「ふくしま 新発売。」プロジェクトの発足発表会は17日、東京・平河町の都道府県会館で開かれ、県関係者らが県産農作物の売り込みに向けて決意を新たにした。
概要発表で佐藤雄平知事は「生産者の思いを首都圏などの消費者に伝え、新たな信頼関係を構築したい」と語った。続いて、サポーターとしてプロジェクトに参加する女優の三田佳子さん、古殿町出身の分とく山総料理長野崎洋光さん、スポーツジャーナリストの増田明美さん、みちのくボンガーズの神道裕さんと水野圭悟さんが抱負を述べた。
三春町出身の登山家田部井淳子さんや福島市出身の女優白羽ゆりさんらによるビデオメッセージ、生産に懸ける農家の情熱などをまとめた映像も上映した。
最後に「ふくしま 新発売。」の看板を持った佐藤知事らが右手を力強く振り上げてプロジェクトの開始を宣言した。
本県を訪ねる収穫ツアーに協力するクラブツーリズム、インターネットによる県産農産物の販売サイトを展開するEストアーの関係者も登壇し、プロジェクトの成功を誓った。
会場にはキュウリや桃などが展示され、ライシーホワイトの穴沢さとみさんと福島市・飯坂温泉キャンペーンレディの高田薫さんが報道関係者に県産農作物の魅力を紹介した。
【写真】「ふくしま 新発売。」プロジェクトのスタートを宣言する佐藤知事(前列中央)ら
(カテゴリー:福島第一原発事故)