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田村と葛尾2巡目 351人が一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は20日、田村市と葛尾村で行われ、計351人が自家用車などで自宅に戻った。

 田村市は都路地区の112世帯260人が車110台(うち公用車3台)、葛尾村は38世帯91人が車38台(同2台)で参加した。田村市都路町の古道体育館を中継基地に約4時間帰宅した。

 田村市都路町の女性は夫と息子ら4人で帰宅した。同市船引町の仮設住宅は手狭なため、行きの車内に夏服を積んで家に戻し、代わりに冬服などを持ち出した。「家の周囲に牛のふんが散在し、雑草が茂っていた」と驚いていた。葛尾村の夫婦は三春町の仮設住宅から参加、毛布や冬物を持ち帰った。「除草は雨で諦めた。室内もかび臭いので換気したかった」と悪天候を残念がった。

 区域内の空間放射線量は田村市が最大毎時1・10マイクロシーベルト、葛尾村が最大毎時14・20マイクロシーベルト。個人の積算放射線量は田村市が0~2マイクロシーベルト、葛尾村が1~34マイクロシーベルト。除染の必要な人や車はなかった。

 田村市と葛尾村の2巡目の一時帰宅はこの日で終了し、23日は大熊町で行われる。

カテゴリー:福島第一原発事故

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