東日本大震災

  • Check

福島大に推薦合格 双葉高サテライトの脇坂さん、津田さん

合格を喜び合う脇坂さん(左)と津田さん

 福島大行政政策学類の推薦入試1の合格者が24日、発表され、福島市で避難生活を送る双葉高3年の脇坂由莉絵さん(18)と津田綾子さん(18)が合格した。2人は「東日本大震災の前から目標にしていた大学。双葉地方の復興の担い手になりたい」と喜びを胸に誓った。

 震災前、脇坂さんは大熊町、津田さんは浪江町で生活していた。東京電力福島第一原発事故でそれぞれ福島市に避難。転学する同級生もいたが「2年間一緒に過ごした仲間と頑張る」とサテライト校がある福島南高へ通学を決めた。

 同高に通う双葉高3年生はわずか21人。生徒数が少なく、2年生で履修していた世界史を選択できないなど厳しい学習環境だった。しかし、2人は「震災で苦しむ古里のため役立ちたい」と強い思いを持ち、互いに励まし合い目標を達成した。

 それぞれの古里について脇坂さんは「穏やかで優しい人が多い」、津田さんは「自然豊かで人が温かい街」と懐かしむ。2人は「街づくりや政策を学び、昔のような古里を取り戻し発展に貢献する」と声をそろえた。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧