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コメ予備調査で500ベクレル 二本松の旧小浜、重点地域に指定

 県が行っている県内産一般米の放射性物質の予備調査で、二本松市の旧小浜町の1検体から放射性セシウムが1キロ当たり500ベクレル検出された。県は23日、二本松市を本調査で詳細に検査する「重点調査区域」に初めて指定した。本調査は水田約15ヘクタールごとに2点を検査するため、市内の検査対象は300検体程度となる。食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超えた場合、検体を採取した旧市町村単位で出荷停止となる。

 県は12日に採取した旧小浜町の玄米の検査結果が500ベクレルとなったため、23日までに同じ水田の玄米を再検査したが、結果は490ベクレルだった。水田の土壌の放射性セシウムは土1キロ当たり3000ベクレル。土壌の放射性セシウムが玄米に吸収される割合は「10%以下」とされているが、旧小浜町の検体は10%を上回った。県は周辺の水田11カ所の玄米も調べたが、結果は未検出から最大で212ベクレルまでとなった。県水田畑作課は「原因は不明だが、周辺の調査で暫定基準値に近い数値は出ていない。本調査で高い数値が相次ぐ可能性は低いのではないか」とみている。

 県内では48市町村で水稲が作付けされ、予備調査は23日までに45市町村で終了した。これまでの県産米検査で、放射性セシウムは最大136ベクレルだった。予備調査で200ベクレルを超えると重点調査区域となる。

   ◇  ◇

 県内産一般米の予備調査では、二本松市と三春町の計14検体を検査した。三春町は予備調査が終了し、重点区域以外の「その他の調査区域」となった。

カテゴリー:福島第一原発事故

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