東日本大震災

2011年9月アーカイブ

汚染土、国有林に仮置き 林野庁が方針 飯舘、二本松と調整

 林野庁は29日までに、東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業で出る放射性物質が付着した土壌の仮置き場として国有林の使用を認める方針を決めた。既に申し入れがあった飯舘村、二本松市と調整を進めている。他に田村市などからも同庁に相談があり、同庁は前向きに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

10月から一部営業再開 スパリゾートハワイアンズ

本番さながらの華麗なフラを披露するハワイアンズ・ダンシングチーム
 震災後から休館している、いわき市常磐藤原町のスパリゾートハワイアンズは10月1日午前10時、ウォーターパークなどを除き温泉施設を中心に一部で営業を再開する。建設中のホテル「モノリス・タワー」を含めたグランドオープンは来年1月。  営業再開は日帰り施...[記事全文

あすから最終公演 復興願うフラガールキャラバン

 東日本大震災の復興を目指し全国キャラバンを展開しているフラガールは10月1、2の両日、いわき市で開かれる市復興祭で最終公演を迎える。5月3日にスタートし韓国の海外1公演をはじめ26都道府県124カ所で245公演に臨んだ。  前身の常磐ハワイアンセン...[記事全文

【津波被災地域の復興】高台移転か現在地か 住民と行政にずれ

津波で甚大な被害を受けたいわき市平薄磯で復興へ向けた活動を続ける志賀区長(右)ら
 東日本大震災の津波で多くの人命が奪われ住居が流された県内の沿岸地域。1日も早い復興と津波対策が望まれるが、多くの課題が横たわったままだ。住民と行政間の考えのずれや、東京電力福島第一原発事故の影響、予算不足...。自治体と住民は、確かな一歩がいまだに...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 星空で心癒やして 被災地を巡り"出前"観察会

仮設住宅の村民のため望遠鏡を調節する大野台長(左手前)
田村の星の村天文台長 大野裕明さん、智裕さん親子   「美しい星空で心を和ませたい」と、田村市「星の村天文台」の大野裕明台長(63)と息子の大野智裕副台長(27)は、被災地を巡り星空観察会を続けている。27日には、飯舘村民の避難先となっている伊達市の...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

浪江町と弘前大が連携協定 放射線問題など早期解決目指す

協定書に調印する馬場町長(右)と遠藤学長
 浪江町と青森県の弘前大は29日、放射線問題などの早期解決を目指し、連携協定を結んだ。  調印式は町が役場機能を移している二本松市の県男女共生センターで行われ、馬場有町長と遠藤正彦学長ら12人が出席した。馬場町長が「弘前大の協力は非常にありがたく心強...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

来年3月末までに除染 田村市復旧計画

 田村市は29日、緊急時避難準備区域の解除に向けて策定した復旧計画の概要を公表した。計画では学校や公共施設、通学路などの除染や復旧を平成24年3月末までに完了することを目指す。  解除後に住民向けの説明会やアンケートを実施し、区域内の現状を説明すると...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内の除染、国が補助を 県と市町村方針

吉田本部長に抗議文を手渡す瀬戸市長(右)
 国が追加被ばく線量が年間5ミリシーベルト未満の地域の除染は財政支援の対象外とする方針を示したことを受け、県は29日、市町村とともに県内全域の除染への補助を国に求める方針を固めた。  松本友作副知事は同日の県災害対策本部会議で「除染に関する国の財政支...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達市がスクールバス運行 保原町富成地区線量低減策

マイクロバスでの送迎が始まった富成小
 伊達市は29日から子どもらの放射線量低減策として同市保原町富成地区で児童らのスクールバス運行を始めた。  マイクロバス2台で送迎。登校は1回、下校は低学年と高学年の2回で、児童59人のうち、約50人が利用している。運行は来年3月まで。初日は、保護者...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

子どもの内部被ばく、可能な限り低減を 菅野県弁護士会長が声明

 県弁護士会の菅野昭弘会長は29日、「子どもたちの内部被ばくを可能な限り低減する措置を求める」とする会長声明を発表した。同日、国や県、市町村など関係機関に送付した。  声明では、子どもが放射線に対する影響を受けやすいことを指摘。さらに内部被ばく対策が...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【福島競馬開催中止】県都経済に打撃 年間数億円損失か

今年の開催が全て中止になった福島競馬場=28日
 県都の呼び物「福島競馬」の開催中止が地域経済に大きな打撃を与えている。福島市は日本中央競馬会(JRA)からの寄付金が大幅減となり、周辺の道路整備事業に遅れが出る見通しだ。駐車場収入で生計を立てていた市民やタクシー業界も苦境にあえぐ。福島競馬場は来年...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

11月25日再オープン いわき・ら・ら・ミュウ

復旧作業が進む「いわき・ら・ら・ミュウ」
 いわき市小名浜の「いわき・ら・ら・ミュウ」は、11月25日に再オープンする。運営する第三セクター・いわき市観光物産センターは28日、取締役会を開き決めた。センター社長の鈴木英司いわき市副市長が同日、記者会見した。  いわき・ら・ら・ミュウは東日本大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県選管委、選挙公報HPに 避難者の県議選投票を促進

 県選管委は11月10日告示、同20日投票で行われる県議選で、全国に移り住んでいる避難区域の住民の投票率向上のため、初めて選挙公報をホームページ上に掲載する。各都道府県選管委を通じて県議選実施の有権者への広報の徹底に努める。28日に福島市の杉妻会館で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被ばく医療専門2講座を新設 福医大

 福島医大は28日、被ばく医療専門の医学講座として医学部に放射線生命科学講座と放射線健康管理学講座を新設すると発表した。  医学講座の新設は震災後初で、放射線生命科学講座教授に広島大病院血液内科講師の坂井晃氏(51)、放射線健康管理学講座教授に長崎大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難準備区域30日に解除 田村、広野に経産副大臣が伝達

 松下忠洋経済産業副大臣は28日、緊急時避難準備区域に設定されている田村市と広野町を訪れ30日に解除する方針を伝えた。26日の川内、楢葉、南相馬の3市町村に続き区域の5市町村全てに解除の方針が伝わり、30日の政府原子力災害対策本部会議で正式決定される...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住2年、農5年、森林20年 飯舘村が除染計画

柳沢本部長に除染計画を手渡す菅野村長(左)
 東京電力福島第一原発事故で全村が計画的避難区域に指定されている飯舘村は28日、独自に策定した除染計画の詳細を明らかにした。「住環境」は約2年、「農地」は約5年、「森林」は約20年で完了を目指す。除染後の数値について住環境は「年間線量1ミリシーベルト...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コメ全袋線量検査費など要請 二本松市、東電に

コメの検査や賠償で東電側に要望する三保市長(左)
 二本松市の三保恵一市長は28日、東京電力に対し、コメの放射性物質を測定し安全性を確認する全袋検査実現のための費用負担と、高濃度の放射性物質が検出されたコメの全量買い上げ、風評被害による価格下落分の賠償などを求めた。  二本松市内のコメの予備調査で、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

中間貯蔵施設、県内に複数必要 環境次官、放射性廃棄物9000万立方メートル

 環境省の南川秀樹事務次官は28日、来県し、東京電力福島第一原発事故により放射性物質の付着した廃棄物総量が県内で9000万立方メートルに上る可能性があるとの試算を示した。その上で、1カ所に保管することは難しく、複数の中間貯蔵施設を設ける必要があるとの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 保原でラーメン居酒屋オープン 心機一転「やるしか」 初日から大盛況

「自分でやるしかない」と話す遠藤さん夫婦
■飯舘で食堂経営 遠藤利正さん  飯舘村で食堂を営んでいた遠藤利正さん(55)は、27日、伊達市保原町に「ラーメン居酒屋味処エンドー」を開店させた。避難先の福島市のアパートから通い、妻のベビーアルマ遠藤さん(34)と二人三脚で経営に当たる。初日はさば...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

除染土 自宅仮置き 福島市が計画、来月から 「場所ない」苦肉の策

■容器に入れ30~50センチ埋設 2年かけ全域1マイクロシーベルト以下へ  福島市は27日、市内全域の約11万世帯を対象とした除染計画を発表した。除染した放射性物質を含む全世帯分の土を仮置きする場所は確保できないとして、民家分は敷地内に埋めて保管する...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

本宮市が仮置き説明会 住民は反対署名提出

 本宮市は通学路などの除染で発生する放射性物質に汚染された汚泥の仮置き場設置に向け27日、市内のサンライズもとみやで候補地周辺住民対象の説明会を開いた。住民からは設置に反対する意見が相次ぎ、住民代表から3878人分の反対署名が高松義行市長に手渡された...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

収穫米の保管法 県に配慮求める JAみちのく安達

 JAみちのく安達は27日、二本松市の玄米から一定水準以上の放射性セシウムが検出されたことを受けて実施する本調査に当たり、収穫したコメを生産者の元だけではなく、同JAや民間業者の倉庫などへの保管も可能にするよう県に配慮を求めた。  コメの放射性物質の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小中生と園児に線量計配布へ いわき市

 いわき市は11月1日から、市内の小・中学生と保育所や幼稚園に通う子どもを対象に放射線の積算線量計(ガラスバッジ)を配布する。27日、発表した。  測定期間は3カ月で、学校などを通じて配布、回収する。他市町村から避難している子どもも対象となり、配布個...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島、北塩原 秋ソバ出荷可能に

 県は27日、秋ソバと小豆のモニタリング結果を公表した。秋ソバは福島市、北塩原村の各1点を調べた。放射性セシウムは、福島市の1点から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回る43ベクレルが検出された。北塩原村の1点からは検出されなか...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【原子力被害基金創設見送り】「県民の苦しみ忘れたか」 「政争の具」と批判

 原子力被害応急対策基金の創設をめぐっては、法案を提出した野党側と、復興基金での一本化を目指す与党側による関係省庁も巻き込んだ思惑が交錯している。関係者からは「原発事故の被災者支援の取り組みが政争の具になった」との批判も吹き出す。 ■食い違い  基金...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 地元のように会える場所 子どもも職員も顔なじみ

子どもたちと一緒に遊ぶ滝沢さん(右)と石井さん(右から3人目)
■仮設住宅集会所に開設 富岡町こおりやま児童クラブ  郡山市南一丁目の仮設住宅集会所に子どもたちの声が響く。平日の午後、20畳ほどのスペースに小学1~4年生の児童が集まる。「富岡町こおりやま児童クラブ」は7月下旬に始まった。「先生、もっと銀行ゲームし...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

郡山市は市有地保存を提案 2日に喜久田で埋設実験

表土除去と一緒に側溝の汚泥の仮置き場に予定されている郡山市の喜久田スポーツ広場。穴を掘る場所について確認する市職員ら
 除染による土砂や汚泥などの仮置き場所の問題で、郡山市は市内のスポーツ広場や都市公園など市有地に仮置きするモデルケースを地域住民に提案する。汚泥は広場などの表土除去で掘る穴に、表土と一緒に入れて保管する。10月2日には市内喜久田地区で通学路除染活動で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地元のように会える場所 仮設に富岡町こおりやま児童クラブ 

子どもたちと一緒に遊ぶ滝沢さん(右)と石井さん(右から3人目)
 郡山市南一丁目の仮設住宅集会所に子どもたちの声が響く。平日の午後、20畳ほどのスペースに小学1~4年生の児童が集まる。「富岡町こおりやま児童クラブ」は7月下旬に始まった。「先生、もっと銀行ゲームしよう。帰りたくないよ」。東日本大震災を経験した子ども...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染土は自宅仮置き 福島市が除染計画発表

 福島市は27日、市内全域の約11万世帯を対象とした除染計画を発表した。除染した放射性物質を含む全世帯分の土を仮置きする場所は確保できないとして、民家分は敷地内に埋めて保管するよう求めた。市内の約六割を占める山林や農地は対象から外された。個人が除染す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原子力被害対策基金、見送り 国「除染費予算化」と補助金交付せず

 東京電力福島第一原発事故に伴う自主避難者への支援や除染などに充てる県の原子力被害応急対策基金の創設が国の補助金を受けられず、27日までに見送られる見通しとなった。原子力事故被害緊急措置法で自治体による基金の新設が認められながら、国は除染費用などを既...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる しらかわ駅伝 避難先白河へ感謝の力走 声援胸に目標クリア

アンカーで力走した坂本さん(左)と辺見監督
■坂本正喜さん(昨年のふくしま駅伝富岡町チーム主将)  25日、白河市で開かれたしらかわ駅伝で、富岡町から市内に避難している坂本正喜さん(26)が白河市チームのアンカーとして出場し、力走した。  坂本さんは昨年の市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

楢葉、双葉浪江の3町447人一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は25日、福島県楢葉、双葉、浪江の3町で行われ、182世帯447人が帰宅した。  楢葉町は49世帯129人、双葉町は44世帯110人、浪江町は89世帯208人が参加。楢葉、双葉両町は広野...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

想定災害に「原子力」追加へ 三春町 防災計画修正を提案

 三春町は地域防災計画を修正し、想定する災害に「原子力災害」を追加する方針を固めた。22日に三春交流館まほらで開いた町防災会議で、委員らに提案した。  修正案では、第一章「総則」と第三章「災害予防計画」に原子力災害を加え、放射性物質の予防対策に関する...[記事全文

「除染は」不安消えず 避難準備区域30日解除 住民受け止め複雑

緊急時避難準備区域解除に備え、区域内の保育園で遊具を除洗する職員ら=26日、南相馬市原町区
 かつての安全・安心な暮らしは取り戻せるのか−。東京電力福島第一原発事故に伴う緊急時避難準備区域の解除日が明らかになった26日、各地に避難している住民は除染やインフラ復旧など待ち受ける多くの課題に対し消えない不安を口にした。古里に戻った後のやりくりへ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

土湯温泉が再生協 2日設立総会復興計画を策定 震災、原発事故風評被害克服へ

 東日本大震災や原発事故の風評被害で旅館廃業などが相次ぐ福島市の土湯温泉の復興を目指し、地元住民が10月2日、「土湯温泉町復興再生協議会」(仮称)を設立させる。  温泉に対する観光客らの不安を払拭(ふっしょく)し、にぎわいを取り戻す復興再生計画を作り...[記事全文

県、今後10年の事業示す 復興計画検討委第2分科会 地域の絆再生 福島空港の防災強化 危機管理拠点整備

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県は、今後10年間で取り組む事業として、福島空港の防災機能強化や大災害発生時に災害対策本部機能を置く危機管理拠点の整備に取り組むほか、県内外の避難者の交流支援事業などで地域の絆再生を進める。2...[記事全文

事故対応など要望 内閣府などに原発関係道県議会議長協

 原子力発電関係道県議会議長協議会は26日、内閣府、経済産業省、民主党に対し東京電力福島第一原発事故の対応や放射性物質被害対策などについて早急に予算措置するよう求めた。  本県からは同協議会副会長代理で瓜生信一郎県議会副議長が参加した。要望したのは(...[記事全文

固定資産税免除 原発は対象外 大熊町 9月議会に議案提出 双葉町も

 東京電力福島第一原発1〜4号機がある大熊町の9月定例議会は26日、会津若松市の町役場会津若松出張所で開会した。渡辺利綱町長が原発の土地、建物などの固定資産税の免除を対象外とする町民税などの減免条例案など30議案を提出、理由を説明した。  同町は減免...[記事全文

【原発事故賠償4】最終責任誰が 法律あいまい

 原子力事故の損害賠償は原子力損害賠償法(原賠法)に基づいて支払われる。同法は原子力事業者の「無過失責任」「責任の集中」「無限責任」を定める。一見、事業者に厳しい内容だが、福島第一原発事故では東京電力1社だけで対応しきれない現実を浮き彫りにした。国策...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 支援ツアー大盛況 表郷まつり千葉から530人

森さんを歓迎し握手を交わす鈴木さん(左)
■JA東西しらかわ鈴木組合長 風評一掃へ橋渡し  白河市表郷の「表郷まつり」の会場に25日午後、大型バス11台が次々と到着した。一行は千葉県船橋市の習志野台・西習志野地区自治会連合協議会が企画した買い物ツアーの約530人。震災後、市内を訪れた最大の観...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【原発事故賠償3】事故か、地震・津波か 区別困難、全て対象に

郡山市の工場を間借りして操業を続ける江井鋳造所。原発事故と地震・津波の損害の線引きに困惑している
 損害の原因は原発事故か、地震・津波か-東京電力福島第一原発事故の賠償をめぐり、線引きの難しさは被災者を悩ませる。自治体の避難指示の有無によっても支払い対象が分かれる。 ■線引き  東電は原発事故による損害であることを賠償の条件とする。  「避難した...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

各自治体 除染には慎重対応 緊急時避難準備区域解除に向けた復旧計画

 広野町は26日に開会する9月定例議会で緊急時避難準備区域の解除に向けた復旧計画を示す。計画では、除染方法などを含めた詳細な部分については今後、国などと十分に協議する。平成24年末の帰還完了を目指す。  緊急時避難準備区域は今月下旬にも一斉解除される...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 利用者に感謝の返事

雑記帳に返事を書く中木さん
■東北道国見SAの食堂勤務中木トク子さん(梁川)  「これから被災地に行ってきます」「気をつけて行ってきてくださいね」  「負けてたまるか福島県」「そうだよね。がんばらなくっちゃね」  東北自動車道国見サービスエリア(SA)下り線の食堂内に雑記帳が1...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

太極拳愛好者が交流 喜多方でフェスティバル

集団演武を披露する参加者
 「太極拳のまち」を宣言している喜多方市の第8回太極拳フェスティバルは24日、市内の喜多方プラザで開かれ、県内外の愛好者が演武を楽しんだ。  実行委員会と市太極拳のまちづくり推進委員会の主催、福島民報社などの協賛。開会式では大会長の山口信也市長があい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

郡山でヨサコイ舞う 25日まで「まつり」

力強い踊りを披露する参加者
 第11回うつくしまYOSAKOIまつりは24、25の両日、福島県郡山市の郡山ユラックス熱海とJR磐梯熱海駅前の両会場で開かれている。  実行委員会の主催、福島民報社などの後援。県内外の約110チーム、2800人が力強い踊りを披露している。  震災と...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

白虎隊士の霊慰め剣舞奉納 飯盛山で墓前秋季祭典 

白虎隊士の墓前で勇壮な舞を繰り広げる生徒
 戊辰戦争で散った白虎隊士ら少年武士の霊を慰める墓前秋季祭典は24日、福島県会津若松市の飯盛山で催された。  会津弔霊義会の主催。神事で少年らを追悼し、同会の芳賀公平理事長が「今年は会津にとっても大変な1年になっている。あらためて日新館教育と白虎隊の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

地酒飲み風評被害払拭 若松で復興願い大会

県内の日本酒や会津の食が並びにぎわう屋台
 「日本酒で乾杯推進会議福島大会・会津酒魂~酒の道~」は24日、福島県会津若松市の鶴ケ城本丸で開催され、出席者は東京電力福島第一原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)や東日本大震災からの復興を祈りながら、声高らかに日本酒で乾杯した。  日本酒造組...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【原発事故賠償2】見えぬ総額、募る心労 算定基準に不満、疑問 

 東京電力が示した福島第一原発事故の賠償金額と算定基準は被災者にとって厳しい内容となっている。10月から支払う本賠償はこれまでの仮払い分を差し引かれ、精神的損害は9月分以降半額となる。手元にどの程度の金額が残るのか。長期化する避難生活で苦痛は増し続け...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【原発事故賠償1】被災者東電に不信感 手続き複雑「冷たい」

東電から送られてきた資料に目を通す清水さん夫婦=福島市
 東京電力福島第一原発事故の被災者の多くが、東電が示した賠償請求手続きの複雑さに憤慨する。膨大な資料は読み解くのも、ひと苦労だ。今月から本格化した本賠償請求。賠償内容とその手続きは窮状に即していると言えるのか-。被災者に不満が渦巻く。 ■膨大な資料 ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

警戒区域、年末に縮小 樽床幹事長代行、本県視察し見解

 民主党の樽床伸二幹事長代行は23日、本県沿岸部の被災状況視察後、報道陣に対し、「年末の段階で警戒区域は縮小されることになるだろう」と述べ、区域内の放射線量が低い地域から解除される認識を示した。  除染については国が責任を持って取り組むことを示し、「...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 「絆」のバスに思い熱く ソフトバンクの和田投手らサイン 相双福島に届く

贈られたバスの前で記念撮影する双葉高野球部員
■「たくさんの人の支えを忘れず甲子園目指す」  双葉、原町、相馬農の県立3高校の野球部が結成した「相双福島」に23日、待望のプレゼントが届いた。移動手段に悩むチームのため、プロ野球福岡ソフトバンクホークスの和田毅投手(30)が用意した29人乗りのマイ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

ふくしまの地酒は安全・安心 県酒造協組、独自に線量調査

 東京電力福島第一原発事故の風評被害が多方面に広がる中、県酒造協同組合(理事長・新城猪之吉末広酒造社長)は、今年産酒米を使った日本酒の放射性物質検査を独自に3段階で実施し、安全性をアピールする。新酒造りが本格化するのを前に23日までに準備に入った。加...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

モモに続きナシ苦戦 放射性物質検出されないのに...

店頭でナシを販売するJA新ふくしまの農産物直売所=17日、福島市
 東京電力福島第一原発事故による風評被害が深刻な本県で、福島の象徴とも言えるモモに続き、生産量全国3位(2010年度)を誇るナシの販売も苦戦している。県の調査で放射性物質はほとんど検出されないが、市場価格は前年の半値以下に下落、直売所での売り上げも低...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コメ予備調査で500ベクレル 二本松の旧小浜、重点地域に指定

 県が行っている県内産一般米の放射性物質の予備調査で、二本松市の旧小浜町の1検体から放射性セシウムが1キロ当たり500ベクレル検出された。県は23日、二本松市を本調査で詳細に検査する「重点調査区域」に初めて指定した。本調査は水田約15ヘクタールごとに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

あづま体育館避難所閉鎖 最後の10人引っ越し

間仕切りを撤去する職員ら
 福島市のあづま総合体育館に設置されていた県内最大規模の一次避難所は23日、最後まで残っていた3世帯10人が退去し、閉鎖された。避難者は仮設住宅や二次避難所の旅館に移り、職員は館内の軽運動場に設けられた間仕切りなどの撤去に当たった。24日に閉所式を行...[記事全文

増子参院委員長ら首長らと意見交換 6市町村訪れ

松本村長らと懇談する増子委員長(左)
 増子輝彦参院東日本大震災復興対策特別委員長(本県選挙区)と末松義規首相補佐官(衆院、東京19区)は23日、相馬、田村、南相馬、伊達、葛尾、新地の6市町村の出張所などを訪れ、首長らと県内の除染推進などについて意見交換した。  葛尾村三春の里事務所で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

樽床幹事長代行に除染への支援要望 南相馬市長

桜井市長(右端)から要望書を受け取る樽床幹事長代行(中央)
 民主党の樽床伸二幹事長代行ら党東日本大震災対策本部は23日、南相馬、いわき両市など本県沿岸部を視察した。  樽床幹事長代行らは南相馬市原町区で原町一中の除染作業、津波で壊滅状態となった萱浜地区を見て回った。桜井勝延市長が、防災堤建設や森林、農地の除...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

各地の避難町民集め帰郷の構想 双葉町長が答弁

 埼玉県加須市に町役場機能ごと集団避難している双葉町の井戸川克隆町長は23日までに、全国各地に避難している町民を一カ所に集めた後で、最終的に町へ戻る構想を明らかにした。  22日に行われた町議会の一般質問で答弁した。町民を集める場所や時期については言...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 古里に明るい話題を 山口国体活躍誓う

 山田町長から激励金を受ける(右から)千尋さんと伸彦さん
■広野町空手道スポ少出身 猪狩伸彦さん 猪狩千尋さん  東日本大震災の津波で実家が全壊した広野町空手道スポ少出身の猪狩伸彦さん(21)=東北学院大3年・成年男子重量級組手=と猪狩千尋さん(17)=勿来工高3年・少年女子組手=は10月1日開幕の山口国体...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

津波で被災 いわき・ら・ら・ミュウ 11月復興開店

完成予想図が描かれたポスターを持つスタッフ
■東北最大級の 「あそび場」に 来月10日まで名称公募  震災による津波で被災し、復旧作業が続くいわき市小名浜のいわき・ら・ら・ミュウは十一月、東北最大級の「屋内型あそび場」としてリニューアルオープンする。従来のように鮮魚や海産物も扱い、出店店舗もほ...[記事全文

不動産取得税の一部免除 県、議会に改正案提出へ

 福島県は、東京電力福島第一原発事故による警戒区域と計画的避難区域から避難し、新たに不動産を取得する場合の不動産取得税の一部を免除する。27日に開会する9月定例県議会に県税条例一部改正案を提出する。  不動産取得税が一部免除されるのは、警戒区域と計画...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

市長公室内に放射線対策室 白河市

 白河市は10月1日から市長公室内に放射線対策室を設ける。22日、市役所で鈴木和夫市長が会見し発表した。  各部の放射線対策に関する情報を集約し窓口を一本化、土壌の除染や市民の健康対策、風評被害対策に一元的に取り組むことが目的。鈴木市長は「放射線対策...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災庁舎に財政措置 総務相、知事の要望受け方針

川端総務相(左)に要望書を手渡す佐藤知事
 総務省は今年度の三次補正予算で東日本大震災で被災した市町村の仮設庁舎設置費用などについて財政措置などを行う方針を固めた。22日に県庁で佐藤雄平知事から要望を受けた川端達夫総務相が対応する考えを示した。  佐藤知事は会談の中で庁舎の建て替えについて、...[記事全文

鶏卵は未検出

 県は22日、鶏卵の放射性物質の検査結果を発表した。検査した10市町村11点から放射性ヨウ素、放射性セシウムともに検出されなかった。  調査対象の市町村は次の通り。  福島、白河、田村、伊達、会津坂下、矢祭、塙、石川、平田、浅川 ■二本松全域の井戸水...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【観光賠償】減収設定に不満 基準、他県と同じ

賠償の算定基準などを説明した会見であらためて原発事故について謝罪する皷副社長(中央)
 東京電力が福島第一原発事故の賠償金支払いについて、法人・個人事業主の算定基準を発表した21日、事業者からは前年度の売上高に対する減収分の設定方法などに不満の声が広がった。 ■賠償額から除外  会津若松市の東山温泉でくつろぎ宿千代滝新滝を営む深田智之...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 人形通じ福島アピール 自分にできることを

前向きな気持ちで人形作りに励む大竹さん
■福島の大竹さん 来月、モスクワの展示会出品   モスクワで10月に開催される世界最大級の人形の展示会「Art of the Doll」に福島市の人形作家大竹京さん(66)の作品が出展される。大竹さんは「原発事故で広がってしまった福島県のイメージを人...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

震災の被災地に台風の影響 仮設住宅から避難

 震災後初めて本県を直撃した台風15号は21日、県内に大雨をもたらし、河川の氾濫の恐れや土砂崩れなどにより須賀川市や西郷村など各地で多くの住民が避難を余儀なくされた。大震災の記憶が癒えない県民は再び自然災害の猛威におびえた。交通網も東北新幹線や在来線...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

損害賠償の完全実施を 県が東電に県申し入れ

皷副社長に申し入れ書を手渡す松本副知事(左)
 東京電力福島第一原発事故で、東電が示した損害賠償の算定基準が県民の被害を十分反映していないとして、県は21日、東電に損害賠償の完全実施を申し入れた。松本友作副知事が県庁で、皷紀男副社長に申し入れ書を手渡した。  松本副知事は東電が算定した賠償基準は...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江町長「原発建設計画を推進せず」 議会、地権者と議論後に最終判断

 浪江町の馬場有町長は21日開会した9月定例議会の一般質問で、東北電力浪江・小高原発の建設計画を推進しない意向を示した。  馬場町長は浪江・小高原発の今後について問われ、国が脱原発の方向を強めていることなどの認識から「議会や用地買収に応じている地権者...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊町が線量を測定 除染などに活用

 大熊町は21日までに、町内167カ所の放射線量を測定し、独自の放射線マップを作った。同町の大半で毎時10マイクロシーベルト以上を計測、特に東京電力福島第一原発の南と西側は放射線量が高くなっている。  毎時50マイクロシーベルト以上を計測したのは13...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射性ヨウ素、いわきにも拡散 6、7月調査、土壌濃度は大幅減

 文部科学省は21日、東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性ヨウ素の土壌中の濃度を示したマップを公表した。原発から100キロ圏内の約2200地点を調査し、約400地点でヨウ素が検出されたが、同省は調査した6、7月から現在までに濃度は大幅に減少してい...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

観光業は減収率の20%を対象外 東電の賠償

 東京電力は21日、東電福島第一原発事故の被害を受けた法人や個人事業主に対する賠償金支払いのスケジュールと算定基準を発表した。観光業の風評被害は東日本大震災による景気低迷の影響があるとして前年と比べた減収率のうち20%分を対象外とした。サービス業につ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内地価、下落率過去最大 震災・原発事故影響、全用途で6.0%

 県は20日、県内の7月1日現在の地価調査結果を発表した。基準地価の動きを示す全用途の平均変動率はマイナス6.0%となり、昭和50年の調査開始以来、最大の下落率を記録。19年連続で下がり、昨年の前回調査に比べマイナス幅は2.5ポイント拡大した。商業地...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【県内地価・下落率過去最大】価値下がり、復興に足かせ 企業の資金調達懸念

地価の下落率が大きかった郡山市中心部の商業地。震災で被害を受けたビルの修繕などが進む中、復興への影響が懸念される
 県内の地価に及ぼす東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響が初めて明らかになった20日、震災後の経営立て直しを目指す事業者らから地価の大幅下落で資産が減り、資金調達が難しくなることへの懸念の声が上がった。一方で、固定資産税が減額になったり、宅地...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 故郷の味で元気提供 なみえ焼そば仮設住宅に

仮設住宅の利用者に懐かしい味を届けた組合員ら
 仮設住宅に焼きそばのソースのにおいが立ち込めた。県中華飲食業生活衛生同業組合に加盟する浪江町の組合員らが19日、町民らが避難している桑折町の桑折駅前仮設住宅を訪れ、名物のなみえ焼そばを振る舞った。ふるさとの味を求めて多くの人たちが行列をつくり、約7...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

フラガールの復興支援映画 10月29日全国公開

 東日本大震災後、46年ぶりに全国キャラバンを復活させた、いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールを追った、復興支援ドキュメンタリー映画「がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」が10月29日に全国公開されることが決まった...[記事全文

冷温停止、前倒し評価 県内首長ら 原発事故工程表改定で

 政府・東京電力統合対策室が20日に発表した東京電力福島第一原発事故収束に向けた工程表の改定に対し、避難区域を抱える県内自治体の首長らは冷温停止の年内前倒しを歓迎した上で、除染の徹底などを求めた。  県原子力発電所所在町協議会長の遠藤勝也富岡町長は「...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

田村と葛尾2巡目 351人が一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は20日、田村市と葛尾村で行われ、計351人が自家用車などで自宅に戻った。  田村市は都路地区の112世帯260人が車110台(うち公用車3台)、葛尾村は38世帯91人が車38台(同2台...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達と南相馬産クリの出荷停止 政府が指示

 政府は20日、伊達、南相馬両市のクリの出荷停止を指示した。食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出されたためで、クリの停止は初めて。県は指示を受けて同日、両市や関係団体に通知した。  5日採取の南相馬市産は2...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

南相馬産の野生キノコに摂取制限 政府、いわき、棚倉に続き3例目

 政府は20日、南相馬市の野生キノコについて、食べないよう摂取制限を指示した。野生キノコの摂取制限はいわき、棚倉両市町に続き3例目。  15日に採取されたハツタケから食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る1万9900ベクレルの放...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線医療5施設新設へ 福島医大に健康管理センター330床など

福島医大の復興ビジョンのイメージ図
 東京電力福島第一原発事故を受け、福島医大が放射線医療の拠点化を目指してまとめた復興ビジョンの概要が19日までに明らかになった。330床を有する放射線医学県民健康管理センター(仮称)など5施設を5年以内に新設。国内の専門家を医療・研究スタッフとして迎...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村民集合「までいな一日。」 感激再会「久しぶり」

ステージを下りて村民らの前で歌う加藤さん
 東京電力福島第一原発事故の影響で各地に避難した飯舘村民が一堂に集うイベント「絆つながる までいな一日。」が19日、仮設住宅がある福島市の松川工業団地で開かれた。避難者ら集まった約1300人は「久しぶりに会えた」と再会を喜び合った。歌手の加藤登紀子さ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【警戒区域 窃盗やまず】人手、線量、捜査の壁 摘発へ対策正念場

福島第一原発から半径20キロ地点で検問する規制部隊=8日、浪江町
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域の窃盗被害申告が相次ぐ中、県警は摘発専門の部隊を編成し、今月から不審者発見に本腰を入れ始めた。19日からは2巡目の一時帰宅が始まり、住民による新たな被害申告も懸念される。ただ、警戒区域への道路の封鎖...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【先見えぬ山林除染】 鮫川・ 落ち葉堆肥化暗礁 南相馬・水質検査の要請増

良質な木材産地として知られる東白川地方のスギ林。除染の見通しが立たず、林業関係者にいら立ちが募る=18日
 東京電力福島第一原発事故で拡散した放射性物質は県内の山林にも付着し、中山間地の市町村や住民の暮らしに影を落としている。鮫川村では地域活性化の期待を込めた落ち葉による堆肥製造事業が暗礁に乗り上げた。「山林の湧き水が井戸水に入り込んでいる可能性はないの...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 地域に活気を- 県道いわき石川線あす仮復旧 再起への道始動

 道の駅に活気を取り戻そうと奮起する緑川さん
■道の駅ふるどの 緑川佳彦駅長  「待ちに待った。やっと開通する」。震度6弱を記録した4月11日の地震で県道いわき石川線(通称・御斎所街道)が通行止めになり来客が激減していた、古殿町の道の駅ふるどの。駅長の緑川佳彦さん(55)は念願の県道仮復旧が20...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

川俣で通学路の除染始まる

 県の放射線量低減化活動支援事業補助金を活用した住民主体の通学路の除染作業が18日、川俣町で始まった。  取り組んだのは町内の鉄炮町・日和田地区自治会。日本原子力研究開発機構の職員から作業手順や注意点などの指導を受けた後、住民や東京電力社員ら約100...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

矢祭、坂下で一般米出荷 待望の稲刈り

 県内で初めて一般米の出荷が可能になった矢祭、会津坂下両町で18日、待望の稲刈りが始まり、農家に収穫の喜びが広がった。両町は全ての本調査地点で放射性セシウムが検出されず、出荷が実現した。ただ、県産米の安全性をどう消費者にアピールするかが依然、大きな課...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

LIVE福島 魂の歌 野馬追の里包む

 県内6会場を巡る音楽イベント「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」は5日目の18日、相馬市の相馬光陽ソフトボール場で催された。津波の被災地では初の開催となり、猪苗代湖ズの「I love you baby 野馬追」の熱いフレーズが相馬野馬追の里...[記事全文

【被災地の文化財保護】劣化、盗難に危機感 自治体、所有者費用負担重く

 東日本大震災で被害を受けた仏像、土器など文化財の被災地からの持ち出しや修復が滞り、関係者は劣化の進行に危機感を募らせている。特に東京電力福島第一原発事故による警戒区域内は被害状況さえ確認できない状況だ。文化庁は「文化財レスキュー事業」を開始したが、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 困難越えタスキつなぐ 感謝胸に力走

最後まで走り抜いた山木屋中特設駅伝部の選手。前列右から2人目が渡辺さん
■川俣南小に移転・山木屋中特設駅伝部主将 渡辺明莉さん(3年)  川俣町山木屋地区が計画的避難区域に指定されたため、川俣南小に移転した山木屋中。特設駅伝部は8日の第54回県中学校駅伝競走大会福島支部予選会で男女ともに、最後までタスキをつないだ。陸上部...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

LIVE福島 応援の大合唱 郡山に1万5000人超 

1万5千人を超える音楽ファンを元気づけた「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」
 県内6会場を巡る音楽イベント「LIVE福島 風とロックSUPER野馬追」は17日、郡山市熱海町の磐梯熱海スポーツパークで催された。県内外から約1万5200人の若者らが詰め掛け、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で疲弊している"福島"を応援する大...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染費用など3次補正に 前原政調会長が福島訪問

飯舘村の仮設住宅の現状を確認する前原氏=福島市
 民主党の前原誠司政調会長は17日、東日本大震災の復旧・復興に向けた第三次補正予算案に、除染費用や自治体が自由に使うことができる予算を計上することについて党内で協議していく考えを示した。福島市松川町にある飯舘村の仮設住宅で菅野典雄村長の要望に答えた。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

住民説明会 中断申し入れ 双葉町「東電の対応不適切」

 双葉町の井戸川克隆町長は17日、東京電力の損害賠償に対する住民への説明が不適切として、同社が開いている住民説明会の中断を申し入れた。郡山市で開かれた浜通りの市町村長と佐藤雄平知事との意見交換会で明かした。  井戸川町長によると、住民説明会に関し「(...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

一般米出荷、認める 坂下、矢祭分、県内で初 

 県は17日、県内で今年収穫された一般米の放射性物質濃度を検査する本調査で放射性セシウムの濃度が一定水準(1キロ当たり200ベクレル)を下回ったとして会津坂下、矢祭の両町の米の出荷を認めた。一般米の出荷が認められたのは県内初。  会津坂下、矢祭両町の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

なみえ焼きそば味守る 東北B-1グランプリ出場 

会場で浪江町への思いを話す八島さん(中央)
 「いつ戻れるか分からない。戻れないかもしれないが、古里を諦められない」  なみえ焼そばのPR団体・浪江焼麺太国は17、18の両日、青森市の青い海公園で開かれているB級ご当地グルメの祭典「北海道・東北B-1グランプリin青森」に出場している。太王(だ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 「あの日伝える」固い決意

 震災発生時の様子を伝える民話を語る小野さん。左胸には会員バッジが光る
■被災した新地の語り部 小野トメヨさん  郡山市のJR郡山駅構内にある、おばあちゃんの民話茶屋。「想像を超えた光景にみんな騒ぐどころかあっけにとられちまった」-。津波で自宅を失った新地町中島の語り部、小野トメヨさん(87)は、民話に仕立てた3月11日...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

高校生の採用選考解禁 県外目指す動き強まる

緊張した雰囲気の中、入社試験に臨む高校生=福島市・ダイユーエイト
 来春卒業予定の高校生に対する企業の採用選考が16日解禁され、県内でも各企業で入社試験が始まった。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で求人数が落ち込む中で、生徒は試験に臨んだ。浜通りを中心に生徒の間では求人数が多い県外に就職先を探す動きが強...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘村民が連絡協設立 除染などに意見交わす

初会合であいさつする本田会長(中央)、右は菅野村長
 全村が計画的避難区域に設定された飯舘村の避難村民自治組織連絡協議会が16日発足し、福島市の飯舘村役場飯野出張所で初会合が開かれた。協議会長には本田八郎飯野・明治仮設住宅飯舘自治会長が選ばれた。  協議会は7月から9月にかけ、福島市や伊達市、相馬市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわきで桜咲く 秋なのに春到来?

津波の被害を受けたいわき市久之浜町で咲いたサクラ
 東日本大震災の津波の被害に遭った、いわき市久之浜町で季節外れのサクラが咲いた。  いわき中央署久之浜駐在所近くの坪井商会の駐車場にあるサクラで、従業員の女性が咲いたのを見つけたのは約1週間前。4月に一度咲いた後、一部の枝の葉が落ち、花が咲いたのは...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【本県の観光産業低迷】国の支援予算なし 避難者減り旅館窮地

営業をやめた旅館からは灯(あか)りが消えた=16日午後6時5分ごろ、福島市土湯温泉町
 秋の行楽シーズンを控え、県内の観光関連産業の落ち込みが止まらない。風評被害の払拭(ふっしょく)に向け、福島支援を誓ったはずの観光庁の本県向け予算はゼロ。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の二次避難所となっていた旅館・ホテルは、避難所が原則閉鎖と...[記事全文

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