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6%「PTSD」か 福大調査震災影響で症状 県内特別支援学校

 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で、県内の特別支援学校の小中学生1176人の6%に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を示唆する症状がみられることが19日、福島大人間発達文化学類の松崎博文教授(障害児教育)の調査で分かった。

 松崎教授の研究チームは、6月に県内全23校で実施したアンケートの結果をまとめた。調査によると、再び怖い体験をするのではと不安に思う児童生徒は小学部で6・7%、中学部で6・8%と高かった。時間が経過しても突然記憶がよみがえるフラッシュバックや不眠は、年少ほど多かったという。

 松崎教授は19日に記者会見し、「障害のある子は敏感でPTSDなどの反応が出る傾向がある。年齢の低い子どもの心のケアが必要だ」と指摘した。

 高等部の生徒については923人の約1%が、震災前と比べ無口で引きこもりがちになるなどの変化がみられるという。

 県内外の別の学校に移ったり、間借り先で授業を受けたりした児童生徒は、全体(約2100人)の1割弱に当たる193人。このうち、県外に避難したのは約100人だった。

 避難先で必要とされたのは主に学習支援や勉強の相手、相談相手が挙げられ、一番困っている点は「外遊びができない」「施設設備の不足」が多かった。

カテゴリー:福島第一原発事故

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