東日本大震災

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保安院 湯ノ岳断層を調査 「原発への影響少ない」

ずれが見つかった断層を調べる保安院の職員ら=23日午後1時30分ごろ、いわき市常磐藤原町

 原子力安全・保安院は23日、福島第一原発の南方約50キロにあり、東京電力が活断層と認めたいわき市の湯ノ岳断層の現地調査を行った。保安院は「断層が福島の原発にもたらす影響は少ない」とした上で、断層が動いた年代などを詳細に調べる方針を示した。
 調査に訪れたのは保安院の関係者と地震や防災の専門家ら。東電が断層周辺で実施したボーリングで得た地層のサンプルを調査した後、地層のずれが確認された現場を視察。約50センチのずれの痕跡が見られる断層面で、東電の担当者から説明を受けながら地層の状態を確かめた。
 保安院原子力発電安全審査課耐震安全審査室の小林勝室長は「断層が仮に動いたとしても、福島のサイトに対する影響はほとんどない」と述べた。
 湯ノ岳断層は東電の調査で、活断層かどうかの判断基準となる12万~13万年前以降に活動したとみられる地層のずれが見つかっていた。

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