東日本大震災

  • Check

面的除染スタート 福島・大波でモデル事業

福島市大波地区の水田で除染前の空間放射線量を測定する作業員

 県は24日、福島市大波地区で住宅や農地、森林などを一体的に除染する「面的除染」のモデル事業をスタートさせた。

 対象地域は大波小の北側約10ヘクタールで、民家や果樹園、田んぼ、集会所、山林などがある。効果的で効率的な除染方法を検証し、結果を基に市町村を指導するための手引書を作る。

 初日は県の委託業者が除染前の空間放射線量のモニタリング調査を実施した。線量は宅地が2メートル四方ごとに約3000地点、宅地以外は10メートル四方ごとに約1000地点をそれぞれ調べる。

 今月末までに線量測定を終え、12月から除染作業に移る。住宅では屋根の高圧洗浄、山林では枝打ち、腐葉土の除去、表皮の剥ぎ取り、農地ではゼオライト散布や上層と下層の土の入れ替えなどを予定している。除染の結果は2月をめどに公表する。

東日本大震災の最新記事

>> 一覧