東日本大震災

2011年11月アーカイブ

【伊達2地区のコメ出荷停止】 揺らぐ県産ブランド 農家に落胆、苦悩 応えるすべ見いだせず

直売所から引き取ったコメを手にする農家の女性
 福島市大波地区に続き、伊達市のコメからも基準値を超える放射性セシウムが検出され、県内の動揺は29日、さらに広がった。地元の農家は落胆し、会津地方の生産者は県産ブランド全体への影響を懸念する。県は全戸検査の拡大に踏み切ったが、対応の遅さに批判が集まる...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【立地の遺伝子8】 地域振興支えたが 事故の大きさに絶句

全国で初めて開かれた原発設置の公聴会。県内外の大きな注目を集めた=昭和48年9月、福島市
 3月11日。元参院議員、佐藤静雄(80)=福島市=は東京で開かれた退職公務員連盟の会合を終え、JR東北新幹線に乗っていた。福島駅のホームに降りた瞬間、足元が波打った。ひっくり返り、起き上がることができなかった。揺れが収まるまでの5分間が異様なまでに...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

野菜と果実は基準値下回る 放射性物質検査結果

 県は29日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。18市町村の15品目35点を調べ、放射性セシウムは全て検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。  放射性ヨウ素は全ての検体で検出下限値未満だ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

今を生きる 母を迎えに 古里の病院から喜多方へ避難 離れ離れで心配...一安心

佐原病院の職員に感謝の言葉を述べる小林さん(右端)
■原町の小林さん  「長い間、本当にお世話になりました」。29日、喜多方市の佐原病院を訪れた南相馬市原町区の小林昌雄さん(76)は職員に深々と頭を下げた。4月中旬から入院していた母チヨ子さん(96)をようやく迎えにくることができた。  震災時、チヨ子...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

全額東電請求へ調査 福島市の放射線対策費や損害

 福島市は29日、東京電力福島第一原発事故に伴い市が負担した放射線対策費や損害を東電に全額請求するための調査に入った。12月末までに予算が確定した分を来年2月に請求する予定。  市は原発事故に起因した事業費や、使用料などの減収による損害を全て賠償請求...[記事全文

除染モデル事業 富岡町民に説明 郡山

 環境省福島除染推進チームと富岡町は29日、郡山市のビッグパレットふくしまで町内2カ所で国が実施する除染モデル事業の住民説明会を開き、理解と協力を求めた。  モデル事業が行われる夜の森公園と富岡二中周辺の住民ら約300人が出席した。遠藤勝也町長、高山...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

最大は原町の高倉で5.2マイクロシーベルト メッシュ調査まとめ

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は29日、8月から9月にかけて行った放射線量の第2回メッシュ調査のまとめを発表した。2776地点を調査し、最大値は南相馬市原町区高倉の毎時5・2マイクロシーベルトだった。  4月に1回目の調査をした177...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

モデル地区で本格除染 原町線量低下へ年内作業

 日本原子力研究開発機構は29日、国の除染モデル事業が行われている南相馬市原町区高倉のハートランドはらまちで、本格的な除染作業を開始した。  約4ヘクタールのモデル地区ではこれまで、空間放射線量の測定などが行われてきた。機構が開発した「除染効果評価シ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

3児童福祉施設園庭 1マイクロシーベルト以上 モニタリング結果

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は29日、児童福祉施設などの放射線モニタリング結果(速報)を発表した。国が定める園庭の空間線量率の目安となる毎時1マイクロシーベルト以上となったのは福島市の中央児童相談所と女性のための相談支援センター、二...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

【立地の遺伝子7】高給の仕事、視察旅行 活況が「不信」消す

福島第二原発が建設される前の現地は海岸沿いに断崖が続いた(東京電力提供)
「東電に口を利いてくれないか」  昭和45年春から東京電力福島第二原発の用地買収が始まった。現地で交渉に関わった元県職員、小林輝男(85)=福島市=は、地権者会から、住民の仕事探しを頼まれる機会が徐々に増えたことを覚えている。  既に第一原発の建設工...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

冬に備え除雪機 美里の楢葉町仮設住宅で

除雪機の操作を学ぶ草野町長(右から2人目)。左端は渡部町長
 会津美里町は小型除雪機5台を購入し、町内の楢葉町仮設住宅に配備した。配置式が28日、現地で行われ、会津美里町の渡部英敏町長が楢葉町の草野孝町長に灯油券と合わせて引き渡した。  会津美里町の楢葉町仮設住宅では178世帯473人が避難生活を送っている。...[記事全文

伊達市のコメも基準超 福島市大波でも新たに4戸

 県は28日、伊達市の霊山町小国地区(旧小国村)の2戸、月舘町の一部(旧月舘町)の1戸のコメから国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。検出値は1キロ当たり580ベクレルから1050ベクレル。同市での...[記事全文

県民健康調査回収進まず 先行地区以外は15%

 東京電力福島第一原発事故による全県民の被ばく量を調べる「県民健康管理調査」で、一部の先行地区以外の問診票回収率は15%にとどまっている。県が28日の県議会政調会で明らかにした。原発事故から8カ月が経過し、当時の記憶が薄れつつあるのに加え、調査への関...[記事全文

1月から試験操業 県機船底曳網漁業組合連、相馬・新地沖で

 県機船底曳網漁業組合連合会(菊地勇会長)は魚介類のモニタリングで放射性物質が国の暫定基準値を大きく下回っている相馬・新地沖で、来年1月からの試験操業を開始する方針を決めた。28日、いわき市の県水産会館で開いた県漁連(野崎哲会長)の県漁協組合長会で了...[記事全文

家庭用コメ検査の予約開始 福島、初日から申し込み相次ぐ

家庭のコメの放射性物質検査を予約する市民
 福島市は28日、市民が家庭で食べるコメを対象とした放射性物質検査の予約受け付けを開始した。大波地区で生産されたコメから食品衛生法の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出されたこともあり、初日は334件の申し込みがあった。電話で予約した市民が次々と市...[記事全文

広野で減容実証試験始まる がれきをセラミック化

広野町のがれき置き場で設置作業が行われた減容装置
 がれきなどをセラミック化して体積を減らす減容装置の実証試験に向け、環境機器メーカーのオーデン(本社・東京都、遠藤清武社長=北塩原村出身)は28日、広野町の東京電力広野火力発電所南側にある町のがれき置き場で、装置の設置作業を始めた。同社は12月1日か...[記事全文

【問診票回収進まず】先行地区以外は15% 県民健康調査

返送していない問診票を見詰める鈴木さん=28日、福島市松川町の仮設住宅
 東京電力福島第一原発事故による全県民の被ばく量を調べる「県民健康管理調査」で、一部の先行地区以外の問診票回収率は15%にとどまっている。県が28日の県議会政調会で明らかにした。原発事故から8カ月が経過し、当時の記憶が薄れつつあるのに加え、調査への関...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる ピアノ練習諦めないで 避難の講師陣集う

高野さん(後列左端)と再会を喜ぶ生徒ら
■原町拠点に活動 タカノ楽器福島で再開  福島市のビルの一室で美しいピアノの音と指導する講師の優しい声が響く。タカノ楽器音楽普及室長の高野純(すみ)さん(36)は今月、市内太田町に「タカノ楽器福島おおたまちセンター」を開設。授業を本格的に再開した。 ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

身近な食の安全確認 作物スクリーニング始まる 質問に答え不安一掃 いわき

 いわき市は27日、市民が自宅などで消費する作物の巡回スクリーニングをスタートした。初日は市内川前町の川前活性化センターで実施し、大勢の市民が検査に訪れた。58世帯が合わせて101検体を持ち込んだが、高い汚染の疑いがある作物などはなかった。  同セン...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

イノシシなど基準値超える 野生鳥獣の放射性物質

 県は28日、イノシシなど野生鳥獣の放射性物質の検査結果を【表】の通り発表した。  イノシシなど野生鳥獣20点を調べ、二本松、須賀川、白河、相馬各市のイノシシ7点、西郷村のツキノワグマ1点、いわき市のヤマドリ1点で放射性セシウムが食品衛生法の暫定基準...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

玄米と土壌線量比較し関連探る 国見町など土採取

 国見町とJA伊達みらいは28日、町内11カ所のほ場で土壌サンプリング調査を行い、土を採取した。  県が9月下旬から10月上旬に調査したほ場で、玄米と土壌の放射線量を比べ、両者の関連を探るのが狙い。県の協力を得て、一ほ場当たり5地点で、15センチの深...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

ヨークベニマルと郡山市 設置へ協定締結 親子向け屋内複合施設 元気な遊びのひろば

 郡山市横塚一丁目に12月23日にオープンする東北最大規模の親子向け屋内複合施設「元気な遊びのひろば」の設置に関わる協定締結式は28日、市役所分庁舎で行われた。  施設を無料貸与するヨークベニマルを代表し大高善興社長と原正夫市長が協定書にサインした。...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

汚染廃棄物 路面材に 県が国と最終調整 再利用で円滑処理

 コンクリートのがれきなどの災害廃棄物や放射性物質による汚染廃棄物について、県は道路の路面材などに再利用できるよう国と最終調整に入っている。また、南相馬市など沿岸部の4市町は災害廃棄物の処理手続きについて国の代行制度の活用を検討している。県が政調会で...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

新除染技術デモ運転 電算制御ブルで表土除去 県内25の事業所参加

 郡山市の陰山建設が発起人となり県内の25事業所などが加盟して来年1月にも設立する「県住環境復興事業協同組合」は27日、郡山市でブルドーザーの表土除去デモ運転を実施した。  同組合は、中小企業が持つ各専門分野の知識と人材を結集させ、県民の住環境復興に...[記事全文

1035人一時帰宅 富岡

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は27日、富岡町で行われた。  450世帯、1035人が参加した。広野町中央体育館を中継基地に、全員が自家用車を使って帰宅した。区域内の空間放射線量は最大毎時11・20マイクロシーベルト...[記事全文

原発完全賠償へ 活動方針を変更 「ふくしま弁護団」

 ふくしま原発損害賠償弁護団(仮称)の発起人の斉藤正俊、渡辺真也両弁護士(県弁護士会郡山支部)はこのほど郡山市役所で記者会見し、今後の活動方針を語った。  原子力損害賠償紛争審査会の中間指針を超えた完全賠償を目指し、これまで1人の弁護士が個別に対応し...[記事全文

「緊急雇用創出」 県が69事業選定

 県は25日、緊急雇用創出基金事業「がんばろう福島の企業!産業復旧・復興事業」の選定事業(第6期分)69件を発表した。1139人が新規雇用される見通し。  選定事業所による被災者や求職者向けの合同企業説明会を県内4会場で開く。12月5日に郡山市の県農...[記事全文

福島医大生に研修内容紹介 県内16臨床病院

 県内16の臨床研修病院が福島医大生に研修内容を紹介する合同ガイダンスはこのほど福島市のウェディングエルティで開かれた。  県臨床研修病院ネットワークの主催。福島医大の5年生71人が参加した。福島医大医療人育成・支援センターの福島哲仁センター長があい...[記事全文

住民対話重視で除染を ICRP、現地意見交換会で提言

 東京電力福島第一原発事故の影響を受けた国際放射線防護委員会(ICRP)の現地意見交換会の最終日は27日、福島市の県庁で開かれ、政府と県への提言をまとめた。提言では、「汚染地域の除染や復興には住民との対話が重要」とし、専門家と行政、住民が一体となった...[記事全文

県、産業再生へ補助新設 70億円規模、医療福祉分野対象

 県は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの産業再生を目指し、来年度、医療福祉機器関連産業の振興に向けた総額70億円規模の補助制度を導入する方針を27日までに固めた。医療用ロボットなどの研究開発に1件当たり最大1億円程度を助成する。国が創設する...[記事全文

2500人復興へ一丸 郡山で市民総決起大会

JR郡山駅前に約2500人が集い復興を誓った総決起大会
 「築こう元気な"こおりやま"」を合言葉にした郡山市の東日本大震災復興市民総決起大会は27日、市内の郡山駅西口駅前広場で開かれた。305団体、約2500人が鉢巻き姿で復興へ向けて一丸となることを誓った。  郡山商工会議所などでつくる実行委員会の主催。...[記事全文

南相馬の再興考える シンポジウムで意見、提言

南相馬市の復興に向けて提言を出し合ったシンポジウム
 南相馬市復興シンポジウムは27日、市民文化会館で開かれ、参加者が東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの市の復興について考えた。  桜井勝延市長が「市民に安心を届けるため全力で除染に取り組む」とあいさつした後、市復興市民会議委員長を務める山川充...[記事全文

【放射性物質簡易検査】予約殺到、順番いつ 食の安全関心高く

簡易型の食品の放射性物質測定器で検査する市職員=福島市・放射線モニタリングセンター
■測定器の早期充実 課題  食の安心のため、県内の自治体などが進めている簡易放射性物質測定器による検査が新たな課題に直面している。予約が殺到している都市部では、検査までの時間がかかり、現状では保存可能な食品しか受け付けられない状況だ。消費者に正確な情...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

【立地の遺伝子6】住民反対で難航 「恐ろしい」地元に不安

 福島市の元県職員、小林輝男(85)の自宅居間に1枚の感謝状が飾られている。  「あなたは地権者の要望をよく理解され、達成のために協力されました。立場を離れた人間相互の信頼が全ての問題解決の原点であることを知りました」。贈り主は富岡楢葉原発地権者連合...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 元気になる絵描き続ける 自宅失い喪失感...「使命」と奮起

震災後初の個展を開いている峰丘さん
■いわきの画家・峰丘さん 震災後初の個展  「みんなが元気になるような絵をたくさん描く。それが自分の使命だ」。いわき市を代表する画家で、東日本大震災で自宅を失った峰丘さん(63)の震災後初の個展が26日、平字堂根町のギャラリー界隈で始まった。  峰さ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

シイタケ、ナメコ検出下限値未満

 県は26日、菌床シイタケ(施設)2点と菌床ナメコ(施設)7点の計9点の放射性物質検査の結果を発表した。菌床シイタケ(施設)は福島、中島両市村の各1点、菌床ナメコ(施設)は福島市の1点、伊達市の6点を調べ、放射性セシウムと放射性ヨウ素は全て検出下限値...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

8月以降の検査で最高値 県、あすにも立ち入り調査 田村で出荷牛肉448ベクレル 基準は下回る

 田村市の農家から出荷され、茨城県で食肉処理された牛肉一頭から一キロ当たり放射性セシウム448ベクレルが検出された。食品衛生法の暫定基準値(一キロ当たり500ベクレル)を下回ったが、県の検査態勢が整って以降の牛肉の検査では最高値となった。県が26日発...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染の「手引」要約パンフ作製 県、写真付きで説明

 県は26日までに生活空間の放射線量低減の手引を要約したパンフレット20万部を作製した。新たに一般住宅の屋根、壁、庭などの除染の仕方を写真付きで細かく説明している。  一般住宅の屋根の除染作業は脚立で届く範囲にとどめ、落ち葉やコケを取り除く方法を紹介...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大熊で一時帰宅

 東京電力福島第一原発から半径20キロ圏内の警戒区域への一時帰宅は26日、大熊町で行われ、243世帯562人が参加した。  区域内の空間放射線量は最大毎時64・0マイクロシーベルト、個人の積算放射線量は1~109マイクロシーベルトだった。  車4台の...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

自主避難家族の帰宅時 温泉宿泊費を一部補助 福島市、1月中旬から

 福島市は市外に自主避難する家族が地元に戻るきっかけにしようと来年1月中旬から飯坂、土湯、高湯の3温泉地の旅館への宿泊費の一部を補助する。  未就学児のいる家族を対象に1泊5千円を補助する。保護者は2人まで、未就学児のきょうだいも中学生以下まで補助対...[記事全文

大波の妊婦ら被ばく調査 28日から福島市

 福島市は県労働保健センターの協力を受け、28日から大波地区の妊婦と0~3歳児の母親を対象とした内部被ばく検査を開始する。市が購入する車載型のホールボディーカウンターの納入予定が来年2月末のため、センターの機材を使い、市内で比較的放射線量の高い地域を...[記事全文

ホールボディーカウンター導入の本宮市 検査結果、その場で説明 内部被ばく検査 本紙記者体験レポート

 24日の記者会見で、高松義行本宮市長はホールボディーカウンターの運用について説明した。検査結果判明後、その場で放射線技師と看護師から数値の説明を受けられる。  市内の四歳以上の未就学児(約900人)と妊婦(約130人)を優先的に検査する。次に小学生...[記事全文

渡利700戸年度内除染 福島市12月議会 提出議案説明で市長 来月中に土仮置き場確保

 福島市は大波地区からスタートさせた全市を対象とした除染で、渡利地区の約700戸でも今年度内に除染作業に入る。25日に市役所で行われた12月定例議会への提出議案説明の中で瀬戸孝則市長が方針を示した。  市は大波地区の全戸で除染を進めており、渡利地区で...[記事全文

宅地除染150世帯分追加 イノシシ捕獲助成 伊達市議会提出議案 

 24日に開かれた伊達市の定例記者会見で、仁志田昇司市長は12月定例議会に提出する放射能対策事業費などを含む22億2210万千円の一般会計補正予算など18議案を発表した。放射線対策事業費は15億2千万円で比較的線量の高い地域の宅地除染費として約150...[記事全文

県が全袋検査を続行 福島の大波産米

 コメの出荷停止指示を受けている福島市大波地区で新たに5戸の農家から食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は26日も全戸を対象としたコメの全袋検査を続行した。  1キロ当たり最大1270ベクレ...[記事全文

物流網再構築など提案 若松市が独自の復興方針

 福島県会津若松市は25日までに東日本大震災からの独自の復興方針をまとめた。今回の震災で被害が少なく、日本海側からのルートも確保できる会津の地理的優位性などを示して交通・物流網の再構築などを提案、会津地方からの本県復興を促している。  復興方針は市民...[記事全文

双葉郡から避難1万9950人 いわき市、受け入れ限界

首長らが課題を述べ合った意見交換会
 福島県いわき市と双葉郡8町村の首長による意見交換会は25日、市文化センターで開かれ、双葉郡からの避難者数が1万9950人に上ることが報告された。  11月7日現在の市町村別のいわき市への避難者数は【表】の通り。双葉郡以外の自治体を含めると2万892...[記事全文

再生エネ、廃炉産業育成 県の復興事業案

 福島県は今後10年の避難区域の復興事業として、双葉地方で再生可能エネルギーや廃炉の関連産業の育成、福島医大と地域の医療機関の連携強化、モニタリングポスト増設などに取り組み、住民の帰還を支援する。25日に福島市の杉妻会館で開かれた県復興計画検討委員会...[記事全文

特定避難勧奨33地点を追加 新たに富成地区(保原)指定

 政府の原子力災害現地対策本部は25日、東京電力福島第一原発事故に伴い局地的に放射線量が高い特定避難勧奨地点に新たに、福島県伊達市の13地点(15世帯)と南相馬市の20地点(22世帯)の計33地点(37世帯)を追加指定した。このうち、伊達市保原町富成...[記事全文

複数農家で基準超 福島市大波地区の生産米

 コメの出荷停止指示を受けている福島市大波地区で全154戸の全袋検査を実施している福島県は25日、新たに5戸の計103袋から国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。検出値は1キロ当たり540ベクレルか...[記事全文

【立地の遺伝子5】用地買収に実動部隊 公社、県出向者が大半

 県の災害対策本部が置かれた県自治会館には連日、国や県、東京電力などの関係者が慌ただしく出入りする。会館には県の外郭団体や、手狭な県庁から移った部署が間借りしている。6階の一室に置かれた県土地開発公社の事務室。常勤の役職員が3人いるだけで、災害対策本...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【「逃げろ」命守った判断】 学校の津波対応 「運が良かっただけ...」 間一髪、課題残す

津波で破損した久之浜第一幼稚園=4月10日
 東日本大震災で県内の沿岸部の学校が津波に襲われた。地震発生が金曜日の午後2時46分という時間帯で、学校に残っていた子どもたちも多かった。本県では津波による学校での犠牲者は1人もいなかったが、当時、未曽有の震災と津波に学校関係者はどう対応したのか、避...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・検証

今を生きる 前を向く この店で

真剣なまなざしで仕込みに臨む松崎さん
■日本料理「和伊んや」松崎達哉さん  富岡町で日本料理店「和伊(わい)んや」を開いていた松崎達哉さん(40)は27日、避難先の郡山市で郡山安積店を開店する。一時は県外に避難したが、県内で店を再開したいと、郡山市に戻り、再出発を決めた。富岡町民との再会...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【立地の遺伝子4】増設、大丈夫か 安全の誓いむなしく

陸揚げされる福島第一原発1号機の原子炉。昭和46年3月に営業運転を開始した
 「原発は県土開発促進に大きな力を加える。誠に喜びに堪えない。一層、建設事業に協力してまいりたい」。昭和39年12月8日、定例県議会初日の本会議。知事木村守江は東京電力が正式に発表した福島第一原発の建設計画を報告した。  前知事佐藤善一郎の急逝を受け...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

今を生きる 苦難克服 夢へ一歩 ダブル合格

検定合格と進路決定を喜ぶ西田さん(中央)と小野寺校長(左)、藤田教諭
■双葉翔陽高3年 西田千尋さん  双葉翔陽高3年、西田千尋さん(17)は全国商業高等学校協会(全商)情報処理検定1級を取得し、郡山女子大短期大学部幼児教育学科に合格した。富岡町から郡山市への避難生活を乗り越えての目標達成に、「周囲の支えのおかげで頑張...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

【特定避難勧奨地点追加】対応遅くあきれ顔 「今更言われても」 子ども、既に自主避難

これまで自主的に行った表土入れ替えや除染などの伝票や写真を保存している菅野さん=25日、伊達市保原町富成地区の自宅
 県内初の特定避難勧奨地点が伊達市で指定されてから約5カ月。伊達、南相馬両市で33地点(37世帯)がようやく追加指定を受けた25日、住民からは政府の対応の遅さに不満の声が上がった。 ■除染済み  「今更地区内で追加すると言われても、うちの指定は難しい...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

複数農家で基準超 福島市大波地区の生産米

 コメの出荷停止指示を受けている福島市大波地区で全154戸の全袋検査を実施している福島県は25日、新たに5戸の計103袋から国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。検出値は1キロ当たり540ベクレルか...[記事全文

特定避難勧奨33地点を追加 新たに富成地区(保原)指定

 政府の原子力災害現地対策本部は25日、東京電力福島第一原発事故に伴い局地的に放射線量が高い特定避難勧奨地点に新たに、福島県伊達市の13地点(15世帯)と南相馬市の20地点(22世帯)の計33地点(37世帯)を追加指定した。このうち、伊達市保原町富成...[記事全文

本宮導入のホールボディーカウンター 1日から内部被ばく検査

 本宮市は12月1日から市独自で導入したホールボディーカウンターで市民の内部被ばく検査を始める。近隣の大玉村の村民も利用できる。24日、高松義行市長が記者会見し、発表した。  ホールボディーカウンターは、市内の市民元気いきいき応援プラザ「えぽか」に...[記事全文

県内318児童施設モニタリング開始 政府の対策本部など

 政府の原子力災害現地対策本部と県災害対策本部は24日、県内の児童福祉施設318施設を対象とした空間線量モニタリング調査を始めた。警戒区域と計画的避難区域を除く県内の児童館や児童センター、放課後児童クラブなどの児童福祉施設が対象で3回目の調査となる。...[記事全文

ふるさと絆情報ステーション ダイユーエイト福島黒岩店に開設 きょう

 県は25日、東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の影響で民間借り上げ住宅に入居している避難者を対象とした「ふるさと絆情報ステーション」を福島市のダイユーエイト福島黒岩店に開設する。郡山市のヨークベニマル富久山店に次いで県内2番目。年内に県内各地に...[記事全文

建造物除染など20件の民間技術 県が選定

 民間から除染技術を公募していた県は24日、実地試験を行う技術として20件を選定したと発表した。今月下旬から応募者に実地試験をしてもらい、県が効果を測定する。来年1月に県ホームページで公表し、県内自治体や個人に参考にしてもらう。  今月4日から17...[記事全文

相談、債権、再生の3体制 29日開設、103カ所に事務所 県産業復興相談センター

 県産業振興センターは29日、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被害を受けた中小企業の債権買い取りに関する相談、再生支援を担う「県産業復興相談センター」を福島市に開設する。商工会議所、商工会など103カ所に地域事務所も設ける。30日から相談を受...[記事全文

15万2945人、県内外避難や転居 17日現在

 東日本大震災復興対策本部は24日、震災による避難・転居者が17日現在で32万8903人になったと発表した。  これまで把握しきれなかった福島、岩手、宮城3県で仮設住宅や公営住宅に転居した人の数を初めて確認できたため、前回調査(2日現在)の7万156...[記事全文

【立地の遺伝子3】建設へ知事画策 政治生命懸けたが...

 東京電力福島第一原発事故をめぐるニュースが連日、続く。福島市の元県職員(85)は秘書として身近で仕えた知事、佐藤善一郎の最期を思い浮かべた。  「亡くなる直前まで原発を気に掛けていた。知事の悲願だった。なぜ、こんなことが起きてしまったのか」。原発...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【県内の研修医内定者大幅減】へき地医療に影響も 原発事故で敬遠続く

カテーテル挿入を学ぶ研修医たち=福島市、大原綜合病院
 来年度から県内16の指定病院で臨床研修を受ける新人医師の内定者数が大きく減ったことで、病院関係者は対応に苦慮している。学生や保護者が東京電力福島第一原発事故の影響を心配しているためとみられるが、病院側は効果的な打開策が打ち出せずにいる。福島医大では...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 浪江の「絆」確かめよう 1月15日に若松で集い

会津若松なみえ会への参加を呼び掛ける準備会のメンバー
■4家族が準備会「励まし合おう」  原発事故で浪江町を離れ、会津若松市の民間借り上げ住宅に暮らす町民らが、来年1月15日に同市生涯学習総合センター(會津稽古堂)で「会津若松なみえ会」を開く。見知らぬ街での民間住宅暮らしは、仮設住宅と違って知り合いと会...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

事業者に年内概算払い 年末の資金繰り支援

 東京電力は福島第一原発事故の賠償金支払いで、避難区域の法人と個人事業主に対し、賠償金の一部を支払う「概算払い」を年内に実施する。年明けに予定している2回目の本払い(9~11月分)を実質前倒しし、事業者の年末の資金繰りを支援する。概算払いの金額は全体...[記事全文

基金創設、全県民賠償 知事表明、経産相受け入れ姿勢

 佐藤雄平知事は24日、経済産業省で枝野幸男経産相と面会し、原子力損害賠償紛争審査会の指針に含まれない県民の損害に対し、「県原子力被害応急対策基金」を創設して対応する意向を伝えた。枝野経産相は基金創設を受け入れる姿勢を示した。  佐藤知事は全県民の精...[記事全文

18歳以下の医療費無料化を 知事要望、首相「検討指示」

佐藤雄平知事(左)から要望書を受け取る野田首相=24日午前、首相官邸
 佐藤知事は官邸で野田佳彦首相と面会し、18歳以下の県民の医療費無料化を求めた。首相は「課題は多いが健康管理が最優先だ。関係閣僚に検討を指示したい」と応じた。  面会後、佐藤知事は「(首相の発言に)期待している。早期に実現してほしい」と述べた。  損...[記事全文

自家製野菜の放射性物質検査

住民が持ち込んだ井戸水を放射線測定する県職員ら
■県消費生活センターに依頼100件 自家製野菜の放射性物質検査 県消費生活センターに依頼100件 県消費生活センターは24日、放射能簡易分析装置による食品の検査を始めた。  家庭菜園で育てた野菜、自宅で食べる山菜やキノコ、井戸水などを対象に、県が放射...[記事全文

南相馬で追加指定 避難勧奨地点きょうにも

 政府の原子力災害現地対策本部は南相馬市の特定避難勧奨地点を追加指定する。少なくとも十数地点になる見込み。25日にも伊達市の追加指定分と合わせて地点数を公表する。伊達市の追加も十数地点になる見込み。  同本部は9月上旬、南相馬市鹿島区の上栃窪と橲原、...[記事全文

「会津は安全」47% 県など東京でアンケート

 県などが10月に東京・新宿で開いた「会津秋の大収穫祭」の来場者アンケート(145人回答)で、原発事故による放射能の影響については、ほぼ2人に1人が「(会津は)原発から離れているので安全」と答えた。一方で、10人に1人は「福島県内は放射能量が高いので...[記事全文

面的除染スタート 福島・大波でモデル事業

福島市大波地区の水田で除染前の空間放射線量を測定する作業員
 県は24日、福島市大波地区で住宅や農地、森林などを一体的に除染する「面的除染」のモデル事業をスタートさせた。  対象地域は大波小の北側約10ヘクタールで、民家や果樹園、田んぼ、集会所、山林などがある。効果的で効率的な除染方法を検証し、結果を基に市町...[記事全文

福島大に推薦合格 双葉高サテライトの脇坂さん、津田さん

合格を喜び合う脇坂さん(左)と津田さん
 福島大行政政策学類の推薦入試1の合格者が24日、発表され、福島市で避難生活を送る双葉高3年の脇坂由莉絵さん(18)と津田綾子さん(18)が合格した。2人は「東日本大震災の前から目標にしていた大学。双葉地方の復興の担い手になりたい」と喜びを胸に誓った...[記事全文

除染に向け実証実験 福島市でJA新ふくしま

ナシの樹皮を水で高圧洗浄する職員
 福島市のJA新ふくしまは23日、東京電力福島第一原発事故による放射性物質で汚染された果樹園の除染に向け、市内北沢又などの畑で実証実験を行った。JA新ふくしまや市農政部の職員ら約120人が参加。リンゴ、モモ、ナシの樹皮を水で高圧洗浄して削り落とす作業...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

楢葉町の災害対策本部 本郷庁舎から一部移動 総務、情報班など

 楢葉町は会津美里町本郷庁舎に設置していた町災害対策本部の機能を一部を除き、24日から会津美里町本郷道上一の元建設会社の空きビルに移す。23日、電話工事などが行われ町職員らが荷物を移動させた。  楢葉町は町内の除染やインフラの整備計画を策定し帰還に向...[記事全文

樹皮の除染実験 実証事業の事前調査 原町

高圧放水でバーク除染実験をする担当者=南相馬市原町区
 土壌処理のネオナイト(本社・松江市)が日本原子力研究開発機構の委託を受けた除染技術実証事業の事前調査は23日、南相馬市原町区の千葉製材所(千葉喜之助代表)で始まった。除染剤「ネオナイト」を使って木材のバーク(樹皮)の除染効果を実証し、来年2月までの...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

月舘町相葭地区 吸引器使い除染 伊達市が実験

大型吸引器を使って落ち葉などを除去する作業員=伊達市月舘町
 伊達市は23日、一部が避難勧奨地点に指定されている市内月舘町相葭(あいよし)地区で大型吸引器などを使い、落ち葉を取り除く除染実験を行った。  市の担当者と除染作業を担う市内の建設業者や放射線関係の専門業者アトックスなどが参加した。大型吸引器は100...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

仮設住宅内を巡回 楢葉の消防団員 美里で自主防衛隊

 会津美里町の仮設住宅に避難している楢葉町の消防団員らが自主防衛消防隊をつくった。22日、初めての活動となる夜間巡回パトロールを仮設住宅敷地内で行った。  現役消防団員や消防団OBら13人で構成し、遠藤正二隊長(54)の下、機械班、警戒班、救護誘導班...[記事全文

保安院 湯ノ岳断層を調査 「原発への影響少ない」

ずれが見つかった断層を調べる保安院の職員ら=23日午後1時30分ごろ、いわき市常磐藤原町
 原子力安全・保安院は23日、福島第一原発の南方約50キロにあり、東京電力が活断層と認めたいわき市の湯ノ岳断層の現地調査を行った。保安院は「断層が福島の原発にもたらす影響は少ない」とした上で、断層が動いた年代などを詳細に調べる方針を示した。  調査に...[記事全文

【立地の遺伝子2】経営陣と二人三脚 国策 郷里で実現へ

 「天野先生以外に誰の後援会長も引き受けるつもりはない」。昭和47年春、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた衆院議員天野光晴(旧本県1区)の在京後援会の総会。初代会長を務める東京電力会長、木川田一隆は言い切った。  木川田は天野の選挙区内...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

【許容値超の放射性物質】堆肥の山行き場なし 循環型農業が危機 農家に新たな難題

所有する牧草地に仮置きした堆肥を見つめる渡辺さん=本宮市
 県内の酪農、畜産農家が生産する堆肥が行き場を失っている。敷地内には堆肥が山積みになり、処理のめどは立っていない。県の検査で半数を超える検体から暫定許容値を超える放射性セシウムが検出されたためだ。流通が制限された上、有機農家を中心に県内産堆肥を敬遠す...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 復興への思い響かせる 日本太鼓コンクール最高賞

全国の舞台で活躍したメンバーら
■シニアうねめ太鼓クラブ紅寿組(郡山)  郡山市の熟年世代でつくる「シニアうねめ太鼓クラブ紅寿(もみじ)組」は20日、石川県輪島市で開かれた第8回日本太鼓シニアコンクールに本県代表として出場し、最高賞の特別賞に輝いた。東日本大震災や東京電力福島第一原...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

いわき支店開設へ あぶくま信金、総代会で決議

 あぶくま信用金庫(本部・南相馬市)はいわき市全域に営業範囲を拡大し、平にいわき支店を開設する。22日、南相馬市原町区の同金庫本部で開いた臨時総代会で定款変更の議案を決議した。  東京電力福島第一原発事故で20キロ圏内が警戒区域に指定され、14店舗の...[記事全文

県内居住者把握に苦慮 福医大 住民票が県外のケース 調査問診票の送付申し込み今月末締め切り

 東京電力福島第一原発事故を受け、県が進めている県民健康管理調査で、調査を担当している福島医大は住民票を県外に置いたまま県内に滞在していた人の把握に苦慮している。調査問診票の送付申し込みは今月末が締め切りとなる。同大は「連絡先が分からないので申し込み...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

被災16社仮設施設に入居 いわき四倉中核工業団地 中小機構の第1次貸与

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で操業停止を余儀なくされた事業所が入居する仮設施設が22日までに、いわき市のいわき四倉中核工業団地の空き分譲地に完成した。第一次分の18社のうち16社への施設と鍵の引き渡しが同日、同工業団地内で行われた。年度内...[記事全文

【立地の遺伝子1】「東電誘致 生きる糧」 天野氏の夢今は幻

 木枯らしが舞う中に、子どもたちの姿はない。例年であれば、寒さを気に掛けない元気な声が響く。福島市郊外にある保育所「さゆりこども園」。今は東京電力福島第一原発事故による放射性物質を考慮し、屋外活動を控えている。  県内外に自主避難する園児の家族が相次...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・福島と原発

大波地区への謝罪など求める 東電に福島市

 福島市は22日、東京電力に対し、大波地区の住民と生産者への謝罪と生産者への謝罪と地区産米の全量買い上げ、損害賠償を求める緊急要望書を提出した。  損害賠償では、出荷制限や風評被害で生じた損害、生産者が受けた精神的苦痛などへの賠償を求めた。  瀬戸孝...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

面的除染 24日大波で開始 県が正式決定

 県が一定面積の地域で実施する「面的除染モデル事業」は24日、福島市の大波地区で始まることが正式に決まった。  公募した事業者に委託し、滝ノ入、小滝ノ入、大滝地区の住宅や道路、農地、森林、学校などを含む約10ヘクタールで効果的な除染の手法などを研究す...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

玄関前線量が除染後7割減 大波の6戸

 福島市は22日までに、10月に除染を始めた大波地区で作業を完了した6戸のモニタリング結果をまとめた。玄関前高さ1センチで除染前に平均毎時2・3マイクロシーベルトだったが除染後は0・6マイクロシーベルトと約7割低減した。  他の地点は、砂利の庭が毎時...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

除染などの雇用効果を試算へ 県の原子力部長会議

 県は22日、県庁で原子力関係部長会議を開き、県内原発の廃炉に向けた課題を洗い出した。原発に代わる双葉地方の新たな産業として除染作業や廃炉作業などを例に挙げ、今後、雇用の創出効果を試算することにした。次回会議で県復興計画に盛り込む原発廃炉についての具...[記事全文

いわき市が検査体制を強化 測定器5台増、巡回へ

 いわき市は今年度内に農作物の放射性物質の測定器を1台から6台に増やし、検査体制を強化する。22日、発表した。  自家消費用の作物については、市内全域を巡回してスクリーニングを実施する。事前申請は不要で、1人当たり1品目まで。データは持参者に報告し、...[記事全文

自家用コメの線量検査 福島市が28日から予約受け付け

 福島市は大波地区のコメの出荷停止指示を受け、市民が自家消費用に食べるコメの放射性物質検査を実施する。28日から予約を受け付ける。  市が14日に開所した放射線モニタリングセンターは、野菜やコメの検査を依頼する市民が殺到。22日午後4時現在、1137...[記事全文

【ホールボディーカウンター県内導入】被ばく検査 順番いつ 機器高額、国支援なし

専門家から内部被ばく検査の結果について説明を受ける受診者(左)=21日、いわき市
 ホールボディーカウンターを独自に導入し、住民の内部被ばく線量の検査に乗りだす市町村が増えている。安全安心を求める住民の期待に応えるのが狙いだが、1日に検査できる人数は限られ、来年導入する郡山市では全市民の検査を終えるのに11年もかかる計算だ。機器を...[記事全文

カテゴリー:3.11大震災・断面

今を生きる 鳥羽一郎さんと夢の共演 のど自慢で「夫婦絆」熱唱 再発売のきっかけに

「夫婦絆」を熱唱する平さん(右)と京子さん。左が鳥羽さん
■鹿島区の仮設住宅 漁師・平仁一さん  南相馬市鹿島区の西町第二仮設住宅の漁師、平仁一さん(56)が9月の「NHKのど自慢」で歌ったことがきっかけで、演歌歌手鳥羽一郎さんの「夫婦絆(めおときずな)」が再発売され、ヒットしている。平さんは22日、鳥羽さ...[記事全文

カテゴリー:連載・今を生きる

白河、二本松、本宮、棚倉産 基準超え出荷自粛要請 干しシイタケ

 県は22日、白河、二本松、本宮、棚倉の四市町で産出されたシイタケで作った干しシイタケから食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたとして、出荷を自粛するよう関係団体などに要請した。  検査は4市町を含む1...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

野菜と果実基準下回る 放射性物質検査

 県は22日、野菜と果実の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。12市町村の21品目40点を調べ、全て放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。  放射性ヨウ素は全ての検体で検出下限値未満だ...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

大豆28点基準内 放射性物質検査

 県は22日、穀類の放射性物質検査の結果を【表】の通り発表した。8市町村の大豆28点を調べ、全て放射性セシウムは検出下限値未満か食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を下回った。放射性ヨウ素は全て検出下限値未満だった。  今回調査した8...[記事全文

カテゴリー:福島第一原発事故

114号国道全面通行止め 来月6日から冬季の事故防止 浪江の昼曽根

 県警は東京電力福島第一原発から半径20キロ地点となる浪江町昼曽根地区の114号国道を12月6日から全面通行止めにする。22日、発表した。  避難者の一時帰宅の際の立ち入り経路ではなく、冬期間は凍結して重大事故の発生が予想されるため。公益目的で許可を...[記事全文