東日本大震災

2011年10月アーカイブ

【要介護認定の申請急増】定員超過で職員悲鳴 疲労の度合濃く

中通り 震災直後から被災者を受け入れているひらたリハビリテーション・ケアセンター。4人部屋に6人分のベッドが並ぶ  東京電力福島第一原発事故に伴い要介護者となる避難者が急増している中、定員を超えて受け入れている施設では、入所者の生活環境が悪化すること...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【要介護認定の申請急増】避難生活、心身に負担 保険料算定やサービス充実、先見えず手探り

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故による避難生活の長期化で、双葉郡8町村で要介護認定の申請が急増している。慣れない生活環境が高齢者の心身に重くのし掛かっているとみられる。介護保険料の増額が懸念される一方、各地に分散した避難者に介護サービスをいか...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

福島で集中除染を開始 大波地区

福島市で本格的に始まった除染作業=大波地区
 市内全域の約11万世帯の除染を実施する福島市は18日、放射線量が比較的高い大波地区で集中的な除染作業を始めた。大波地区の約370世帯に続き、渡利地区約6700世帯の除染に移る方針だが、大波地区以外は仮置き場を確保する見通しが立っておらず、課題を抱え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

請求支援へ訪問チーム 本県視察の首相が示す

民家の庭に置かれた線量計を見る野田首相=18日午前、福島市大波地区
 野田佳彦首相は18日、郡山市で記者団に、東京電力福島第一原発事故の損害賠償の請求手続きを支援する「訪問相談チーム」を原子力損害賠償支援機構内に設けることを明らかにした。31日から県内の仮設住宅などを巡回する。  チーム設置は、被災者から申請手続きが...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「首相官邸で福島産米を使う」 首相が宣言

 野田首相は二本松市岳温泉で開かれた参院の民主党・新緑風会の議員研修会にも出席し、「首相官邸では今後、福島県産米を使う」と宣言した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染徹底を推進 首相が郡山で園児の父母に表明

郡山市の富田幼稚園を訪問し、去り際に園児たちにサインを送る野田首相=18日午後
 野田佳彦首相は18日、郡山市の富田幼稚園で開かれた保護者との意見交換会で、除染を徹底して進め、子どもたちが屋外で遊ぶことのできる環境を一刻も早く取り戻す考えを示した。  同園と市内の別の幼稚園の保護者らも参加した。除染の推進や食品の安全確保を求める...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

首相、復興へ支援を要請 二本松で民主参院会派が研修会

本県の復興に向けて協力していくことを呼び掛ける野田首相
 野田佳彦首相は18日、民主党議員らでつくる参院会派「民主党・新緑風会」が二本松市岳温泉の陽日の郷あづま館で開いた研修会であいさつし、東日本大震災の復興事業の早期執行に向け「一丸となって支えてほしい」と要請した。  復興策の歳出を盛り込んだ2011年...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

不在者投票用の封筒を3倍強に 県議選の投票用紙を印刷

印刷された投票用紙を確認する県選管委職員
 11月10日告示、20日投票で行われる県議選で、県選管委は18日までに東日本大震災、東京電力福島第一原発事故による避難者の投票率向上のため、不在者投票用の封筒を前回の3万枚から9万5千枚に増やすことを決めた。  不在者投票用の封筒は投票用紙とともに...[記事全文

22日に東京で県産品をPR 県商工会議所女性会連合会

PRする和合会長(前列中央)ら女性会連合会のメンバー
 県商工会議所女性会連合会は22日、東京都新宿区で開かれる「神楽坂まち飛びフェスタ2011」に出店し、東京電力福島第一原発事故の風評被害を受けている県産品と観光をPRする。  連合会の和合アヤ子会長が親交のある神楽坂商店街から打診を受けた。連合会に加...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

飯舘の未来を語ろう 来月3日から喜多方、福島でイベント

来社した佐藤さん(右)と星野さん
 飯舘村民と村外の支援者で組織する「いいたてまでいの会」などが主催する支援イベント「飯舘の空は世界に繋(つな)がっている」は11月3日から4日間、喜多方市と福島市で開かれる。  東京都による被災地支援事業、11月11日から福島市で開催される「ふくしま...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設住宅敷地に食品・日用品店 大熊町商工会が若松に

商品を品定めする町民ら
 会津若松市に避難している大熊町の町商工会は17日、市内一箕町松長の松長近隣公園仮設住宅敷地内に食品や日用品を扱う「おみせ屋さん」を開所した。新鮮野菜や生活雑貨を買い求めようと、初日から多くの町民でにぎわった。  高齢者らの生活を補助し、利便性を高め...[記事全文

郡山で初の詳細調査 月末に結果を公表

郡山市で初めて行われた放射線量詳細調査=池ノ台
 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は17日、環境放射線モニタリングの詳細調査を郡山市池ノ台地区の一部の99戸で実施した。郡山市での詳細調査は初めて。調査が公開された民家では、庭の高さ50センチが最高で毎時2.30マイクロシーベルト、玄関の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【原町の5小中校再開】児童生徒6割戻らず 除染でも残る不安

震災後初めて自校での授業開始に向け、準備をする原町二中の1年生。再開した5校では多くの児童生徒は避難したままで、震災前の児童生徒数の4割にとどまる
 東京電力福島第一原発事故による緊急時避難準備区域の指定が解除され、17日に旧区域内の自校で約7カ月ぶりに再開された5つの小中学校では久しぶりの校舎を喜ぶ児童生徒の笑顔であふれた。一方、多くの児童生徒は市外に避難したまま。従来の学校生活を取り戻すまで...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 「段ボールの芸術品」展示 ビッグパレットで制作

「段ボールの芸術品」の前に立つ遠藤さん
■富岡から郡山に避難 遠藤昭三さん  「みんなが笑顔になれば、それだけでいい。あのころは、それだけを思って作っていた」。富岡町の遠藤昭三さん(55)は、避難していた郡山市のビッグパレットふくしまで、段ボールを使った作品を見つめ、出会った人々の笑顔を思...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

7カ月ぶり校舎に笑顔 原町の小中5校再開

震災後初の自校での授業に笑顔を見せる原町二中の1年生
 南相馬市原町区の旧緊急時避難準備区域内にある小中学校5校が17日、区域解除を受けて約7カ月ぶりに元の校舎での授業を再開し、児童や生徒の笑顔が広がった。  5校は原町一、原町三、大甕各小と原町一、原町二各中。これまで区域外の市内鹿島区の小中学校や体...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島競馬、来年は開催 スタンド改修3月末完了

来春の再開へ向けて工事を進めている福島競馬場のスタンド
 福島市のJRA福島競馬場に来春、ナマの競馬が戻ってくる。震災の影響で今年は中止となった福島競馬が来年は開催されることが決まった。日本中央競馬会(JRA)が17日、来年の中央競馬の開催日程を発表し、福島競馬は春、夏、秋の開催となる。  震災でダメージ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

線量計貸し出し開始 いわき市、乳幼児保護者らに

貸し出し初日に線量計を受け取りに来た保護者ら(左)
 いわき市は17日、市内全ての妊婦と乳幼児保護者に対する線量計の貸し出しを始めた。初日は約270件の貸し出しがあった。  受け付け場所の市総合保健福祉センターには午前中から大勢の保護者らが訪れた。市内中央台のパート従業員皆川美穂さん(38)は4歳の長...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

放射線工学科開設へ 郡山の国際情報工科大学校

 郡山市の専門学校国際情報工科大学校は来春、「放射線工学科」を開設する。同校によると、専門学校で放射線関連の学科を設けるのは全国で初めてで、17日に発表した。  東京電力福島第一原発事故による放射性物質の拡散を受けた取り組み。放射線に関する正しい知...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小入野(大熊)503.1ミリシーベルト 年間積算線量

 文部科学省による積算線量の推計調査で、最も年間積算線量が高かったのは東京電力福島第一原発から西南西に約3キロの大熊町小入野の503・1ミリシーベルトだった。国際放射線防護委員会が緊急時でも超えないよう勧告した上限値の年間100ミリシーベルトを超えた...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難区域から甲状腺検査 県民健康調査

 東京電力福島第一原発事故による県民の被ばく量などを調べる県民健康管理調査で、18歳以下を対象とした甲状腺検査は先行調査地区に続き11月下旬以降、避難区域に指定された市町村から検査に入る。県内医療機関の医師、検査技師を育成し、平成26年3月予定の1回...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

200億円上限に補助 国、人件費1割分を控除

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの本県の産業復興支援に向け、国は県内外の企業の新・増設などに対し200億円を上限に最大4分の3を補助する。復興基金を財源にした国内最大規模の支援策を講じる。雇用対策として人件費の1割分を控除するなど税制優遇...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 憩いの喫茶店再開 店名「レインボー」、味もそのまま 決意胸に二人三脚

会津若松市で再出発した武内さん夫妻
■武内一司さん 久美香さん 大熊から若松に避難  大熊町で喫茶店を営んでいた武内一司さん(58)、久美香さん(51)夫妻は5日、避難先の会津若松市で再び喫茶店をオープンさせた。店名は大熊町の店舗と同じ「レインボー」。再出発した2人は「町民、市民の憩い...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

浪江町の大震災合同慰霊祭

犠牲者の冥福を祈る遺族ら
 浪江町の東日本大震災合同慰霊祭は16日、二本松市の東和文化センターで開かれ、津波被害者らの冥福を祈った。  浪江町は大震災の地震と津波により146人が犠牲になり、38人が依然として行方不明になっている。慰霊祭には遺族ら410人が出席した。  馬場有...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島で除染に関する国際シンポ 世界の英知結集 協力態勢を確認

除染作業や実証実験の報告が行われた環境の再生に向けた国際シンポジウム
 東京電力福島第一原発事故を受けた、政府主催の「除染に関する国際シンポジウム」は16日、福島市飯坂町のパルセいいざかで開かれた。各国の原子力研究機関の専門家による除染の事例報告やパネルディスカッションを繰り広げ、本県の環境再生に向け世界中の英知を結集...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【いわき巨大余震】本震後も地鳴り、揺れ 住民情報生かせず

3人が犠牲になったいわき市田人町石住字貝屋の土砂崩れ現場。半年が過ぎてもがれきがそのままになっている=14日
 いわき市を襲った4月11日の震度6弱の直下型余震で、市内田人町石住で大規模な土砂崩れが発生し、4人の命を奪った。断層が現れた市内西部の山間地では、半年が経過した今なお細かな揺れや地鳴りが収まる気配がない。しかし、巨大余震の予兆は東日本大震災の3月1...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 古里で再び新聞配達を 散歩で健康維持 交通安全お守り作り続ける

相馬市の避難先で交通安全お守りを作り続ける永沢さん
■飯舘から相馬に避難永沢清さん(91)  飯舘村飯樋地区で約50年にわたり新聞配達を続けていた永沢清さんは東京電力福島第一原発事故を受け、相馬市の民間借り上げ住宅で避難生活を送っている。「1日でも早く村に帰りたい。戻ったら新聞配達を再開し、近所の人と...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【県立高募集定員発表】中3、志望校に戸惑い サテライト校「生徒集まるのか」

受験に向け学習塾で勉強に励む中学3年生。不透明な受験動向に戸惑いが広がっている=福島市
 来春の県立高校全日制の募集定員が決まり、相双からの避難者が多い県北、会津、いわき各地区の一部の高校は定員が増やされたが、中学3年生は不透明な受験動向に戸惑いが広がっている。一方、定員が大幅に減らされた相双地区のサテライト校。多くの希望者は見込めず、...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 沖縄特産品で元気を 地元品も充実「復興の道しるべに」

二本松に沖縄、本県の産品を販売する店舗を開く松本さん
■小名浜の店舗 津波被害 松本さん 二本松にきょう新拠点  「ほーら、いいゴーヤーと大長なすが届いたぞ」。いわき市の秋南企画グループ会長、松本博之さん(65)は沖縄の特産品を手に店員に声を掛ける。15日に二本松市槻木の四号国道沿いに開店するロードショ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【自治体税収大幅減】県財政に痛手 県民生活の影響懸念

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で、当初約1755億円を見込んでいた県税収入の大幅な落ち込みが避けられない状況となった。自動車税と核燃料税合わせて40億の減収が確実。法人事業税や法人県民税なども大きく減る見通しだ。歳出の見直しによる県民生活へ...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 古里に残り念願の店 きょうオープン「元気になる服を」

■いわきの「LucaS」 堀越睦美さん  「女性は気に入った服を着ると元気になるんですよ。東日本大震災で後ろ向きになった気持ちが少しでも前向きになる服を紹介したい」との思いを込め、いわき市平の堀越睦美さん(47)は洋服店「LucaS(ルカ)」を14日...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

放射能など分科会、若者意見交換 「ふくしま会議2011」内容決まる

会議の内容を発表する清水副学長(中央)と玄侑(右)、遠藤の両氏
 11月11日から3日間、福島市の福島大などで開かれる県民による国際会議「ふくしま会議2011」の内容が決まった。初日の全体会から始まり、専門家を招いた分科会や同年代と意見を交わす「若もの会議」を企画。最終日は浜通りなど被災地を視察する。  12日の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

浪江町、いわき出張所設置へ 支援の協定書締結

協定を締結した馬場町長(左)、渡辺市長
 福島県浪江町は11月1日、いわき市に町役場いわき出張所を設置する。13日、設置に合わせ、避難者の支援に関する協定書を市と締結した。出張所は市文化センターに設ける。職員を3~4人程度配置し、各種証明書発行や相談業務などに当たる。町からは同市に約160...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

避難の子ども育成へ基金 郡山で設立総会 

基金の事業内容や目標額を承認した設立総会
 東京電力福島第一原発事故により避難している子どもや若者を支援し、復旧・復興に携わる人材の育成を推進する「たまきはる福島基金」の設立総会は13日、福島県郡山市の郡山ビューホテルアネックスで開かれた。  一般社団法人「ふくしま原発避難 子供・若者支援機...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興プラン策定 飯舘村

復興プランを策定した委員会
 福島県飯舘村は、村復興までの具体的取り組みを盛り込んだ「いいたてまでいな復興プラン」を策定した。13日、福島市の飯舘村役場飯野出張所で開いた庁内検討委員会で了承された。  健康や子育て、地域コミュニティー維持、放射線対策、産業創出を目指す5つの柱を...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮置き場設置、新支援策 県が方針

初会合を開いた除染・廃棄物対策推進会議
 福島県は市町村の除染作業を促進するため、放射性物質を含む土壌などの仮置き場の定期的なモニタリングの方法など維持・管理の指針を作成する。日本原子力研究開発機構(JAEA)と連携して仮置き場の設置に向けた助言など新たな支援策を進める。13日に設置した除...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

コメ出荷全県可能 知事が安全宣言

 県は12日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施したコメの本調査を終了し、全検体の放射性セシウムが食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回ったと発表した。今年、作付けされた48市町村全域のコメの出荷が可能となり、佐藤雄平知事...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

二本松コメ放射性物質検査 高濃度なぜ1カ所だけ 砂多く特殊な土壌か

 収穫後のコメの検体が全て国の暫定基準値を下回り、全域で出荷可能となった本県。収穫前の調査で唯一、二本松市の一部地区のコメから基準値(1キログラム当たり500ベクレル)ちょうどの放射性セシウムが検出され、周辺の農家は不安な毎日を過ごした。なぜ一カ所だ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【コメ出荷全県可能】売り込み正念場 風評被害どう払拭

倉庫で出荷を待つ二本松市の新米=12日
 県が県内全域の一般米に「安全宣言」を出した12日、農家や農業関係者に全県で出荷できることへの安堵(あんど)感が広がった。ただ、風評被害をどう払拭(ふっしょく)して消費者の安心を確保するのか、不安は依然消えない。県産米の売り込みはこれからが正念場だ。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

県内は約40市町村 環境省の除染重点調査地域

 東京電力福島第一原発事故で、環境省は12日、除染計画を策定した上で除染を進める追加被ばく線量が年間1~20ミリシーベルトの「汚染状況重点調査地域」の指定対象が、県内で約40市町村に上る見通しであることを明らかにした。同省は関係自治体側と協議し、11...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 花壇に復興の願い 「彩り絶やさない」あるじ失った畑再生

薄磯地区の復興のシンボルとして花壇を整備する鈴木さん(右)ら
■いわき・平薄磯の住民有志  東日本大震災で壊滅的な被害を受けた、いわき市平薄磯地区。今なお、がれきの撤去作業が続く豊間小と豊間中の通学路の一角に、10坪ほどの花壇ができた。あるじを津波で失い荒れ果てていた畑を、住民有志が復興のシンボルにしようと花壇...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

広野町、除染スタート 来年末の帰還完了目指し

線量を測りながら除染の手順を確認する業者=広野町幼稚園
 来年末までの帰還完了を目指す広野町は12日、町幼稚園をトップに町内の本格的な除染を始めた。来年の2学期に教育機関を再開させる方針で、町幼稚園と広野小は年内、広野中は来年3月末をめどに除染を終えたいとしている。  町幼稚園では、町の委託を受けた除染な...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

川俣町内国有林に仮置き場 山木屋除染で町と環境省が方針

仮置き場や除染モデル事業について話し合う出席者
 川俣町と環境省は計画的避難区域の同町山木屋地区の除染で発生した廃棄物の仮置き場を町内の国有林内に設ける方針を固め、12日に開かれた行政区長会議で示した。林野庁の担当者が17日に候補地を現地調査する。その上で町と関係省庁が最終協議する。  山木屋地区...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

知事に除染対策要求 県中・県南の首長

佐藤知事のあいさつを聞く市町村長=県中方部
 県中の12市町村長、県南の9市町村長と佐藤雄平知事との意見交換会は12日、郡山市の県郡山合同庁舎と白河市の市立図書館でそれぞれ開かれた。各首長は東京電力福島第一原発事故による放射性物質の除染対策や風評被害対策の推進などを求めた。  県中方部は原正夫...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災者相談センター始動 郡山で福島事務所が開所式

郡山市に開所した被災者相談センター福島事務所
 日本行政書士会連合会の「被災者相談センター福島事務所」の開所式は12日、郡山市の同事務所で行われ、本格的な業務を開始した。連合会が特定災害で相談窓口を設けるのは初めて。東日本大震災大規模災害対策本部長を務める北山会長が「被災者支援に連合会を挙げて取...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【4・11巨大余震から半年】いわき市 田畑、建物爪痕深く 復旧見通し立たず

 東日本大震災の発生から11日で7カ月を迎えた。いわき市では、震災から1カ月後の4月11日に発生した震度6弱の直下型余震による深い爪痕がいまだ残る。市内田人町や遠野町では農地に亀裂が入り、作付けができなくなった田んぼは雑草に覆われている。学校をはじめ...[記事全文

【市町村の除染計画】「基準ない」国丸投げ 優先順判断に苦心

11日に発足した郡山市の原子力災害対策直轄室
 県内市町村が、生活空間の放射線量低減を目指す除染計画作りに苦心している。計画は国から除染費用の助成を受ける上での条件となり、市町村に実施場所の優先順位付けを求めている。しかし、国がガイドラインを明示せず、市町村は「順番をめぐり地域間で違いが出ると不...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 小高から避難の古内涼太君(福島一中) NHK全国音楽コンクール初出場

合唱の楽しさを感じながら舞台に立った古内君(前列右)
 「合唱が自分を変えてくれた」。10日に東京・渋谷のNHKホールで開かれた第78回NHK全国学校音楽コンクール全国コンクール中学校の部。福島一中のベース古内涼太君(2年)は歌う喜びを全身に感じながら、初めての大舞台に立った。  自宅は南相馬市小高区に...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

観光業の減収賠償、「20%対象外」撤廃検討 本県分算定基準見直し

 東京電力の広瀬直己常務(賠償業務担当)は11日、福島民報社の取材に応じ、観光業の風評被害で賠償の対象外としていた減収率の20%分について、本県では撤廃も含め見直す方針を明らかにした。東日本大震災による要因として本県など4県一律で20%を差し引くこと...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染作業に協力方針 IAEA専門家チーム、知事と会談

佐藤知事に本県の除染推進の支援を約束するレンティッホ部長(右から2人目)
 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の除染について、作業方針や具体的な方策を政府に助言するため来日している国際原子力機関(IAEA)の専門家チームは11日、県庁で佐藤雄平知事と会談し、助言などで本県の除染作業に協力する考えを示した。  佐藤知事...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

伊達、飯舘のモデル地区を視察 IAEA専門家チーム

飯舘村の除染実証田を視察するIAEA専門家チーム=10日
 IAEAの専門家チームは10日、伊達市と飯舘村の除染のモデル地区や農産物栽培の実証実験などを視察した。  レンティッホ放射線防護部長ら12人が視察した。伊達市では、市内保原町の富成小や国の除染モデル事業地区となっている市内霊山町下小国地区などを視察...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

岡田元幹事長ら 南相馬市、飯舘村を訪問

畜産農家を視察する岡田元幹事長ら=10日
 民主党の衆院予算委員会の理事を務める岡田克也元幹事長らは10日、緊急時避難準備区域が解除された南相馬市、計画的避難区域に設定され全村避難した飯舘村を訪れた。岡田元幹事長は「原発の被害は現在進行形。かなりの部分は3次補正に盛り込んでいるが、農業や畜産...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

復興計画地域懇談会 相双、南会津で始まる

復興計画に関して意見を交わす出席者=南相馬市
 県復興計画に県民の意見を反映させるための地域懇談会は11日、相双と南会津の両地区で始まった。  南相馬市原町区の道の駅「南相馬」で開かれた相双地区の地域懇談会には、相馬、南相馬、新地、飯舘の各市町村から各分野の代表者9人が出席した。県相双地方振興局...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

甲状腺検査開始 子ども36万人対象

 東日本大震災は11日、発生から7カ月を迎える。県内の死者・行方不明者は2千人余を数え、東京電力福島第一原発事故などにより、依然、約6万人(1次、2次避難、県外避難)が避難生活を強いられている。  9日には、原発事故発生当時0~18歳の子ども約36万...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【子どもの甲状腺検査開始】不安解消できるか 長期の経過観察を

保護者と甲状腺検査に向かう子ども。対象者が36万人に及ぶ世界でも類を見ない検査が始まった=9日午前8時50分ごろ、福島市・福島医大付属病院
 県の県民健康管理調査の一環で始まった子どもの甲状腺検査は、約36万人の甲状腺を生涯にわたってチェックするという世界でも類を見ない試みだ。東京電力福島第一原発事故による放射線被ばくに悩む子どもやその保護者らの不安解消にいかに結び付けることができるか。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

除染視察「役立てる」 IAEA調査団が来県

除染のモデル事業を視察するIAEAの専門家チーム=南相馬市
 東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の除染について、作業方針や具体的な方策を政府に助言するため来日している国際原子力機関(IAEA)の専門家チームは9日、来県した。福島市で政府の福島除染推進チームと日本原子力研究開発機構(JAEA)福島事務所の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

1061人が一時帰宅 浪江、双葉、富岡の3町

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は9日、浪江、双葉、富岡の各町で行われ、計1061人が自家用車で区域内に立ち入った。  浪江町は221世帯540人が車220台、双葉町は75世帯185人が車75台、富岡町は143世帯33...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 侍大将感謝の口上 避難先から"出陣"決意新た

馬上から仲間に合図を送る脇坂さん
■相馬野馬追標葉郷 脇坂博さん 63  「相馬野馬追の八騎、無事到着しました。震災では多大な支援ありがとうございました」。古殿町で9日行われた古殿八幡神社例大祭の祭典行列に、相馬野馬追の標葉郷(しねはごう)の騎馬武者八騎が加わった。武者の取りまとめ役...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

■大震災ドキュメント■(9月11日以降)

■9月11日  ・世界14カ国・2国際機関の放射線医学や放射線防護学専門家による国際会議が12日まで福島市の福島医大で。「科学者や医療関係者は、放射線の影響を住民に説明するのに最大限努力する必要がある」との提言発表 ■12日  ・東日本大震災と原発事...[記事全文

西郷、下郷で産業集積・雇用創造を構想 有力企業20社が参加検討

 西郷村と下郷町は現在、復興特区を見込んだ産業集積・雇用創造構想の実現可能性を探っている。  雇用創出と東日本大震災、東京電力福島第一原発事故による放射線問題からの復興を目的として米大手経営コンサルティング会社、A・T・カーニーが2町村に提案した。複...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

11月下旬に出荷開始 アサヒビール福島工場

11月下旬の出荷を目指し生産を再開した本宮市アサヒビール福島工場=3日
 本宮市のアサヒビール福島工場は3日に生産を再開した。11月下旬に出荷を始める予定。製造は当面、発泡酒「アクアブルー」の一種類で、生産が軌道に乗った段階で製品の種類を増やす。  原発事故に伴い、製品の安全検査のためにゲルマニウム半導体検出器を新たに導...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

県産米の安全確保 45市町村が出荷可能、8日現在

コメの放射性物質調査の結果を気にかけながら実った稲を収穫する渡辺さん=4日、二本松市
 県が行った県内産一般米の予備調査で、二本松市旧小浜町の一検体から食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり500ベクレル)と同じ値が検出された。一定水準(同200ベクレル)を超えたことから県は9月23日、二本松市を、本調査で詳細に調べる「重点調査区域」に...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

二重ローン対策、「私的整理」相談1100件 住宅ローンが大部分

二重ローンの相談に対応する個人版私的整理ガイドライン運営委員会福島支部の職員=9月22日
 金融庁は東日本大震災で被災者の二重ローン対策として、債務者と金融機関が既存ローンの免除を協議する「私的整理」の相談を受け付けている。  私的整理を行う「個人版私的整理ガイドライン運営委員会」の支部は福島市のチェンバおおまち四階にある福島支部の他、青...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

東電賠償に不信募る 観光業算定基準に不満

 東京電力は法人や個人事業所に対する賠償の算定基準を公表し、支払い(本賠償)がようやく本格化する。しかし、算定基準をめぐり、不満が噴出している。自主避難への賠償もいまだ不透明だ。福島第一原発では年内の冷温停止に向けた作業が進むが、警戒、計画的避難区...[記事全文

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放射線医療拠点化、がん治療最高水準に 福島医大が復興ビジョン

 福島医大は東京電力福島第一原発事故を受け、放射線医療の拠点化を目指す復興ビジョンをまとめた。330床を有する放射線医学県民健康管理センター(仮称)など5施設を5年以内に新設。国内の専門家を医療・研究スタッフとして迎え、県内のがん医療を国内最高水準に...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

申し立て64件 原子力損害賠償紛争解決センター

 東京電力福島第一原発事故の賠償をめぐり、東電と被災者との間の和解を仲介する原子力損害賠償紛争解決センターの東京、福島の両事務所が9月から業務を開始している。  センターの福島事務所は郡山市の郡中東口ビル2階にあり、平日の午前9時から午後5時まで開い...[記事全文

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債権買い取り新機構、企業対策で12月設立 県や中小企業庁

 県と中小企業庁は東日本大震災で被災した県内企業の二重ローン対策として被災企業の債権を買い取る新機構を設立する。14日に県や中小企業庁、金融機関が機構準備委員会を設置し、12月中の発足を目指している。  新機構は東日本大震災に伴う地震と津波の被害を受...[記事全文

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魚介類の検査態勢強化 漁協に放射性物質分析器

 県は魚介類の放射性物質の検査態勢の強化を図るため9月末までに、簡易型放射性物質分析器をいわき市漁協と相馬双葉漁協に各2台、小名浜機船底曳網漁協に1台の計5台を配備した。  このうち小名浜機船底曳網漁協には9月28日に配備され、分析器を使用するには資...[記事全文

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200日ぶり一部営業再開 スパリゾートハワイアンズ

 震災後7カ月を経て、被害の大きかった観光施設や工場などが続々と再開を果たしている。一方で、震災前に戻るまでの課題も多い。  いわき市のスパリゾートハワイアンズは1日、震災から約200日ぶりに一部で営業を再開した。ハワイアンズがモデルの映画「フラガー...[記事全文

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子どもの関心高まる 指導基準なく教育現場苦悩

 県内の児童・生徒の間で放射線問題に対する関心が高まっている。夏休みの自由研究で取り上げるケースが目立ったり、課外活動で研究する例もある。  「原発事故前のような生活に早く戻ってほしいと思いながら研究をした」。福島市の松川小2年の錫谷(すずたに)智君...[記事全文

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県内6地点でプルトニウム 原発敷地外で初

 9月30日には文部科学省が、東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられる放射性物質のプルトニウムが双葉町、浪江町、飯舘村の計6地点から検出されたと発表した。国の調査で、事故が原因とみられるプルトニウムが原発敷地外で検出されたのは初めて。  プルト...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

66%市内外で再始動 南相馬の商工会加盟事業所

 南相馬市で各地区の商工会などに加盟する事業所は約3500件。このうち、66%が市内外で事業を再開している。全域が警戒区域の小高区では小高商工会に加盟する179事業所のうち、区域外で27%が再開した。  市は事業再開に向けて、国や県の融資制度や支援事...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

原因究明不十分 東電の社内事故調報告書案

 2日に東電の社内事故調査委員会による報告書案が判明、東京電力福島第一原発事故で、過酷事故などへの対応を定めた「運転操作手順書」が役に立たなかったことが明らかになった。非常用ディーゼル発電機などが動くことを前提としていたが全て動かず、事故対応に生かせ...[記事全文

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【警戒区域一時帰宅】 2巡目スタート マイカー使用も可能に

車両と持ち出した荷物のスクリーニングを受ける一時帰宅者の車=9月19日
 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は7日までに、一巡目と二巡目合わせて対象9市町村の2万3210世帯4万1078人が古里に戻った。  二巡目の一時帰宅は9月19日から始まった。マイカーの使用が認められるようになり、ある程...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

いつか戻る市民のために 古里復興のグループ設立 南相馬市原町区「サイヤ」店長 西野貴守さん

古里の復興への思いを語る西野さん
 「いつか戻ってくる人たちを温かく迎え入れる土壌をつくりたい」。緊急時避難準備区域が解除された南相馬市原町区の青果食品マート「サイヤ」店長の西野貴守さん(28)は古里への思いを口にする。  震災後、家族で北海道に避難した。3月下旬には原町区に戻り、家...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

町民5200人いまだ避難 帰宅進まぬ広野町

 町民約5200人がいまだ避難している広野町。いわき市中央台の仮設住宅から家の様子を見に来た同町折木の主婦松本ヒデ子さん(68)は「(緊急時避難準備区域が)解除になって、みんなが戻ってくるならよかったんだけれど...」と町民がいない住宅地で寂しそうな...[記事全文

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全村帰還揺れる心 放射線対策職場の確保 川内村民、不安や要望

帰還に向けて開かれた川内村の説明会=7日、郡山市・ビッグパレットふくしま
 緊急時避難準備区域の解除を受け、6、7の両日、川内村と郡山市で開かれた説明会。出席者からは放射線に対する不安や職場の確保などに関する意見や要望が相次いだ。  村は来年3月までの全村帰還を目指している。来年4月から役場機能や教育施設、診療所を再開させ...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

警戒区域解除検討 「ステップ2」達成後

 警戒区域は原発事故収束の工程表の「ステップ2」達成後、見直しが検討される見通し。計画的避難区域は除染による放射線量の低減状況を見ながら判断するが、現段階で解除の見通しは立っていない。伊達市などにある特定避難勧奨地点は放射線量の推移を踏まえ、見直しを...[記事全文

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原町 小中学校の除染加速

緊急時避難準備区域の解除を受け、校庭の表土除去などの除染作業が行われている南相馬市原町区の原町一小=8日
 緊急時避難準備区域が解除された南相馬市原町区では、小中学校の再開に向け除染作業が加速している。多くの学校で校庭の表土入れ替えや通学路の洗浄などが行われている。  市は解除を見据え、学校など公共施設を優先とした除染計画を策定。8、9の両月を「市除染強...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

【避難準備区域解除】放射線量どう低減 教育、医療、生活基盤課題は山積

 緊急時避難準備区域が解除された南相馬、田村、川内、楢葉、広野の5市町村がまとめた住民の帰還時期と復旧計画の概要は【表】の通り。  田村市は学校や公共施設、通学路などの除染や復旧を来年3月末までに完了することを目指す。今後は住民向け説明会やアンケート...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

保管場所満杯 がれき、汚泥処分手詰まり

行き場のないままとなっているがれきの山=南相馬市原町区の仮置き場
 県内のがれき、汚泥の最終処分はほとんど進まず、がれきの仮置き場や汚泥の保管場所が満杯になりつつある。早急な処理が求められるが、処分場周辺の住民は放射性物質に汚染された廃棄物に拒否反応を示し、手詰まり状態が続いている。  県内で発生したがれき約340...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

計画的避難区域の飯舘村 独自に除染計画策定

政府の原子力対策本部の柳沢光美本部長に除染計画を手渡す菅野典雄村長(左)
 計画的避難区域に指定されて全村避難している飯舘村は、1日でも早く古里に戻るため、独自に村内の国有林に放射性廃棄物を仮置きする除染計画を策定した。仮置きは1カ所で、50~60ヘクタールを予定している。  費用は放射性物質の管理に1362億円、除染は田...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

除染へ市町村始動 ほぼ全世帯対象に実施 福島市が計画

 福島市は市内全域の約11万世帯を対象とした除染計画をまとめた。除染した放射性物質を含む全世帯分の土を仮置きする場所は確保できないとして、民家分は敷地内に埋めて保管するよう求めた。市内の約6割を占める山林や農地は対象から外された。  当初発表した計画...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

月内にも民家対策着手 特定避難勧奨地点抱える 伊達市

山林の除染実験で表土を取り除き、放射線量を測る作業員=5日、伊達市保原町
 特定避難勧奨地点を抱え、市内全域で除染を目指している伊達市は今月中にも民家の除染に着手する。宅地除染は特定避難勧奨地点など比較的線量が高い世帯を優先的に行い、当初は約150軒での実施を予定。市内霊山町や月舘町などの集会所や運動場などの公共施設の除染...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

仮置き場候補地選定の本宮市 住民反対相次ぐ 再検討迫られ、頭抱える

除染土の仮置き場設置に反対意見が相次いだ住民説明会=9月27日、本宮市・サンライズもとみや
 本宮市は通学路の除染に向けて市有地2カ所を仮置き場の候補地に選んだが、9月27、30の両日に候補地周辺の住民対象に開いた説明会では、参加者から反対意見が相次いだ。  「小学校、中学校から近過ぎる」「新たな風評被害が発生してしまう」「なぜこの地域だけ...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

県が整備費全額補助

 県は仮置き場を市町村が整備する際、費用を原則として全額補助する制度を今月中にも創設する。林野庁が認める方針となった国有林への設置費用も補助対象とする方向だ。  遮水シートの設置、放射線が漏れるのを防ぐ大型のテント倉庫とコンクリート壁の整備のほか、用...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

林野庁国有林使用認める

 仮置き場について、林野庁は国有林の使用を認める方針を決め、飯舘村、二本松市と調整を進めている。田村市などからも相談があり、同庁は前向きに検討するとしている。  同庁は(1)平たんな用地が確保可能(2)下流域などの住民の理解が得られる(3)豪雨災害の...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

年間5ミリシーベルト未満の地域対象外に反発 国の責任で財政措置 細野原発相、知事に強調

 環境省は9月28日、福島市で市町村を対象にした除染説明会を開き、同省担当者が年間5ミリシーベルト未満の地域は財政支援の対象外とする方針を示した。しかし、県や市町村からは反発が相次いだ。  2日、佐藤雄平知事と会談した細野豪志環境相兼原発事故担当相は...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

汚染土 除染へ市町村始動 仮置き場どこに 中間貯蔵施設は

細野氏に国の責任で除染するよう求める佐藤知事(右)=2日、県庁
 東京電力福島第一原発事故に伴う除染作業で出る放射性物質が付着した土壌の仮置き場について、政府は年間被ばく線量が20ミリシーベルト以下の地域は市町村内に設けるよう求めている。ただ、中間貯蔵施設の方向性は明確にされず、市町村では仮置き場の設置について住...[記事全文

カテゴリー:震災から7カ月

【大津波警報】避難指示届かず 拡声器海側向き

いわき市、体制見直しへ 海側(右側)を向く拡声器=いわき市沿岸部  3月11日の東日本大震災による大津波警報発令後、いわき市が防災無線で行った沿岸部への避難指示は拡声器が破損していたり、海側に向いていたりしたため住民に十分届いていなかったことが市や住...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 従業員と共に再起 楢葉から避難、いわきで開店 なじみ客と再会、笑顔

オープンした店で客と談笑する片野さん(右)
■美容室「Regalo」片野智美さん  いわき市平字新田前に8日、美容室「Regalo(レガロ)」がオープンした。東京電力福島第一原発事故の影響で営業停止を余儀なくされた楢葉町、大熊町、浪江町、富岡町の5店舗のスタッフが集っての再出発だ。楢葉町に住ん...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

海岸堤防は7.2メートル、8.7メートルに 100年に一度の津波に備え

 東日本大震災を受けて県が検討してきた海岸堤防高の原案が7日判明した。県内沿岸部を14地域の海岸に分類。100年に一度程度の比較的頻繁に起きる規模の津波に備え、地域ごとに堤防の高さを7.2メートル、8.7メートルの2種類に設定。堤防高は震災前より1....[記事全文

県が海岸堤防整備方針を正式決定

【写真】津波で壊れた堤防。周辺では仮堤防の建設工事が進む=8日、南相馬市原町区
 県は8日、東日本大震災を受けて新たに整備する沿岸の海岸堤防を震災前より1・0~2・5メートル高い7・2メートル、8・7メートルとする方針を正式決定した。  本県沿岸部は最大20メートル級の津波が襲ったとされ、県の整備方針に沿岸部の住民から「これで大...[記事全文

【県内3セク観光施設苦境】風評で客激減 自治体に頼るしか...

学生ら団体客のキャンセルが相次ぎ閑散としたロビー=7日、棚倉町・ルネサンス棚倉
 東京電力福島第一原発事故を受け、自治体や第3セクターの公社などが運営する観光施設などが苦境に立たされている。矢祭町のユーパル矢祭は風評被害で客入りが激減し、町が1800万円を補填(ほてん)した。棚倉町のルネサンス棚倉も金融機関からの資金借り入れが膨...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 困難抱え 店再開 津波で息子犠牲 「前向きに」切り盛り

「前向きに仕事をしなければ」と語る浜名さん
■南相馬でカラオケ店経営 浜名紀雄さん  「1人息子は津波に奪われた。でも、われわれ事業者が頑張らないと復興できないから」。南相馬市原町区でカラオケ店「カラオケベスト10」を営む同市鹿島区の浜名紀雄さん(68)は肉親を失ったつらさを振り払うように連日...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【県議選告示まで1カ月】避難者の所在確認困難 不在者投票用紙、郵送遅れ懸念

県議選の実施について質問が相次いだ県議会総務委
 東日本大震災の影響で延期された県議選は11月10日の告示まで約1カ月後に迫った。県選管委は県内外に避難した有権者の所在確認を急ぐ一方、投開票事務の円滑な実施に向け検討を急いでいる。しかし、6日に開かれた県議会総務委では、自主避難者の把握や不在者投票...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

風評被害と移転企業も対象 債権買い取り 14日に新機構準備会設置

 県内企業の「二重ローン」対策として県と中小企業庁が設立する新機構について、県は東京電力福島第一原発事故で風評被害を受けた製造業や観光業、避難区域指定で移転した中小企業などを債権買い取りの対象に加える方針を固めた。新機構は東日本大震災の被災3県ごとに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ほぼ全世帯を除染 福島市が計画を修正 国の支援など不透明

福島市が民家の除染の支援対象拡大を示した災害対策本部会議
 福島市内約11万全世帯の除染計画を示しながら費用負担対象を放射線量の比較的高い世帯のみとしていた市は6日、市内ほぼ全世帯の屋根と雨どいを業者委託で除染する方向で対象を拡大した。危険な屋根の除染を行政主導で行うよう求める市民の声や、国の財政支援の方針...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【子どものガラスバッジ調査】健康対策 示されず 市町村任せに疑問の声

配られたガラスバッジを確かめる児童=5日、郡山市の富田東小
 外部被ばく量を測定する個人積算線量計(ガラスバッジ)の子どもらへの配布をめぐり、県民や市町村がどう健康対策に生かすか困惑している。伊達市は結果に福島医大の教授の所見を添付したが、今後の生活に対する指示はない。川俣町は今のところ、数値を通知するのみに...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 恩返しのタスキリレー 苦難越え力走

県大会の大舞台で力走した磯部中
【県中学駅伝出場 磯部(相馬)特設部】  5日に西郷村で開かれた県中学校体育大会駅伝競走に被災地から出場した相馬市の磯部中は、33位だったもののベストタイムをマークする力走を見せた。練習を見守ってくれた周囲の思いを心の支えに、全員でタスキをつないだ。...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

健健康対策指示なし 子どものガラスバッジ結果通知

配られたガラスバッジを確かめる児童=5日、郡山市の富田東小
 外部被ばく量を測定する個人積算線量計(ガラスバッジ)の子どもらへの配布をめぐり、県民や市町村がどう健康対策に生かすか困惑している。伊達市は結果に福島医大の教授の所見を添付したが、今後の生活に対する指示はない。川俣町は今のところ、数値を通知するのみに...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故