東日本大震災

2011年10月アーカイブ

野口英世アフリカ賞受賞者、来県へ 「絆の精神で支える」 

記念館内を見学するウェレ博士(右)
 政府初の医学賞「野口英世アフリカ賞」の初代受賞者の一人で、ケニア国家エイズ管理委員会委員長のミリアム・ウェレ博士が5日、本県入りし、猪苗代町の野口英世記念館を訪れた。ウェレ博士は「福島は第2の故郷。津波や原発事故と困難が続くが、県民が元気になるよう...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

玄米の本調査開始 重点区域の二本松 

二本松産の新米をゲルマニウム半導体検出器に入れる県職員
 県は5日、県内産一般米の予備調査で1検体から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)と同じ値が検出され、重点調査区域に指定した二本松市の玄米の本調査を開始した。初回分は5検体で、6日に結果を発表する。本調査対象の288検体の検査は来週半...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

山林で除染実験 空間線量落ち葉除去で低減も

落ち葉や表土を除去し空間線量を測る作業員
 市内全域の除染を目指す伊達市は5日、市内の山林で除染実験を行った。針葉樹林と広葉樹林では空間放射線量の低減に差があるなどの結果が出た。  実験は市内保原町の針葉樹林と市内霊山町の広葉樹林で実施。針葉樹林は表土の落ち葉を除去すると1、2割ほど線量が低...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

「松明あかし」、南会津から支援 住民らカヤ刈り取り 

須賀川支援のためカヤを刈り取った住民
 日本三大火祭りの一つで、11月12日に行われる須賀川市の松明(たいまつ)あかしでカヤが不足していることを受け、南会津町青柳地区の住民は2日、地区周辺でカヤ刈りをした。  南会津から協力できることを考え、カヤの提供を申し入れた。カヤのサンプル調査で、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【原発事故後の学校放射線教育】どう教えれば... 指導基準に苦慮 飯舘は全小中で導入へ

川俣中の校舎を間借りして授業を受ける飯舘村から避難している小学生。中学校も含めて村の全校で放射線教育が導入される=4日
 学習指導要領の改定で今年度から中学3年理科で放射線が取り上げられることや放射線教育の在り方をめぐり、学校関係者に戸惑いが広がっている。東京電力福島第一原発事故で状況が一変。生徒の放射線への関心が高まる中、「どこまで教えればいいのか」と悩みを抱える。...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 国家はいつも生きている人間の顔が見えない 怒りの声を発信

原発事故後のブログを本にした佐々木孝さんと妻美子さん
 南相馬市原町区の元大学教授佐々木孝さん(72)は原発事故後も、認知症の妻美子さん(68)を介護して自宅にとどまることを選択し、発信し続けたブログをまとめた「原発禍を生きる」(論創社)をこのほど出版した。「国家はいつも生きている人間の顔が見えない」と...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

医療体制の構築に県が助成 避難準備区域の解除地域

 県は東京電力福島第一原発事故による緊急時避難準備区域解除地域の医療体制を早急に再構築するため、医師・看護師の増員や被災した関係施設改修への財政支援をする。国から新たに交付される120億円の地域医療再生基金を直接活用し約20億円を充てる。医療機関の運...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

国が汚泥処理、観光振興を 会津総合開発協が首相に要望

 会津総合開発協議会を構成する会津地方17市町村の首長と議会議長は4日、野田佳彦首相と官邸で面会し、放射性物質を含む汚泥などの処理や観光振興を国の責任で進めるよう求めた。  協議会長の室井照平会津若松市長が野田首相に要望書を手渡し、「東京電力福島第...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

288検体の採取始まる 一般米重点調査区域の二本松

 県内産一般米の放射性物質の予備調査で1検体から食品の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)と同じ値が検出され、重点調査区域に指定された二本松市で4日までに、本調査の288検体の採取が始まった。  検体は水田15ヘクタール当たり2地点を抽出し、収...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設施設が完成 全村避難、飯舘の事業所支援

仮設事業所の完成式に出席した関係者=相馬市
 独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が原発事故で全村避難となった飯舘村の事業所を支援するため相馬市、川俣町、福島市に建設した仮設施設5区画の完成式が4日、現地で行われた。同村の仮設事業所完成は初めて。  相馬市中村は2階建て延べ床面積約1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ひろの絆づくり支援センターが発足 いわき、町民同士が生活をサポート

支援センターの前でテープカットする山田町長(中央)、猪狩さん(左から2人目)ら
 東京電力福島第一原発事故の影響で避難生活を送る広野町民を、町民自身がサポートする「ひろの絆づくり支援センター」は3日、発足した。いわき市中央台高久の仮設住宅集会所で開所式を行った。  いわき市のNPO法人いわきNPOセンター(照井義勝理事長)が町...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染講習が始まる 郡山、応募者殺到

郡山市をトップに始まった安全な除染業務について学ぶ講習会
 県内の除染作業を適切かつ安全に行う知識と技術を学ぶ県主催の第一期除染業務講習会は4日、郡山市の県ハイテクプラザを皮切りにスタートした。11月2日まで郡山市や福島市、二本松市などで全5回開かれる。  県内で除染業務の需要が高まる中、安全な除染活動に...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

福島市渡利、小倉寺、南向台を指定せず 避難勧奨地点

 政府の原子力災害現地対策本部は4日までに福島市渡利、小倉寺、南向台の3地区を住民に自主的な避難を促す特定避難勧奨地点に指定しない方針を固めた。渡利、小倉寺両地区の住民へは8日の説明会で正式に伝える。南向台地区の説明会の日程は調整中。  8月に渡利、...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

18日から本格除染 福島市大波

 市内全域での除染を計画している福島市は18日から大波地区で本格的な除染を始める。12月下旬までに放射性物質を含む土を地区内に設けた仮置き場に搬入し、埋設する予定。  市が全額費用負担して実施する放射線量が毎時2・5マイクロシーベルト以上と、18歳...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

帰還へ空中線量を調査 川内

川内村で始まった各住宅のモニタリング調査
 緊急時避難準備区域が解除された川内村で4日、帰還に向け、全住宅の空中放射線量を調べるモニタリングが始まった。20日ごろまでに住宅のほか、商店、事業所など約900戸を調べる。  モニタリングは村職員と東京電力の放射線管理士ら3人ほどのグループで実施...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

小中学生らの年間予測値20ミリシーベルト未満 伊達市が分析

 伊達市が8月に配布した積算線量計(ガラスバッジ)1カ月分の分析結果がまとまり、4日までに対象の小中学生や就学前の子ども、妊産婦約8400人に結果を配布した。測定結果では1年間の予測値が年間20ミリシーベルト未満だった。  線量計は8600人に配布し...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【原発事故 自主避難も賠償】範囲、対象地域は 不満、不安消えず

県内の行政、各種団体が原発事故の賠償の完全実施を求めた総決起大会。自主避難者を含め、全県民を賠償対象とするよう要望した=9月2日、東京・永田町の憲政記念館
 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会は東京電力福島第一原発事故による自主避難を賠償対象に含めることで合意したが、賠償の範囲や対象地域は不透明なままだ。「生活費や交通費は賠償されるのか」「いくらもらえるんだ」。いまだ結論が出ない自主避難の賠償。自主避...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

5市町村の生活用水調査 避難準備解除で政府、今月開始

 政府は緊急時避難準備区域が解除された5市町村の対象区域で、今月から新たに飲用の井戸水など地下水4千カ所、飲料水や農業用水などの水源となる5河川19カ所の放射性物質と環境放射線のモニタリングを集中的に実施する。3日に発表した。生活する上で重要な水の安...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

個別補償申請3万7043件 本県、原発事故でコメ作付け不可影響

 コメや畑作農家を対象とした戸別所得補償制度で、申請期限の8月31日現在、本県農家の申請は3万7043件となり、前年度実績を2730件上回った。このうち、生産調整(減反)が条件のコメの所得補償交付金申請は3万3445件で、前年度実績より2880件増え...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 新入社員と復興の夢 原町のシマ商会、困難乗り越え大卒9人採用

会社での活躍を誓う入社内定者。中央は島社長
 自動車リサイクルの南相馬市原町区のシマ商会は3日、大卒9人の入社内定式を行った。東日本大震災と東京電力第一原発事故に見舞われ、同社の社屋は原発事故の警戒区域からわずか100メートル外側に。入社予定者5人のうち4人が辞退、社員も一時50人が避難したが...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

ガガさんに感謝状検討 県、本県支援の世界アピールで

 東京電力福島第一原発事故の風評被害に苦しむ本県への支援を世界中にアピールしたとして、県は3日までに米国の人気歌手レディー・ガガさんに感謝状を贈る方向で検討に入った。  ガガさんは6月に来日した際、復興チャリティーコンサートを本県で開く意向を示した。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

フラガールに観光長官表彰

溝畑長官から表彰を受けるフラガールのメンバー
 今年度の観光庁長官表彰式は3日、観光庁で行われ、いわき市の「フラガール」(スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム)など観光振興に貢献した7団体・個人をたたえた。  フラガールはダンシングチームの5人が出席し、リーダーのマルヒア由佳理さんが溝畑宏...[記事全文

インドのタタ・グループと協定 会津大、復興支援で

協定書を交わし、握手する角山理事長(右)と梶社長
 会津大は3日、ITサービス企業「タタ コンサルタンシー サービシズ ジャパン」(本社・横浜市、梶正彦社長)と復興支援のための協力協定を結んだ。同社は被災した会津大生向けに奨学金を創設する。  奨学金の支給額や対象人数などは協議中だが、年内には学生の...[記事全文

生産再開、来月出荷 アサヒビール福島工場

生産を再開したアサヒビール福島工場
 東日本大震災で被災し、操業を停止していた本宮市のアサヒビール福島工場は3日、生産を再開した。これにより国内9カ所の同社の工場が全て稼働した。11月下旬に出荷を始める予定。  再開したのは2系統ある製造ラインのうちの1系統。初日は従業員約120人が発...[記事全文

原町高、今月中旬に再開 福島のサテライト校は存続

 緊急時避難準備区域の解除を受け、県教委は3日までに南相馬市原町区の原町高を今月中旬に再開させる方向で調整に入った。  校庭の表土除去や側溝などの除染を進め、放射線量を低減させる。同校の生徒は389人で、このうち相馬市の相馬高のサテライト校に通う33...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

434台に大幅増 可搬型モニタリングポスト

 文部科学省は年度内に、県内の可搬型モニタリングポストを現在の20台から434台に大幅に増設する。  国の二次補正予算で予算化された。設置場所は県と協議中だが、リアルタイム放射線監視システムが設置される学校を除き、行政機関や公民館など公共施設に設ける...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

線量測定システム設置工事を一般公開 福島一小

福島一小で行われたシステムの設置工事
 文部科学省が県内小学校などに配備を進めているリアルタイム線量測定システムの設置工事が3日、福島市の福島一小で公開された。  同校敷地内に線量計やバッテリー、充電用太陽光パネルなどを備える機器を設置した。文科省は来週中にも小学校など600カ所への設置...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

いわきに放射線検査所 市民有志、来月下旬の開所目指す

 いわき市民有志は9日、いわき放射能市民測定室を設ける。東京電力福島第一原発事故による放射能汚染から、子どもをはじめとする市民を守るため、食品の放射性物質を市民が検査できる態勢を整える。  食品に含まれる放射性セシウムを検出できる機器を2台導入し、市...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【県内花卉にも原発事故の影】 花産地化 夢砕かれる 避難で休作、再生困難

休作で荒れた飯舘村のリンドウ畑
 東京電力福島第一原発事故は県が進める花卉(かき)の産地化にも深刻な影響を及ぼしている。計画的避難区域の飯舘村はリンドウを中心にした切り花産地として販売額が年間一億円を超えたが、全村避難で休作を余儀なくされた。警戒区域を抱える川内村でも同様の事態に直...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる ラーメンで本県復興支援 福島ブース設け 共同開発品販売

「ラーメンで福島を応援したい」と思いを語る大崎さん
 ■11月2日から「東京ラーメンショー」 坂下出身の大崎実行委員長  会津坂下町出身でラーメンデータバンク会長の大崎裕史さん(52)がラーメンを通して本県の復興を応援しようと情熱を注いでいる。11月に東京都で開催する「東京ラーメンショー2011」に福...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

知事が強く抗議 中間貯蔵施設の次官発言

 細野豪志環境相兼原発事故担当相との会談で佐藤雄平知事は、同省の南川秀樹事務次官が放射性物質の付着した廃棄物の中間貯蔵施設が県内に複数、必要になるとの方針を打ち出したことに強く抗議した。  佐藤知事は「県や市町村に説明がないまま、施設についてさまざま...[記事全文

「除染、国が取り組む」 細野原発相 5ミリシーベルト未満も含むと強調

細野環境相兼原発事故担当相(左)に要請書を手渡す佐藤知事
 県庁で2日、佐藤雄平知事と会談した細野豪志環境相兼原発事故担当相は「国が責任を持って除染する地域は(年間の追加被ばく線量が)1~5ミリシーベルトの地域も当然含まれる。国が財政的な措置、技術的な課題に取り組む」と強調した。  環境省が28日に福島市で...[記事全文

須賀川は立ち上がる 誓いのフォーラム 銀座でPR

須賀川市の被災状況と復興について語る橋本市長
 須賀川市の「須賀川フォーラムin銀座」は2日、東京・銀座の銀座紙パルプ会館で開かれた。行政と市内の経営者が首都圏に出向き、東日本大震災からの復興を目指す須賀川のたくましさと魅力をPRした。  市や須賀川商工会議所、須賀川ふるさと創生倶楽部などでつく...[記事全文

住民2000人通学路除染 郡山市喜久田町 汚泥など195トン埋設

汚泥や土砂が入った袋を埋設する関係者
 小中学校の通学路の放射線量低減を目指す大規模な除染作業が2日、郡山市喜久田町で行われた。  喜久田町区長会などが市の協力を得て実施し、住民約2000人が参加した。喜久田小、喜久田中の通学路のうち、多くの児童、生徒が通るコースを集中的に除染し、喜久田...[記事全文

「ドンワッセ」再生へ力強く いわき復興祭閉幕

いわきおどりでフィナーレを飾る参加者
 「がんばっぺ!いわき」をスローガンにした「いわき復興祭」は2日、いわき市の21世紀の森公園で2日間の日程を終え閉幕した。両日合わせて約10万5000人が訪れ、復興への誓いを新たにした。  最終日は特設ステージを中心にしたショーをはじめ、市内や双葉郡...[記事全文

小峰城跡の被害視察 保存管理計画策定委員会が初会合

小峰城の石垣崩落現場を視察する委員
 東日本大震災で石垣が大規模崩落した国史跡、小峰城跡(白河市)の整備や保存方針を定める「小峰城跡保存管理計画策定委員会」の初会合は1日、白河市立図書館で開かれた。  保存管理計画は石垣修復などの作業の指針で、今年度から25年度まで3年かけ策定する。協...[記事全文

全工場操業で調整 避難準備・警戒区域にまたがる楢葉町

 緊急時避難準備区域の解除に伴い、準備区域と警戒区域にまたがる楢葉町の楢葉南工業団地について、全ての工場が操業できる方向で政府と町が調整していることが分かった。  政府の原子力災害現地対策本部と町による協議が1日、同町の役場機能がある会津美里町本郷庁...[記事全文

【長沼 藤沼湖決壊】防災体制整わず マニュアルもなし

東日本大震災で決壊した藤沼湖(右上)。山際に沿って鉄砲水が流れた=8月28日
 東日本大震災で須賀川市長沼地区にあるかんがい用ダム「藤沼湖」が決壊して半年が過ぎた。約150万トンもの水が簀ノ子(すのこ)川沿岸に流れ込み、下流にある滝、北町両集落を襲った。7人の命を奪い、いまだ1人が行方不明だ。悲劇はなぜ起きたのか。防災体制はど...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 市場食堂で再出発 「戻れる日」信じ

支えてくれる仲間と談笑する坂脇さん夫妻(右の2人)
■津波被害の割烹旅館「文字島」 坂脇尚己さん・晴美さん夫妻(相馬)  東日本大震災の津波で相馬市岩子の自宅と割烹(かっぽう)旅館を失った坂脇尚己さん(44)晴美さん(36)夫妻は市内の相馬総合地方卸売市場で市場食堂の運営に汗を流す。「周りの人の支えが...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【避難準備区域解除】除染、雇用、生活は 「若い人たち帰ってこない」、「国が面倒なくしたいだけ」

 緊急時避難準備区域が約5カ月ぶりに解除された30日、区域が設定されていた広野、楢葉、川内、南相馬、田村の5市町村の住民の帰還に向けた動きは鈍かった。除染や医療、雇用の確保など、住民が避難前の生活を取り戻すには解決すべき課題が山積する。解除された区域...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

避難準備区域を解除 政府と県 除染計画策定を指導

 政府は30日、東京電力福島第一原発から半径20キロ~30キロ圏内の5市町村に設定した緊急時避難準備区域を一斉に解除した。避難区域の縮小は5カ月ぶり。政府と県は3日から職員や除染の専門家を各市町村に派遣し、除染計画の策定を指導するなどして住民帰還への...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染、雇用、生活は 帰還へ課題山積

 緊急時避難準備区域が約5カ月ぶりに解除された30日、区域が設定されていた広野、楢葉、川内、南相馬、田村の5市町村の住民の帰還に向けた動きは鈍かった。除染や医療、雇用の確保など、住民が避難前の生活を取り戻すには解決すべき課題が山積する。解除された区域...[記事全文

知事、環境省に抗議 南川事務次官の中間貯蔵施設発言で

 環境省の南川秀樹事務次官が28日来県した際、県内に複数の中間貯蔵施設を設ける必要があるとの見通しを示したことに対し、佐藤雄平知事は30日までに、環境省に抗議した。清水議員の質問に佐藤知事が答えた。  佐藤知事は「環境省から県や市町村に(中間貯蔵施設...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

原町火発 平成25年夏までに復旧 東北電力社長が見通し

震災直後の原町火力発電所1号機建屋の1階内部(上)と現在の内部(下)=東北電力提供
 東北電力の海輪誠社長は30日、仙台市の本店で記者会見し、東日本大震災で被害を受け運転を停止している南相馬市の原町火力発電所(1、2号機、出力計200万キロワット)について平成25年夏までに復旧させる考えを示した。  原町火力発電所の復旧見通しが示さ...[記事全文

県財政調整基金と減債基金 「残高ゼロ」 大震災と原発事故で

 県の貯金に当たる財政調整基金と減債基金が東日本大震災と東電福島第一原発事故の影響で底をつき、今後、県単独事業を行うなど基金を取り崩した柔軟な対応ができない状況となっている。村田文雄総務部長が清水議員の質問に答えた。  財政調整基金は昭和39年度、減...[記事全文

リステル猪苗代の避難所閉鎖 双葉町民、白河市や郡山市へ転居

避難所の天野正篤自治会長(左)に見送られる蜂須賀勝さん=30日午後、福島県猪苗代町
 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故により、避難を余儀なくされた双葉町民が二次避難所として利用していた猪苗代町のホテルリステル猪苗代内の避難所は30日、閉鎖となった。同ホテルは震災以降、4月4日から双葉町民らの受け入れを開始し、ピーク時は806人...[記事全文

年5ミリシーベルト未満も支援対象 除染費用全て国負担に 県内首長「当然だ」

 細野豪志環境相兼原発事故担当相が年間の追加被ばく量が5ミリシーベルト未満の地域でも国の財政支援の対象となるとの認識を示したことに対し、県内の首長からは「当然だ」と国に全額負担を求める声が相次いだ。  29日に県市長会長として抗議文を提出した福島市の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

県内6地点でプルトニウム原発敷地外で初

 文部科学省は30日、東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられる放射性物質のプルトニウム(238、239+240)が双葉町、浪江町、飯舘村の計6地点から検出されたと発表した。国の調査で、事故が原因とみられるプルトニウムが原発敷地外で検出されたのは...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 少しでも長く仲間と戦いたい 小高から転入相馬移住決まる 決意胸に全会津大会へ

大切な仲間と一日でも長くプレーできることを願う芹香さん(前列中央)
■喜多方一中バスケ部2年の渡部芹香さん 耶麻大会を突破  痛む右足を引きずりながら、「背番号8」が懸命にコートを駆け回った。喜多方市の喜多方一中バスケットボール部2年渡部芹香さん(13)は27、28の両日、耶麻管内中学校新人総合体育大会に出場した。「...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる