング詳細調査を始めた。
 対象は市内霊山町の上小国、下小国、同石田、市内月舘町相葭(あいよし)の4地区。同地区には局所的に放射線量が高い「ホットスポット」が点在するとされている。今回は、継続的に調査し、線量の推移を確認するため実施した。この日は、調査員30人が宅地の玄関と庭先で地面から高さ50センチと1メートルの放射線量を測り、その場で測定結果を紙に書いて住民に手渡した。
 上小国地区の区民会長を務める菅野康男さん(74)方は暫定値で毎時1.2マイクロシーベルト前後で、前回に比べ1マイクロシーベルト近く下がったという。「夏休みで、一緒に住む孫たちは会津地方に避難している。子どもたちが安心して戻れるように除染などの対策を急いでほしい」と話した。避難勧奨地点の制度については「地点ではなく地域として指定し、子どもがいる世帯など希望する家庭は避難を支援してほしい」と求めた。
 調査は29日まで行われ、結果は8月上旬に公表する予定。前回調査では毎時0.41~5.1マイクロシーベルトで113世帯が特定避難勧奨地点に指定された。対策本部によると、今回の結果次第では追加指定を検討するとともに、解除の参考材料にする。

カテゴリー:福島第一原発事故

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