東日本大震災

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県産早場米を初出荷 郡山の農家

フォークリフトでトラックに新米を載せて思わず笑みがこぼれる佐久間さん

 今春作付けした本県産の早場米の出荷は29日、郡山市で始まった。市内喜久田町で収穫された「瑞穂黄金(みずほこがね)」の玄米約4トンが生産農家から出荷された。集荷業者を通して30日には県内の小売店など約20店舗で販売される見通し。
 20ヘクタールの水田を持つ佐久間俊一さん(55)が、収穫した玄米を詰め米袋145袋を丁寧にフォークリフトでトラックの荷台に載せた。
 JA郡山市稲作部会長も務める佐久間さんは「これからが本番だが、取りあえず一山越えたという感じ」と笑顔を見せた。今後はひとめぼれやコシヒカリなどの収穫が始まるが「本来、東京電力や国の問題なのに、暫定基準値以下でも放射性物質が検出されれば風評被害が心配される。何年も続く闘いだが、安心して食べられる米と消費者が信じてくれるまで負けられない」と厳しい口調で話した。
 25日に県が行った検査で放射性セシウムが検出されず26日に出荷が解禁されていた。

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