東日本大震災

「連載・今を生きる」アーカイブ

  • Check

今を生きる 復興への思い響かせる 日本太鼓コンクール最高賞

全国の舞台で活躍したメンバーら

■シニアうねめ太鼓クラブ紅寿組(郡山)
 郡山市の熟年世代でつくる「シニアうねめ太鼓クラブ紅寿(もみじ)組」は20日、石川県輪島市で開かれた第8回日本太鼓シニアコンクールに本県代表として出場し、最高賞の特別賞に輝いた。東日本大震災や東京電力福島第一原発事故からの復興に懸ける強い思いをオリジナル曲「鼓郷(こきょう)」に乗せて表現した。
 「震災や原発事故を理由に(出場を)諦めたくない」。初出場となった前回も特別賞を受けた。震災で練習場所が使えなくなり退部者も出たが、出場の意志は揺るがなかった。小松義明会長(77)は郷土への思いを込め、自然の力強さと命の鼓動を表現した「鼓郷」を作曲した。地元の公民館が再開した6月から練習を重ねた。
 コンクールにはシニアうねめ太鼓クラブの13人を含め全国の30団体が出場した。東北からの出場は同クラブだけで、全国の仲間から「震災で大変だったね」「心に響く演奏だった」など温かい言葉が寄せられ、聴衆からは大きな拍手が送られた。
 「みんなの気持ちに感動させられた大会だった」と小松会長は振り返る。12月には新部員の入部審査がある。「たくさんの仲間と一緒に元気を発信していきたい」と話している。

カテゴリー:連載・今を生きる

「連載・今を生きる」の最新記事

>> 一覧

東日本大震災の最新記事

>> 一覧